気づいたら水槽に、下記のような、

小さい貝がいたことはありませんか?

スネール

 

この貝はスネールという巻き貝の一種ですが、

熱帯魚を飼っている方が

このスネールにすごく苦しめられています。

 

『スネール』と総称されているものは、

レッドラムズホーン、モノアラガイ、

イシマキガイ、サカマキガイ、カワコザラガイ

などがあります。

 

これらの貝類は、

『水槽のゴキブリ』とも言われ、その繁殖力

も実に半端ないので、厄介者あつかいされて

いますね(汗)

 

この貝は放置すると

気持ち悪いほど増えてしまうこともあるので

早め対策をとるようにしましょう。

 

今回はスネールについてのご説明と

対策の方法についてご紹介していきますので

是非参考にしてみてくださいね。

 

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スネールを駆除するのにおすすめな薬は?

スネールを駆除するのには

薬品を使用するのがおすすめです。

 

他にも対策の方法はありますが

まずはおすすめの薬品から紹介していきますね。

 

1.水草その前に

最初にご紹介するのは

水草その前に」という商品です。

 

こちらは水草表面の残留農薬や

付着している貝の卵などを落としてくれます。

 

他にも腐敗菌などの汚れなども落としてくれるので

病気の予防にも!

 

ただ、場合によってはウィローモスやアナカリスの

水草の葉を溶かしてしまうこともあるようです。

 

苔類のなどの水草には長時間のつけ置きは

しないように注意してくださいね。

 

2.貝とーる

次にご紹介するのは「GEX 貝とーる」です。

 

巻貝が好む原料を数種類、組み合わせることで

誘引性を発揮し、水槽内の貝が集まってきます。

 

日本貝類学会でも発表されるほどの仕組みなので

実験も何度も行っている実績があります。


巻貝が泳げずに這って移動するという習性を生かした

二重ヒダ構造になっています。

 

貝の移動距離を伸ばすことで

「貝とーる」内での滞在時間を長くし、

捕獲能力を高めます。

 

あとは集めた巻貝の本体を開け、取り除いて

薬の素を入れれば繰り返し使用できますよ。

 

直接触るのが苦手な方は

ゴム手袋をして行うことをおすすめします。

 

3.ヒルプラナリアハンター

 

最後にご紹介するのは水草トリートメント

としても使用できる、

ヒルプラナリアハンター』です。

 

水草を水槽に入れる前に

残留農薬などの有害物質を除去することで

付着生物やスネールなどの貝の卵も除去

できます。

 

通販で買われた水草や

野外から採取した水草に最適ですよ。

 

ヒル、ヒドラ、ミズミミズ、プラナリア、

スネール、また、それらの卵類も・・

すべて除去してくれるので、その後

安心して水草を入れる事ができますょ。

 

ウイローモスなどの水草にも使えますが、

少し特殊な水草の場合は、念のため、

濃度を薄めてお試し下さいとの事でした。

 

(使い方)

150cほどのお水に、付属のスプーン大盛り

1杯(約1.5g)を投入し、その中に水草を

20分ほど漬け置きします。

 

粉は、少し多めに入れてしまっても

問題ありません。

 

その理由として、

『ヒルプラナリアハンター』は、

天然素材100%!有害なものは全く含まれ

ていないので、シュリンプや熱帯魚の水槽

にも安心して使う事ができるからです。

 

一度使われた方は、リピーターされている

方もいるほど、人気です。

そのまま、水槽に投入する事も可能!

ラムズやタニシなどの貝類は、

水槽から、いちど隔離する必要がありますが、

エビや、メダカなどの小魚、そして水草などは

そのまま水槽に入れた状態でも、駆除が可能!

なのも嬉しいですね。

 

もともと、シュリンプ用に開発された、お薬

なので、薬の投入時に、シュリンプ等、生体

に少しくらい、お薬がかかっても、悪い影響

でないと言う事でした。

 

ホームセンターなどで購入した水草は

輸入品が多く、たくさんの農薬が使われて

いることがあるので、生物の影響もエビ

などは入れた数分後に動かなくなります。

 

このような、効果絶大の薬品を使って

スネールの繁殖の予防と同時に

生体をお迎えする前に、水槽内の環境を

整えておきましょう。

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スネールを駆除するのにおすすめな魚は?

スネールの駆除に役立つ薬品の他に

スネールを食べてくれる生き物を

一緒に飼育することもおすすめです。

 

簡単で有効な方法ですし、

水槽内も賑やかになりますよね。

 

ですが、場合によっては飼える環境が異なりますので

そちらも踏まえて生き物を見つける参考になればと思います!

 

チェリー・バルブ

チェリーバルブ

 

最初におすすめするのは「チェリー・バルブ」です。

 

こちらの魚は水槽に発生するスネール類を

食べてくれます!

 

ただ、少し乱暴な性格をしていて

自分より小さいエビや他の魚の稚魚を

食べてしまうこともあるんだそうです。

 

確かに見た目も赤っぽくて

凶暴なイメージしますね。

 

食欲も旺盛でウィローモスなどの

苔類をいれてあげると喜びます。

 

スネールを駆除してくれるので

人気が高い魚ですよ。

 

オトシンクルス

オトシンクルス

 

スネールの駆除にはオトシンクルス

おすすめですよ。

 

見た目がドジョウみたいでかわいいですよね。

 

オトシンクルスは本来、

藻類なども食べてくれる種類です。

 

すごく水槽を綺麗にしてくれる熱帯魚なのですが

オトシンクルスが食べてくれるのはスネールの卵だけ。

 

また、好んでスネールの卵を食べるわけではなく、

水槽のガラスをもぐもぐしていて、

たまたま口に入ったから

食べるという気まぐれな魚みたいです。

 

スネールが卵の状態で

増えてしまう前に効果的な魚ですね!

 

スネール繁殖予防のため

オトシンクルスを入れてみてもいいかもしれませんよ。

 

アベニーパファー

アベニーパファー」は

世界最小と言われているほど小さいフグの仲間です。

アベニーパファー

 

水槽の中でぷくぷく浮かんでいて

泳ぎ方もかわいいのが想像できますよね。

 

貝を良く好んで食べてくれるので

スネールの駆除に最適ですよ。

 

小さいフグであまり大きくないので

大きくて増えすぎてしまったスネールの駆除には

少し力不足かもしれません。

 

また、アベニーパファーは貝の他にエビも好みます。

 

一緒の水槽で飼育していたら

エビを餌と思って食べてしまうことも

あるそうなので注意が必要です。

 

スネールの駆除ができる魚も少ないですし、

見た目のかわいいので

ぜひアベニーパファーの飼育も検討してみてください。

 

アベニーパファーにおすすめな餌について

以下の関連記事でご紹介していますので、

こちらも合わせてご覧になってみてくださいね。

 

アノマロクロミス・トーマシー

巻き貝駆除の定番の魚といえば

アノマロクロミス・トーマシーです。

 

今回、ご紹介する生物の中では

最もスネールを食べてくれる魚

スネールがどんどん減っていくのが

実感できる魚のようです!

 

見た目はスマートなのに

大食いなのは意外ですよね。

 

どうしようも無いくらい

スネールが大量に増えてしまった場合に

トーマシーが大活躍してくれるみたいですよ!

 

価格も安く、小さなものは300円程度で

販売されていることもあるのだとか。

 

トーマシーは最大で8cmにもなるので

役目を終えたあとは水槽を圧迫してしまいます。

 

アベニーパファーと同じように

トーマシーもエビを食べてしまうので、

エビと一緒に飼育はおすすめできません。

 

大量のスネールにお困りの方に

おすすめな魚ですので、

ぜひ検討してみてくださいね。

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いかがでしたでしょうか?

 

スネールは放置していたらどんどん繁殖しますし、

何度も水槽を掃除しても解消されなくて

悩まされている方も多いかと思います。

 

今回の記事でスネールを駆除する

おすすめの薬品と魚を知っていただき、

参考にして頂けたら幸いです。

 

以上、『スネールを駆除する方法は?薬や魚のおすすめや卵をなくすには?』の記事でした。