ヤモリといえば、

家の壁に張り付いている姿が印象的ですよね。

 

トカゲとよく似たフォルムをしていますが、

指先の吸盤やぱっちりとした瞳が特徴的な、

可愛らしい爬虫類の生き物です。

 

そんなヤモリですが、『ペットとして飼いたい!

または『もうすでに飼育している』という方も中にはいるでしょう。

 

ヤモリは基本的に生きた虫を食べるので

虫が苦手だから飼うのは難しそう…』と

思っている方いるのではないでしょうか?

 

ですが、ヤモリの種類によっては虫以外の餌を食べるヤモリもいるんです。

 

そこで今回は、『ペットのヤモリに与える虫以外の餌について』を

メインに紹介していきます!

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ヤモリに虫以外の餌を与えてもいいの?

 

日本に野生として生息し、

身近である『ニホンヤモリ』

基本的に虫を食べる昆虫食の生き物です。

 

ですから、このニホンヤモリをペットにする場合にも

コオロギなどの虫を餌として与えるのが基本。

 

もし、ニホンヤモリに虫以外の餌を与える場合には

人工飼料、ピンクマウス、水分補給の役目を果たす

昆虫ゼリーなどが良いでしょう。

 

ですがニホンヤモリはペット化されていないヤモリですので、

虫以外の餌を食べてくれる可能性は

あまり高くはありません。

 

逆に、完全に人工飼料のみで飼育できるヤモリもいます。

 

『クレステッドゲッコー(オウカンミカドヤモリ)』

という種類のヤモリです。

らうーるさん(@raul0318)がシェアした投稿 –

このヤモリは虫以外にも果実も食べる雑食性である上、

専用の人工飼料も数多く販売されています。

 

『虫が苦手だけどヤモリをペットにしたい!』

『虫以外の餌を食べるヤモリが飼いたい!』という人には

おすすめなヤモリの種類ですよ。

 

 

 

ヤモリに虫以外の餌を与える時の量や頻度は?

 

ニホンヤモリに虫以外の餌を与える場合は、

基本的には虫で数回に一度だけそれ以外の餌を与える

という風にするといいでしょう。

 

グラステッドゲッコーはもちろん虫を与えることもできますが、

人工飼料のみで飼うこともできます。

 

その場合の頻度は、ベビーヤモリには

毎日一回食べるだけ与えて構いません。

 

成長していくにつれ徐々に餌の回数を減らしていき、

成体になってからは2、3日に一度まで減らしていきます。

 

一度に与える人工飼料の餌の量は、

ヤモリの頭と同じくらいの大きさが良いとされていますよ。

 

 

ヤモリに虫以外の餌を与える時の注意点は?

 

ニホンヤモリの場合、やはりペットとして

改良された種ではありませんから

必ずしも虫以外の餌を食べてくれるとは限りません。

 

それどころか、虫以外のものが

食べ物として認識してくれないことがほとんどです。

 

ですので、ニホンヤモリを飼う場合は

無理に虫以外の餌で飼おうとせず

生餌での飼育を基本としてください。

 

一方ペット向きであるクレステッドゲッコーの場合は、

虫以外の餌で、例えば人工飼料を口元に近づけることで

食べてくれることが多いですよ。

 

こういった人工飼料を与える際に

注意しなければいけないのが餌の傷みやすさです

 

人工飼料は粉に水を混ぜでペースト状にすることが多いですが

この状態の餌は腐りやすいので

食べ残しはすぐに取り除くようにしましょう。

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ヤモリの餌で虫以外のおすすめって?

ヤモリに与える虫以外の餌は、

先ほども挙げたように人工飼料、ピンクマウス、

昆虫ゼリーなどがあります。

 

ここからはヤモリにおすすめな虫以外の餌を3つ

ご紹介しますので参考にしてくださいね。

 

昆虫ゼリー

『昆虫ゼリー』の良いところは

ニホンヤモリの、水分補給用としても

活躍する点です。

 

※ただしニホンヤモリの中は

ペット化されていない生き物であるため、

全てのニホンヤモリがゼリーを食べるとは

限りません。

 

また、主食としてでなくおやつとして

与えたり、サプリメントをまぶして栄養を

補給することもできます。

 

カップごとに小分けにされていますので、

与える際も楽ちんですね。

専用フードその1

こちらは”REPASHY”から販売されている

『スーパーフード クレステッドゲッコー』です。

 

商品名の通り、グレステッドゲッコー

適した人工飼料です。

 

クレステッドゲッコー専用のフードですから、

安心して与えることができますね。

 

フードからはフルーツの甘い香りがして、

この匂いがヤモリの食欲をくすぐります。

 

水に溶かして与える、パウダータイプの

飼料ですから、長持ちしやすく管理が簡単

なのもおすすめ。

 

パウダーと水分の量の比率は

1:2が望ましく、

餌をヤモリに与えるときに、適量を水に

溶かし、ペーストにしてからあげてくださいね。

専用フードその2

こちらも”REPASHY”から販売されている

『スーパーフードGrubs’N’Fruits(グラブス・アンド・フルーツ)』です。

 

さきほど紹介した

『クレステッドゲッコー』

補助食として与えることがおすすめですよ。

 

パウダー状の人工飼料で、一見同じですが、

こちらの方が、昆虫成分を多く含んでいる

ため、摂取できる栄養素が異なります。

 

また、昆虫食のニホンヤモリにも与えること

ができ、ニホンヤモリにも適した虫以外の餌です。

 

虫以外のフードで、ニホンヤモリの飼育を

検討している人は、ぜひこちらの餌を試してみてくださいね。

 

グラステッドゲッコーの餌として

使用する場合は、先ほどのフードと交互に

与えたり、2種類を混ぜてあげることも可能ですよ。

 

さらには、産卵期のヤモリの

たんぱく質補給にも役立つ餌でもあります。

 

与え方は先ほどの人工飼料と同じで、

フードと水の割合を1:2で混ぜてくださいね。

 

やはりペースト状の物は傷みやすいので、

食べ残しはきちんと取り除いてあげましょう。

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ヤモリが虫以外の餌を食べない時の対処法は?

 

ニホンヤモリ、グラステッドゲッコーが

虫以外の餌を食べない場合は、

その餌を食べ物として認識していない場合があります。

 

コオロギやそのほかの虫を

普段からピンセットで与えているならば、

その要領で虫以外の餌

(主に人工飼料をペーストにしたものが良いです)も

ピンセットでつまみ、ヤモリの口元に近づけてください。

 

それでも食べようとしない場合は

口に少し餌の汁をつけてくださいね。

 

それを舐めとって食べることで、

餌だと認識してくれることもあります。

 

あるいは、そのフードが好みではない可能性も。

 

フードの種類を変えることで

食べてくれるようになるヤモリもいます。

 

ただ、中にはやはりどうしても

虫以外の餌を食べない個体もいますので

そういう場合は無理をせず、

虫以外の餌での飼育を諦め虫を与えてあげるようにしましょう。

 

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さて、今回はヤモリに与える虫以外の餌を

紹介させていただきました。

 

野生動物としての印象が強いニホンヤモリの場合、

虫以外の餌を積極的に食べてくれるようになるのは

難しいかもしれません。

 

ですが、ペットとして飼いやすいとされている

グラステッドゲッコーは人工飼料だけでも

飼育しやすい種類です。

 

このように、ヤモリの種類によっては

虫を扱わなくても良い場合があります。

 

『今まで虫が苦手でヤモリの飼育を諦めていた』という方も

ぜひヤモリの飼育を検討してみてくださいね!

 

以上、『ヤモリの餌で虫以外のおすすめは?与える量や頻度、注意点も!』の記事でした。

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