フグをペットにできるって知っていましたか?

 

食用だったり、釣りをした時に見るような

飼育用には適していないイメージがあるフグですが、

ちゃんと環境さえ整えていればペットに飼うこともできます。

 

フグって膨らんで風船みたいになって可愛いですよね。

 

今回はそんなフグの飼い方についてまとめていきます。

 

フグをペットにしようと思っていたという方は

少ないと思いますので、

ぜひこの記事をみてフグを飼うか検討してみてください。

 

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淡水で飼育できるフグの種類って?

まずは淡水で飼育できるフグから紹介していきます。

 

それぞれ特徴があってかわいい種類ばかりですよ。

 

1.アベニーパファー

こちらは世界最小のフグと言われている

アベニーパファー。

アベニーパファー

 

人なれしやすくフグを飼っている人の中でも

ペットとしての人気が高いです。

 

小さいながらもふわふわと泳ぐのですごく愛嬌があり、

繁殖が簡単なこともペットとして人気な理由です。

 

アベニーパファーを飼うときに注意しなければならないのは

人口飼料を食べることがないので

天然の餌を使わなければならないことです。

 

なので餌には冷凍アカムシや、

スネールなどの少し手間がかかる餌を

用意しなければなりません。

 

また、微量ですが毒を持っています。

 

私たちには害がないような毒ですが、

ストレスの多い環境では

その自分の毒で体調を崩してしまうことがあります。

 

なので、飼い始めのころは

他のペットの魚と混泳させるのは控えましょう。

 

2.インドシナレオパードパファー

インドシナレオパードパファー

参考元URL:はなyuaのブログ

 

体長15cm前後ですが

さきほどのアベニーパファーと比べると

かなり大きめのフグです。

 

マレー半島の淡水域に生息しています。

 

このフグは人口の飼料を食べさせることも可能です。

 

ただ、その場合は天然の餌から

徐々に変えていくようにしましょう。

 

最初から人口飼料を与えると食べてくれません。

 

ただ、最終的には人口飼料を食べてくれるので

淡水フグの中では飼育しやすい種類です。

 

水質の変化にも柔軟に対応するタイプで、

弱アルカリ性~弱酸性まで対応してくれます。

 

なので、そこまで気を使わなくても

ペットとして飼うことができる

初心者の方にもおすすめなフグですよ。

 

 

3.インドエメラルドパファー

インドエメラルドパファー

参考元URL:インドエメラルドパファの繁殖

 

最後に紹介するインドエメラルドパファー

国内での流通量が少ないです。

 

しかし、繁殖させている事例が多いので

今後流通量が増えて

価格も下がってくる種類かもしれません。

 

少し性格が強気なので

他のペットの魚とは混泳させない方がいいです。

 

大きさは10cm前後です。

 

どれだけアベニーパファーが小さかったか

分かってもらえたと思います。

 

インドエメラルドパファーを飼う場合には

他の魚を飼うようなサイズの水槽で大丈夫です。

 

餌は人口飼料は食べてくれづらいので、

なるべくさきほど紹介したような

天然の餌を使用するようにしてあげてください。

 

独特な色をしていて魅力がある種類です。

 

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 海水で飼育できるフグの種類って?

淡水で生活できるフグを紹介しましたので

ここからは海水で生活するフグの種類を紹介していきます。

 

ペットにしたいフグが見つかるといいですね。

 

1.シマキンチャクフグ

シマキンチャクフグはその色合いから

フグをペットと飼っている人の中でも人気があります。

 

そして10cm前後なのでそこまで大きくないので

ペットにしやすいです。

 

シマキンチャクフグ

 

この種類ももちろん毒をもっていますので

もしこのフグと他のフグなどを一緒に飼っているときに

このフグが具合が悪そうにしていたら、

早めに隔離するようにしましょう。

 

水温は23~25℃が良いです。

 

高くなったとしても28℃より上に

いかないように注意しましょう。

 

2.ミドリフグ

ミドリフグは、汽水域に生息しているフグ

ですが、実際は汽水より少し塩分を含んだ

場所を好みます。

 

ミドリフグ

 

なので、今回は海水域に生息するフグとして紹介しました。

 

この種類もフグを飼っている人達から

ペットとしての人気があります。

 

ただ、このフグは飼いやすさで選ばれるよりも

手に入りやすさが評価されて人気が出ています。

 

かなり入手がしやすい種類で、

たまにUFOキャッチャーの景品にも

されているらしいです。

 

このようにミドリフグは飼い始めるまでは簡単なのですが

飼ってからが大変です。

 

中でも大変とされているのが

ミドリフグの食事です。

 

ミドリフグは一度に餌を食べる量が多く

水槽の水を汚しがちです。

 

フグをペットにする場合、

水槽の汚れというのはかなり問題になってきます。

 

理由は先ほどから何度か言っているとおり

ストレスによってフグの毒が発生してしまうからです。

 

なので、ミドリフグを飼う場合は

特に水槽の水の汚れには気を付けるようにしましょう。

 

3.ミナミハコフグ

ミナミハコフグ

 

ハコフグはストレスに弱い種類なので

白点病という熱帯魚の病気に注意する必要があります。

 

白点病というのは

熱帯魚が弱っているときにかかる病気です。

 

日ごろからミナミハコフグの様子を

チェックするようにしましょう。

 

すごくきれいな色をしていてペットとして人気があります。

 

水温は24℃前後が望ましいです。

 

餌は最初は天然の餌しか食べてくれませんが

将来的には人工的な餌も食べてくれるようになるので、

ちょっとずつ慣れさせていきましょう。

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フグをペットとして飼う際におすすめのアイテムは?

淡水、海水それぞれに生息するフグを紹介しました。

 

かわいい種類が多かったので

ペットにしたいフグもきっと見つかったと思います。

 

フグの飼育について軽く知ってもらえたのでここからは

フグを飼育するときに便利なアイテムを紹介していきます。

 

ペットを選ぶならその周りの環境にも

気を使ってあげてくださいね。

 

ライブシーソルト

 

この商品は、『ライブシーソルト』と言い

簡単に、海水を作る事ができます。

 

天然海水の成分構成にこだわって

高品質な人工海水ができるように開発されています。

 

使い方も簡単で、

海水にしたい量の水を貯めて

それに合わせた分量のこの商品を溶かします。

 

その後に外気でエアレーションすればもう完成です。

 

このようにすごく簡単に海水をつくることができます。

 

なにより、海水としての質が良いので

水が汚れずらいです。

 

ストレスに敏感なフグにはこの点がすごく重要なので、

海水域のフグをペットにする場合は

ぜひこの、ライブシーソルトを使ってみて

くださいね。

マルチ水温計

 

この温度計は、二つのセンサーで

水温と気温を感知します。

 

両方の情報を見ることができるので、

より水槽内の水温を調節することができます。

 

気温は必要ないように感じますが、

そんなことはありません。

 

気温は、水温の変化しやすさに関係してきます。

 

気温が高ければ水温も上がりやすいし、

低ければ水温も低くなりやすいです。

 

当たり前のことですがこれがすごく大事です。

 

熱帯魚の飼育には水温の調整が不可欠なので、

フグを飼育するときにはこれくらい細かく

水温調整ができる水温計を使ってください。

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いかがでしたでしょうか?

 

食用のフグをイメージしていた方は

想像と少し違って驚かれた方もいるのではないでしょうか?

 

すごく可愛い種類ばかりですので

ぜひペットにフグを飼ってみてくださいね。

 

以上、『フグをペットに!淡水や海水のおすすめの種類や飼い方、値段は?』 の記事でした。