私達日本人にとって、最も親しみ深い

観賞用の魚である金魚

 

品種も多く、体色もオレンジや赤、

紅白のものなど豊富で

近年は海外でも愛好家が増えています。

 

金魚だけでも見ごたえのある水槽を

作ることは可能ですが、

混泳をしたい場合はどのような種類と

相性が良いのでしょうか。

 

この記事では金魚との混泳におすすめの種類や

相性の悪い種類を紹介していきます。

 

金魚と混泳させる魚選びのポイントは?

身近な魚であることから、

飼育している人も多い金魚。

 

しかし混泳をさせる相手を選ぶのが

意外と難しい魚でもあります。

 

以下に金魚と混泳させる魚を選ぶ際に

注意したいポイントを3つ紹介していきます。

 

品種の特徴を理解しよう!

金魚はなんと100以上の種類が存在し、

その中で日本で飼育されているのは

30種類程度です。

 

品種改良により生まれた金魚は

種類ごとに外見だけではなく

性格にも差が見られます。

 

お祭りの金魚すくいにも登場する

小赤のように丈夫なものや

琉金のように活発なものが存在する一方

らんちゅうや地金といった品種は

とてもデリケートな性質を持ちます。

 

そして、これらの繊細な飼育環境を

求める種類の金魚は

他種の魚との混泳が難しい傾向にあります。

 

金魚、と一口に言っても全ての種類が

同じような性質を持つわけではないので

まず飼育したい種類の金魚の性質を

正しく理解して、そもそも混泳が可能なのかを

確認するようにしましょう。

 

 

温和な性格の魚を選ぶ!

種類を問わず、

金魚は温和な性格の個体が多い魚です。

 

そのため他の魚から攻撃を受けても

されるがままのことが多い傾向があります。

 

勿論、金魚を餌としてしまうような

巨大な肉食魚との混泳は不可能なのですが

小型であっても好奇心旺盛で金魚を追い回す魚や

ヒレを突く癖を持っている魚など

活発な種類との混泳も避けた方が良いでしょう。

 

 

体格差のない魚を選ぼう!

金魚は雑食の食性を持つ魚です。

 

食い意地のはった性格の個体も多く

口に入る大きさであれば、自分の排泄物でも

食べてしまう、ということも見受けられます。

 

種類を問わず、稚魚を混泳をさせると

食べてしまう可能性が高いので

注意が必要ですよ。

 

金魚は種類によっては30cm前後にまで

成長することもあるため、

成長に伴って以前は平和に混泳できていた魚を

食べるようになるということも起こります。

 

そのため他の魚との混泳を考える場合は

飼育している金魚の口の大きさより

小さなものは選ばないようにしましょう。

 

 

 

金魚と混泳させるおすすめの種類は?

対応できる水温も

5℃~29℃と幅広い金魚は、

水質や水温の条件だけを見れば

多くの生物との混泳が可能のように

感じられます。

 

しかし実際はらんちゅうのように

同種の個体以外とは混泳を避けた方が良い

種類も存在します。

 

以下に、金魚の中でも

他の生物との共生に向いている

小赤や琉金などと混泳するのに

おすすすめの種類を7つ紹介していきます。

 

カージナルテトラ

 

カージナルテトラ

熱帯魚の入門種として人気の高い

カージナルテトラ

丈夫で温和な性質を持ちます。

 

そのため多くの魚との混泳が可能なのですが

成長すると体長が4cm程度と大きくなるため

食べられてしまう可能性も少ないことから

金魚との混泳にも適しています。

 

同じく初心者にも飼育しやすい熱帯魚

として知られるネオンテトラより大型ですので

小型の熱帯魚を金魚と混泳させたい場合には

おすすめの種類ですよ。

 

 

シマドジョウ

スジシマドジョウ

水槽の下層部、水底を生活の拠点とする

ドジョウは金魚と干渉しあうことも少ないため

混泳におすすめできる魚です。

 

また遊泳の応力も高くないことから

金魚を追いかけてストレスを与える

といった心配もありません。

 

お互いに無関心で生活することが多いため

問題なく混泳できるでしょう。

 

 

ヤマトヌマエビ

ヤマトヌマエビ

金魚は底砂の間に入った餌の残りなども

食べることがあるため、

小型のエビと混泳させた場合

エビを捕食してしまう危険性があります。

 

そのため、ミナミヌマエビやビーシュリンプ

との混泳は避けるべきなのですが

ヤマトヌマエビの大きめの個体であれば

捕食の危険を回避できます。

 

稚エビを育てる場合は隔離する

もしもの時のために隠れ家を用意するなど

ケアは必要となりますが

金魚とエビを混泳させたい場合は

ヤマトヌマエビの大きめの個体

選ぶようにしましょう。

 

 

コンゴテトラ

 

コンゴテトラ

カージナルテトラと同じく

カラシンの代表種であるコンゴテトラは、

成長すると10cm程度と

金魚に捕食される心配のない魚です。

 

体も丈夫で飼育が比較的簡単なうえ

水質に対する適応力も高いので

金魚との混泳のもおすすめですよ。

 

上で紹介した通り、

かなり大きくなる魚ですので

相応の広さの環境で

飼育するようにしてくださいね。

 

他のカラシン同様、複数飼育をして

群泳させると美しいという特徴も持ちます。

 

 

コリドラス

コリドラス

シマドジョウ同様に水底を生活域とする

コリドラスも、金魚と干渉せずに

生活することができる魚です。

 

餌も水槽の底に落ちた食べ残しなどを

主とするため、金魚と餌を

奪い合って食べる心配も少ないでしょう。

 

ただ、金魚の飼育頭数が多い場合などは

水底に食べ残しが落ちてこなくなり

結果コリドラスが飢えてしまう恐れもあります。

 

混泳させる場合は

コリドラスがしっかり餌を食べているか

注意してくださいね。

 

 

タニシ

ヒメタニシ

 

金魚を飼育している水槽で

タンクメイトとしてよく姿が見られるタニシ

 

水槽の苔を食べてくれるため

掃除屋さんとしても人気の高い種類です。

 

また体も丈夫で対応水質や

水温の相性も良いのですが、

タニシと金魚を混泳させる場合には

注意も必要です。

 

まず小型のタニシの場合は中身を金魚が

食べてしまうことがあること。

 

2つ目は金魚の尿が原因で水質が酸性になると

タニシが弱ってしまう可能性があることです。

 

大きめの個体を選ぶ、水質の管理をする

といったポイントを押さえれば

タニシも金魚との混泳が可能ですよ。

 

 

同種の金魚

 

金魚

金魚との混泳で一番よく見られるのが

同種のものを複数飼育することです。

 

飼育条件も同じため、相性も良いのですが

同種の金魚であってもサイズに差があると

捕食してしまう恐れがあります。

 

また、病気などで動きが鈍っている個体も

餌にされてしまうことがあるため

隔離するように注意してくださいね。

 

 

金魚と混泳させるのに向かない種類は?

飼育されている水槽も多く見ることから

混泳できる魚も多い印象のある金魚ですが、

実は相性の悪い魚も多くあります。

 

以下に金魚との相性が悪い生物の中から

代表的なものを4つ紹介していきます。

 

ベタ

ベタ

ベタは縄張り意識の強い魚で、

特に雄は同種で激しく争う性質を持ちます。

 

そして他種の魚であってもヒレが大きな魚を

敵視する傾向があるため

金魚も攻撃される心配があります。

 

ベタの攻撃は激しく、敵とみた相手とは

死ぬまで戦うことも多々あるため

金魚との混泳は避けた方が良いでしょう。

 

 

アカヒレ

 

観賞魚の中でも群を抜いて丈夫な

アカヒレは、環境を選ばないことから

金魚との混泳も可能かと思われがちです。

アカヒレ

しかしアカヒレは成長しても

体長が2cm程度と小さく

金魚に容易く食べられてしまいます。

 

そのため金魚とアカヒレを混泳させていたら

いつの間にかアカヒレが1匹もいなくなっていた

ということも起こりえるので

混泳は避けた方が良いでしょう。

 

 

メダカ

メダカ

金魚同様に日本人になじみ深い魚である

メダカ

 

金魚の水槽に一緒に入っていることも多いため

相性が良いと思われがちですが

メダカと金魚を混泳させる場合は

メダカが食べられることを

前提に挑戦する必要があります。

 

飼育開始時には上手く共生できていても

金魚の成長に伴って、

途端にメダカが捕食され始めることも多いので

特に初心者の方にはおすすめできない

組み合わせになるでしょう。

 

 

石巻貝

石巻貝
水質浄化や水槽の掃除屋さんとしても

様々な魚のタンクメイトに

選ばれることの多い石巻貝

 

金魚は貝の殻を食べることはないのですが

中身を引きずり出して食べることがあるため

体長2cm程度と小さな石巻貝は

捕食されてしまうことの多い生物です。

 

特に石巻貝は他の貝と異なり

汽水でしか繁殖しないため、

金魚に食べられてしまうと

あっという間に全滅してしまう恐れもあります。

 

 

金魚と混泳させる時におすすめの用品は?

体が小さいときは

金魚鉢でも飼育できる金魚ですが、

成長具合によっては、広い環境が必要に

なることもあります。

 

以下に金魚を他の生物と混泳させる場合に

おすすめの飼育用品を5つ紹介していきます。

 

大きめの水槽

 

最初に紹介する金魚の混泳におすすめの

飼育用品は60cmサイズの水槽です。

 

金魚単体で飼育する場合は

水槽の大きさは30cm~45cmあれば十分ですが

他の魚と混泳させる場合は

棲み分けができるように60cm程の水槽を

用意しておくと安心ですよ。

 

金魚は思いがけないような大きさに

成長することもある魚ですので、

最初から大きめの水槽で飼育すると

無駄がなくておすすめです。

 

 

水槽用ヒーター

 

2番目に紹介する金魚の混泳におすすめの

飼育用品は水槽用のヒーターです。

 

金魚は5℃の水温でも生活できるため

単体の飼育であればヒーターを使用しないでも

飼育することが可能ですよ。

 

しかし熱帯魚と混泳させる場合は

タンクメイトに合わせて水温を25℃前後に

保つ必要が出てきます。

 

こちらの商品はパワーもあり、

縦型に設置できるため

レイアウトの邪魔になることありませんよ。

 

 

水草

マツモ

 

3番目に紹介する金魚の混泳におすすめの

飼育用品は水草です。

 

金魚と一緒に小型の魚やエビを飼育する場合

隠れ家として用意しておきたい水草。

 

とはいえ金魚は雑食のため、マツモのような

柔らかい水草は食べてしまうこともあります。

 

そのため金魚と他の生物を混泳させる場合は

ウィローモスのように密度があって

葉が硬く。金魚の食害に遭わないようなものを

選ぶようにしましょう。

ウイローモス

無農薬のものであれば

そのまま使用可能ですが、

農薬の付いているものを購入した場合は

1週間程水を張ったバケツなどで農薬を抜いてから

水槽に入れるようにしてくださいね。

 

 

産卵箱

 

4番目に紹介する金魚の混泳におすすめの

飼育用品は産卵箱です。

 

金魚のタンクメイトを選ぶ場合は

口に入らない大きさのものにする必要がありますが

どんな大きさのものでも稚魚の時には

食べられてしまう危険性があります。

 

特にエビは金魚の好物であるため

繁殖を考えている場合には

隔離できるように産卵箱を

用意しておくと良いでしょう。

 

産卵箱は病気の個体の隔離にも使えるため

複数の魚を混泳させる場合は

あると安心な飼育用品ですよ。

 

 

金魚のエサ

 

5番目に紹介する金魚の混泳におすすめの

飼育用品は金魚用の餌です。

 

金魚はとにかく食欲旺盛で、

糞尿の量も多い魚

 

そのため、普通に餌を与えていても

あっという間に水が汚れてしまったり

水質が変化してしまうということもあります。

 

他の生物と混泳させる場合は

こちらの餌のように

糞尿の量を抑える作用のあるもの

おすすめですよ。

 

 

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いかがでしたでしょうか?

 

金魚は飼育が簡単な魚の印象がありますが

種類によっては

上級者向けの生態を持つものもいます。

 

また広い環境や隠れ家をしっかり用意できれば

メダカやネオンテトラといった小型の魚とも

混泳が可能ですので、飼育に慣れたら

混泳に挑戦するのも良いでしょう。

 

以上『金魚と混泳できる魚やエビ、貝の種類って?相性が悪い種類もご紹介!』の記事でした!