夏の風物詩ともいえる昆虫、カブトムシ。

 

短い命で有名なカブトムシですが、

繁殖させることで普段とは違った

飼育の楽しさを味わうことができます。

 

ここでは、カブトムシの交尾の仕方や交尾にかかる時間など、

基本的な情報から分かりやすくお伝えしていきます!

 

カブトムシが交尾する時期って?

 

カブトムシが成虫として活動する期間は、

だいたい1ヶ月から2ヶ月です。

 

個体によっても違いますが、

多くのカブトムシは8月ごろに産卵期に入ります。

 

カブトムシが交尾をする時期は、

8月ごろと覚えておいてくださいね。

 

もう少し細かく説明しますと、

カブトムシはオスメス問わず、

成熟しなければ交尾をすることができません。

 

カブトムシは、羽化してから

食事を食べ始めることを指す”後食”のあと、

1週間から2週間たつと成熟するといわれています。

 

その成熟を迎える時期が、

季節にすると8月ごろに当たる、というわけですね。

 

このように、カブトムシは羽化後すぐに交尾できるのではなく、

成熟するまでに時間がかかることを

頭に入れておいてください。

 

 

 

カブトムシの交尾の方法って?

 

カブトムシの交尾の方法は『同居ペアリング』

『ハンドペアリングがあります。

 

まず同居ペアリングですが、オスとメスのカブトムシを

同じケージに入れて交尾をさせる方法です。

 

こちらは確実に交尾をしたのか

確認することはできませんが、

飼い主の手間がかからない方法ですよ。

 

注意しなくてはいけない点として、

カブトムシのオスが執拗にメスに迫り、

弱らせてしまう可能性があるということ。

 

ですから、基本的には同居後1日、

長くても2、3日したら別のケースに分けるようにしましょう。

 

これ以上時間をかけると

メスに負担がかかってしまいます。

 

そしてもう一つのハンドペアリングですが、

人間の手でカブトムシに交尾をさせる方法です。

 

こちらは確実に交尾を行ったのかどうかを

確認したい場合や同居ペアリングでは

交尾がうまくいかなかった場合に行うと良いでしょう。

 

方法ですが、カブトムシのオスをメスの上に乗せる、

あるいはオスにメスの小循板(背中の三角形の部分)の臭いを

嗅がせてください。

 

こちらの方法はカブトムシの交尾を

“見守る時間をとらなくてはならない”

というデメリットがあります。

 

しかし、カブトムシが交尾にかける時間はさまざまですが、

さほど長い時間ではない場合が多いです

 

しかし、特に外国産のカブトムシは

長い時間交尾を行う種類もいます。

 

このような時間の違いも知っておきましょう!

 

交尾が済んだカブトムシは、あまり時間をかけず

すみやかに別のケージに分けてあげてくださいね。

 

 

 

カブトムシの交尾にかかる時間や時間帯って?

 

カブトムシの種類によっても変わりますが、

日本で一般的な国産のカブトムシの交尾は

非常に短時間で終わることが多いです。

 

逆に、外国産のカブトムシは1時間以上と、

非常に長い時間交尾を行うことも。

 

日本のカブトムシの場合は、

一般的に交尾にかかる時間は10分から30分とされています。

 

しかし場合によっては1時間以上かかったり、

逆に5分程度で終了してしまうこともあるようですよ

 

ただしあまりに時間が短い場合は交尾が

きちんと成功していない可能性があるので、注意が必要です!

 

その際は、交尾を再度行わせてみてもよいでしょう。

 

同居ペアリングをさせる場合は、

1日はオスとメスを同じケースに入れてください。

 

確実に交尾を行わせたい場合は、

3日程度と長く時間をとって同居させても構いませんよ。

 

 

カブトムシの交尾を確認する方法は?

 

カブトムシが交尾をしている最中、

外殻がこすれる音が聞こえます。

 

その音は金属がこすれる音とよく似ています。

 

このような音を確認出来たら、

ケースを見ていなくてもカブトムシが交尾をしたと

判断することができるでしょう。

 

では、カブトムシのメスが

交尾済みなのか否かを判断する方法ですが、

残念ながら交尾後でもメスの体に変化が出ることはありません。

 

ですから、交尾をした可能性のあるメスを産卵セットに入れ、

後日卵を生んでいるかどうかを確認してくださいね。

 

交尾から10日もすれば、カブトムシは卵を生みます。

 

もしもその期間がたっても卵を確認できない場合は、

交尾が成功しなかった可能性があります。

 

その場合は、再度交尾を行わせてみてくださいね。

 

 

 

カブトムシは交尾すると死ぬの?

 

交尾後、オスのカブトムシが

死んでしまうことはあるのでしょうか?

 

一般的には、カブトムシは交尾をすると

寿命が縮んでしまう傾向にあるようですが、

すぐさま死んでしまうというケースは少ないようです。

 

ただし、交尾中にオスの生殖器がメスの体内を突き破ってしまい、

メスが交尾後に死んでしまうという事故はまれに発生します

 

また、オスのカブトムシは交尾欲が強く、

交尾済みでもメスを追いかけたり攻撃をしたりすることも。

 

その結果、メスが弱ってしまい

死んでしまうことも考えられるでしょう。

 

そのため、必要以上に長い時間を同居させないでください。

 

ハンドペアリングで交尾が確認できたペアはすぐに、

同居ペアリングの場合は長くても同居後

2、3日で別々にさせると良いでしょう。

 

 

 

カブトムシを交尾させる時に気をつけることは?

 

同居ペアリングをさせる場合の注意点ですが、

同じケースに入れるのはオス2匹に対し

メスが1匹が最適だといわれています。

 

なぜなら、オスを2匹入れることで

オス同士がメスを取り合ってケンカをし、

結果的に勝った方の強いオスとメスが交尾をします。

 

そのため、より優れた遺伝子を残すことができるのです。

 

ただし、1匹のメスに対し3匹以上のオスを

入れることはおすすめできません。

 

カブトムシのオスは交尾欲が強いため、

オスが多すぎるとメスを攻撃してしまう可能性があるためです。

 

同居ペアリングを試みる場合は、

このような点に注意してくださいね。

 

 

カブトムシが交尾を拒否した時はどうするの?

カブトムシのペアリングの際、

メス、あるいはオスが交尾を拒否してしまうと

うまくいきません。

 

そのような場合にはどうすればよいのでしょうか?

見ていきましょう。

 

カブトムシが交尾を拒否した時は成熟を待つ!

 

カブトムシのメスは基本的に

交尾を拒否することが多いとされています。

 

しかし、もしもオスが交尾を行う様子がない場合、

まだ成熟していないのかもしれませんね。

 

カブトムシはさなぎから羽化して

すぐに交尾を行えるわけではありません。

 

蛹から羽化し、餌を食べてから

1、2週間という時間が経って成熟しなければ、

カブトムシは交尾を行えません

 

そのため、もしもオスが交尾に積極的でない場合は

未成熟を疑いましょう。

 

この場合は1、2週間程度の時間をとり、

成熟を待ってから、再度交尾をさせてみてくださいね。

 

 

カブトムシが交尾を拒否した時はオスをメスの上に乗せる!

 

先ほどもお伝えしましたが、

カブトムシのメスは基本的に交尾に消極的です。

 

オスを嫌がり、ケース内を逃げ回るのは

普通だと考えてください。

 

メスが確実に成熟しているのを確認したうえで、

交尾を行わせたい場合は人間が手助けしてあげましょう!

 

少し乱暴なようですが、オスをメスの上にのせて

交尾を行わせてください。

 

メスがそれでも嫌がって逃げようとする場合は、

メスの頭の前に指を置き、動きを制止します。

 

慣れていない人からすると、

「メスが嫌がっているのに無理やりだなんてかわいそう……」

と思う人が多いでしょう。

 

しかし、カブトムシの交尾は

オスが強引に行うことが多いです。

 

このような習性を頭に入れ、

カブトムシの繁殖に取り組んでください。

 

交尾後はあまり時間をとらず、なるべく早くオスとメスを

別のケースに分けてましょうね。

 

 

 

カブトムシを交尾させる時におすすめのアイテムは?

カブトムシに交尾をさせる際、

おすすめなアイテムなどはあるのでしょうか?

 

そこで、カブトムシの交尾に

準備しておくと良い商品をご紹介します!

 

プラスチックケース

このようなプラケースは、

オスとメスを入れ、交尾を行わせる同居

ペアリングの際におすすめですよ。

 

同居ペアリングの場合、オスとメスが自然に交尾を行うため

あまり広いケースで飼育すると

オスとメスが出会いにくくなってしまいます。

 

そのため、上記のような中サイズの

プラスチックケースが繁殖用にはおすすめ!

 

また、透明度の高いプラスチックケースですので

直接中を覗かなくても内部の様子を確認することも可能ですよ。

 

同居ペアリングをさせる際は、

ぜひこちらの商品をチェックしてみてくださいね。

 

 

高栄養価ゼリー

交尾後、卵を生まなくてはいけないメスは

普段よりも、多くの栄養を摂取しなくてはなりません。

 

そこでおすすめなのが、

『プロゼリー』です。

昆虫ゼリーには通常のゼリーよりも

多くの栄養をたんぱく質が含まれています。

 

そのため、ペアリングや交尾後のカブトムシに与えると

体力回復に繋がりますよ。

 

もちろん交尾後のオスや普段から餌として

与えることも良いでしょう。

 

カブトムシが好むバナナ味のゼリーですので、

嗜好性も高いですよ。

 

ペアリング後のカブトムシのために、

こちらのゼリーを用意してあげると良いでしょう。

 

 

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さて、今回はカブトムシの交尾や

その時間について書いていきました。

 

カブトムシは人気の高い虫ですが、

その交尾について知っている人はあまりいないかもしれません。

 

繁殖が容易な虫ですので、

『ブリーディングをしてみたい!』という人にもピッタリですね。

 

カブトムシの交尾やかかる時間について知り、

ぜひ繁殖にチャレンジしてみてください!

 

以上、『カブトムシの交尾!時間や時期、方法や確認の仕方、拒否された時は?』の記事でした。