今も昔も変わらない人気を誇る昆虫、

それが『カブトムシ』です。

 

子ども、特に男の子は

カブトムシが大好きな子も多いですよね。

 

お子さんに「カブトムシを飼いたい!」とせがまれて、

野生のカブトムシを採りに行くことになった

という大人の方もいるのではないでしょうか。

 

そんな時のために今回は、

カブトムシを捕まえるための罠や

簡単に捕獲できる方法などをご紹介していくので

ぜひ参考にしてみてくださいね。

 

スポンサーリンク





 

カブトムシの罠の作り方って?

実は、カブトムシの罠は

簡単に自分で作ることができるんです!

 

この投稿をInstagramで見る

 

ピヨヒ子(@k.matsumura.bonbe)がシェアした投稿

では一体、どのような種類の罠があるのか、

代表的なものを3つご紹介していきましょう。

 

バナナトラップの作り方

 

カブトムシをおびき寄せる罠として最も有名なのが、

ずばり『バナナトラップ』

名前の通りバナナから作った罠を木に仕掛ける方法です。

 

↓手順は以下の通り

材料

・バナナ 2本

・焼酎 100cc

・砂糖 大さじ2

・ドライイースト 小さじ2

*ドライイーストはなくてもできますが、入れる事により発酵しやすくなるのであれば入れて下さいね。

・ジップロック

 

それでは、さっそく作っていきましょう。

①バナナを2センチ程度の大きさにカット

していきます。

バナナが黒い点々があるものがお勧めです。

カブトムシのバナナトラップの作り方1

 

②ジップロックに、カットしたバナナ、焼酎、

砂糖、ドライイーストを混ぜて軽くもみこみ

材料を混ぜ合わせます。

*もみこむ事で、発酵をうながします。

カブトムシのバナナトラップの作り方2

 

③そのまま1日~2日くらい放置します。

カブトムシのバナナトラップの作り方3

*この時、日光の当たる場所に置いた方が発酵がどんどん進みます。

カブトムシのバナナトラップの作り方4

発酵が進んでくると、袋はパンパンになるので

良くわかります。1日経ったら一度、空気を抜いてくださいね。

*風船のようにふくらみますので、空気を抜かないと破裂してしまうからです。

 

発酵の目安としては、上記のように

ジップロックの袋がふくらんでくるので

分かりやすいかと思いますが、バナナの色も

黒くなって臭いも甘酢っぱい感じになってきます。

 

バナナが、しっかりと発酵すれば完成です。

*生のバナナでも、カブトムシの餌にはなりますが発酵させる事でトラップの威力が増します(笑)ぜひ、バナナトラップに挑戦してみて下さいね。1日もしくは、2日くらい発酵させれば充分効果を得る事ができますょ●^^●
カブトムシのバナナトラップの作り方5

 

このバナナトラップを、下記のようにペットボトルで作ったプラスチックに入れて使用する事もできます。

カブトムシのペットボトルトラップの作り方8

プラスチックトラップの作り方についても、下記で順番に説明しています。

バナナトラップは、たったこれだけの工程で非常に臭いの強い罠が完成します!

 

完成したバナナトラップを直接木の表面に

塗ってトラップをしかけてみましょう。

カブトムシのバナナトラップの作り方6

この臭いにつられて、

カブトムシが集まってきますょ。

 

昼間のうちに塗っておいて、

夜になったら様子を見に行きましょう。

 

このバナナトラップを、下記で紹介する

『ペットボトルトラップ』の罠に使用する場合は、

バナナを大きめに切って、形が残るようにして

おくと良いでしょう。

 

メープルシロップトラップの作り方

 

次に紹介するのは

『メープルシロップトラップ』です。

 

こちらもその名の通り、

市販のメープルシロップを木の表面に塗る方法です。

 

メープルシロップは樹液を原料に作られたものなので、

カブトムシも大好物!

 

メープルシロップを購入するだけなので、

手軽に罠を仕掛けることができるため

バナナトラップを作る手間を省きたい人におすすめですよ。

 

 

ペットボトルトラップの作り方

 

最後に紹介する罠が『ペットボトルトラップ』です。

 

ペットボトルを使用し、

カブトムシを捕獲する罠を作ります。

 

罠の作り方を簡単に紹介しますね。

 

↓まず用意するものは以下の3つ

・2リットルサイズのペットボトル

・ひも、もしくは針金

・不用品のタオル

※タオルはカブトムシの足場となるアイテムなので、

罠に使用できるタオルがない場合は

カブトムシが留まることが出来るものなら何でもOK

 

↓ペットボトルトラップの作り方は以下の通り

①ペットボトルの上半分より少し上の部分を切り、

上半分とした半分に分けます。

カブトムシのペットボトルトラップの作り方1

 

②切り離した上の部分を、カットし、

カブトムシが出入りできるようにします。

カブトムシのペットボトルトラップの作り方3

 

③切り離したペットボトルの上下の部分を

二つ合わさるように重ねてその両方ともに

キリなどで穴をあけます。

(これはペットボトルをぶら下げるためのひもを入れる穴です)

カブトムシのペットボトルトラップの作り方5

 

④穴にヒモを通します。

カブトムシのペットボトルトラップの作り方6

 

⑤最後に、ペットボトルの下の部分には

水抜き用の穴をあけておきましょう。

カブトムシのペットボトルトラップの作り方7

(餌が液状になる場合、穴がないとカブトムシがおぼれてしまうからです!)

 

⑥ペットボトルの小窓の入り口部分には、

カブトムシが出入りできるように

足場となるタオルなどを張り付けておきます。

カブトムシのペットボトルトラップの作り方7

カブトムシは、つるつるした表面のペットボトルを上ることが出来ないからです)

ペットボトルの側面に、タオルなどを貼り付ける事によりカブトムシの足場が増えるので、とてもメリットは大きいです。

トラップにタオルを貼り付ける事で、トラップ木の幹に巻き付けるだけでなく、枝にぶらさげて罠をしかける事も可能になります。

*上記では『いらないタオル』を使用しましたが、靴下ストッキングなどをかぶせても良いですょ。

⑦これでペットボトルトラップ(罠)の完成です。
カブトムシのペットボトルトラップの作り方8

あとは、ペットボトルで作ったトラップに

バナナトラップを入れます。

カブトムシのペットボトルトラップの作り方8

*↑分かりやすいように、タオルはいったん外してあります。

 

カブトムシが好きな

クヌギなどの木の枝にぶら下げておき、

夜になったら様子を見に行くだけです!

 

この罠のポイントは、一度中に入り込んだカブトムシが

どこかへ逃げてしまう可能性がないこと。

 

一度やってきたカブトムシを

確実に捕まえることが出来るんです!

 

中には事前に作成しておいた

『バナナトラップ』を入れておくと良いでしょう。

 

その際に注意しなければならないのが、

バナナトラップの形状です。

 

あまりドロドロしすぎていると

カブトムシが中でおぼれてしまうこともありますので、

固形状のバナナトラップを罠に使用してくださいね。

 

工作が苦手という方には

後ほど紹介する市販の罠用虫採り網の使用をおすすめします!

 

スポンサーリンク





 

カブトムシを簡単に捕まえる方法は?

虫の王様といわれているカブトムシを捕まえるのって、

すごく難しそうですよね。

 

ですが、実際はそんなことはありません!

 

罠を使用するのも方法の一つですが、

いくつかのポイントをチェックすれば、

初心者でも手ぶらで簡単に捕獲出来ちゃいます。

 

そこで、カブトムシを簡単に捕まえる方法を

3つご紹介しますね。

 

カブトムシを簡単に捕まえる方法1

 

ひとつ目の方法が、

樹液がよく染みているクヌギや

コナラの木をチェックする!です。

 

カブトムシの大好物は『樹液』です。

 

深夜から明け方にかけて、

その樹液を食べている最中の

油断しているカブトムシを捕まえるわけです。

 

食事中のカブトムシは大人しいですし、

一度に多くのカブトムシを捕獲できる可能性もあります!

 

ただ注意しなければならないのは、

樹液が好きなのはカブトムシだけではないということ。

 

クワガタやコガネムシならいいのですが、

中には危険な針を持つスズメバチも

木に集まっていることがあります。

 

そんな時はお子さんを木に近づけず、

時には見送る勇気も必要ですよ。

 

カブトムシが集まてくるのは夜ですが、

辺りが暗いと木に樹液が

染みているのか判断が付きにくく、探すのが大変です。

 

なので、昼間のうちにあらかじめ樹液の出ている木を

探しておくようにしましょう。

 

樹液の染みた木が発見できなかったときには、

先ほど紹介した『バナナトラップ』や

『メープルシロップトラップ』の出番となります。

 

 

カブトムシを簡単に捕まえる方法2

 

続いて紹介するのが

木を蹴って中にいるカブトムシを振り落とすという方法で、

少し乱暴なようですが、これも立派な捕獲方法なんです!

 

日中、カブトムシは樹液の出る木の葉や枝の中に潜り込んで

休んでいることがあります。

 

この時木に振動を与え、

『葉の中に隠れているカブトムシを

無理やり落としてしまう』という方法。

 

昼の間に、その休憩中のカブトムシを狙います。

 

この方法は昼間でも捕獲できとてもお手軽なのですが、

気を付けなければいけない点として、

カブトムシ以外にも様々な虫が降ってくる場合があります。

 

チャレンジャーな人におすすめでしょう。

 

 

カブトムシを簡単に捕まえる方法3

 

最後に紹介するのが

日中、クヌギやコナラの木の下を掘るです。

 

実はカブトムシは昼間の内は、

好きな木の下の地面を掘って寝ていることがあります。

 

この方法は穴の中で無防備なカブトムシを捕まえる、

難易度の低い方法です。

 

注意点としては、乱暴に穴を掘ってしまうと

スコップの先などで寝ているカブトムシの体を

傷つけてしまうことがあります。

 

必ず、力加減には気を配り、

慎重に掘っていくようにしましょう。

 

スポンサーリンク





 

カブトムシを簡単に捕まえる仕掛けは?

さて、カブトムシを捕まえるための罠の作り方や

方法を書いていきました。

 

ですが、手作りじゃなくて

売っているもので罠を作れないかな

と思う方もいらっしゃいますよね。

 

そこで、カブトムシを捕まえるための罠として

も使えるカブトムシ用の蜜です。

 

罠にも使えるカブトムシ用の蜜がおすすめ

上記は

『カブトムシ用の蜜』です!

 

先ほど紹介した『バナナトラップ』

『メープルシロップトラップ』

代わりになるカブトムシ用の蜜

 

「バナナの匂いが苦手……」という方や、

「罠を作る手間を省きたい!」という方に特におすすめですよ。

 

昆虫を呼び寄せる樹液タイプの蜜になります。

嗜好性の高い、カブトムシが好むナラやクヌギ

の樹液に含まれる栄養分が配合され、香りも

再現されています。

 

バナナトラップのような強烈な臭いはしません

ので、おすすめです。

 

また、飼育用にも使用可能ですので、

無事カブトムシを捕獲できた後にも

そのまま与えることが出来ますよ。

 

カブトムシがすぐに捕まっても、

無駄にならないのがうれしいポイントですよね!

 

使用方法は、この商品をクヌギなど

カブトムシが好む木の正面に塗り普段の餌に

したり、トラップにも使用できます。

 

適度に粘度のあるゼリーなので、

木に塗り込みやすい仕様となっています。

 

お手軽にカブトムシの罠を用意したい人は、

試してみてはいかがでしょうか?

 

スポンサーリンク






この記事を読まれた方からは、

こちらの記事も人気です。

<関連記事>

 

カブトムシを捕まえる方法や罠を

いくつか紹介させていただきました。

 

現代では昔のように自然に触れられる環境が

減ってしまいました。

 

それに伴い、カブトムシの数も減ってきています。

 

ですので、今回紹介したような罠を使って

カブトムシをおびき寄せた方がうまくいきやすいでしょう。

 

カブトムシ採りは暑い時期に盛り上がるイベントです。

 

熱中症に気を付けて水分補給をこまめに行いながら

楽しくカブトムシを捕まえましょう!

 

以上、『カブトムシの罠の作り方や簡単に捕まえる方法や仕掛けをご紹介!』の記事でした!

スポンサーリンク