人気のハムスターの中でも

穏やかな性格で抜群の飼い易さを誇る

キンクマハムスター

 

ゴールデンハムスターを改良して作られた種でもあるため

野生には存在しないキンクマハムスターですが

寿命を伸ばすためにはどのようなことに

気をつければ良いのでしょうか?

 

この記事では、キンクマハムスターの寿命を伸ばす飼育方法

寿命を伸ばすおすすめの餌を紹介します。

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キンクマハムスターの寿命は何年?

キンクマハムスター

キンクマハムスターの寿命は2年~3年

ゴールデンハムスター同様の寿命と言われています。

 

1歳を過ぎた頃には老化が始まってしまうので

可愛い外見に油断せずに

ライフステージにあったお世話を心掛けましょうね。

 

 

キンクマハムスターの飼い方で気をつけることは?

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キンクマハムスターは必ず1匹で飼育するようにしましょう!

 

温和で人懐こい性格のため、

『複数のキンクマハムスターに囲まれて遊んでみたい!』

と思ってしまう人もいるかもしれません。

 

しかし、人間に対しては穏やかなキンクマハムスターも

同種のハムスターに対しては攻撃的な性質を持ち

最悪の場合は共喰いに発展することも。

 

キンクマハムスターの元となった

ゴールデンハムスターは

野生下では1匹で生活をしており、

縄張り意識もとても強いのです。

 

そのため、特に縄張り意識の強い雄同士

狭いケージに複数で暮らすことに

非常に強いストレスを感じてしまうんだとか。

 

もし“子どもが欲しい”と考えている場合は

繁殖期のみ同じケージに入れてペアリングが確認出来たら

すぐに別のケージに戻すようにしましょう。

 

雌が攻撃的になって雄に怪我をさせることもありますし

ハムスターは繁殖力が非常に高いため、

同じケージに雌雄のキンクマハムスターを入れておくのは

危険なんです。

 

常に縄張りを意識して他のハムスターと争う生活は

キンクマハムスターに大変な負担になりますし、

大幅に寿命を縮めかねません!

 

稀に雌同士で相性が良い場合は

同一のケージで生活できますが、

基本的にはキンクマハムスターは1つのケージに

1匹ずつで飼育するようにしましょうね。

 

 

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キンクマハムスターの寿命を伸ばす飼い方って?

それでは、具体的にどんなことに気をつけて飼育すれば

キンクマハムスターの寿命を

伸ばしてあげることができるのでしょうか?

 

以下に、キンクマハムスターの寿命をための飼育のポイントを

5つ紹介していきます。

 

元気な子をお迎えしよう

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『キンクマハムスターと暮らしたい!』と考えた時

ペットショップに向かう人が一番多いかと思います。

 

ペットショップでは、

飼育されているケージが清潔か?

スタッフにハムスターの知識があるか?

といったことも確認しておきましょう。

 

お迎えするキンクマハムスターは、

生後1ヶ月半~2ヶ月程度の子がおすすめ!

 

離乳も済んでいて、病気に対しても強くなっているため

環境が変わってもストレスを受けにくく、安心ですよ。

 

可能であれば、お迎えの時期は春か秋がベスト

 

子どものキンクマハムスターは

連れて帰る途中の寒暖差で

体調を崩してしまうこともあるため

店内と外気温の差がない季節であれば、

移動の負担が少なくて済みますよ。

 

またハムスターは夜行性のため、

お店に行くのは夕方以降がおすすめですね。

 

日中は寝ている個体も多いため、

健康状態をチェックするのが難しいので

お迎え前に一度は動いている様子を

確認するようにしましょう!

 

外見の好みだけで病気の子を迎えてしまうと

寿命を伸ばすことが非常に困難になってしまいます。

 

なので、できれば数回お店に足を運んで

しっかりキンクマハムスターの様子をチェックしてくださいね。

 

 

脱走に注意しよう

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ハムスターの事故で多いのが

ケージからの脱走による怪我

 

前脚を器用に使えるハムスターの中には

留守番中にケージの扉を開けてしまう子もいるんです。

 

家具の隙間に入って出られなくなったり

ゴキブリホイホイに掛かってしまったりと

キンクマハムスターが大怪我をする要因は

部屋中にあります!

 

万一脱走しても大怪我には繋がらないように

狭い場所には新聞紙などを詰めて入れないようにしたり

煙草や観葉植物といった毒性のあるもの

置きっぱなしにしないようにしましょう。

 

窓やドアの戸締りも忘れずにしてくださいね。

 

梅雨から夏にかけては通気性の良い金網のケージに

変える必要がありますが、

水槽を飼育用のケージとして使用することで

脱走のリスクを軽減することもできますよ。

 

金網のケージを使う場合は

扉にナスカンなどで鍵をかけることも効果的でしょう。

 

しっかり脱走対策をして、不要な怪我を防いで

キンクマハムスターの寿命を伸ばしてくださいね。

 

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快適な住まいを用意しよう

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キンクマハムスターは物音やにおいに敏感な動物ですので

なるべく刺激の少ない静かな場所に

ケージを置く必要があります。

 

部屋の中心にケージを置くと、

四方が気になって落ち着けない状態になるので

ケージの一面、できたら二面を壁に付けるのが理想的!

 

キンクマハムスターは夜行性ですが、

体内時計が狂ってしまうため

陽が全く当たらない場所にケージを置くことも避けましょう。

 

また、活動時間が夜だからと言って

夜間に部屋が明るすぎたりすることもNGです。

 

自然に近い環境になるように注意してあげてください

 

ケージの掃除や水や餌の交換も

キンクマハムスターが起きてくる

夕方以降に行うようにしましょう!

 

体内時計が狂ってしまうと、キンクマハムスターは

ホルモンバランスを崩して病気になってしまうこともあります。

 

ストレスを与えない飼育環境を用意することは

キンクマハムスターの寿命を伸ばすために欠かせないことですので

ケージのある部屋では、

人間が気を使ってあげてくださいね。

 

たっぷりの運動

ハムスターは1日のうち14時間ほどを眠って過ごします

 

野生のハムスターは起きている残りの10時間は

餌を探して歩き続けることもあるため

外見に似合わずとてもタフな生態を持つのです。

 

そのため、野生には存在しないキンクマハムスターも

高い運動要求を持つんですよ!

 

ハムスターの運動といって真っ先に思いつくのが回し車ですが

回し車の選び方にはポイントがあります。

 

まずジャンガリアンハムスター用の小さなものは

腰を痛めてしまうこともあるため、

キンクマハムスターには不向きですね。

 

また、底板の間隔の開いたものは骨折の原因にもなるので

間隔の狭いものや金網のものを選ぶようにしましょう!

 

ハムスターは巣穴を掘る習性があるため

トンネルのおもちゃが好きな子も多いです。

 

トイレットペーパーの芯を入れておいても

トンネルとして遊ぶことがありますよ。

 

しっかり運動をすることで

キンクマハムスターの健康も保たれて

寿命を伸ばすことができますので、退屈しないように

好きな遊びを見つけてあげてくださいね。

 

 

掛かりつけの病院を決めよう

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キンクマハムスターを含むハムスターは

痛みに対する感覚が鈍いため、骨折をしていても

特に様子が変わらないこともあります。

 

そのため、できるだけ毎日の様子をノートに記録したり

変化に気付いてあげられるように工夫が必要でしょう。

 

またハムスターの病気の中には

進行が早いものも多いです。

 

2~3日様子を見ていたことで、寿命に関わるような

重篤な状態になることも!

 

いざ病気になってから焦らなくて済むように、

ハムスターを迎えたら小動物の診察が可能な病院がどこにあるか

きちんと調べておくようにしましょう。

 

犬や猫と同じ待合室で過ごすことは、

小さなキンクマハムスターにとっては

大変なストレスになりますので

予約制や小動物専門の動物病院があればベストですよ。

 

飼い主との相性も掛かりつけの病院を選ぶ上では大切ですが

ハムスターなどのストレスに弱い動物の場合は

移動時間が短くて済む病院を探すこともとても大事

 

全ての要望を満たす動物病院を探すのは難しいことですが

キンクマハムスターの寿命を伸ばすために、

病院選びは大切ですので、優先順位を決めて

掛かりつけを見つけてくださいね。

 

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キンクマハムスターの寿命を伸ばすための餌って?

キンクマハムスターの寿命をのばすには

食事にも気をつけてあげる必要があります。

 

ペレットを中心に、バランス良く副食を

与えてあげましょう!

 

下記のようなフードがおすすめです。

 

専用フード

次に紹介するのは

ゴールデンハムスター専用に作られた

主食用ペレットです。

 

タンパク質と脂質を抑えた

低カロリーのペレットですので

食べ過ぎを気にせずに与えられるのが嬉しいですよね!

 

まずはペレットを与えて、

お腹が膨れたところで、野菜や種子など

の嗜好性の高い副食を与えることで

食べ過ぎを防ぐことができますよ。

 

太らせてしまうと、

なかなかダイエットが難しいハムスター。

 

食事のカロリー管理をしっかりして

キンクマハムスターの寿命を伸ばしてあげましょう。

 

煮干し


最後に紹介するのは煮干しです。

 

ハムスターは草食寄りの雑食性のため

特に体の大きなキンクマハムスターの体作りには

少量の動物性タンパクも欠かせません!

 

煮干しから、簡単に動物性のタンパク質を

摂取する事もできます。

 

また、入手もしやすいので、3日に一度

くらいは、煮干しを与えてあげる事で、

成長期にも最適な栄養補給になります。

 

煮干しの味が、好きな子も多いので

ストレス解消にも効果的な副食を与えることで

キンクマハムスターの寿命を伸ばしてくださいね。

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いかがでしたでしょうか?

 

温和な性格なキンクマハムスターですが、

ストレスに弱く神経質な一面もあります。

 

必要以上の触れ合いや刺激を避けることは

キンクマハムスターの寿命を伸ばすためには

最も大切なことですので

キンクマハムスターに合わせた環境で飼育してあげてくださいね。

 

以上、『キンクマハムスターの寿命は何年?長生きさせるため飼い方や餌は?』の記事でした。