ご自宅でハムスターを飼っている方は

ペットのハムスターの性別をご存知でしょうか?

 

犬や猫と比べ、ハムスターの性別の見分け方というのは

一般にはあまり知られていません。

 

ですが、性別を知らないことにより

思わぬ繁殖のリスクなどの危険も考えられます。

 

そこで、今回は簡単にできるハムスターの性別の見分け方

オスとメスの特徴や性格の違いについてもご紹介します!

 

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ハムスターの性別は生後何ヶ月でわかるの?

 

オスのハムスターの場合、

生後3週間くらいで睾丸が見えてきます。

 

この睾丸を確認する見分け方は

とても簡単なのでおすすめですよ!

 

複数匹ハムスターがいるのであれば、

それぞれを見比べて分かりやすく

性別を判断することができますね。

 

逆に、生後3週間より前のハムスターですと

性別の判断は難しくなります。

 

また、赤ちゃんハムスターの扱いについて

注意しなければいけないことも。

 

ハムスターの赤ちゃんに

人間の臭いを付けてはいけません。

 

では、一体『いつ頃であれば

ハムスターに触れて良いのか?』というと

だいたい生後1ヶ月を過ぎたくらいであれば

問題ないでしょう。

 

このように、抱っこをして性別を見分ける場合は

時期に気を付けてくださいね。

 

 

 

ハムスターの性別を見分ける際に気をつけることは?

 

ハムスターの性別を確認しようと抱っこをするときに

気を付けなくてはいけないことがあります!

 

ハムスターは小さな生き物ですから、

常に優しく扱ってあげてくださいね。

 

特に、ハムスターの首根っこをつかんで

抑えつけるようなことはしてはいけません。

 

暴れてしまい落下事故やケガにも繋がりますし、

飼い主や抱っこ自体が嫌いになってしまうこともあります。

 

優しく手のひらに載せてあげるようにして、

暴れる場合は抱っこは諦めて

触らなくても判断可能な見分け方をしましょう。

 

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ハムスターの性別の見分け方って?

ハムスターは小さな生き物ですから、

慣れていない人だと抱っこしたときに

『傷つけてしまうのでは……』と不安になる方もいますよね。

 

なので、抱っこしなくても一目で

性別を判断できるとありがたいですよね。

 

では『顔つき・体つきで性別の判断はつくのでしょうか?』

 

残念ながら、ハムスターは

オスとメスで見た目にはあまり違いがないとされています。

 

ですから、ハムスターの性別の見分け方は

生殖器や乳首の有無を確認することが基本とのこと。

 

もちろんそれ以外にも

ハムスターの性別を確認できる方法はありますし、

中には触らなくても良い見分け方もあるんですよ!

 

ここからは、そんなハムスターの

性別の見分け方を見ていきましょう。

 

睾丸の有無を確認する

 

最初に紹介する方法は

『ハムスターの睾丸の有無を確認する』見分け方です。

 

ハムスターを飼育している方であれば

ご存知かもしれませんが、

オスのハムスターは成長すると

大きな睾丸を持つようになります。

 

この睾丸に注目する見分け方です。

 

当然メスにはないものなので、

誰でも一目でオスメスの判断がつくでしょう。

 

オスのハムスターの睾丸は、

生後3週間ほどすれば目立ってくるようになり、

生後1ヶ月もすればはっきりとわかるようになります。

 

それより小さなハムスターの場合だと

分かりにくいことがありますので

睾丸で性別を判断するには注意しましょう。

 

 

生殖器を確認する

 

次に紹介する方法は

『ハムスターの生殖器と

肛門の位置を確認し判断する』見分け方です。

 

ハムスターの生殖器と肛門の距離は

オスとメスで若干違います。

 

具体的に言うと、

オスの方が生殖器と肛門の距離が長く

逆にメスは短い傾向にあります。

 

その違いを利用する見分け方です。

 

ただし、この見分け方は複数のハムスターを

比較しなければ判断するのが難しく、

慣れた方でないと正確な判断を下せない可能性があります。

 

ただ、透明なケースにハムスターを入れ、

下から覗くようにして見れば

ハムスターを抱っこしなくても

性別を判断できる見分け方ですよ。

 

また、生まれたてのハムスターの場合、

体が小さすぎて判断が難しい場合がありますので

この見分け方は不向きかもしれませんね。

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乳首の有無を確認する

 

次に紹介する方法は

『ハムスターの乳首の有無を確認し

性別を判断する』見分け方です。

 

ハムスターは種類によっても異なりますが

だいたい生後2カ月もすれば性成熟を迎えます。

 

それくらいの月齢であれば、

メスのお腹には乳首が確認できるようになるのです。

 

オスのハムスターに乳首はあまり確認できませんので

この乳首の有無はハムスターの性別を

見分ける上での重要なポイントになります。

 

ハムスターのお腹が見える状態であれば

確認できる見分け方なので、

先ほど紹介した透明なケースにハムスターを入れて

下から覗くようにして見て判断する方法がおすすめですよ。

 

 

性格を見る

 

こ次に紹介する方法は

『ハムスターの性格から性別を判断する』見分け方です。

 

ハムスターに限らず多くの動物は

オスとメスで性格の傾向に違いが見られます。

 

ハムスターの場合は、

オスはマイペースでおっとりしていて

また、比較的懐きやすいとされています。

 

ただし、ストレスに弱いことが多いとのこと。

 

一方でメスは気性が荒く、

やや懐きにくいといわれておりますが

その代わりストレスに強いので飼育しやすいようです。

 

ただ、これはあくまでも傾向ですので

基本的な性格はハムスターにより異なります。

 

必ずしもこの特徴に当てはまるわけではないので

注意しましょうね。

 

 

体の大きさを見る

 

次に紹介する方法は

『ハムスターのサイズから性別を判断する』見分け方です。

 

ハムスターはメスとオスでは、

同じ種類であってもメスの方が大きいといわれています。

 

その傾向から、大まかにですが

オスなのかメスなのかを

見分けるということもできるでしょう。

 

ただし、ハムスターのサイズは

そのような性別の違いよりも、

飼育環境、個体差の方が強く影響するといわれています。

 

あくまで「そのような傾向がある」とだけ

覚えておいてくださいね。

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行動を見る

 

最後に紹介する方法は

『ハムスターの行動の違いから

性別を判断する』見分け方です。

 

ハムスターはオスとメスで

性格、習性に違いが見られます

 

そのため、性別で行動にも違いがあるのです!

 

たとえば、オスのハムスターはメスに比べ

縄張り意識が強い傾向にあります。

 

そのため、オスのハムスターは

脱走をしたがることが多いのです。

 

一方メスのハムスターは縄張り意識が

オスほど強くはないので、脱走はさほどしたがりません。

 

ですから、ペットのハムスターが

よく脱走したがる場合、オスかもしれませんね。

 

ただしこれはあくまでも傾向ですし

メスのハムスターでも脱走する子はいます。

 

また、運動量が少ないハムスターであれば、

脱走したがることもあるでしょう。

 

あくまでも参考程度に留めておいてくださいね。

 

 

 

オスとメスのハムスターで飼いやすいのは?

 

これまで、ハムスターの性別の

見分け方をご紹介してきました。

 

それでは、ハムスターはオスとメスで

どちらが飼いやすいのでしょうか?

 

先ほどもお伝えしたように

オスのハムスターはメスに比べ

人懐っこく安定した性格をしているといわれています。

 

一方メスのハムスターは気性が荒く、

なかなか人に懐かないこともあるようです。

 

この違いは、おそらくメスのハムスター

子育てをする必要があるため警戒心が強いのでしょう。

 

これだけ見るとオスの方がペットとして

向いているように思えますが、

実はオスのハムスターはストレスにとても弱いとされています。

 

たとえば物音や少しの飼育環境の変化で

体調を崩してしまいやすいのが、オスです。

 

これに対しメスは、ストレスにも強いので

初めてハムスターを飼育する場合であれば

メスの方がおすすめできると言えますね。

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今回はハムスターの性別の見分け方などについて

書かせていただきましたが、いかがでしたでしょうか?

 

小さなハムスターの性別を見分けるというと、

難しく感じられる方も多いかもしれません。

 

ですが意外にも簡単な見分け方ばかりですので

初心者の方でも大丈夫ですよ。

 

ハムスターはたとえ兄弟であっても

オスとメスを一緒に飼ってしまうと繁殖してしまいます。

 

もし複数のハムスターを一緒に飼っている場合は

まだ小さいからと油断せず、

今回紹介した見分け方を使って

性別を知ることをおすすめします。

 

以上、『ハムスターの性別の見分け方!オスとメスの特徴や性格の違いは?』の記事でした。

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