今回はハムスターが歯ぎしりをする意味について

詳しくご説明していきます。

 

ハムスターの歯ぎしりは珍しい行動なので

ただのきまぐれでは?と思う方も多いかもしれませんが、

ハムスターの歯ぎしりにはちゃんと意味があります。

 

正しい知識を身につけるためにも

是非最後までご覧になってみてくださいね。

スポンサーリンク





 

ハムスターが歯ぎしりする意味って?

ハムスター画像8

 

ハムスターが歯ぎしりをするのは

簡単に言うと何かサインを送っている時です。

 

何のサインかはその時の場合や

ハムスターによってもちろん違いますが、

ただ一つだけ言えるのは

どのサインもあまり良い意味ではないということ。

 

だからといって全部がネガティブな理由での

歯ぎしりというわけではありません。

 

相手に何かを伝えたい歯ぎしりもありますが、

相手に何かを伝えたいわけじゃないけど

歯ぎしりをしてしまう理由があるという感じで、

 

相手が原因のネガティブな理由の歯ぎしりか

相手が原因じゃないけど

ネガティブな理由の歯ぎしりかという違いです。

 

歯ぎしりが良い意味ではないのはそういう理由でした。

 

サインの意味については

これから細かく説明するのですが、

そもそもハムスターが歯ぎしりをして

サインを送っているのは

なぜかを知っておいてくださいね。

 

ハムスターが歯ぎしりする理由は?

ハムスターが歯ぎしり理由は先ほども言ったとおり、

何かのサインを送ろうとしている時です。

 

その具体的な理由について説明していきますね。

 

威嚇している?

ハムスター画像1

ハムスターが歯ぎしりをする1番の原因は

恐怖心からくる威嚇と警戒だと思ってよいでしょう。

 

ハムスターは基本的に怖がりで臆病な動物です。

 

人に触られたりかまわれたりすることを好む

ハムスターの方が少ないです。

 

例えば、ハムスターが気持ち良く寝ている

時は、そっとしてあげましょう。

 

寝てる最中に、無理につかまれたり、

さわられる、ハムスターも嫌ですし、

ご機嫌を損ねてしまいますょ。

 

人間でも、それは同じなので何となく

理解できるかと思います。

 

いきなりギュッと掴んだり、抱っこして

しまったりしていませんか?

 

さすがに、ここまで極端なことをしている

人であれば、すぐ原因に気がつくと思いますが、

ハムスターは、本来は人懐っこい動物ではない

ので、飼い始めはどんな環境でもストレスが

生まれてしまいます。

 

まだ、あまり環境にもご主人様にも

慣れていない段階で、さきほどのような、恐怖

を感じるような、経験をさせてしまっている

場合は、ケージに手を入れると、歯ぎしりを

してきたりします。

 

手に追いかけられたことや

怖い思いをしたときと同じ匂いがしたと

ハムスターが覚えているので

歯ぎしりでサインを出します。

 

ただ、ハムスターの恐怖を煽るような

行動をしていなくても

最初の内は少しの刺激がストレスになります。

 

この場合の対処法はとにかく時間をかけて

それらの刺激に慣れさせるしかありません。

 

もちろんですが、先ほど説明したような

ハムスターに無理やりかまうような行動はやめましょう。

 

ハムスターは警戒心がとても強いので、

歯ぎしりをしている期間は

そっとしておいてあげた方がいいかもしれません。

 

最初のうちは無理やり仲良くなろうとしても

ハムスターにはストレスになるだけです。

 

場合によっては寿命に関わってくることもあります。

 

徐々に仲良くなるつもりで飼育しましょう。

スポンサーリンク





親を呼んでいる?

ハムスター画像2

 

人の赤ちゃんも親を呼ぶときは

泣いたりしてサインを送りますよね。

 

ハムスターの子どもも同じように

親を呼ぶ動作のひとつとして歯ぎしりをしたりします。

 

さらっと言いましたが、

このようにハムスターが歯ぎしりをしているのは

子供のハムスター独自の仕草のことが多いです。

 

なので気にする必要はあまりありません。

 

それでもお腹が空いていたりするかもしれないので、

子供のハムスターが歯ぎしりをしているときは

最後にご飯をあげたのはいつかなどを

念のため確認してみるといいですよ。

 

 

ハムスターが歯ぎしりする原因は?

ハムスターが歯ぎしりをする理由について

ご説明しましたが、

歯ぎしりをするのは精神的な理由ではなく、

やむを得ない場合もあるかもしれません。

 

これはかなりハムスターの健康に

関わってきたりするので、

ちゃんと原因を理解しておいてくださいね。

 

 病気が原因?

ハムスター画像4

 

ハムスターが歯ぎしりをしている原因として

一番覚えておいてほしいのが病気の可能性です。

 

歯ぎしりをしているのは

病気で苦しんでいるためという可能性があります。

 

ハムスターは、病気になってもそれを隠し

通そうとする動物なので、たとえ注意深く

観察していても、病気のシグナルが分かり

ずらい?ところがあります。

 

しかし、我慢が限界に達しているときには

歯ぎしりをして、ストレスを訴えるということもあります。

 

これに、気づくために普段の食欲や運動量、

動きなどをチェックしておいて

ふらつきがないか痩せてきていないかなど

しっかりとチェックしてあげましょう。

 

もしチェックをしていて気になる点がある場合は

病気の可能性もありますので、

動物病院の受診を考えておきましょう。

 

 

歯が伸びすぎている?

ハムスター画像3

 

次に多いのが

歯が伸びすぎていることが原因のパターン

 

これは相手が理由で

歯ぎしりをする時とは違うので、

あまり深刻な問題ではありません。

 

ですが、無視をしていいというわけではないので

原因を理解して改善してあげてください。

 

ハムスターは、げっ歯類なので、硬いもの

を与えないと、歯が伸び過ぎてしまいます。

 

定期的に確認して歯の状態を

みてあげましょう。

 

歯の伸びすぎの防止にはかじり木や

くるみなどのかたい餌を、たまに与えて

あげましょう。

 

硬いものを、かじっているうちに、歯が削れ

るので、歯が伸び過ぎ?を防止できます。

 

万が一、歯が伸びすぎてしまうと

餌を食べるときに支障がでたり、

そもそも歯が割れてしまうリスクがあります。

 

対処しているのに歯ぎしりが止まなくて

歯が伸びすぎてしまっているなら

早めに動物病院を受診し、

歯を短く切ってもらうなどの治療をしてもらいましょう。

 

スポンサーリンク





 

ハムスターの歯ぎしりを止めさせる方法は?

歯ぎしりの理由や原因をご説明した際に

止めさせる方法にも少触れましたが、

ここからはハムスターの歯ぎしりを

止めさせる方法について詳しくご説明していきます。

 

ハムスターの歯ぎしりを止めさせるには接し方を変える!

ハムスター画像5

 

ハムスターの歯ぎしりは

ストレスからくるものかもしれないと説明しました。

 

大体のハムスターのストレスは

人との接し方がかなりの割合を占めています。

 

特に飼い始めの頃はストレスがたまりやすいので

過度な接し方は絶対にやめましょう。

 

もしもハムスターにかまいすぎていて

手をいれた時に歯ぎしりをされた場合は

それは完全に威嚇としての歯ぎしりなので

ハムスターとの接し方を見直しましょう。

 

 

ハムスターの歯ぎしりを止めさせるには固い餌をあげる!

 

ハムスター画像6

 

歯の伸びすぎもハムスターが

歯ぎしりをする原因のひとつでした。

 

本来ハムスターは

固いものをかじって歯の長さを調節します。

 

ですが、飼育しているハムスターは

固いものをかじってなかったりするので、

歯が伸びすぎてしまいます。

 

歯ぎしりは、それを訴えるサインだったり

します。また、歯ぎしりをすることで

歯の長さを調節するためのものでした。

 

なので、餌をくるみが使用されていたりする

固いものに変えてみましょう。

例えば、上記のような『かじかじコーン』

などは、適度な硬さで歯の伸び過ぎを予防

してくれますょ。

 

こちらの記事でハムスターにおすすめな餌

いくつかご紹介していますので、

合わせてご覧になってみてくださいね。

 

もしそれらをあげていても改善がされない時は

動物病院への受診も視野に入れておきましょう。

スポンサーリンク





この記事を読んだ方からは、

こちらの記事も人気です。

<関連記事>

 

いかがでしたでしょうか?

 

ハムスターが歯ぎしりをする意味について

ご理解いただけましたでしょうか。

 

可愛がりすぎもストレスになるということや、

歯ぎしりは病気の合図かもしれないということを

忘れないでくださいね。

 

以上、『ハムスターが歯ぎしりする意味は?理由や原因、音を立てる時の対処法!』の記事でした。