捨てられているところを保護したり、

母猫に育児放棄されてしまったりと、

さまざまな理由でミルクが必要な小さな子猫を

育てることになる場合がありますよね。

 

そのくらいの月齢の子猫がちょこちょこと歩き回る姿は

とても可愛いのですが、問題となるのはお世話です。

 

猫に限らず、多くの生き物は幼ければ幼いほど

世話が大変になっていきます。

 

その中でも子猫のミルクの飲ませ方は、

正しい方法を知っておかなければ

子猫が弱ってしまう危険性もあるため、

真っ先に抑えておかなければならないポイントです。

 

そこで今回は、子猫のミルクの飲ませ方

注意点や与える頻度などについて書いていきます。

 

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子猫のミルクの飲ませ方って?

 

お皿から自分でミルクを舐めることができる

子猫であれば良いのですが、

そうでない場合はどのようにして子猫にミルクを飲ませますか?

 

特に小さな子猫の場合、

些細なことが命にかかわるケースがあります。

 

正しいミルクの飲ませ方を知り、

安全に子猫を育てていってくださいね。

 

子猫へのミルクの飲ませ方として抑えておくべきポイントが

哺乳器タイプの容器を使用するということ。

 

哺乳器ですと子猫がむせてしまう危険性がないため

安心ですよ。

 

子犬、子猫用の哺乳器も販売されていますので、

そちらを購入して使用してください。

 

また、子猫にミルクを飲ませる際は、

冷たいミルクでは飲んでくれませんから

ミルクを人肌程度に温めましょう

 

与える前に温度を確認するのが、正しいミルクの飲ませ方です。

 

 

 

子猫のミルクの飲ませ方で注意することは?

 

当然ですが子猫にミルクを与える場合、

使用するのは人間用の哺乳器ではなく

犬猫用のものを使用してください

 

人間用のものでは吸い口が大きすぎて、

子猫がミルクを吸うことができません。

 

また、与えるミルクも

子猫用のものを用意するようにしてくださいね。

 

人間用や犬用のものは、子猫が必要とする栄養素を

十分に含んでいないことがあります。

 

お腹を壊してしまう可能性があるので

市販の牛乳も子猫には与えないようにしましょう。

 

以下の動画は子猫のミルクの飲ませ方なので

参考にしてくださいね。


参照元:https://www.youtube.com/

上記の動画では、哺乳器ではなくシリンジを用いて

子猫にミルクを飲ませています。

 

このように、生まれたばかりの子猫には

哺乳器ではなくシリンジを使用するのも良いでしょう!

 

 

 

子猫のミルクの飲ませ方でNGなことは?

 

子猫にミルクを飲ませる際にしてはいけないことは

子猫を仰向けにしたままミルクを飲ませることです。

 

子猫が仰向けになってミルクを飲むと、

むせやすくなってしまいます。

 

むせてしまうとミルクが気管支に入り、

最悪の場合窒息してしまうことも!

 

このような危険を避けるために、

子猫へのミルクの飲ませ方として正しいのは、

『子猫をうつぶせにさせてミルクを飲ませる』です。

 

考えてみれば、子猫は自然の状態では普通、

うつぶせの状態で母乳を吸っていますよね?

 

やはり人工飼育で子猫を育てる際にも、

自然の状態に近づけてあげると良いでしょう。

 

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子猫にミルクは何時間置きの飲ませ方がベスト?

 

子猫へのミルクの飲ませ方として重要なのが、

飲ませる際どの程度の間隔をあけるか、ということです。

 

個体差や成長度合いによっても変わるのですが、

生後3週間までの子猫であれば

大体3、4時間ごとに子猫にミルクを与えるのが良いでしょう。

 

生後1週間に満たない子猫の場合は、

ミルクを2、3時間おきに与える必要があります。

 

このように子猫が小さくなればなるほど

ミルクを飲ませる間隔を縮めねばならず

手間がかかることになります。

 

子猫へのミルクの飲ませ方として

重要なポイントですので、頭に入れておきましょう。

 

 

 

子猫にミルクを飲ませる際の量や回数は?

 

子猫に与えるミルクの量は、

子猫の体重によって変える必要があります。

 

生後一週間前後の子猫の場合は

一度に与えるミルクの量は7ccで、

これを一日に6回与えてください。

 

これより成長した生後3週間前後の子猫には、

一度に与えるミルクの量を20cc、

これを一日に4回与えると良いです。

 

成長期の子猫には、栄養が必要です。

 

少しくらい与えすぎてしまっても問題ないですが、

ミルクの量を少なめにして与えてしまうと子猫に良くありません。

 

 

 

子猫がミルクを飲まない時の対処法は?

 

子猫がミルクを飲まない時に考えられる原因は

いくつかあります。

 

まず、糞が出ていないために

お腹が張ってしまっている可能性です。

 

小さな子猫の場合、自分で排泄をすることができませんから

飼い主が排泄を手伝ってあげる必要があります。

 

子猫の排泄を手伝ってあげるには、

ティッシュなどで子猫のおしりを刺激してあげてくださいね。

 

また、その他に子猫がミルクを飲まない原因として、

哺乳瓶の吸い口が小さいために

子猫がうまくミルクを吸えていないという可能性が挙げられます。

 

子猫が哺乳瓶の吸い口を咥えているのに

ミルクが減っていないときは、

哺乳瓶の吸い口を少し大きくしてあげると良いでしょう

 

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今回は、子猫のミルクの飲ませ方、

注意点などを紹介させていただきました。

 

飲ませ方を詳しく知らないと、いざというときに

子猫に良くないミルクの飲ませ方をしてしまうかもしれません。

 

子猫はとても弱い生き物で

ちょっとしたことで命を落としてしまう可能性があります。

 

環境や扱い方とともに、

ミルクの飲ませ方にも気を配ってあげてくださいね。

 

以上、『子猫のミルクの飲ませ方は?量や時間、回数、飲まない時の対処法も!』の記事でした。

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