カメというと水の中に住んでいるイメージもありますが

陸地に住む『リクガメ』の種類もたくさんいます。

 

今回は、そんなリクガメの中でも

人気の高い『ヘルマンリクガメ』についてご紹介します!

 

ヘルマンリクガメの飼い方、

そしてどんな飼育環境を整えれば良いのか、など

飼育に関しての疑問点を解説していきますね。

 

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ヘルマンリクガメの寿命や性格って?

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ヘルマンリクガメの寿命は

一般的に30年から50年とされています。

 

体長こそ20センチ前後と、

さほど大きく成長しませんが

とても長生きをする生き物なんです。

 

ですから、飼育する際はこの寿命を頭に入れて、

“最後まで面倒を見ることができるか”を考えてから

飼育を始めてくださいね。

 

そしてヘルマンリクガメの性格ですが

人に慣れやすく、好奇心が強い個体が多い傾向にあります。

 

慣れてくると手から餌を食べてくれたり、

ケージの前に立つと近寄ってくることも!

 

このように、性格の面からみても

ヘルマンリクガメは飼いやすいといえるでしょう。

 

 

 

ヘルマンリクガメの飼育方法って?

ヘルマンリクガメは主に陸地で活動するカメですから、

飼育環境には広いスペースが必要です。

 

そこで、室内での飼い方だけではなく、

屋外での飼い方もご紹介します!

 

室内で飼育する場合

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まず初めに紹介するのが

室内でのヘルマンリクガメの飼い方です。

 

まずはケージとなる水槽を用意してあげましょう。

 

リクガメは動き回るスペースが必要ですから、

水槽のサイズはできるだけ大きなものが良いですよ。

 

そして、床材には床材を入れてあげるのですが

おすすめは、ヤシガラ素材の床材や樹木系チップです!

 

ヘルマンリクガメは床材を

誤って食べてしまうことがありますから

このような天然素材を選ぶとベスト。

 

また、時々は部屋の中や屋外を散歩させてあげることで、

ヘルマンリクガメを健康に保つ飼い方ができるでしょう。

 

ヘルマンリクガメの生息地域と

日本の環境は似ているとされています。

 

そのため、飼育環境や飼い方には

あまり気を遣わずとも比較的飼いやすいですよ。

 

 

屋外で飼育する場合

 

続いて、ヘルマンリクガメを屋外で飼育する飼い方です。

 

先ほどお伝えしたように、

ヘルマンリクガメの原産地と日本の風土は似ています。

 

ですから、庭などの屋外で飼育する飼い方も可能ですよ。

 

こちらは水槽などのケージを利用せず、

広いスペースに放してやるだけで良いです。

 

屋外の飼い方はヘルマンリクガメが広いスペースを

自由に歩き回る姿を見ることができるでしょう。

 

もちろん脱走してしまわないよう、

辺りに囲いを設けることも忘れないでくださいね。

 

ただしヘルマンリクガメは壁を登ったり、

穴を掘って脱走するなど、

意外にもアクティブな一面があります。

 

これを防ぐために地面に板を埋め込んだりと、

工夫が必要な飼い方となっています。

 

また、日中の日差しを避けるための

シェルターも忘れず用意してあげましょう。

 

冬には屋外飼育を止め屋外飼育に変える、

という飼い方もおすすめですよ。

 

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ヘルマンリクガメの飼育で注意することは?

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ヘルマンリクガメを子ガメから飼育する場合、

可愛くてつい餌を与えすぎてしまうかもしれません。

 

しかし、それは避けるべきです。

 

なぜならヘルマンリクガメを含めリクガメは、

餌をたくさん食べて急激に成長してしまうと、

体に大きな負担がかかってしまうのです。

 

最悪の場合、死んでしまうことも。

 

ですから、食べたがるだけ餌を与えるのではなく

適量を守って与えることが、

ヘルマンリクガメにとって良い飼い方と言えるでしょう。

 

 

ヘルマンリクガメの飼育に必要なものは?

ヘルマンリクガメは比較的、

乾燥した地域に住むカメです。

 

その為、飼う場合にも飼育環境を

原産地に合わせてあげる必要があります!

 

今回は、室内でヘルマンリクガメを飼育する飼い方場合に、

必要な飼育環境を整えるアイテムを2つ

ご紹介します。

 

紫外線ライトが必要

ヘルマンリクガメを健康に保つ飼い方をするには

紫外線が欠かせません。

 

上記は、『紫外線ライトセット』です。

定期的に日光浴をさせてあげられる

飼育環境であれば問題はないのですが、

そうでない場合は、このような

紫外線ライトを用意しましょう。

 

特にこちらは、紫外線ライトと

クリップスタンドがセットになっています。

 

このため、ヘルマンリクガメの水槽に

簡単に設置することができますよ。

 

また紫外線ライトセットの紫外線量は、

ヘルマンリクガメの飼育環境にも合っています。

 

そのため、ヘルマンリクガメにとって

良い飼い方をすることができるでしょう。

 

バスキングライト

上記は、

『バスキングライト 30W』

で、ヘルマンリクガメの

体温を整えるために使用します。

 

多くのリクガメは日光浴を行い体温を上昇させますが

ヘルマンリクガメも例外ではありません。

 

十分な日光浴をさせてあげられない場合は、

このようなバスキングライトを利用して、

水槽内にホットスポットを作ってあげる必要があるのです。

 

ライトの照明を集中的に当てるホットスポットの温度は

35℃くらいが望ましいとされています。

 

ヘルマンリクガメの体調を整えるためにも

設置してあげるようにしましょうね。

 

やはり日本原産のカメではないので

飼育環境を整えるために

このようなアイテムが必要となってきますが、

それを除けば比較的、飼い方は簡単ですよ。

 

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ヘルマンリクガメの飼育環境って?

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続いて、ヘルマンリクガメの飼い方として

整えるべき飼育環境を紹介します。

 

ヘルマンリクガメに適した温度は、

昼間は25℃から28℃、

夜になると18℃から20℃とされています。

 

必要であればペットヒーターや

クーラーの使用を心がけてあげてくださいね。

 

温度管理は、ヘルマンリクガメの飼い方の

重要なポイントのひとつ。

 

また、それとは別に水槽内に

35℃程度のホットスポットも必要ですよ。

 

そして水槽内の床材の深さですが、

5センチから10センチほどの深さになるよう入れてあげると

ヘルマンリクガメが穴を掘って休むことができます。

 

水深についてですが、ヘルマンリクガメはリクガメですので

特別な水場を用意する必要はありません。

 

ただし、水飲み場は必要となりますから

常に新鮮な水が飲めるようにしておいてあげてください。

 

また、ヘルマンリクガメは水浴びが大好きなんです!

 

庭があれば水浴びスペースを作ってあげて、

時々水浴びをさせてあげると良いでしょう。

 

このように飼育環境を整えてあげることが、

ヘルマンリクガメの習性に合った良い飼い方と言えますね。

 

 

ヘルマンリクガメにおすすめな水槽って?

ヘルマンリクガメは、リクガメですから、

水の中を泳ぎ回る習性はありません。

 

しかし、その代わりに陸地を歩き回ります。

 

その為、できるだけ多くのスペースを確保

してあげて、よく運動させてあげることが

重要となってくるでしょう。

 

そのため、ヘルマンリクガメに

必要な飼育環境を十分に満たすには、120㎝

サイズの水槽がおすすめです。

 

特に、ヘルマンリクガメの飼育スペースには

水飲み場や、シェルターなどを設置します。

 

そうなると、小さい水槽では、

運動スペースが、確保できなくなってしまう

ことが考えられます。

 

ですが、このサイズの水槽であれば、

そのような心配はありませんよ。

 

 

ヘルマンリクガメの餌の与え方や頻度は?

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ヘルマンリクガメは、草食性のカメで

餌として与えるのは、主に野菜、

そしてリグガメ用のフードです。

 

野菜の中でも、小松菜や大根の葉、

タンポポの葉など身近な物を与えられますよ。

 

虫のような、人間が与えるのに

抵抗があるようなものは食べません。

 

ですから、そういったものが苦手な方は、

肉食性の爬虫類を飼うよりも

ヘルマンリクガメの飼い方はおすすめといえますね。

 

またリクガメは餌からカルシウムを

たくさん摂取することで、

甲羅の不調を防ぐことができます。

 

なので、カルシウムを多く含む

小松菜が特におすすめですよ。

 

逆に、カルシウムの吸収を阻害する

シュウ酸値が高いとされる

ホウレンソウやキャベツはあまりおすすめできません。

 

また、タンポポの葉などの野草を与える際は、

農薬が付着している可能性がありますので

良く洗ってからあげるようにしましょう。

 

餌の頻度は子供の場合は成長期なので

最低でも1日1回は与えます。

 

また、個体によっては食べる量も違いますので

量や回数も様子をみて調整してみてください。

 

ある程度、個体が成長しきって成長が止まったら

餌の回数も1日1回にし、いままでの1回の食事で

少し残すくらいの量をあげてください。

 

野生化ではない飼育下にいるヘルマンリクガメ

運動量も減り肥満になる傾向があるので

週に1〜2くらい餌を与えない日を作っても大丈夫ですよ。

 

 

 

ヘルマンリクガメにおすすめな餌って?

上記は”マズリ”から販売されている

『リクガメのエサ』です。

 

こちらはその名の通り、リクガメ専用の餌で

乾燥フードですので、日持ちすることが特徴ですよ。

 

絶滅危惧種の保護などに力を入れている、

研究者の方や、栄養学博士の方達が

開発した完全栄養食になります。

 

また、世界中の動物園や水族館などでも

使われている信頼できる フードになっています。

 

また天然素材を多く、使用していますので

大切なヘルマンリクガメにも安心して与えることができますね。

 

ヘルマンリクガメのフードをどれにするか?

迷ったら、ぜひこちらの商品をチェックしてみてくださいね!

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さて、今回はヘルマンリクガメの飼い方、

飼育環境について紹介していきました。

 

ヘルマンリクガメはリクガメの仲間の中では

小型の種類ですのでリクガメの飼育に興味がある方は

真っ先に検討してみることをおすすめしますよ。

 

きちんと世話をしてスキンシップをとる飼い方をしてあげれば

きっと素敵な家族の一員になってくれることでしょう。

 

以上、『ヘルマンリクガメの飼い方!飼育環境や水深、水槽、餌の与え方も!』でした。