ニホンイシガメはその名に

『日本』ということから分かるように

日本原産のカメです。

 

昔から日本人にはなじみ深いカメですから、

もちろんペットにすることもできます。

 

実は慣れてきたら手から餌を食べてくれることもある、

とっても可愛いカメなんですよ。

 

今回は、そんなニホンイシガメの基本的な飼い方

そして飼育環境や水深、水槽、

餌の与え方についてお伝えしていきます。

 

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ニホンイシガメの寿命や性格って?

 

ニホンイシガメの飼い方、飼育環境について

見ていく前に基本的な情報を知りましょう。

 

ニホンイシガメの寿命は平均20年とされており

長生きですから、気軽に飼育をすることは

おすすめできません。

 

しかし、長い期間を共に過ごせるパートナーですから

まるで自分の子供のように可愛がれるでしょう。

 

そしてニホンイシガメは、大人しくて

臆病な性格をしています。

 

なので、飼育し始めてからしばらくの間は

無理に触ろうとしない方が良いです。

 

距離を縮めるのはニホンイシガメが環境に慣れてきたらにして、

少しずつスキンシップを行っていきましょう。

 

また、神経質な一面がありますから、

カメに合わせた飼い方をしてあげてくださいね。

 

ニホンイシガメの飼育方法って?

 

では、ニホンイシガメは

どのような飼い方をすればよいのでしょうか?

 

大まかに分けてニホンイシガメの飼い方には

2種類があります。

 

まずひとつは、屋内に水槽などに

ニホンイシガメを入れて飼育する飼い方です。

 

そしてもうひとつが屋外の池などに

ニホンイシガメを放して世話をする飼い方です。

 

ここからはそれぞれの飼い方について詳しく見ていきましょう。

 

室内での飼育方法

 

まず初めにニホンイシガメの

屋内での飼い方を見ていきます。

 

屋内で飼育する場合は

水槽などのケージを用意してあげましょう。

 

ニホンイシガメはオスで15センチ、

メスですと20センチを超すサイズになります。

 

ですから、水槽の大きさは

60センチから90センチ以上のものが良いですよ。

 

水槽の中には床材、水、

そして足場を入れてあげてくださいね。

 

床材は市販されている砂利がおすすめです!

 

ニホンイシガメは変温動物ですから、

必要に応じてヒーターやクーラーで

水温調節をしてあげてあげましょう。

 

ニホンイシガメの飼育環境として適切な水温は、

20℃以上、28℃以下といわれています。

 

また、ニホンイシガメの飼い方として、

日光浴をさせてあげたり、

紫外線ライトの設置も欠かせません。

 

野生のニホンイシガメはよく日光浴をしますから、

飼い方もそれに合わせてあげる必要があるのです。

 

 

屋外での飼育方法

じゃみさん(@jami_uenon)がシェアした投稿 –

では、ニホンイシガメを

屋外で飼育する飼い方はどうでしょうか。

 

ニホニシガメはその名の通り

日本に生息するカメ。

 

自宅に池などがあればそこで飼育することもできますし、

特に飼育環境に気遣う必要はありません。

 

屋外で飼育する場合は

ニホンイシガメの足場となるような岩があるといいですよ。

ただし、一つ注意しなければいけないことがあり、

それはニホンイシガメは、気温が寒くなると冬眠すること

 

ですが、飼育下において

冬眠をさせることはおすすめできません。

 

冬眠に失敗してしまうと、最悪の場合

ニホンイシガメが死んでしまうこともあるからです。

 

屋外飼育での飼い方を検討しているならば、

冬には室内飼育に変更することも考えましょう!

 

このように、飼育環境に応じて

飼い方も変化させてあげる必要があります。

 

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ニホンイシガメの飼育で注意することは?

 

続いて、ニホンイシガメの飼い方についての

注意点をご紹介します。

 

ニホニシガメはすっきりした顔立ちをしていて、

とても可愛らしいですよね。

 

しかし、ニホンイシガメの爪は意外にも鋭いです。

 

その鋭い爪で、水槽内のシリコン部分に

傷をつけてしまうことがあるのです。

 

そうなると、最悪の場合破けたシリコン部分から

水漏れが発生してしまうことも。

 

ニホンイシガメの飼い方の注意点として、

このシリコン部分によく気を配ってあげてくださいね。

 

もうひとつニホンイシガメの

飼い方で注意することがあります。

 

ニホンイシガメは『水カビ病』という病に

かかりやすいといわれています。

 

この病気を放置しておくと、

最悪の場合、死んでしまうこともあるんです。

 

この水カビ病は、水量が多すぎる飼育環境で多発します。

 

これを防ぐ為、水槽内は水場部分よりも足場部分を

多くしてあげると良いとされていますよ。

 

 

ニホンイシガメの飼育に必要なものは?

ニホンイシガメを含め、

カメの仲間は自分で熱を生み出すことができません。

 

ですから、太陽光などで

体の熱を上げていく必要があります。

 

その為にも、ニホンイシガメには

定期的に日光浴をさせてあげてくださいね。

 

ですが、昼間に家を空けている人は、

カメに日光浴をさせる飼い方は難しい人もいるでしょう。

 

そのような人に紹介したいのが市販のライトです。


その中でも特におすすめな商品が、

上記の『太陽NEO RP-126』です。

 

このライトを、ニホンイシガメの水槽に

設置してあげることで、水槽内にホット

スポットを作り出すことができます。

 

アームがついており、ライトの角度を調節

できますので、さまざまな飼育環境に対応

させる飼い方ができるでしょう。

 

また頑丈なつくりをしている

スプリングクリップは落下を防止するため

のセーフティダブルロックもあるので

安全面でも安心です。

 

ニホンイシガメの飼育環境って?

 

続いて、ニホンイシガメを飼う際の

飼育環境について見ていきましょう。

 

先ほどもお伝えしましたが、

ニホンイシガメの飼い方として

水はたくさんは必要ありません。

 

むしろ、足場となる部分が多いほうが

カメにとっては良いのです。

 

ニホンイシガメの水槽に砂利を敷いてあげることで

そこが足場となります。

 

また、水を清潔に保つため、

定期的に水替えを行ってあげることが

ニホンイシガメにとって良い飼い方です。

 

具体的に言うと、2日に1回のペースで

水替えを行ってあげると良いでしょう。

 

さらには水槽にろ過器を設置してあげると、

水替えの頻度を1週間に1回程度まで抑えられますよ。

 

冬場や夏場には、ニホンイシガメの飼育環境に

合わない水温になってしまうことが多々あります。

 

その為、ヒーターを用意してあげたり

クーラーを使用してあげることも大切です。

 

手間を惜しまず、

しっかりと飼育環境を整えてあげましょう!

 

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ニホンイシガメにおすすめな水槽って?


ニホンイシガメが、成体になると、

20センチを超えるサイズになることもあります。

 

ですから、水槽のサイズはできるだけ

大きいものを用意してあげるのがベスト。

 

そこでおすすめなのが、90センチサイズの

大きな水槽です。

 

カメが成長しても、問題ない飼育環境を

用意できますよ。

 

水槽には、砂利などを敷いてあげて

デザイン性の高い水槽を作ってあげる

のも良いですね。

 

ニホンイシガメの餌の与え方や頻度は?

FkMikaさん(@nikohana.yoji)がシェアした投稿 –

続いて、基本的な飼い方である

餌の与え方についてです。

 

まず、一度に与える量は

カメの頭2つ分くらいが良いです。

 

ただし個体差があり、年齢などによっても

変わってきますから様子を見て与えるようにしましょう。

 

食べ残してしまった場合は水槽が汚れる原因にもなるので

早目に取り除いてあげてくださいね。

 

続いて、与える頻度です。

 

生後1年以内の子ガメの場合は、

1日に1から2回、食べるだけ与えても構いません。

 

その時期を過ぎたら少しずつ頻度を減らしていきます。

 

最終的には、2、3日に1回くらいで

上記の量を与えてあげるようにしてください。

 

もしカメの食いつきが悪いのであれば、

水温などの飼育環境を見直してあげてあげましょう。

 

 

 

ニホンイシガメにおすすめな餌って?


上記は”テトラ”から販売されている

『レプトミン スーパー』です。

 

栄養価のバランスが良く、

基本色として与えることのできるフードなんですよ。

 

高品質な原料が利用されているため、

カメの食いつきが良いと評判なので

安心して与えることができるでしょう!

 

こちらは大きめのスティックタイプの餌ですので、

大きく成長したカメにも向いています。

 

また、浮上性のフードですから、

食べ残したエサも取り除きやすいのもポイント。

 

ニホンイシガメにどのフードを与えるか悩んでいる方は、

ぜひを上記の商品をチェックしてみてください。

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さて、今回はニホンイシガメの飼い方、

飼育環境などについて紹介していきました。

 

ニホンイシガメは昔から日本人になじみ深いカメですが、

実は野生種は年々減少してきています。

 

以前ほど目にする機会が減ってしまったニホンイシガメですが、

ペットにしたらその魅力を新たに発見することができるでしょう。

 

以上、『ニホンイシガメの飼い方!飼育環境や水深、水槽、餌の与え方も!』の記事でした。