紅白模様が鮮やかな

レッドビーシュリンプ

 

苔を食べてくれる掃除屋さんとしても

水槽のアクセントとしても

人気の高いレッドビーシュリンプは

水草のある水槽では赤が際立って

一層美しく見えますよね。

 

この記事では、

レッドビーシュリンプの飼育に

おすすめな水草や、

水草を使ったレイアウト

ご紹介していきます。

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そもそもレッドビーシュリンプは水草が必要?

 

レッドビーシュリンプを飼育する上で

水草は必ずしも必要なものではありません。

 

とはいえ、水草がなくても

生きることはできるという意味で、

用意しなくても問題がないわけでは

ありませんよ。

 

隠れて遊んだり産卵時の安全を確保したり

水草はレッドビーシュリンプにとって

様々な役割を果たしてくれます。

 

また、他の生物と混泳している場合は

特に狙われやすい稚エビの時期には

隠れ場所として役立ってくれますよ。

 

 

 

レッドビーシュリンプは人口の水草ではダメ?

 

近年は人口の水草も種類が豊富で

一見しただけでは

本物と区別がつかないものや

柔らかい質感を持つものも多く見られます。

 

しかし、作りが精工で見た目が良いものほど

苔が付きやすかったり、掃除が難しいといった

デメリットを持ちます。

 

かといって、いかにもプラスチックです!

といった水草を選んでしまうと、

レッドビーシュリンプが

寄り付かないだけではなく、

グッピーなどを混泳させている場合は

ヒレに怪我をさせてしまう

可能性もあるでしょう。

 

人口水草の利点としては枯れないことが

挙げられますが、手入れのしやすさで言えば

自然のものでも楽なものは多くあります。

 

人口水草を選ぶメリットは少ないため

できれば天然の水草を使用しましょう。

 

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レッドビーシュリンプの水槽に水草を入れるメリットは?

ではレッドビーシュリンプの水槽に

水草を入れるとどのような効果が

期待できるのでしょうか?

 

以下にレッドビーシュリンプの水槽に

水草を入れるメリットを3つ紹介していきます。

 

水質が安定する!

レッドビーシュリンプを飼育する際、

水槽の底石には

ソイルを選ぶことが多いでしょう。

 

しかし、ソイルは微量ではありますが

水中に栄養素を放出する性質があります。

 

特にレッドビーシュリンプのみを

飼育する水槽では、

富栄養化してしまい苔が発生して

水質が悪化してしまう恐れがあるのです。

 

その点、水草は水中の余分な

栄養を消化してくれるため

水質の浄化や安定に役立ってくれますよ。

 

 

稚エビの隠れ家になる!

 

レッドビーシュリンプは温和な性格のため

親エビが稚エビを食べるといった心配は

あまりまりません。

 

しかし、他の生物と混泳させている場合

孵ったばかりの稚エビは

食べられてしまう可能性がとても高いため、

専用の隠れ家が必要となります。

 

また、葉の密度が高い水草を入れておくと

産卵箱などを使用しなくても

繁殖が可能ですよ。

 

 

水槽の景観が良くなる!

 

紅白模様が鮮やかなレッドビーシュリンプは

水草と一緒に飼育することで

その美しさをより引き立たせることができます。

 

レッドビーシュリンプと

混泳することができる

レッドファイアーシュリンプなども

水草のある環境の方が飼育しやすく

体色も綺麗に見えて引き立ちますよ。

 

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レッドビーシュリンプの飼育や繁殖におすすめな水草は?

レッドビーシュリンプの水槽には

水草があった方が好ましいと

お伝えしましたが、

具体的にはどのようなものを

選べばよいのでしょうか?

 

以下にレッドビーシュリンプを飼育する際に

おすすめな水草を5種紹介していきます。

 

マツモ

マツモ

最初に紹介する

レッドビーシュリンプの飼育に

おすすめの水草はマツモです。

 

マツモは隠れ家や遊び場といった

役割だけではなく

レッドビーシュリンプにとって

餌の役割も果たしてくれる便利な水草ですよ。

 

稚エビにとっても食べやすいので

繁殖を考えている場合は

入れておいて損はないでしょう。

 

食べることを前提に入れる水草ですので

こちらの商品のように無農薬のものを

選ぶようにしてくださいね。

ウィローモス

ウイローモス

2番目に紹介する

レッドビーシュリンプの飼育に

おすすめの水草はウィローモスです。

 

光量を必要としない陰性水草のうえ

二酸化炭素の添加も

必要としないウィローモスは

初心者の方にも育てやすい人気の水草です。

 

様々な魚が泳ぐレイアウトで使われる

ウィローモスですが、

葉が密集して生えていることから

レッドビーシュリンプの飼育や

繁殖にも最適ですよ。

 

ホウオウゴケ

ホウオウゴケ

3番目に紹介する

レッドビーシュリンプの飼育に

おすすめの水草はホウオウゴケです。

 

日本の渓流沿いなどにも自然に生えている

ホウオウゴケは別名“ウォーターフェザー

とも呼ばれる葉の広がり方が美しい水草。

 

水中では二酸化炭素の添加が

必要になりますが、

光量を抑えることで

苔の大量発生を防ぐことができ

レッドビーシュリンプの

餌となるような微生物を生み出してくれますよ。

 

ミクロソリウム

ミクロソリウム

4番目に紹介する

レッドビーシュリンプの飼育に

おすすめの水草はミクロソリウムです。

 

背が高い中景~後景に使える水草であれば

ミクロソリウムが飼育もしやすく、

また葉の質感も柔らかいことから

レッドビーシュリンプの飼育におすすめですよ。

 

光量も、二酸化炭素の添加も必要とせず

成長もゆっくりなので、

トリミングの頻度も低くて済むため

世話もしやすい水草です。

 

アヌビアスナナ・プチ

アヌビアスナナ

最後に紹介する

レッドビーシュリンプの飼育に

おすすめの水草はアヌビアスナナ・プチです。

 

光量も二酸化炭素も必要とせず

丈夫なアヌビアスナナは初心者の方にも

育てやすい入門種として人気の高い水草。

 

改良種であるヌビアスナナ・プチは

育てやすい性質は同じでありながら、

上ではなく横に広がって

繁殖していく性質を持つため

レッドビーシュリンプの隠れ家として

役立ってくれますよ。

 

アヌビアスナナ等の外国産の水草は

農薬が付着しているものも多いため

1週間程、桶などにつけて残留農薬を除去してから

水槽に入れるようにしてくださいね。

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レッドビーシュリンプにおすすめな水草のレイアウトは?

レッドビーシュリンプは

外見的にも水草の緑と相性が良いため、

水槽のレイアウトも

工夫してみたくなりますよね。

 

以下に、レッドビーシュリンプにおすすめの

水草を使ったレイアウト例を

3種紹介していきますので、

参考にしてみてくださいね。

 

流木や石にウイローモスを活着させる

レッドビーシュリンプ水草レイアウト

参考元:youtube/ビスケaqua park

 

シンプルなレイアウトですが

生物が移動しやすいよう、

すっきりまとまっていますね。

 

ウィローモスは活着させて使うことも

植えて使うことも可能な水草ですが

石や流木に活着させると、水換えや水槽の

リセットを行うときに、扱いやすくて

手間がかかりませんよ。

 

 

水槽の中心にアヌビアスナナ・プチを配置

参考元:youtube/秀峰ch

 

石に活着させたアヌビアスナナ・プチを

中心に、積み上げて配置して高さを出し、

ロタラや、ハイグロフィラピンナティフィダ

を後景草に、前景草にエキノドルス テネルス

ブロードリーフを使用しています。

 

アヌビアスナナの配置が凝っているため

30cmのキューブ水槽を

使用しているにもかかわらず

迫力のあるレイアウトになっていますね。

 

ベタ用のレイアウトですが、

レッドビーシュリンプにも

喜ばれそうな水槽です。

 

活着したモスやアヌビアスナナを配置

参考元:youtube/GoodSonJP

 

こちらの水槽も、

すでに活着したウィローモスや

アヌビアスナナを配置した、レイアウトです。

 

シンプルに見えますが

ウィローモスも、普通のものと

ジャイアントウィローモスの

2種類を使用したり、

 

アヌビアスナナゴールデンを使用したりと

水槽の色味に幅が出るように

こだわったレイアウトです。

 

後景草は、植え付けをしていますが、

メンテナンス作業も

楽に行うことができそうですね。

 

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レッドビーシュリンプが水草を食べる時の対処法は?

稚エビの餌にしたい、と考えて

マツモなどの水草を配置したのではなく

元々凝ったレイアウトをした水草水槽に

レッドビーシュリンプを放した場合

水草を食べられてしまうと困りますよね。

 

レッドビーシュリンプの食害から

水草を守るには

どのような方法があるのでしょう?

 

以下に、レッドビーシュリンプが水草を

食べてしまう時の対処法を3つ紹介していきます。

 

餌を見直してみる

レッドビーシュリンプは

苔や微生物を食べるため、

環境が整っていれば餌を与えなくても

生きていくことができます。

 

一見水草を食べているように見えても、

水草の表面に付着した苔を

食べていることが多いんですよ。

 

ですが、明らかに水草が減っている場合

水槽の中に餌となるものがなくなっている

可能性が考えられます。

 

そのため餌やほうれん草など、水草以上に

食いつきが良いものを水槽に入れれば

水草を食べるのをやめてくれるでしょう。

 

ほうれん草を入れた場合は

3~4時間経ってから

食べ残しを取り除けば水も汚れないですよ。

 

 

硬い水草に変えてみる

 

ウイローモス

レッドビーシュリンプは噛む力が

それほど強くないため、

食べることのできる水草は

マツモなど一部のものに限られます。

 

そのため、硬い水草を入れるようにすれば

食害を防ぐことができますよ。

 

レッドビーシュリンプに向いている

ウィローモスも葉が硬いため

食害に遭う恐れのない水草です。

 

水草の状態をチェックしてみよう

 

マツモなど柔らかいもの以外の水草を

レッドビーシュリンプが食べる場合

水草が枯れて弱って、食べやすい柔らかさに

なってしまっている可能性があります。

 

特に水草をたくさん入れている水槽の場合

光が当たらなくなっている水草など

世話が行き届かないものが

枯れていることがよく見られます。

 

トリミングをしたり水槽のphを見直すなど

水草の健康状態を見直してみる

食害がなくなるかもしれませんよ。

 

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いかがでしたでしょうか?

 

レッドビーシュリンプなどの小型のエビが

水草をツマツマしている様子はとても可愛らしく

見ていて癒される光景ですよね。

 

レッドビーシュリンプは様々な水草と

相性の良い生物ですので、

色々な水草を使ったレイアウトを

楽しんでみるといいですよ。

 

以上『レッドビーシュリンプの水草で飼育や繁殖におすすめなのは?食べる時の対処方法も!』の記事でした!

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