人気のある犬種の紹介で、

飼いやすくて初心者にもおすすめ!などと

書かれていることがありますよね。

 

しかし人気の犬種と言われている犬の中には

病気が多い・躾が難しいなど、

実は初めて犬を飼う方には

向いていない犬種もいるのです。

 

そこで今回の記事では、人気はあるけれど

初心者には飼いにくい犬種を1位から10位まで

ランキング形式で紹介していきますので、

飼育する際の参考にしてみてくださいね。

 

飼いにくい犬ランキング第1位

・ラブラドールレトリーバー

 

飼いにくい犬ランキング第1位は

世界中で高い人気を誇る

ラブラドールレトリーバーです。

 

盲導犬や介助犬、災害救助犬、警察犬などの

イメージの強いラブラドールレトリーバー。

 

従順で訓練性能が高く、初めて犬を飼う人でも

苦労せず躾ができる、そもそも躾をしなくても

問題行動を起こさない犬種の印象がありますよね。

 

しかし、仕事に就いているラブラドールたちは

あくまでも専門の犬舎で産まれたうえに

子犬の頃からプロのトレーニングを受けてきた子です。

 

そのため、家庭犬のラブラドールとは

全く別物だと考える必要があるでしょう。

 

本来のラブラドールレトリーバーは

物覚えは良いもののお調子者で、

飼い主の言っていることを理解していても

ふざけて従わないこともよくあります。

 

また、水鳥猟に出ていた頃の習性で

何でも口に入れる癖があるために

誤飲や誤食が非常に多く、

その都度かかる医療費も

大型犬であるために高額です。

 

更に多くの犬種で

子犬の時期の1年前後で終了するとされる、

やんちゃでいたずら好きな時期が

5年~10年と長く続くうえに、

体が大きいのでいたずらの被害が

大きくなることもしばしば。

 

2009年には『マーリー』という

ラブラドールを迎えた家族の

実体験を基にした映画が公開されましたが、

飼ってみたらイメージと違った、

というだけで映画が作られる犬は

後にも先にもこの犬種だけでしょう。

 

愛すべき陽気な性格の持ち主ですが、

初心者には飼いにくい犬であると言えます。

 

 

 

飼いにくい犬ランキング第2位

・ボーダーコリー

 

飼いにくい犬ランキング第2位は

全犬種中、最も高い訓練性能を

持つことで知られているボーダーコリーです。

 

賢いのだから、躾もしやすいのでは?

と思われがちですが、

賢い犬種は自分が認めた相手の

言うことしか聞かないプライドの高さ

持ち合わせていることも多く、

ボーダーコリーその傾向にあります。

 

また、比較的体の大きな中型犬であり力もあるため

無理に飼い主が言うことを聞かせる、

力でねじ伏せるというのも無理でしょう。

 

知能の高さだけではなく

牧羊犬であることから運動要求も高いため、

天気が悪い、自分の体調が優れないから

散歩を休みたいという甘えを

許してくれるような性格でもありません。

 

賢い故にワーカホリックとも形容される犬種ですので

初心者には飼いにくい犬であると言えるでしょう。

 

 

 

飼いにくい犬ランキング第3位

・ゴールデンレトリーバー

 

飼いにくい犬ランキング第3位は

日本で飼育されている大型犬の中では

トップの人気を誇り、

CMや雑誌の表紙にとりあげられる回数も多い

ゴールデンレトリーバーです。

 

ラブラドール同様に訓練性能が高く、

飼いやすい犬として紹介されることが多い

ゴールデンレトリーバーですが、

それはあくまでも大型犬の中での話

 

そもそも大型犬自体が

日本の環境で気軽に迎えられる存在ではないので、

注意が必要ですよ。

 

美しく優し気な外見ですが、

当然力は成人男性より強いですし

愛玩犬種ではなく水鳥猟に出ていたガンドッグなので

運動要求も高く、長距離の散歩も欠かせません。

 

もともと少し神経質な性格を持つ子や

分離不安になりやすい性格の子が見られる

犬種ではありますが、

個体によっては攻撃性が加わることもあり

迎えるブリーダーをしっかり見極める必要がある

犬種でもあります。

 

憧れの犬種である方も多いであろう

ゴールデンレトリーバーですが、

初心者には飼いにくい犬であると言えるでしょう。

 

 

 

飼いにくい犬ランキング第4位

・ジャックラッセルテリア

 

飼いにくい犬ランキング第4位は

小型犬でありながら、大型犬顔負けの

運動能力を誇るジャックラッセルテリアです。

 

可愛らしい外見ですがしっかり筋肉のついた

ジャックラッセルテリアは、

『愛玩犬種以外の小型犬を飼いたい!』

という飼い主さんから人気が高い犬種です。

 

しかし、外見が好みだから

という理由だけで飼ってしまうと、

いつも体力が有り余っている

ジャックラッセルテリアに

振り回されることになってしまいます。

 

小さな体に4WDのエンジンを積んでいる

形容される程タフな犬種ですので、

力の限り一緒に遊んであげられる飼い主さんでなければ

ジャックラッセルテリアも

飼い主さんもストレスを溜めてしまいます。

 

一緒にアクティブに過ごせることが

飼い主として最低条件の犬種なので、

初心者には飼いにくい犬であると言えるでしょう。

 

 

 

飼いにくい犬ランキング第5位

・ビーグル

 

飼いにくい犬ランキング第5位は

スヌーピーのモデルとしても知られるビーグルです。

 

世界的人気キャラクターの

モデルというだけあって、

可愛らしい外見が魅力的なビーグルは

病気が少なく、陽気な犬種としても知られます。

 

しかし、ビーグルを飼う上で

覚悟して欲しいのが吠え声の大きさです。

 

『この体のどこから出ているの?』と

驚かされる程に大きな声で吠えるビーグルは、

吠え癖がつきやすい犬種でもあります。

 

これはウサギ猟などに出た際に

獲物を捕らえたことや

自分の居場所を主人に知らせるための習性なので、

犬種の特質でもあるのです。

 

そのため体は小さくとも

住宅街で飼うのは難しいとまでいわれることがあり、

この部分をしっかり躾られなければ

ご近所トラブルに発展する可能性さえあるのです。

 

ある程度犬の躾に自信がある方向けの犬種ですので

初心者には飼いにくい犬であると言えるでしょう。

 

 

 

飼いにくい犬ランキング第6位

・ブルドッグ

 

飼いにくい犬ランキング第6位は

独特のとぼけた表情から

デフォルメ化されたイラストなども

よく見られるブルドッグです。

 

ブルドッグは

温厚でのんびりとした性格の犬ですが、

とにかく病気が多く

短毛の犬種とは思えない程

ケアが大変なことでも知られます。

 

先天的に骨や皮膚、呼吸器系の

病気にかかりやすく、

特に頭の形が原因で引き起こされる呼吸器疾患は

命にもかかわる重篤なものです。

 

このようにブルドッグに病気が多く、

体が弱い理由はその独特な骨格にあります。

 

もともと作出された当初のブルドッグは

現在よりも鼻が長く、

顔や体の皮膚もたわんでいなかったと言います。

 

しかし、より愛嬌のある顔にするために

潰れた顔の個体を掛け合わせたり、

皮膚の垂れたものを掛け合わせているうちに

遺伝的多様性が失われてしまい、

疾患の多い犬種として固定されてしまったのです。

 

そのため常に体調に気をつける必要があり、

犬好きではなくブルドッグ好きの人でなければ

飼えないとまで言われる犬種ですので、

初心者には飼いにくい犬であると言えるでしょう。

 

 

飼いにくい犬ランキング第7位

・ミニチュアピンシャー

 

飼いにくい犬ランキング第7位は

ミニピンの愛称で知られる

ミニチュアピンシャーです。

 

ミニチュアピンシャーは体こそ小さいですが、

勇敢で頑強であることで知られる

“とある犬種”に似ていますよね。

 

実は、あのドーベルマンの近種なんです。

 

ドーベルマンに憧れる方は多いでしょうが

初めて飼う犬にドーベルマンを選ぶ方は

あまりいないですよね。

 

力こそドーベルマンには劣りますが、

性格は用心深く攻撃性が高い傾向にあることから

躾をきちんと行わないと

人に怪我をさせてしまう恐れもあるのです。

 

また、警戒心の強さから吠え癖がつきやすいため

こちらについても注意をしないと、

近隣とのトラブルになるでしょう。

 

訓練士さんに預けて躾をしてもらった場合も

訓練士さんの言うことは聞いても

飼い主の言うことは聞かない結果になることも多いので

初心者には飼いにくい犬であると言えるでしょう。

 

 

 

飼いにくい犬ランキング第8位

・シベリアンハスキー

 

飼いにくい犬ランキング第8位は

狼を思わせるワイルドな風貌が魅力の

シベリアンハスキーです。

 

90年代にブームとなったシベリアンハスキーは、

狼犬だから凶暴、躾ができない

といった風評を受けましたが、

現在もその独特の容姿から高い人気を持ちます。

 

実際には凶暴どころか

温厚でチャーミングな性格をしており、

一度飼った人は見た目と中身のギャップに

になることも多いシベリアンハスキー。

 

しかし、元来そり犬であるために

底なしともいえる程の体力を持ち、

長距離の散歩に加えて引き運動など

しっかりと運動をさせないと、

ストレスを溜めてしまいます。

 

また、北国出身のために

湿度の高い日本の気候では

真夏以外でも熱中症にかかりやすい

犬種でもあります。

 

そのため、室温や湿度、散歩に出る時間には

他の犬種以上に

気を使ってあげる必要があるでしょう。

 

更に未だに凶暴な犬だと

思っている人も少なくないことから、

嫌な思いをしないよう

にしっかり躾をする必要もあるため、

初心者には飼いにくい犬であると言えるでしょう。

 

 

 

飼いにくい犬ランキング第9位

・アメリカンコッカースパニエル

 

飼いにくい犬ランキング第9位は

ディズニー映画『わんわん物語』の

ヒロイン・レディのモデルにもなった

アメリカンコッカースパニエルです。

 

陽気な性格と優雅な外見が魅力の

アメリカンコッカーですが、

病気が多い犬種としても知られています。

 

毛量が多く垂れ耳であることから

耳の病気皮膚の病気、

また先天的に目の病気

慢性的な肝炎にもかかりやすいなど

遺伝疾患が多いのです。

 

狩猟犬ながら穏やかな性格で攻撃性が低く

訓練性も高い賢い犬なのですが、

病気の心構えと飼育知識が必要なために

初心者には飼いにくい犬であると言えるでしょう。

 

 

 

飼いにくい犬ランキング第10位

・ウェルシュコーギー

 

飼いにくい犬ランキング第10位は

人気犬種ランキングでも必ず上位に登場する

ウェルシュコーギーです。

 

可愛らしい顔と短い足でヨチヨチした歩き方が

チャーミングなコーギーは、

一見すると初心者にも

飼えそうな犬種に見えますよね。

 

しかし、コーギーの中には神経質で攻撃的

性格の子が見られることも多くあります。

 

その理由となるのが、

コーギーの丸いお尻に付いた短い尻尾です。

 

コーギーの短い尻尾は生まれつきのものではなく

人間の手によって断尾されたもの

この行為は子犬に恐怖と

痛みを植え付ける行為であると

現在は非難をする声もあがっています。

 

そのため、尾を切断された恐怖から

神経質になっていたり、

人間に対して警戒心が強くなっている子が

多くいるとも言われているのです。

 

更にダックスフンド以上に

体に対して足が短いために

骨の病気も多く見られます。

 

また、足が短いことから太らせてしまうと

脚や関節に負担が掛かってしまうために

他の犬種以上に

厳格に体重管理を行う必要もありますよ。

 

犬種についての勉強と理解が必要なため

初心者には飼いにくい犬であると言えるでしょう。

 

 

 

飼いにくい犬を飼うと悩むことは?

人気犬種であっても飼うのが難しい犬種

軽い気持ちで迎えてしまった場合、

どんな悩みが出てしまうのでしょうか?

 

以下に代表的なものを5つ紹介していきますね。

 

飼いにくい犬を飼うと躾が大変!

 

飼いにくい犬を迎えると、

まず最初に悩まされるのが

躾の大変さでしょう。

 

上で紹介した10犬種のうちのいくつかの犬は

頭が良いが故にふざける

頭が良い故に飼い主を認めないなど、

躾が一筋縄ではいかない犬も多くいます。

 

飼育頭数が多くないことから

上では名前があがりませんでしたが、

ジャーマンシェパードや紀州犬などの日本犬も

認めた人間の言うことしか聞かない傾向にあるため

初心者には向いていない犬種であるでしょう。

 

このような犬には、

一般的な躾の本に書かれているような方法が

通用しないことも多く、

犬の性格にあわせた躾方法を

飼い主が考える必要があるのです。

 

頭が良いと紹介される犬種=躾がしやすい

という訳ではないので、

賢いから飼いやすいと思って迎えてしまうと

苦労させられることになりますよ。

 

 

 

飼いにくい犬を飼うとお金がかかる!

 

2番目に考えられる

飼いにくい犬を迎えると発生する悩みは

予想外にお金がかかることです。

 

上で紹介した10犬種のうちのいくつかの犬は

ストレスを溜めやすい性格をしているものもあり、

ストレスを発散するために

わざと物を壊したりもします。

 

特に大型犬は家のドアや柱などを

ストレスで破壊することがあるので、

ちょっと寂しい思いをさせただけで

恐ろしい被害がでることもあるでしょう。

 

 

飼いにくい犬を飼うと散歩をさぼれない!

 

3番目に考えられる

飼いにくい犬を迎えると発生する悩みは

散歩を休めなくなることです。

 

散歩は飼い主の務めであり、

愛犬と過ごす楽しい時間ですが

それでも雨が降っていたり、

風邪を引いていたりすると

『今日は休みたいな』

という気持ちの日もありますよね。

 

しかし、上で紹介した犬種以外でも

全ての中型以上の犬種

多くのテリア犬種などは、

運動要求が非常に高いために

雨はおろか台風や雪の日も

散歩に行く必要があるのです。

 

よく言えば、毎日の散歩で

飼い主さんも健康促進ができますが、

運動能力が高い犬や筋肉質な犬種を迎える場合は

相当の覚悟が必要ですよ。

 

 

 

飼いにくい犬を飼うとケアが大変!

 

4番目に考えられる

飼いにくい犬を迎えると発生する悩みは

日常のケアの大変さです。

 

上に紹介した犬種の中には被毛や皮膚の手入れ、

耳の手入れなどケアが大変な犬種も多くいます。

 

手入れがあまり要らなそうなラブラドールなども、

抜け毛が凄く多いために

毎日ブラッシングをしたり

垂れた耳の中のケアが欠かせません。

 

ケアを怠ると皮膚病や外耳炎といった病気に

繋がることも多くあるため、

しっかりと世話をする必要があります。

 

また、一般的な大人の力で

一人で抱き上げることが難しくなる

20kgを超える犬種の場合は、

先々の介護はどのように行うのか

犬が老犬になった時に

自分は介護してあげられる余力があるか

といったことも考えておくべきでしょう。

 

 

 

飼いにくい犬を飼うと病気が多い!

 

最後に考えられる

飼いにくい犬を迎えると発生する悩みは

病気の多さです。

 

上で紹介した犬種の中には

遺伝疾患を持つ犬種も多く、

大型以上の犬種は同じ病気でも

医療費が倍以上になるなど…。

 

病気になった時にかかる医療費に

悩まされることもあるでしょう。

 

これは飼い易いとされている

犬種でも同じことですが、

病気になった時の備えについては

考えておく必要があります。

 

突然発生する医療費に備えて

ペット保険について調べておくことは、

必要不可欠と言えるでしょう。

 

 

病気が多い犬種は

保険料が高い傾向にあります。

 

どのくらいの掛け金で

どういった病気まで補償されるのかなど、

調べておくと安心ですよ。

 

 

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いかがでしたでしょうか?

 

『飼いにくい犬』と聞くと、

悪い印象を持ってしまいがちですよね。

 

ですが、上でご紹介した犬種は

どれもきちんとした関係を結べれば

相棒とも呼べる素晴らしい存在に

なってくれる犬種ばかりです。

 

決して初心者は絶対に飼うべきではない犬、

というわけではないので、

飼う前にはしっかりと勉強をして

知識を深めることが大切ですよ。

 

以上、『飼いにくい犬ランキング!人気はあるが初心者には難しいとされる種類とは?』の記事でした!