ペットの健康診断について

みなさんはどの程度ご存知ですか?

 

病気の種類やリスクについては知っている

という方は多いと思いますが、

むしろ、それを予防するための健康診断について

良く知らない方はかなりいるのではないでしょうか。

 

そこで今回は、

ペットの健康診断について

詳しくご説明していきます。

 

まずは、そもそも健康診断には

どのくらいの料金がかかるのか

ということについて説明していきますので、

是非ご覧になってくださいね。

 

犬の健康診断にかかる料金は?

 

獣医さん

 

犬の健康診断の料金は行く病院によって様々。

 

というのも、技術に

差があるというわけではなく、

含まれている健康診断の内容に

違いがあるからなんです。

 

私たちの健康診断も

いくつかの項目をまとめているセットの中から

自分が受けたい診断を含んでいるものを

選んだりしますよね。

 

犬の健康診断にも同じことがいえます。

 

ただ、色々なセットがありますが

推奨されている健康診断の項目がやはりあります。

 

ここでは明確に健康診断は何円!とは

言い切れないのですが、

どういう要素で料金が変わってくるかだけ

知っておいてください。

 

細かい健康診断の項目については

後半説明しますね。

 

 

 

犬の健康診断を受けさせる頻度は?

犬07

 

犬の健康診断は人間と同じで、

歳をとるにつれて受診する回数を

増やした方がいいです。

 

歳を取るにつれて増える

病気のリスクに対応するためです。

 

当然犬は人間よりも早く老化していくのですが、

寿命に比例して体の衰えだけでなく

病気の進行も早いです。

 

つまり犬の場合は

最近検査したばかりといっても

想像していたより病気が進行していた

ということもあります。

 

なので、高齢の犬は特に

病院に行く頻度を増やしましょう。

 

何の病気にもかかっていないときであれば

0歳~6歳の犬は2~3年に1回

7歳以上の犬は 半年~1年に1回を目安

健康診断を受けさせてください。

 

犬の7歳は人間でいうと

40~50歳に相当します。

 

なので7歳を一つの目安として考えています。

 

このくらいの年齢をすぎると、

若い頃には起きにくかった病気も

発症するようになってきてしまいます。

 

代表的なのはやはりガン

 

若いうちは少ないですが、

7歳あたりから

どんな子でもガンになる可能性があります。

 

ガンだけではなく、

他にも様々な病気にかかる可能性も高くなってきます。

 

ただ、さきほど言った期間で受診していれば

絶対大丈夫というわけではありません。

 

やはり、犬の病気のかかりやすさには

どうしても差がありますので、

飼っている犬の状態をよく見て

受診するようにしてくださいね。

 

 

犬の健康診断の内容って?

健康診断の仕組みと、

受診させる頻度についてご理解いただけたかと思います。

 

なのでここからは

健康診断に含まれている項目の説明をしていきます。

 

なるべく重要なものから取り上げていきますので、

これから説明していく内容を

覚えていただけたらな、と思います。

 

犬の健康診断の内容1

犬のイメージ画像

 

まず説明するのは血液検査です。

 

赤血球などの量を正常値と比べることで

病気を早期発見できることがこの検査の強み。

 

言わずもながら必須な検査の一つですね。

 

注射が苦手な犬は多いですが、

健康のために絶対受診させましょう。

 

受診させないで病気にかかっていることに

気づけないことの方が大変なことですからね。

 

料金は2000円ほどです。

 

最初に健康診断の料金はセットだと言いましたが、

ここで言っている値段はあくまで

単体の項目としての値段です。

 

 

犬の健康診断の内容2

 

体調をチェック

 

次に説明するのはレントゲン検査です。

 

骨・関節の状態、

臓器の大きさや形、腹水、胸水の有無、

消化器内の異物などを検査します。

 

人間の行うレントゲン検査とは

かなり目的が違いますね。

 

体全体の異常を調べることができるので、

これも必須な検査の一つです。

 

料金は3500円ぐらいかかってしまいますが、

大切な犬の健康のために

是非受けさせてあげてくださいね。

 

 

犬の健康診断の内容3

ねむる犬

 

3つめに説明するのは超音波検査で、

又の名をエコー検査ともいいます。

 

心臓の状態観察や

腹部の臓器全般の状態観察をします。

 

心臓だけではなく、

しっかりと腹部の臓器の状態を確認することによって

病気のリスクを軽減することができます。

 

犬がエコー検査をしているところは

想像しやすいですよね。

 

それくらい必要性がある診断の一つです。

 

エコーをする場所によっても違いますが、

腹部のエコーで3000円くらい、

胸部のエコーで3500円くらいが目安です。

 

 

犬の健康診断の内容4

 

最後に説明するのは心電図検査です。

 

不整脈などの異常を診ることで

心臓病などの病気を発見します。

 

目に見えない病気を早期に発見できるというのが

この検査の一番いいところ。

 

深刻な病気の発見に欠かせないこの項目ですが、

実際必要な場面はあまりありません。

 

ですが、それをしっかりと検査してこその

健康診断でもありますので、

必要な場面が少ないからといって

全くする必要がないとは言い切れないので、

もしもに備えてしっかりと検査しましょう。

 

料金は約2500円ほどです。

 

 

犬におすすめなペット保険って?

ここまで健康診断についての説明をしてきましたが、

ペット保険への加入も検討してほしいです。

 

なるべく病気のリスクを回避していたとしても、

現実的な話し、

どんな犬にも病気のリスクはつきまといます。

 

確かに若い犬は歳をとっている犬に比べて

病気のリスクは低いです。

 

ですがどんな犬もいずれは歳をとります。

 

残酷なことですが、

ここから目を離してはいけません。

 

なので、今はあまり気にしなくても

いいかもしれませんが、

どこかで必ず気にしなければいけないです。

 

今は必要ないと思っている方も

ペット保険がどういうものかということだけは

しっかりと知っておいてくださいね。

 

ペット保険は、

私たちの保険の仕組みとほぼ同じで、

急な怪我や病気に備えるものです。

 

日常生活において

いつ、どんな病気やケガを負うかはわかりません。

 

もちろん深刻な怪我でなくても

保障対象となりますので、

小さいリスクであったとしても備えていて欲しいです。

 

ですが、ペット保険も

人間の保険と同じように種類がありすぎて

どれを選べばいいのかわからないですよね。

 

そんな時は色々な保険会社を見比べて

飼っている犬にはどの保険が一番いいのか

じっくりと考えてみるといいですよ。

 

保険スクエアbang!というサイトでは

10種類以上のペット保険会社を

比較することができるので、

わんちゃんに合った保険に加入することができます。

 

保険についての知識を持っておくことは

非常に重要なことです。

 

私たち人間と同じように、

可愛いペットもに健康に長生きしてもらいたいですよね。

 

 

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犬の健康診断について

ご理解いただけたでしょうか?

 

様々な項目があって

どれも犬の身体を検査するのには

必要になってくる項目です。

 

最近はドッグドッグという検査の仕方もあって、

人間と同じように

犬を精密検査することができる検診を

用意している病院もあります。

 

医療の技術は少しづつ進歩していて、

病気のリスクも昔に比べたら

ずいぶん下がったと思いますが、

それでも病気の危険性はいつでもつきまとうもの。

 

飼っている犬との幸せな日々を守るためにも、

定期的に健康診断に連れていってあげてくださいね。

 

以上、『犬の健康診断の料金や必要な費用、頻度や内容、保険会社のおすすめ!』 の記事でした。