ふわふわの毛に可愛らしい顔立ちで
人気な犬種、”ポメラニアン”。
しかし、暑い夏になると
「毛が暑そうでかわいそう……」と思う飼い主も多いはず。
そこでおすすめなのが、『ポメラニアンのサマーカット』です。
そこで今回は、自分でポメラニアンのサマーカットを行う方法について
詳しく紹介していきますので、参考にしてみてくださいね。
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ポメラニアンのサマーカットをお店でしてもらう相場は?
ポメラニアンはもともとカットが必要な犬種ではなく、
簡単な部分カットであれば
3000円程度でしてもらえることも多いです。
しかし、サマーカットのような全身カットの場合はお店にもよりますが
だいたい6000円以上の費用がかかることもあります。
このように費用が高くなってくるため、
飼っているポメラニアンを自分でカットする、
というのも一つの方法でしょう。
ポメラニアンのサマーカットの種類は?
サマーカットとは、夏にもおすすめな
被毛を軽くしたカットのこと。
そのため、一口に”ポメラニアンのサマーカット”と言っても、
さまざまな種類があります。
今回は、そんなポメラニアンのサマーカットの中でも
特に人気の高い三種類を紹介していきます。
1:柴犬カット
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上記で紹介するはポメラニアンの毛を
短く丸くカットした『柴犬カット』です。
その名の通り、柴犬のような見た目が特徴的なスタイル。
見た目もさっぱりとして夏にも合うだけでなく、
柴犬よりも小さい”豆柴”のような姿に
ポメラニアンを変身させることのできるカットです。
ポメラニアンの愛くるしい顔立ちにも似合うカットですので、
現在サマーカットの中でも
最も人気の高いスタイルだとされていますよ。
2:ライオンカット
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次に紹介するのは『ライオンカット』と呼ばれる
カットスタイルです。
顔の部分以外の毛を短くカットして、
まるでライオンのたてがみのようなスタイルを作るカット。
その独特な見た目から、個性が光るスタイルですね!
「毛が長いと夏は暑くてかわいそう、
でも全身短くしすぎてしまって、
ポメラニアンっぽさがなくなってしまうのは……」と
考える方におすすめ。
体の部分の毛は短いため、
自分でカットするときに手間がかかりますが、
スタイリッシュさと可愛らしさを
どちらも保つことのできるカットですよ。
しっぽもライオンのように
先端部分だけ毛を残しておくと良いでしょう。
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3:くまカット
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最後に紹介するのが『くまカット』です。
こちらもその名の通り
くまのようなスタイルにカットする方法。
先ほどの柴犬カットと似ていますが、
柴犬カットよりも長さを保つことが特徴ですね。
耳も丸くカットするため、
ふんわりと可愛らしい印象になりますよ。
画像のように、耳の下の毛と首の毛を繋げていっても可愛いでしょう。
黒い毛のポメラニアンがこのカットをすると、
まるで本物の子グマのようになるでしょう。
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ポメラニアンのサマーカットを自分でするやり方は?
続いて、ポメラニアンのサマーカットを行う方法について書いていきます。
今回は、人気の高いポメラニアンのサマーカット、
”柴犬カット”のやり方をご紹介しますね。
手順1:体調チェック
まず初めに行うのが、『体調チェック』です。
この体調チェックは、ポメラニアンのサマーカットだけでなく
さまざまなカットを行う前に行います。
どのような部分を見ていくのかというと、
まずは犬の体に怪我などがないか、
いつも通り元気な様子かどうかなどですね。
特に高齢犬の場合は
トリミングが負担となってしまう場合もありますから、
念入りにチェックしてください。
その他に、犬の歯茎の色を調べて、
貧血・酸欠でないかチェックするのも良いですよ!
通常時、歯茎の色は健康的なピンク色をしていますが、
体調を崩しているときは白っぽい場合がありますので、
そのような時はカットはやめましょう。
手順2:ブラッシング
体調チェックに問題がなかったら『ブラッシング』を行います。
ポメラニアンのサマーカットだけでなく
カットを行う前にはブラッシングを行い、
毛をしっかりと伸ばしていく必要があります。
このとき使用するのはスリッカーブラシで、
ブラシを持たない方の手で皮膚を
ぴんと伸ばした状態にしてからブラシを入れましょう。
ブラッシングでは、
必ず毛並みに沿ってブラシを入れてくださいね。
また、ブラシだけでなくコームも使い、
毛のもつれがとれたかどうかを確認しながら行ってください。
手順3:ボディカット
続いて『ボディカット』を行いましょう。
ポメラニアンの場合、
まずはおしりの方から切っていくと良いでしょう。
適度に毛を短くしつつ、
丸くふんわりとカットしていってください。
目安として、毛の長さは6mmほどが良いです。
ぴたりとこの数字にしていく必要はありませんが、
参考にしてくださいね。
この時、毛量が多いようでしたら、
スキバサミで毛をすいていっても良いですよ。
その後、ハサミを少しづつスライドさせていくような形でお腹、
胸部のカットへと移っていきます。
ポメラニアンの場合、バリカンを使用してしまうと
毛のトラブルが発生する恐れがあるため、
必ずハサミだけでカットしていってください。
全体にバランスの取れ、
毛の長さが同じくらいになったらボディカットは完成☆
手順4:脚カット
ボディカットの後は『脚カット』を行っていきましょう。
今回はポメラニアンのサマーカットの中でも
柴犬カットの方法ですから、毛は短めに、
全ての脚が同じ太さになるようにカットしてください。
このとき使用するのは主に仕上げバサミで、
ハサミを丸く動かしていくと可愛く仕上がりますよ。
もこもこの質感が出るように、
ふんわりとカットしていてくださいね。
また、ボディカットのカット跡はスキバサミを使ってぼかし、
馴染ませていくようにしましょう。
手順5:しっぽカット
次は『しっぽカット』をしていきます。
今回はポメラニアンのサマーカットの中の柴犬カットですので、
しっぽはふんわりと、毛をボリューミーにしていきます。
そのため、あまり切りすぎないように注意しましょう。
しっぽの先端を丸くカットし、
全体的に毛の長さを同じにします。
イメージしにくい場合は、
実際のポメラニアンの柴犬カットの画像や、
柴犬の画像を見てカットの参考にしてみても良いでしょう!
また、このときボディカットのカット跡もぼかしてくださいね。
手順6:顔・耳カット
続いて、『顔・耳カット』を行います。
特に顔は、ポメラニアンのサマーカット、
柴犬カットを作っていく際でとても重要な部分。
このとき使用するのは、
刃が短く扱いやすいボブバサミにすると良いでしょう!
まず初めに、顔の輪郭を作っていき、
柴犬のように丸い顔にすると可愛いですよ。
このとき注意する点として、
ハサミの先端を犬に向けないように気を付けてくださいね。
鼻の周りや目の周りから伸びた長い毛もカットして、
すっきりとした印象になるようにしましょう!
目の周りの毛を切る場合は、
コームを目と並行にあて、底からはみ出した毛を
カットしていくようにしてください。
顔の部分のカットが終了したら、
忘れずに耳の形も整えていきます。
柴犬カットでは、耳の角はカットしてしまい、
丸くすると良いでしょう。
全体的に丸い顔になったら、完成ですよ。
7:全身チェック
最後に忘れずに行ってほしいのが、
『全身チェック』ですね。
カットをしている最中は
一部分しか見ることがありませんが、
仕上がりを確認するには全体を見ていく必要があります。
そのため、カットが終わったからと言ってそれで終了にせず、
最後に必ず犬の全身をチェックしていってください。
一部分のみカットしていた時には問題がなくても、
全体を通してみた場合には
バランスが悪くなっていることもあります。
少し距離を取って遠くから見てみると、
更に全体像がつかみやすいでしょう。
全身チェックを経て、
問題がなければ”ポメラニアンのサマーカット”の完成!
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さて、今回はポメラニアンのサマーカットについて書いていきました。
ポメラニアンのサマーカットにはいくつかの種類がありますから、
自分好みのスタイルが選べるという利点があります。
ただし、ポメラニアンはカット後に
毛のトラブルが発生する恐れがあるため、
事前に獣医師やトリマーと相談しておくと安心ですよ。
以上、『ポメラニアンのサマーカットの種類ややり方!自分で簡単にする方法とは?』の記事でした。