小さな子猫がミルクを飲む姿は

本当に可愛くて癒されますが、

突然ミルクを飲んでくれなくなったら

それだけで心配になってしまいますよね。

 

そこで今回の記事では、

子猫がミルクを飲まないときは

どのように対処したら良いのか

原因とともにご紹介していきますね。

 

スポンサーリンク





 

子猫がミルクを飲まないのはミルクの温度が原因!

 

子猫2

 

子猫がミルクを飲まない場合で、

一番最初に気にしなければならないのが

ミルクの温度です。

 

通常、母猫と一緒にいる子猫が飲んでいる母乳は、

38度~40度程度の温かい温度です。

 

そのため冷たいミルクを与えると

子猫はミルクとして認識できず、

飲まなくなることがあるそう。

 

また、子猫のお腹に刺激を与えてしまうので、

人工ミルクを与える場合も

同じ温度にしてあげることが

非常に重要ですよ。

 

ミルクの温度が原因の時の対処法は?

 

ミルクの温度が原因で

子猫がミルクを飲まないときは、

ミルクの温度を

適温に温めてあげることが必要です。

 

具体的な温度は

母猫の母乳と同じ38度~40度。

 

出来上がったミルクを

水で冷ましすぎてしまった場合や、

時間がたって冷えてしまった場合は

電子レンジで温めるのが一番簡単ですよ。

 

哺乳瓶が電子レンジ対応のものであれば

40秒も温めれば温まるでしょう。

 

温めすぎてしまった場合は

やけどの恐れがあるため、

必ず再度冷まして適温にしてから

与えるようにしてください。

 

子猫にミルクを与える際、

手の甲に垂らして温度を確認してから

与えるとより安心でしょう。

 

 

 

子猫がミルクを飲まないのは哺乳器が原因!

 

子猫がミルクを飲まないときは、

一度哺乳器の乳首の部分を確認してみましょう。

 

子猫は母猫から母乳を飲む場合、

たくさんある母猫の乳首から

ミルクがたくさん出るところを選んで飲みます。

 

そのため、哺乳瓶の先が

ミルクの塊で詰まっていたり、

乳首の先の穴がしっかり開いていないなど

ミルクの出が悪いせいで

ミルクを飲まなくなることがありますよ。

 

またミルクを飲んでいる途中でも

子猫の吸引力が強いと、

乳首の部分が真空状態になってしまい

ミルクが出なくなることもあります。

 

哺乳瓶が原因の時の対処法は?

 

哺乳瓶が原因で子猫がミルクを飲まない場合は、

まず乳首の部分から

しっかり適量のミルクが出ているかどうかを

確認してあげましょう。

 

確認方法は乳首の先端を少しひねり、

ミルクが2,3滴垂れてくれば

適量ミルクが出ている証拠。

 

ひねっても1滴位しか出なかったり、

全く出ていない場合は

子猫が吸ってもミルクが出ません。

 

その際は乳首の先端をほんの少しカットして、

適量のミルクが出るように

調節してあげましょう。

 

また逆にミルクが出すぎてしまう場合は、

子猫が誤嚥してしまう可能性があるため

危険ですので、

新しい哺乳瓶に交換してあげてくださいね。

 

子猫がミルクを飲まないのは姿勢が原因!

 

子猫が母猫から母乳を飲む時

姿を知っていますか?

 

母猫は寝転んでお腹を出し、

子猫がそこに平行に吸い付いて

ミルクを飲むんです。

 

人工ミルクをあげる時、

ミルクが重力で下に行くからと言って

子猫の頭を上向きにしてしまうと

ミルクを上手に飲むことができません。

 

また子猫が母乳を飲む時は、

手で母猫のおっぱいを揉んで

ミルクをたくさん出るようにしています。

 

そのため子猫はミルクを飲む時も

手を揉むのですが、

その動きで口が外れてしまい

うまくミルクを飲めない子猫もいます。

 

実際は母猫のおっぱいを揉むのですが、

ミルクの時は母猫がいないため

手が空を舞ってしまい、

バランスが崩れてしまうんですね。

 

姿勢が原因の時の対処法は?

 

子猫の姿勢が原因でミルクを飲まない時は、

しっかりと正しい姿勢で

ミルクを飲ませましょう。

 

具体的には子猫を床に立たせて

顎を地面と平行にし、

ほんの少しだけ上を向いた姿勢でミルクを与えます。

 

小さいからといって手のひらにのせて

仰向けでミルクを与えてしまうと、

ミルクが器官に入り

肺炎を引き起こすこともありますので

絶対にやめましょう。

 

また手の動きが激しく

体のバランスを崩してしまう恐れがある時は、

フェイスタオルで

体をまいてあげると良いでしょう。

 

動いてしまう手がすっぽり収まり、

バランスよくミルクを飲むことが出来ますよ。

 

スポンサーリンク





 

子猫がミルクを飲まないのは子猫の飲み方が原因!

 

子猫は最初からミルクを

上手に飲めるわけではありません。

 

ゴム製の乳首に慣れてくれるまで

上手に飲むことが出来ない子猫もいます。

 

最初の数回は

ミルクをあげる人間がしっかりと

フォローしてあげましょう。

 

子猫の飲み方が原因の時の対処法は?

 

子猫の飲み方が原因で飲めないときには

ミルクを飲ませる人間が

上手にサポートしてあげましょう。

 

生まれたばかりから目が開いてからも、

子猫の目ははっきりとは見えていません。

 

そのため、おっぱいをを探す様子があれば

哺乳瓶の先を口の中に入れてあげましょう。

 

それでも吸い付かないときは、

少し先端をひねり、ミルクを数適出して

口の中に入れてあげてください。

 

ここからミルクが出るとわかれば、

きっと上手に吸い付いてくるようになりますよ。

 

 

 

子猫がミルクを飲まないのは体調不良が原因!

 

上記の方法を試したにも関わらず、

子猫がミルクを飲まないときは

体調不良が原因です。

 

猫風邪をひいていたり、

感染症にかかっていたり、

寄生虫に感染していることもあります。

 

鼻水が出ていて鼻が詰まっていると、

ミルクの味がわからないため

飲むことも出来ません。

 

体調不良が原因の時の対処法は?

 

子猫が体調不良の場合、

1日でも手当てが遅れると

命に関わることが多いので、

少しでも早く動物病院を受診しましょう。

 

必要に応じて点滴治療や

チューブでミルクを直接胃の中に入れる

処置が行われます。

 

中には人や他の猫に移る病気もあるので、

早めに診てもらい、

必要な処置を受けましょうね。

 

 

 

子猫に飲ませるミルクの量は?

 

子猫5

子猫にあげるミルクの量は、

あげるミルクの種類によって

大きく異なりますが、

基本的には3時間おきに飲ませます。

 

一般的には、

150gの生まれたての子猫で1回に2~3cc、

300gの子猫で

1回に5cc~10cc与えてあげましょう。

 

基本的には子猫が哺乳瓶を離すまで

飲ませ続けて大丈夫ですよ。

 

ミルクを飲み終わった後に、

お腹がパンパンに膨らんでいれば

しっかり飲めている証拠です。

 

また、ミルクをあげる前後で

子猫の体重を測ることも大切。

 

その際は、

おしっこの有無で体重が大きく変わるため

しっかり排泄させてから測りましょうね。

 

スポンサーリンク





 

子猫のミルクの正しい飲ませ方って?

 

先ほども少しお話しましたが、

子猫にミルクをあげる時は

母猫のおっぱいを飲むように

あげなければなりません。

 

しっかり床に置いた状態から、

少しだけ頭を持ち上げます。

 

そして哺乳瓶の先をくわえさせて

ミルクを飲ませます。

 

そのとき、手のひらで後頭部を支え、

親指と中指で

顎を少し持ち上げてあげましょう。

 

そうすることによって

喉から食道が一直線になって、

誤嚥する危険性がだいぶ減りますよ。

 

子猫で一番怖いのは

ミルクが気管に入ってしまい

肺炎を引き起こす「誤嚥性肺炎」です。

 

どんなに元気な子猫でも誤嚥すると

引き起こす可能性があるので、

必ず注意を払って

ミルクをあげるようにしてくださいね。

 

 

子猫がミルクを飲まない時におすすめのアイテムは?

子猫がミルクを飲まないときに、

役に立つアイテムは数多くあります。

 

ほんの少し工夫するだけで

飲んでくれるようになることもありますよ。

 

使い方も含めていくつかご紹介しますね。

 

子猫がミルクを飲まない時は子猫専用ミルクがおすすめ!


ミルクは小動物用など

いろいろな種類が発売されておりますが、

子猫には子猫用のミルクをあげましょう。

 

記載通りにあげることによって

バランスよく栄養を取ることが出来ますよ。

 

こちらのゴールデンキャットミルクは

乳糖を調節してあるなど、

下痢や便秘をしやすい子猫

ぴったりなミルクです。

 

また、余ってしまっても

成猫にも与えることが可能なので、

無駄になることはありませんよ。

 

子猫がミルクを飲まない時は保温マットがおすすめ!

子猫は体温が低くなると元気がなくなり

ミルクを飲まなくなります。

 

寒い冬はもちろんのこと、

夏場でも必ず保温してあげましょう。

 

ホッカイロなどでも良いのですが、

安全面も考えて

ペット専用のものが良いでしょう。

 

上記画像の商品のように、

高温の部分と低温の部分があるものであれば

夏場は低温、冬場は高温と分けて

使用することができますよ。

 

また防水加工がされているので、

排泄などで汚れた際は

丸ごと洗うことが出来ます。

 

こちらも成猫になっても使用できる

保温アイテムになるので、

持っておいて損になることはありませんよ。

 

子猫がミルクを飲まない時は細口の哺乳器がおすすめ!

子猫がミルクを飲まないときは、

口の大きさに合った

哺乳器を用意してあげましょう。

 

子猫の口は小さいので、

こちらの細口タイプがおすすめです。

 

またスペアも付いているので、

歯が生えてきてから

乳首を噛み千切られてしまっても

替えがあり安心ですよ。

 

煮沸消毒に対応していますので、

衛生面でも清潔に保つことが出来ます。

 

子猫に合った大きさの哺乳器を

必ず使用してあげましょうね。

 

子猫がミルクを飲まない時はスポイトがおすすめ!


子猫がなかなか上手に哺乳器から

ミルクを飲むことが出来ないときに

役に立つのがこの猫用スポイトです。

 

直接口の中にミルクを入れてあげることで

飲み込みやすくなり、

ミルクを多く飲むことが出来るようになります。

 

メモリがついているので、何ccのミルクを

飲んだのか?分かりやすいです。

 

またこの商品は

投薬器として使用することも出来るので、

将来的にもとても役に立つ

ありがたいアイテムと言えるでしょう。

 

子猫がミルクを飲まない時はブランケットがおすすめ!


子猫の体温を保つためにも、

保温ヒーターとブランケットを併用してあげましょう。

 

子猫の生活にはたくさんの毛布が

必要不可欠になりますので、

洗い替え用に数を揃えておくと便利です。

 

またこちらの商品であれば

自宅で手洗いをすることが出来、

コストパフォーマンスも良いので

とてもおすすめですよ。

スポンサーリンク






この記事を読んだ方からは、

こちらの記事も人気です。

<関連記事>

 

いかかでしたでしょうか?

 

子猫がミルクを飲まないときは

数多くの原因の可能性があることが

お分かりいただけたかと思います。

 

自宅でミルクをあげる際に

ぜひ参考にしてくださいね。

 

また、体の小さな子猫は

小さな変化が命取りになることもあります。

 

何か変だな?と感じたら

すぐに病院を受診しましょうね。

 

以上、『子猫がミルクを飲まない時の原因や対処法、正しい飲ませ方って?』の記事でした。