多くの飼い主さんの癒しとなってくれる、

大切な家族の一員の猫。

 

しかし、猫の行動の困ったもので”爪とぎ”があり、

猫の中には壁や家具などに爪とぎをしてしまうことも!

 

そこで今回は、猫が爪とぎをしてしまう理由と、

その対策となるしつけ方をご紹介していきます。

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猫が爪とぎをする理由は?

そもそも、なぜ猫は爪とぎをするのでしょうか?

実は、猫が爪とぎをするのにはいくつかの理由があるのです。

 

では、猫がなぜ爪とぎを行うのか、見ていきましょう。

 

猫が爪とぎをするのはストレス発散をするため!

 

猫が爪とぎをする理由のひとつが『ストレス発散』です。

 

爪とぎは本能に由来するものであるため、

爪とぎをすると猫は気分がすっきりし、

ストレス解消になります。

 

飼い主さんに怒られたり、

何か嫌なことがあると猫が爪とぎをするのは

ストレス解消のためなのです。

 

このため、飼育環境を少し変えたら

猫が頻繁に爪とぎをするようになったという場合は

猫がストレスを感じている可能性がありますね。

 

また、ストレス解消以外にも

興奮時などに気分を落ち着けようとして

爪をとぐこともあるようです!

 

このように爪とぎは猫の心理状態を表すものでもありますよ。

 

 

猫が爪とぎをするのは古くなった爪の角質を取るため!

 

猫が爪とぎをする二つめの理由が

『古くなった爪の角質を取るため』です。

 

野生下の猫は爪を使って狩りを行います。

 

狩りの際に猫の最大の武器となるのは爪ですから、

爪をケアする爪とぎは猫の本能に組み込まれているのです。

 

そのため、飼い猫であっても

古い爪の角質を取り除くために爪とぎをします。

 

古い角質が取り除かれることで

猫自身もすっきりしますから、

ストレス解消にもつながるのです。

 

 

猫が爪とぎをするのはマーキングのため!

 

猫が爪とぎをする三つめの理由は『マーキングのため』です。

 

野生下の猫は群れではなく単独で生活しています。

 

そのため猫は縄張り意識が強く、

自分のなわばりを強く主張する傾向にあります

 

オス猫のスプレー行動もそうですが、

そんな縄張り主張のためのマーキングのひとつが、

爪とぎなのです。

 

たとえ飼い猫でも他の猫も飼っている場合は、

自分の縄張りを主張するために

マーキングとして爪とぎを行うことがありますよ。

 

また、たとえ猫を一匹だけしか飼っていない場合でも、

縄張り意識の強い猫であれば

マーキングで爪とぎを行う可能性も十分あるのです。

 

猫が爪とぎをするのは祖先の習性が残っているため!

 

猫が爪とぎをする四つめの理由が『祖先の習性』です。

 

先ほどお伝えしましたように、

爪は猫にとってとても重要なものです。

 

爪を使って獲物を狩り、

自分で餌をとらなければ死んでしまいます。

 

爪を常に鋭くしておかなければ満足に狩りを行えないので、

爪とぎは猫の本能に組み込まれているのです。

 

本能ということは生理現象に

自分でコントロールできないものですから、

猫の爪とぎはなかなかなしつけで止めさせることはできません。

 

猫が爪とぎをするのはアピールのため!

 

猫が爪とぎをする五つめの理由は『アピールのため』です。

 

これはマーキングにも関係しているのですが、

猫は自分の存在を周囲に主張するためにも爪とぎをします。

 

アピールをする相手は他の猫のこともあれば

飼い主さんのことも。

 

猫に対しての場合は縄張りを主張する意味合いがあり、

飼い主さんに対しての場合は「かまって!」という

可愛らしいアピールのこともあるようです。

 

野生下では木の幹などに爪とぎをすることが多く、

木に残る傷跡の大きさで自分の力を誇示し、

縄張りを主張しますよ。

 

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猫が爪とぎをするのを防止するには?

では、猫の壁などへの爪とぎは防止することができるのでしょうか?

 

では続いて、壁などの爪とぎをしてほしくない場所で

猫が爪とぎをしてしまう時の防止法をご紹介します。

 

猫が爪とぎをする防止するには爪とぎグッズを与える!

 

猫が壁などに爪とぎをするのを防ぐ方法が

『爪とぎグッズを与える』です。

 

猫が壁などに爪とぎをしてしまい

飼い主さんを困らせてしまう主な理由は、

自分に合った爪とぎがないから。

 

猫の困った爪とぎを防止するためには、

その猫に合った爪とぎを用意する必要があります。

 

猫によって好みの爪とぎは変わりますし、

ダンボール、麻、木などさまざまな素材もあるんですよ!

 

そのため、猫の爪とぎの好みを把握するまでは

タイプの異なる爪とぎをたくさん用意しておくと良いですね。

 

猫が爪とぎをする防止するには猫の飼育環境を整える!

 

次に紹介する猫が壁などに爪とぎをしてしまうことを防ぐ方法が

『猫の飼育環境を整える』です。

 

猫が爪とぎをする利用のひとつに、

ストレス解消があります

 

つまり、ストレスを多く感じる環境にいると、

爪とぎを頻繁にしてしまう可能性があります。

 

もしも急に猫が爪とぎを多くするようになった、などの

異変があるのであれば、

最近猫の飼育環境に何か変化がなかったかを考えてみましょう。

 

たとえば何か、新しい家具を設置したり

何か臭いの強いの物が近くにあるなど、

猫が異変を感じてしまう変化はどうでしょうか?

 

猫は人間が思うよりも変化に敏感な生き物。

 

猫ができるだけ安心して過ごせるような

環境を整えるようにしましょう。

 

 

猫が爪とぎをする防止するにはおもちゃを与える!

 

続いて紹介する猫が爪とぎをするのを防止する方法は

『おもちゃを与える』です。

 

こちらも上記の『猫の飼育環境を整える』と近いのですが、

猫がストレスを溜めない環境づくりが大事になってきます。

 

猫の爪とぎと同様、

おもちゃで遊ぶことは猫の狩猟本能に関わっています。

 

そのため、猫は思うように遊べないと

ストレスを溜めやすくなり、

その不満が爪とぎへと繋がりやすくなります。

 

また、爪とぎ同様猫はおもちゃにも好みの違いが見られます。

 

飼い猫がどんなおもちゃが好きなのかが分かるまでは、

さまざまなおもちゃを与えてみましょう。

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猫が爪とぎをする防止するには爪を定期的に切る!

 

次に紹介する猫の爪とぎを防止する方法は

『爪を定期的に切る』です。

 

猫が爪とぎをする理由の一つに

”爪をケアするため”にあります。

 

爪をとぐことにより、

古い爪の角質をはがしているのです。

 

ですから、爪とぎを定期的にしてあげて

古い角質を除去してあげれば、

爪とぎの必要性はあまりないことになります。

 

とはいえ、爪とぎは猫にとって習慣のひとつですし、

気持ちがいいもの。

 

爪切りをしたからといって

ぱったりと爪とぎをしなくなるわけではありません。

 

しかし、猫によっては

爪とぎの頻度が下がることもあります。

 

また、定期的にカットしてあげることで

爪がカーペットなどに引っかかってしまうリスクが低くなりますし、

引っかかれても傷になりにくくなりますよ。

 

爪とぎ防止として以外にもさまざまなメリットがありますので、

猫の爪は定期的に切ってあげてくださいね。

 

猫が爪とぎをする防止するには爪とぎ防止用スプレーを使う!

 

続いて紹介するが『爪とぎ防止用スプレーを使う』です。

 

市販のグッズを使って

猫の爪とぎを防ぐときにおすすめなのが

爪とぎ防止用スプレーを使用することです。

 

爪とぎ防止スプレーの中には

猫の嫌がる成分が含まれており、

それを壁などにかけることで

猫を近づけないタイプのものがあります。

 

すが、これは猫にストレスを与えることになるので

あまりおすすめできません。

 

爪とぎ防止スプレーでおすすめなのは、

猫をリラックスさせる成分が含まれたタイプのものです。

 

リラックス効果のあるスプレーを壁などにかけると

猫が落ち着いた気持になり、

爪とぎをしなくなる効果が望めますよ。

 

もちろん個体差はあるので

必ずしも効果を望めるアイテムではありませんが、

このように市販の爪とぎ防止グッズを使用することも良いでしょう。

猫が爪とぎをする防止するには猫と一緒に遊ぶ!

 

最後に紹介する猫の爪とぎ防止をする方法は

『猫と一緒に遊ぶ』です。

 

猫が壁などに爪とぎをしてしまう理由の一つに

飼い主さんにかまってほしくて、

アピールで行う”ということがあります。

 

猫は犬のように飼い主に甘えてこない、

ツンデレな性格の子も多いですが、

このようにアピールをすることもあるのです。

 

もしも最近飼い猫に

あまり構ってあげられていない……と心当たりのある方は、

猫がさみしがってアピールのつもりで

爪とぎをしている可能性も考えてみましょう。

 

そして、猫が好きなおもちゃで

目いっぱい遊んであげると良いですね。

 

遊び足りないことがストレスに繋がり

そのいら立ちを爪とぎで解消しているケースもあるかもしれません。

 

このように、一見関係のなく見えることが、

飼い主さんを困らせる爪とぎ行動の

原因になってしまっていることもあるのです。

 

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猫は爪とぎにおすすめなグッズは?

猫の壁などへの爪とぎをやめさせるには、

爪とぎグッズを用意してあげる必要があります。

 

そこで、続いて猫におすすめな爪とぎグッズをご紹介していきますね。

 

猫の爪とぎにはダンボール爪とぎがおすすめ!

まず初めに紹介するのは

”エイムクリエイツ ”から販売されている

『ガリガリウォール』です。

 

こちらは壁型のダンボール爪とぎの商品。

 

猫の爪とぎでとてもポピュラーなのが、

ダンボールを材料として作られた爪とぎですね。

 

値段も安価であることが多いですし、

猫に爪とぎを与える際は

まずダンボール爪とぎを試してみましょう!

 

この商品は壁型ですから、

今まで壁などで爪とぎをしていた猫にも

受け入れやすい形状をしています。

 

更にこのの商品は爪とぎ本体だけでなく

猫が大好きなまたたび粉も付属しています。

 

もしも猫がこの爪とぎに興味を持たなかったとしても、

このまたたび粉を振りかけることにより、

一気に興味を持ってくれる可能性も高いでしょう。

 

猫の爪とぎ選びに悩んだら、

ぜひこちらを試してみてくださいね。

 

猫の爪とぎにはベッド型爪とぎがおすすめ!

こちらは”iCat ”から販売されている

『猫のくつろぎつめとぎ』です。

 

こちらも上記と同じくダンボール爪とぎですが、

猫が中で寝る事のできるベッド型爪とぎです。

 

猫の顔がプリントされた可愛らしいデザインのベッドの中で

猫が可愛らしく丸まる姿が見られますよ。

 

そしてもちろん爪とぎとしてもおすすめ!

 

猫はリラックスできる環境で

爪とぎをしたがることが多いですから、

このようなベッドにもなる爪とぎの商品は良いですね。

 

猫に爪とぎだけでなく

『ベッドも用意したい』とお考えの方は

ぜひこちらをチェックしてくださいね。

 

猫の爪とぎには麻製爪とぎがおすすめ!

次に紹介するのが、”クリーンミュウ”から販売されている

『麻のつめみがき』です。

 

上記は先ほどまでの二点とは違って、

麻製の爪とぎとなっています。

 

シンプルな板タイプの麻製爪とぎであるため、

どのような猫でも使いやすいことが特徴。

 

また、こちらもまたたび粉が付属しているので、

猫の爪とぎデビューの際にも良いでしょう。

 

こちらは麻素材の爪とぎが好きな猫におすすめですが、

気分によっていつもと違う爪とぎを使いたくなることも!

 

なので、普段からいろいろなタイプの爪とぎを用意しておくと

猫の好みに合わせられます。

 

麻製爪とぎの購入を検討している方に

特におすすめな爪とぎですね。

 

猫の爪とぎにはタワー型爪とぎがおすすめ!

次に紹介するのが”マルカン”から販売されている

『どこでもツメとぎタワーロング80cm』です。

 

こちらは麻製とカーペット素材が一体となった

タワー爪とぎです。

 

高さが80センチもある背の高い爪とぎですので、

猫が思いっきり伸びをした状態で爪をとぐことが可能。

 

猫は爪とぎをするときに体を伸ばすことによって

体をほぐしていますよ。

 

そのため、このように

高さのある爪とぎを好む猫もたくさんいます。

 

また、こちらの商品にはネズミのおもちゃも付属していますので、

猫が大好きなおもちゃとして活躍してくれるでしょう。

 

猫の爪とぎには爪とぎ付きキャットタワーがおすすめ!

次に紹介するのが”キャットランド”から販売されている

『キャットタワー』です。

 

こちらは猫が登ったり、ハンモックがついています。

 

更には爪とぎとして使用することもできる

デラックスなキャットタワーの商品です。

 

キャットタワーは猫が一人でも遊べるおもちゃですから、

お留守番が多い猫におすすめなグッズ。

 

爪とぎ以外にもハウスやおもちゃなどもついた

本格的なキャットタワーですから

猫の運動不足解消にももってこいです。

 

このキャットタワーでは各脚が爪とぎとなっているため、

さまざまな場所で猫が爪をとぐことができますよ。

 

気が向いたときに、寝そべっていても爪とぎができるため、

猫がリラックスしながら爪とぎができる商品ですね。

 

猫の爪とぎ防止に貼るだけのステッカーがおすすめ!

次に紹介するのは

『爪とぎ防止ステッカー』です。

 

上記は普通の爪とぎではなく、

壁に貼ることにより猫の爪とぎ被害を防ぐ商品。

 

猫が壁や柱、ソファーや家具などに爪とぎ

をしてしまい困っている人向けの商品ですね。

 

猫が一度爪とぎを覚えてしまうと

それを止めさせるのは難しいです。

 

更に家の柱や壁が猫のお気に入りの爪とぎ

となってしまうと、いくら他の爪とぎを

与えても見向きもしてくれないことも!

 

この商品は柱や保護したい家具などに

貼れる透明のステッカーです。

 

気になる部分へ簡単に貼るだけで設置でき、

猫の爪とぎ被害から守ってくれます。

 

爪とぎ自体を止めさせるわけではないので

猫にストレスを与える心配もありません。

 

猫の爪とぎから守りたい壁がある人はぜひ

こちらを購入してみてくださいね!

 

猫の爪とぎには木製爪とぎがおすすめ!


最後に紹介するのが”ペット家具”から販売されている

『本能の爪とぎ』です。

 

こちらは木製の爪とぎです。

 

シンプルな板の爪とぎですが、

猫の爪とぎとしては非常に効果的。

 

ダンボールや麻タイプの爪とぎよりも

木製爪とぎはしっかりしたとぎ心地であるため、

木の爪とぎが特にお気に入り、という猫も多いですよ。

 

家の柱や木製の家具に爪とぎをしてしまう猫は

木の爪とぎが好みなのかもしれません。

 

そんな猫に、こちらの木の爪とぎを用意してあげましょう。

 

こちらの商品は木の中でも柔らかいとされる杉であるため、

猫の爪を傷つけてしまう心配がありません。

 

バリバリ爪をとぎたいワイルドな猫には、

ぜひこちらの木製爪とぎを用意してあげてくださいね。

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猫の爪とぎグッズは自作できる?

猫の爪研ぎ 作り方7

 

今まで市販の爪とぎの中から

おすすめな商品をご紹介していきました。

 

ですが、実は爪とぎは簡単に作ることができるんです。

 

爪とぎの素材として人気が高いのは

段ボール、麻、木などですが、

特に初心者でも加工しやすくおすすめなのが段ボールですね。

 

下記は、

段ボールで作った猫型ソファー(爪研ぎ)

です。(詳しい作り方はこちら

猫の爪研ぎ 作り方1

 

参照元:youtube/I. Hazu

 

上記のように、ダンボールを丸めて

サークル型爪とぎを作ることもできます。

 

参照元:youtube/バンザイ猫チャンネル

 

また、上記のように

麻ひもを使っても簡単に麻製爪とぎは作れますよ。

 

棒に麻ひもを巻き付けていくことで

ポール型麻爪とぎが作ることができるんです!

 

このように、爪とぎを手作りすると

飼い猫が好きな爪とぎを自分で作ることができますので、

DIYが好きな人はぜひ試してみてくださいね。

 

〈関連記事〉

猫の爪とぎの作り方は上記で紹介しているので、

気になる方はぜひそちらもチェックしてみてください。

 

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猫の爪とぎのしつけ方は?

猫の壁などへの爪とぎを止めさせるには

どのようにしつければよいのでしょうか?

 

続いて、猫の困った爪とぎを止めさせるしつけかたを

ご紹介していきますね。

 

猫の爪とぎのしつけ方1:爪とぎの見本を見せる

 

まず初めに紹介する猫の爪とぎのしつけ方は

『爪とぎの見本を見せる』です。

 

この方法は主に爪とぎを覚える前の子猫におすすめですね。

 

子猫は生後2ヶ月ほどで

爪とぎをし始めることが多いとされますから、

その時期に子猫にぜひ行ってみてください。

 

壁などへの爪とぎを覚える前に教えることが重要。

 

どのようにして行うのかというと、

爪とぎを用意し、子猫の前に置きます。

 

もしもこの時点で子猫が興味を持ち、

自分で爪をといでくれたら問題はないのですが、

子猫の場合初めはとぎ方が分からないこともあります。

 

そんな時に、飼い主さんが

実際につめをとぐ様子を見せてあげましょう!

と言っても、実際に爪をとぐ必要は当然ありません。

 

爪をとぐように、爪とぎの上で

飼い主さんの手をスライドさせて見せてください。

 

親代わりの飼い主さんが爪とぎを使って見せることで、

子猫が興味を持ってくれる可能性が高くなりますよ。

 

一度ではうまくいかないこともありますから

根気よく爪とぎの仕方を教えていき、

子猫が自分で爪をとぐようになったら成功ですね。

 

猫の爪とぎのしつけ方2:飼い主が手伝って爪とぎをさせてあげる

 

次に紹介する猫の爪とぎのしつけ方は

『飼い主が手伝って爪とぎをさせてあげる』です。

 

こちらも爪とぎを覚える前の子猫に行うしつけ方です。

 

どのようにして行うかというと、

子猫の前に爪とぎを置き、爪をとがせてあげます。

 

子猫の場合、爪とぎの使い方が分からないことが多いです。

 

そのため、子猫の前脚を持って爪とぎの上に置き、

そのままスライドさせることで

爪とぎの真似をさせてあげます。

 

このように、飼い主が手伝って

子猫に爪とぎの体験をさせてあげることで

爪とぎの仕方を覚えさせていくのです!

 

初めは自分から爪をとぐ様子がなくても、

何度も繰り返すことで子猫は爪とぎを覚えていきます。

 

ただし、もしも子猫が

前脚を触られて嫌がるそぶりを見せたら、

無理にこのしつけ方は行わないようにしましょう。

 

 

猫の爪とぎのしつけ方3:先輩猫の爪とぎを見せる

 

続いて紹介するしつけ方が

『先輩猫の爪とぎを見せる』です。

 

こちらも子猫に有効なしつけ方ですが、

他にも猫を飼っている人にしかできない方法。

 

どのようなしつけ方なのかというと、

その名の通り先輩猫や母猫の爪とぎの様子を見せて、

子猫に爪とぎを覚えさせる方法ですね。

 

この方法は飼い主が何かをする必要がなく

子猫に爪とぎを覚えさせられるというメリットがあります。

 

ただし、手本となる先輩猫が

壁などに爪とぎをしてしまうと、

子猫もそれをまねしてしまう可能性がありますので

注意してくださいね。

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猫の爪とぎのしつけ方4:爪とぎを使ったらご褒美を与える

 

続いて紹介するのは、

『爪とぎを使ったらご褒美を与える』です。

 

この方法は子猫だけでなく成猫にも行えます。

 

普段壁などに爪とぎをしてしまう猫が

爪とぎのグッズを使った時に、

ご褒美の意味を込めておやつを与えることですね。

 

猫にしつけを行う際は「〇〇をしたら良いことがある」

と認識してもらうことが重要ですから、

爪とぎの場合もそのようにします。

 

一度壁などへの爪とぎを覚えてしまうと

爪とぎのグッズをなかなか使ってくれないこともあります。

 

猫がしっかりと爪とぎを使ったら、

その子の大好きなおやつを与え、

たくさん褒めてあげてくださいね。

 

 

猫の爪とぎのしつけ方5:壁でし始めたら爪とぎグッズの前に連れていく

 

次に紹介するのが

『壁でし始めたら爪とぎの前に連れていく』しつけ方です。

 

このしつけ方は上記の

『爪とぎを使ったらご褒美を与える』と併せて行うと

猫に効率良く爪とぎを覚えさせることができますよ。

 

猫が壁などの爪をといでほしくない場所で

爪とぎをしてしまった時に

猫を爪とぎの前に連れて行ってしまう方法

 

先ほども伝えしましたが、

猫が一度壁などでの爪とぎを覚えてしまうと、

なかなかやめてくれないもの。

 

こちらの方法も根気強く行うしかありません。

 

抱っこが嫌いな猫であれば、

壁などで爪をとごうとしている猫の目の前に

爪とぎを用意するのでも良いでしょう。

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猫の爪とぎのしつけ方6:壁で爪とぎをしたら大きな音を出す

 

次に紹介するのが、

『壁で爪とぎをしたら大きな音を出す』しつけ方。

 

この方法は、壁などで爪とぎをしてしまう猫に

「ここ(壁など)で爪とぎをすると嫌なことが起こる」

認識させる方法ですね。

 

こちらも、上記の『爪とぎを使ったらご褒美を与える』

『壁でし始めたら爪とぎの前に連れていく』

しつけ方と併せて行っていくと良いですよ。

 

こちらのしつけ方では、

猫を怖がらせるのではなく”驚かせる”ようにしてください。

 

更に注意点として、猫を驚かせる音は

飼い主さんの声ではない方が良いでしょう。

 

なぜなら、飼い主さんの声で驚かせると

猫が飼い主さんに対し不信感を持ってしまうように

なるかもしれないためです

 

特に子猫の場合は些細なことでも怖がってしまうことがあるため、

この方法は慎重に行ってください

 

猫を驚かせるのにおすすめなのは、

しつけ用の猫の嫌いな音を出すアプリを使用することです。

 

音をだすしつけアプリは無料で使用できることも多いですから、

積極的に使用してみると良いでしょう。

 

また、その他に拍手の音や掃除機などの音も

猫が苦手であるといわれていますよ。

 

〈関連記事〉

 

 

猫の爪とぎのしつけ方7:爪とぎ防止スプレーを使用する

 

続いて紹介するしつけ方は

『爪とぎ防止スプレーを使用する』です。

 

猫の爪とぎ防止用スプレーには

大きく分けて二種類のものがあります。

 

ひとつは猫の嫌いな成分が含まれている物、

もう一つは猫にリラックス効果がある成分が含まれているものです。

 

この二種類で猫の爪とぎのしつけにおすすめなのは、

後者の猫にリラックス効果のある成分が配合されているタイプですね。

 

前者の猫が嫌いなタイプのスプレーは、

爪とぎをしてほしくない場所に吹きかけることで、

その場所から猫を遠ざけます。

 

確かに猫の爪とぎを防ぐことはできますが、

しかしそれは結果的に猫に

ストレスを与えることにも繋がってしまいます。

 

一方、猫にリラックス効果のあるスプレーは、

猫の気持ちを落ち着け、ストレスによる爪とぎを防ぎますよ。

 

もちろん猫に害があるものではありませんし、

猫をリラックスさせられますからおすすめできますね。

 

猫の爪とぎのしつけ方8:お気に入りの爪とぎを与える

 

最後にご紹介する猫の爪とぎのしつけ方は

『お気に入りの爪とぎを与える』です。

 

こちらはしつけ方というより、

猫の壁などへの爪とぎをしつける対策法ですね。

 

その名の通り、猫が好む爪とぎを与える方法。

 

壁や柱などに爪とぎをしてしまう猫は、

自分が好きな爪とぎがないために、

仕方なくそこで爪をといでいるのかもしれません。

 

猫によって好きな爪とぎの素材や形は異なるため、

色々な爪とぎを与え、

飼い猫の好みの爪とぎを見つけてあげてくださいね。

 

たとえば柱でよく爪とぎをしてしまう猫は

木製の爪とぎがお気に入りなのかもしれませんから、

木の爪とぎを用意してあげると良いでしょう。

 

他にもよく家具で爪とぎをしてしまう子には

それと似た生地の布製やカーペット生地の爪とぎがおすすめ!

 

このように、猫が爪とぎをしてしまうものから推測して

猫が気に入りそうな爪とぎを探してあげてくださいね。

 

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<関連記事>

さて、今回は猫の爪とぎにおすすめなグッズや、

猫の爪とぎのしつけ方をご紹介していきました。

 

爪とぎは猫の習性のひとつですから、

無理やりやめさせることはできません。

 

壁などに爪とぎをしてしまい、

困っているという飼い主さんも多いでしょう。

 

そんな時は無理やり爪とぎをやめさせるのではなく、

爪とぎグッズを使うように猫をしつけてくださいね。

 

猫の爪とぎをきちんとしつけられれば、

猫は楽しく爪とぎをすることができますし、

飼い主さんも悩みを解消できます。

 

本記事を参考にして、

猫の爪とぎトラブルを解消してください!

 

以上、『猫が爪とぎをする理由や対処方法!おすすめな防止グッズやしつけ方は?』の記事でした。