うずらと聞くと

卵を思い浮かべる方も多いと思いますが、

ペットとして飼う方も増えているんです。

 

そこで今回は、うずらをペットとして

飼育する方法や注意点、おすすめの餌などを

ご紹介していきましょう。

 

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うずらはペットとして飼育できるの?

 

うずらは全長20センチほどの小柄な鳥です。

 

野生下ではうずらは春から夏に

北海道や東北地方で卵を孵化させ育てて、

そして寒い時期になると

四国地方や九州地方に移動してくる

渡り鳥の一種です。

 

実は江戸時代から鳴き声を競わせたりして

ペットとして飼育されてきた歴史があり

今ももちろん飼育することは可能ですよ。

 

しかしうずらは本来臆病な性格の鳥で

人間に完全になれることは少ないです。

 

けれども個体差はありますが、

根気よく優しく世話をしていけば

なつくことも充分にあります。

 

うずらの寿命は、

野生下では平均10年ですが、

ペットとして飼育する際は

平均7~8年程になります。

 

一般的にメスよりもオスのほうが

長生きする傾向にあり、

2年ほど変わってくると言われていますよ。

 

しかし上手に育てることが出来れば

飼育下でも10年以上生きるうずらもいるそう。

 

うずらは鳥を扱うペットショップで

手に入りますが、値段的には

平均2000円~3000円程が相場になります。

 

また、稀にスーパーなどで販売されている

うずらの卵を孵化させて

ペットとして飼育する方もいますよね。

 

ですが、基本的に販売されている卵は

無精卵になりますので、

ペットとして手に入れたい時には

ペットショップに足を運ぶようにしましょう。

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うずらの値段と飼育方法って?

 

うずらをペットにする場合、

どのように飼育すればいいのでしょうか?

 

うずらは比較的安価で手に入る鳥ですが、

なかなか扱っている

ペットショップが少ないのが現状です。

 

うずらの値段の相場としては、

おおよそ、2000円くらいから、

販売されています。

 

ペットとしてうずらを購入したい際。

店内でうずらが販売されていない場合は

やはりペットショップの店員さんに

聞いてみるのが一番でしょう。

 

次の入荷の予定やブリーダーの情報などを

聞くことが出来ますよ。

 

また、飼育を始めるにはケージや餌、

水入れなどを用意する必要があるので

それらもうずらを購入したペットショップに

相談するのが良いでしょう。

 

うずらの飼育方法は

基本的には難しくありませんが、

うずらは地面での生活を主とする鳥で

自分の排泄物を踏んで部屋を汚しがちです。

 

そのため毎日の掃除はもちろん、

簡単に掃除が出来るような工夫を

してあげましょうね。

 

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うずらがなつく方法って?

 

うずらは基本的に臆病な性格になので、

完全に人に慣れることは難しい鳥ですが、

飼い方によっては

なついてくれる場合もありますよ。

 

しかしその際に大きな声を出してしまったり

急に触ったりしてしまうと、うずらが怯えて

怖がってしまいますので絶対にやめましょう。

 

餌をあげる時に手から与えたり

優しく接するなど時間をかけて行えば、

手乗りのうずらになることもありますよ。

 

成鳥になってからなつかせるのは

難しい場合が多いので、

ヒナから育てることをおすすめします。

 

 

うずらをペットにする際に注意することは?

 

うずらをペットとして飼育する際には

いくつか注意しなければならないことがあります。

 

まず、うずらは鳴き声が大きいことで

知られていますので、室内で飼っていても

鳴き声が外まで聞こえてしまいます。

 

そのため近所迷惑になることがありますので

集合住宅で飼育するのには向いていません。

 

どうしてもそのような環境で

うずらを飼育したい場合には、

騒音対策をしっかりと行ってから

飼い始めるようにしましょうね。

 

また、ペットとして飼育しているうずらが

卵を産んだ際食べても良いのか

思う方も多いようです。

 

しかし食用に販売されているうずらの卵は

卵だけでなく鶏の健康状態や衛生管理などを

様々な面で調整されています。

 

ペットとして飼育されているうずらに

そういった調整はされていないため、

人間に感染する病気を万が一持っていた場合

重篤な病気になってしまうかもしれませんよ。

 

安全性を第一に考え、

ペットとして飼育するうずらが卵を産んでも

食べることはしないようにしましょうね。

 

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うずらの臭いの原因って?

 

うずら自体に特有の臭いはありませんが、

うずらは排泄のしつけが出来ません。

 

そのため、自身の排泄物を踏んでしまったり

排泄物をそのままにしておくと、

強い臭いが発生してしまうことがありますよ。

 

排泄物の臭いは

食べるエサの種類によっても

大きく異なってきます。

 

また、病気になった時はうずら自体も

臭いを発することがありますので、

体調を見て少しでも変わったことがあれば

獣医さんに診てもらうようにしましょうね。

 

 

 

うずらの臭いの対策方法は?

 

ではうずらの臭いが気になる時は

どのような対策を取れば良いのでしょうか?

 

まずはやはり掃除です。

 

ケージの掃除をマメに行うことによって

臭いが部屋にこもってしまうことがなくなりますよ。

 

うずらは排泄の回数が多いので、

1日に2回は掃除してあげると

より効果的でしょう。

 

またケージの床に犬や猫用として

販売されているペットシーツをひいたり

床材をひいたりすることで

臭いが軽減されることもあります。

 

床材やペットシーツは

うずらの好みもありますので、

個体に合った対処法

取ってあげるようにしましょうね。

 

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うずらをペットにする際のケージの大きさは?

 

うずらは、放し飼いにすると

そのへんを排泄物で汚してしまったり

逃げてしまったりしますので、

ケージで飼うのが一般的です。

 

その際のケージの大きさは

ウサギ用のサイズの横長のケージ

ちょうど良い大きさになりますよ。

 

最低でも、横幅50cm・縦幅30cm

高さ25cmほどのケージを用意してあげれば

うずらが運動不足になることもなく

快適に過ごすことが出来るでしょう。

 

また、うずらはとても

ジャンプ力がある鳥なので、

天井などに衝突しないよう

怪我を防ぐ工夫をしてあげることも大切です。

 

 

ペットとしてうずらを飼育する際に必要な道具は?

では、ペットとしてうずらを飼育する際に

必要な道具をご紹介していきましょう。

 

ケージ

うずらをペットにする際は

飼育部屋ともなるケージが必要です。

 

先ほどもお伝えした通り

小動物用のケージでも問題ありませんが、

 

お勧めは、

ウズラ大学という

うずらを中心に鳥用のグッズを

取り扱っているメーカーの

うずらゲージです。

 

他にも様々なうずら用のグッズや

餌などが販売されているため、

飼育するうずらに適したものを

手に入れることができますよ。

 

うずらゲージは

天井が固い網になっているため、

うずらがジャンプした時などに

怪我をしてしまう可能性があるので、

必ず対策をしてあげましょうね。

 

 

砂浴び用砂


うずらは砂浴びが大好きな動物。

 

砂浴びは、もともと羽や体についた

害虫を落とすための行為になのですが、

ストレス解消にもなるため

綺麗な飼育環境でも好んで砂浴びをします。

 

そのため、砂浴び用の容器は

チンチラ用などの深めのものを

用意してあげるといいですよ。

 

ただ、その際に注意していただきたいのが

砂浴び用の砂です。

 

うずらは砂を食べて消化の助けにするので、

食べてしまっても問題の無いような

焼き砂を選んであげましょう。

 

小鳥などの砂浴び用の焼砂でしたら

もちろん、うずらにも安心して

使用することができますよ。

 

また、うずらの皮膚を傷めないように

角を取る工夫がされているため、

安全に遊ばせてあげることができますね。

 

床材


床を歩き回って動くうずらは、

自分の排泄物を踏んでしまうので

床材は欠かせません。

 

ペットシーツや牧草などでも良いのですが

その他にはAmazonなどにも売っている

『もみ殻』などもおすすめです。

 

うずらに使う、床材は、

衛生面や、うずらの臭い対策も考慮し

床材は、脱臭作用のあり天然素材のものが

お勧めです。

 

例えば、下記のような天然素材で作られた

床材などもあります。

 

下記の小動物用の床材は、天然のオガクズを圧縮

したものになり安全に使用できます。

 

材料は天然木材なので、吸収力や脱臭力に優れ

うずらのフンによる悪臭対策にも有効です。

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ペットとしてうずらを飼育する際におすすめの餌は?

うずらを飼育する際には

もちろんも必要になってきますよね。

 

その際どのような餌がおすすめなのか

いくつかご紹介いたしますね。

 

うずら専用フード


うずらには専用フード

発売されていますので、

そちらを与えるのが一番良いでしょう。

 

同じ鳥用の餌でも

ニワトリの餌を与えてしまうと、

栄養バランスが大きく違うために

肝臓の障害などを

引き起こしてしまう恐れがあります。

 

うずらの栄養バランスが整っている専用フードを

与えてあげましょうね。

 

またこちらの商品は細粒になっているので

小柄なうずらでも食べやすい餌になっていて

とてもおすすめですよ。

ボレー粉


特にメスのうずらは

生涯卵を産む性質があるため、

カルシウムがオスよりも多く必要になります。

 

その際にカルシウム補給として

おすすめになるのが

上記でご紹介しているかき殻です。

 

こちらのかき殻であれば

餌である穀物と均等に混ざるので

しっかりとうずらに食べてもらうことが

出来ますよ。

 

産卵によりカルシウムが不足しがちの

メスのうずらにも

ぴったりの商品ですね。

 

鳥はビタミンやミネラル、

カルシウムなどが不足することで

様々な病気になってしまうことがあります。

 

上手に、足りない栄養素を

補ってあげましょう。

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いかがでしたでしょうか?

 

卵の方が有名なうずらですが、

うずらはペットとしての歴史も意外と長く

飼い方もさほど難しくないことが

お分かりいただけたかと思います。

 

うずらをペットとして飼育する際には

注意点を守って可愛がってあげてくださいね。

 

以上『うずらをペットに!値段や臭い対策、なつく方法やおすすめの餌も!』の記事でした。

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