スーパーなどで購入した

うずらの卵を温めたら雛が孵った!

というニュースが話題になり、

ネットでも同様の報告が

多く見られるようになりましたよね。

 

しかし反対に孵らなかった、

何パック用意しても死んでしまう

という声も多く聞かれます。

 

うずらの孵化に成功した人と

失敗した人の差はどこにあるのでしょうか?

 

この記事では、孵化する確率が高い

うずらの卵の見分け方

孵化する確率の高い卵が購入できる場所

ご紹介していきます。

 

うずらの卵が孵化する確率はどのくらい?

うずらのタマゴ

 

私達が食べる卵の中でも

最もメジャーな鶏の卵は通常無精卵なので、

いくら温めても雛が孵ることは期待できず

孵化する確率は0%ということになります。

 

しかし、うずらの卵は

スーパーで売っているものでも

20個に1個の確率で

有精卵が含まれているとされ

これに運よく当たると

雛が誕生する可能性があるのです。

 

スーパーで売られている卵は

10個1パックであるため、

単純に考えれば2パック用意すれば

有精卵が1個紛れ込んでいる可能性が

あるということになりますね。

 

しかし、これはあくまでも

単純に計算した確率ですので、

場合によっては5パック買ったのに

一羽も孵らないということも。

 

では、効率よく孵化する卵を

入手するための有精卵の見分け方というのは

存在するのでしょうか?

 

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うずらの有精卵の見分け方って?外から分かるの?

実際にスーパーに売られている

うずらの卵でも、

孵化する確率はゼロではないことが

お分りいただけたかと思います。

 

ただ、実際に抱卵期間を終えてみないと

どれが孵るかわからないというのは

少し厳しいものがありますよね。

 

特にうずらが孵ることを

楽しみにしているお子さんの場合、

自分のせいで死んでしまったのかもと

悩んでしまう恐れもあります。

 

そのため孵化する確率が高い

卵の見分け方があると助かるのですが、

そのような方法はあるのでしょうか?

 

残念ながら、スーパーで

パックに入っている状態や

購入した時点で外見から有精卵が分かる

確実な見分け方はありません。

 

割ってみて初めて黄身に白い点があるものが

胚を持つ有精卵であると見分けることができます。

 

割ってしまった卵を

孵すことはできませんので、

この見分け方では役に立たないですよね。

 

受精卵は白っぽい、大きさがやや小さめ、

先端が尖った綺麗な卵型をしているといった

外見で見分け方がつくというもあります。

 

ですが、科学的な根拠が

あるわけではないため、

これらの特徴を持つ卵が

必ず孵化するとは限りませんよ。

 

しかし、うずらの卵を

孵化させた方の体験談などでは、

孵った卵にこういった特徴があるのも事実。

 

少しでも孵化の確率をあげたい場合は、

スーパーで卵を購入する際に

気を付けてみると良いかもしれませんね。

 

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うずらの有精卵を見分ける検卵とは?

うずらを購入する際に

外見で見分けることができなくても、

孵化器に入れている間に

『孵化する確率が高いかも!』という

卵が分かる見分け方は存在します。

 

それが孵化器の中に

有精卵があるかどうかを調べる

検卵という作業です。

 

以下に、検卵の方法や注意点などを

ご紹介していきます。

 

うずらの卵の検卵のやり方は?

 

孵化器に卵を入れて温め始めてから

4日程経ったら、検卵をしてみましょう。

 

検卵とは、

温めている最中の卵に有精卵があるか?

有精卵はどのくらい育っているのか?

といったことを見分けるために

必要な作業なのですが、

以下の点に気を付けて行う必要があります。

 

・照明や太陽光の入らない
真っ暗な部屋で行う

・卵を冷やさないように素早く行う

・ペンライトなどを使用して
卵の気質側から光を当てる

 

真っ暗な部屋で

卵に光を当てて調べることで

殻の外から血管の有無や発達具合、

心臓の動きなどを調べていく作業を

検卵というんですね。

 

無精卵はいくら温めても

何の変化も起きませんが、

有精卵は卵を温め始めて4日~7日も経てば

血管が発達して

心臓も確認できるようになります。

 

真っ暗な部屋で

うずらの卵にのみ光を当てることで、

有精卵にみられる特徴を

発見することができますよ。

上の動画では、うずらの卵の

検卵の様子が紹介されています。

 

孵化する確率が高い卵には

どのような変化が見られるのか

確認することができますので、

参考にしてみてくださいね。

 

 

検卵の頻度はどのくらい?

うずらの赤ちゃん

 

うずらの卵の検卵で

注意しなければいけないのは

検卵を行う回数です。

 

特に初めてうずらの卵の孵化に

挑戦する場合、

孵化する確率の高い卵を見つけてしまうと

成長しているか気になってしまって

何度も見たくなってしまいますよね。

 

しかし、何回も孵化器から

うずらの卵を取り出して

じっくりと検卵をしてはいけません。

 

卵が冷えてしまって

放っておけば孵化する確率が高い卵であっても

途中で死んでしまう可能性があります。

 

そのため、検卵は

卵を孵化器に入れてから4日目、

または7日目のどちらかに一度

転卵をやめる直前に一度

合計2回にとどめるように

注意してくださいね。

 

 

検卵の時にチェックするポイントは?

うずらのタマゴ

 

うずらの卵の検卵は、

なるべく時間をかけずに

手早く行う必要があります。

 

初めて検卵をする場合は、

どれが血管か見分け方がわからなくて

手に取ったうずらの卵を

長々と眺めてしまうかもしれません。

 

しかし長時間うずらの卵を

孵化器の外に出していると、

有精卵であっても

孵化する確率が下がってしまいます。

 

なので、卵の中が黒っぽくなって、

光を通さなくなってきたかな?

違いが感じられたら、

有精卵の確率が少なくないと考えて

検卵を終えるようにしましょう。

 

また、検卵の時期や

うずらの成長速度によっては、

くちばしでつついて

気質を広げていることもあります。

 

特に並うずらのような柄のある卵の場合は

検卵が難しい傾向にありますので、

これが血管かな?と確認できたら

卵は早めに孵化器に返してくださいね。

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うずらの卵の検卵におすすめのグッズは?

孵化するうずらの卵の見分け方として

検卵が重要であることは

お分りいただけたかと思いますが、

初めて行う場合は緊張する作業ですよね。

 

手早く検卵を行うためには、

前もって準備をしておくと安心なので、

以下にうずらの検卵におすすめな

グッズを3つ紹介していきます。

 

ペン型のライト

最初に紹介する、

うずらの卵の検卵におすすめのグッズは

ペン型のLEDライトです。

 

うずらの卵は小さいため、

比較的有精卵の見分け方が

難しいとされています。

 

そのため大きな懐中電灯で照らすよりも

ピンポイントで光を当てられる

ペン型のライトがおすすめですよ。

 

上記画像のペンライトは

LEDで光にムラがなく

軽量で扱いやすいため、

初めてでももたつかずに

検卵を行うことができますよ。

 

検卵器


2番目に紹介する

うずらの卵の検卵におすすめのグッズは

検卵器です。

 

孵化器の中の鶏卵などの状態を

調べるためだけに作られた検卵器であれば、

光量が十分であるのはもちろん

拡大レンズを通して卵の内部を確認するため

有精卵の見分け方がぐっと楽になりますよ。

 

下の筒状の部分に卵を入れて検卵するため

明るい場所でも使用できるというのも

嬉しいですよね。

 

孵化器


3番目に紹介する

うずらの卵の検卵におすすめのグッズは

検卵用のライトと孵化器のセットです。

 

鶏卵であれば10個、

うずらの卵であれば30個

一気に温められるという

上記画像の孵化器。

 

転卵は手動ですが、

一定の温度に内部を保ってくれるため

有精卵が孵化する確率を高めてくれます。

 

孵化する確率の高いうずらの卵はどこで購入すればいいの?

購入時に、孵化する確率の高い卵が分かる

確実な見分け方が存在しない一方、

孵化器に入れたうずらの卵の

大半が孵ったという体験談を

ネットで紹介している方もいます。

 

高い確率で孵化に成功している方達が

使用しているのが、

有精卵”として販売されているうずらの卵です。

 

普通のスーパーには売っていない

うずらの有精卵ですが、

どこで購入するのがいいの?

でしょうか?

 

以下に、孵化する確率が高い

うずらの有精卵を販売しているお店

ご紹介していきます。

 

豊橋産の日本うずらの有精卵


最初に紹介する

インターネット通販で購入可能な

うずらの有精卵は、

豊橋産の日本うずらの有精卵です。

レビューでもうずらが孵った、との

報告が多いこちらの卵は、

食用ではなく孵化を目的とした卵

 

見分け方が難しい有精卵を

自分で探す手間が無く、

うずらの孵化に挑戦することができますよ。

 

ただ、注意してほしいのが

孵化する確率の高さから

一度に30個温めてしまうと、

自分では面倒が見れない数の

うずらが誕生してしまう可能性があること。

 

100%の確率で孵化するということは

流石に無いかもしれませんが、

孵ったうずらの面倒を見られるか検討して

孵化器に入れる卵の数を調整してくださいね。

 

一定の割合以上

割れた卵が混入していた場合は、

交換してくれるサービスがあるのも

嬉しいですね。

 

精卵と孵化器のセット


3番目に紹介する

インターネット通販で購入可能な

うずらの有精卵は

日本うずらの有精卵と孵化器のセットです。

 

孵化器を自作する人も多いですが

有精卵を確実に孵化させたい!

という方におすすめなのが、

自動で温度調節をしてくれる

孵化器がついたセット。

 

こちらの孵化器は

小型ながら転卵機能も付いているので、

手元に届いたら

すぐにうずらの孵化に

挑戦することができますよ。

 

雛用のフードまで付いている、

孵化から飼育まで

カバーされたスターターキットです。

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いかがでしたでしょうか?

 

鶏の卵であればスーパーや路地販売などでも

有精卵を見かける機会はありますが、

うずらの有精卵を確実に手に入れるためには

専門に扱うお店に頼む必要がある様子です。

 

もちろん、

今度こそ孵る卵はあるのか?と

ドキドキしながら

スーパで購入した卵を見守るというのも

うずらの卵の孵化に挑戦する

醍醐味ではありますよね。

 

しかし、なるべく早く

うずらの雛に会いたい、

孵化を成功させたいといった場合には

今回ご紹介したような有精卵を使用して

挑戦するのがおすすめですよ。

 

以上、『うずらの卵が孵化する確率や見分け方って?どこから購入するのがいいの?』の記事でした!

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