夏休みの自由研究で挑戦したりと、

小学生でもできるという情報が多い

うずらの卵の孵化

 

しかし単純な実験や観察と違い、

命が誕生するかもしれない挑戦ですので

しっかりとできるかどうか確認してから

取り組みたいですよね。

 

そこで今回は、小学生でも挑戦できる

うずらの卵の孵化の方法

ヒナの育て方について紹介していきます。

 

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うずらの卵を孵化させるのは小学生でも簡単にできる?

うずらの卵を孵化させた小学生の報告は

インターネット上でも

多数見ることができますよね。

 

卵を孵化をさせること自体、

、実は、小学生でも簡単にでき、難しい

ことではありません。

 

特に、自動孵化器をレンタルした場合などは

ほとんど、待っているだけで

うずらのヒナに出会うことが可能です。

 

しかし、難しいのは孵化ではなく、

誕生したヒナを育てること

 

うずらの鳴き声は大きく

深夜や明け方であっても

構わずに鳴くことがあります。

 

また、孵化の際に温度管理は必須でしたが

孵ったうずらもしっかり温度管理をして

育ててあげる必要がありますよ。

 

さらに近所の動物病院が

うずらの診察ができるとは限りませんので

孵化させる前に診察可能な病院を

探しておく必要もあります。

 

他にも実際飼育してみると

困難にぶつかることがあるでしょう。

 

命を育てることができるかどうか

家族でしっかり話し合ってから

うずらの卵の孵化に挑戦してくださいね。

 

うずらの卵が孵化する確率は?

うずらの孵化の成功体験の中には、

スーパーで買ってきた

うずらの卵からヒナが生まれた!

という報告も見られますよね。

 

スーパーなどで普通に販売されている

うずらの卵の中には

20個に1個の割合で“有精卵”が紛れており、

これに当たると雛が孵る可能性があります。

 

そのため、まず孵化の確率を

0%ではなくするためには

有精卵の入手が必須条件

 

スーパーの卵を使用する場合は

単純に計算して

5%の確率で孵化が期待できます。

 

孵化する確率を上げたい場合は

予め“有精卵”として売られている卵を

用意する必要があるでしょう。

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うずらの卵を孵化させる時の注意点は?

では実際に有精卵を用意できたとして、

うずらの卵を孵化させるときには

何に注意する必要があるのでしょうか?

 

以下にうずらの卵を孵化する時の

注意点を3つご紹介していきます。

 

うずらの卵を孵化させる時は温度・湿度管理が大切!

うずらの卵を孵化させる時は、

第一に孵化器の中の温度と

湿度の管が大切です。

 

親鳥が抱卵している状態を

再現する必要があるので、

温度は37℃~38℃を保つ必要があります。

 

これは卵が触れている床が

暖かければよいのではなく、

孵卵器全体がこの温度である必要があるので

何か所かで温度を測って

確認するようにしましょう。

 

孵化器の中が冷えてしまうのも問題ですが

内部の温度が40℃を超えてしまっても

卵は死んでしまう可能性があるため

特に自作の孵化器を使う場合は注意が必要です。

 

また水を入れた容器などを使用して

湿度も50%に保つようにしましょう。

 

 

うずらの卵を孵化させる時は転卵が大切!

うずらのタマゴ

転卵とは、文字通りに

卵をひっくり返す作業で、

これを行うことで

卵の中身が偏ることを防ぎます。

 

孵化器に入れてから14日間は

この転卵を3時間おきに行う必要があり、

これにはもちろん深夜も含まれます。

 

転卵は孵化器の温度に影響が出ないよう

手早く行う必要がありますので、

自信がない場合は転卵機能が付いている

孵化器を使うのもおすすめですよ。

 

 

うずらの卵を孵化させる時は検卵の回数に注意!

うずらの卵が本当に有精卵なのか、

無事に育っているのかなどを

調べる作業のことを検卵と言います。

 

検卵は、暗い場所で

卵にLEDライトなどを当てて

殻の内部を確認する必要がありますよ。

 

検卵は孵化器に卵を入れてから4日目、

もしくは1週間目に1度、

転卵を中止する直前に1度の

2回行うことが推奨されています。

 

これを守らないと

孵化器内の温度が下がってしまい、

元気に育っていた卵が

死んでしまう恐れもあるので、

いくらヒナの様子が気になるからといって

必要以上に行わないように注意しましょう。

 

うずらの卵を孵化のさせ方は?

うずらの卵を孵化させる際に

自作の孵化器を使う場合は、

発泡スチロールなどで作った

孵化器の温度が37℃~38℃に

保たれるようにヒーターなどで調整します。

 

そして、水の入った容器や

水を含ませたスポンジを設置して

湿度も50%になるようにします。

 

この準備が整ったら、

うずらの卵を孵化器に並べて

そこから14日間は3時間おきに

転卵するようにしましょう。

 

長時間孵化器のふたを開けていると

温度や湿度に変化が生じてしまうので、

必要な時以外は

孵化器を開けないようにしてくださいね。

 

特に転卵を中止した15日目以降は

ヒナが孵るのを楽しみにして、

孵化器には触れずに過ごしましょう。

 

 

うずらの卵が孵化する日数は?

うずらの卵が孵化するのに

必要な日数は17日前後とされています。

 

孵化器のある部屋の気温や

孵化器内の温度によって

前後することもありますが、

17日を目安に考えておくとよいでしょう。

 

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うずらの卵を孵化させる時、させた後に必要なものは?

ではうずらの卵を孵化させる時や

孵化が成功した後には

何を用意すればよいのでしょうか?

 

以下にうずらの卵の孵化に挑戦する時に

必要なものを5つ紹介してきます。

 

うずらの卵を孵化させる時は有精卵を用意!

最初に紹介する

うずらの卵を孵化させるために

必要なものはうずらの有精卵です。

 

うずらの卵を“有精卵”として

販売するためには、

1つのパックの中に8割以上の有精卵が

入っている必要があるとされます。

 

そのため孵化の確率をあげるためには

有精卵と銘打った商品を

購入することが効率的ですよ。

 

しかし、うずらの有精卵は

スーパーなどでは取り扱いがないため

専門ショップや通販サイトで

購入する必要があります。

 

うずらの有精卵は

孵化を目的としているため、

孵化成功率が高いとされていますよ。

 

しっかりと梱包して届けてくれるのですが、

万が一、一定数の割れた卵が

混入していた場合は

交換してもらえるのも嬉しいですね。

 

 

うずらの卵を孵化させる時はヒーターを用意!


2番目に紹介する

うずらの卵を孵化させるために

必要なものは小動物用のヒーターです。

 

自作の孵化器を使用する場合に

必須になるヒーターは、

ヒナが孵った後も寒さ対策として

なくてはならないアイテム。

 

ヒーターを選ぶポイントは

ぶつかって火傷をしないよう

カバーがついているタイプのものが

安心してケージに取り付ける事ができ

お勧めです。

 

別売で温度を制御する

サーモも販売しているので、

温度管理に不安がある場合には

併用するのもおすすめです。

 

うずらの卵を孵化させる時は温度・湿度計を用意!


3番目にうずらの卵を孵化させるために

必要なものは温度・湿度計です。

 

特に爬虫類や両生類は温度・湿度の影響を

受けやすいからです。

 

温度、湿度計の中には

温度の変動も記録でき機能が充実している

ものもあり、とても便利です。

 

孵化の際や

孵ったうずらを飼育する時にも

温度・湿度計は必要となりますので、

使いやすい高機能なものを

用意しておくと良いですね

 

うずらの卵を孵化させる時はヒナのケージを用意!


4番目に紹介する

うずらの卵を孵化させた後に

必要なものは

ヒナを飼育するケージです。

 

うずらがヒナの期間は

2週間程度と短いですが、

その間はとてもデリケートな時期。

 

なので、温度管理がしやすく、

外から様子が分かるプラケースなどを

ケージに使うのがおすすめです。

 

大きすぎても管理が大変なので、

水槽のサイズは上記画像のような

横幅が約30cm程度のもので十分ですよ。

 

うずらの卵を孵化させる時はヒナ用の餌を用意!


5番目に紹介する

うずらの卵を孵化させた際に

必要なものはヒナ用の餌です。

 

孵化したヒナのために絶対用意する

必要があるのは餌ですよね。

 

上記画像のヒナ用の餌には、

健康な成鳥になるために必要な

抗生物質も入っているので、

この餌と水さえ用意すれば

健康に育ってくれますよ。

 

ただ、傷みやすいため

短期間で使い切れる量を

購入するようにしてくださいね。

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うずらの卵の孵化器の作り方は?


うずらの卵の孵化器は購入することも

レンタルすることも可能ですが、

工作感覚で自作するのもおすすめです。

 

孵化器を作る際に用意するもの

・発泡スチロールの箱

・タオルや綿など床材

・温度・湿度計

・ヒーター

ペットボトル容器

・湿度を保つための水分

 

このように、用意するものは

手に入りやすいものばかりなので、

小学生のお子さんであっても

自作に挑戦できますよね。

 

上の動画では孵化器の作り方を

詳しく説明しているため、

初めてうずらの孵化に挑戦する方も

参考になりますよ。

 

うずらの卵が孵化した後の雛の育て方は?

孵化したばかりのヒナは体が濡れているため

乾くまでは孵化器の中で休ませてあげましょう。

 

体が乾いたら、

予め37℃に温度を調節しておいた

ヒナ用のケージに移してあげてください。

 

ケージの底には

滑らないようにと排泄物対策のため、

ペットシーツを敷いておくと安心ですよ。

 

うずらのヒナは孵った当日から

餌を自力で食べ水も飲むため、

餌と水もケージ内に用意してあげましょう。

 

水入れは大きすぎるとヒナが落ちて

溺れてしまう恐れがあるため、

ペットボトルの蓋などがおすすめです。

 

餌は水で溶いたりしなくても

食べてくれますので、

ヒナ用のものであれば

そのまま与えても問題ありませんよ。

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いかがでしたでしょうか?

 

うずらは卵を孵化させる時にも

ヒナを育てる時にも、

温度管理をしっかり行ってくださいね。

 

また、検卵で孵化しそうな卵が

見つかった場合は、

餌や飼育ケージは早めに用意して

ヒナの飼育に備えるようにしましょう。

 

可愛いうずらのヒナですが、

成長して活発に動くようになるまでは

あっという間です。

 

自宅で飼育できるのは何羽までか?

しっかり考えてから孵化させる

卵の数も決めてくださいね。

 

以上『うずらの卵の孵化のさせ方やヒナの育て方!小学生でも簡単にできるの?』の記事でした!

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