最近では、爬虫類をペットにする人も増えていますが、

飼う爬虫類の種類によっては

冬に温室を用意してあげなくてはいけないことも。

 

もちろん市販の温室を購入しても良いのですが、

高いものだと10万円を超えるものもあります。

 

そこで、出費を抑えたい方は

ぜひ爬虫類用の温室を自作することも考えてみてください!

 

というわけで今回は、

自作できる爬虫類用の温室作り方、必要な材料、

保温におすすめなグッズも紹介していきます。

 

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自作で爬虫類の温室を作る方法って?

爬虫類の温室を自作するには

何といっても熱を逃がさないための工夫が必要で、

温室内部を暖かく保つためには

ヒーターと断熱材を用意する必要があります。

 

もちろんこの2点だけで温室は作れませんので

温室の骨組みとなる素材が必要です。

 

ここからは、温室を作るのにおすすめな材料や

作り方をご紹介します。

 

1.木材で爬虫類の温室を作る

木材

 

まず初めに紹介するのが、『木材』を使用

して、爬虫類用の自作温室を作る方法です。

 

木材は比較的身近な材料ですので

温室を作る際にも扱いやすいですよね。

 

この温室は爬虫類用の飼育ケージが

丸々入る大きさにしなければいけませんから

大きめのサイズで作ってください。

 

必要なものはこちらです。

・木材

・アクリル板

・爬虫類用ヒーター

・蝶番

 

作り方の手順は以下の通りです。

①木で四角形の囲いを作っていく。

この時、前面部分の下半分に観察用のアクリル板を設置するので、

木枠を作っておき、そのスペースを空けておく。

 

②先ほど空けておいたスペースにアクリル板を取り付ける。

 

③アクリル板を囲う木枠部分に蝶番をつけ、それ自体を扉にする。

 

④最後に自作温室に爬虫類用ヒーターを取り付けたら、完成!

 

他には木材を使うため、電動ドライバーやビスなども

必要となってきます。

 

また、温度計なども設置すると

温度管理もしやすいですよ。

 

これらの道具を使用する際、

怪我をしてしまわないよう十分に注意してくださいね。

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2.透明ビニールシートで爬虫類の温室を作る

 

続いて紹介するのが、

市販されているメタルラックに

『ビニールシート』を被せて爬虫類用の

温室を作る方法です。

 

ここで骨組みとするメタルラックは、

自作温室を作る際にとても便利なアイテムです。

 

ビニールシートは、温室によく使われる

材料で熱を保つのに向いた素材です。

 

材料は以下の通りです。

・メタルラック

・ビニールシート

・断熱材

・爬虫類用ヒーター

 

作り方は以下の通りです。

①メタルラックを全面、断熱材で覆っていく。

 

②ラックの内側に爬虫類のヒーターなどを設置する。

 

③ラックの前面に温度を保つためにビニールシートを垂らしたら、完成です!

 

 

下記の動画も参考になるので

ぜひご覧になってみてくださいね。

 

 

3.発泡スチロールシートで爬虫類の温室を作る

最後に紹介するのが、

市販のメタルラックを骨組みにし、

『発泡スチロールシート』

を使って爬虫類用温室を自作する方法です。

 

発泡スチロールは保温効果がありますので、

温室の材料にはおすすめですよ!

 

必要なものはこちらです。

・メタルラック

・発砲スチロールシート

・断熱シート

・爬虫類用のヒーター

 

作り方の手順は以下の通りです。

①まず、メタルラックの外側に発泡スチロールを全面貼り付けていく

 

②次に、ラックの内側に遮断熱シートを貼っていく

 

③最後に、ラックの中にヒーターを入れれば、完成!

 

こちらもラックを使用する方法で、

基本的に発泡スチロールや断熱シートを貼っていくだけなので

簡単でお手軽にできる自作ケージですよ。

 

 

 

自作で爬虫類の温室を作る際に注意することは?

 

爬虫類用の温室には、

必ずヒーターを設置する必要があります。

 

しかしこの時に、注意しなければならないことは

ヒーターの熱で暖められたビニールシートなどが

燃えてしまうケースがあります。

 

このようなことがないよう、

自作温室にビニールシートを取り付ける際は

シートとヒーターが直接触れないように気を付けましょう。

 

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自作で爬虫類の温室を作る際に必要な材料って?

これまでに、爬虫類用の温室を

自作する際に必要な物を紹介してきました。

 

ここからは、爬虫類用温室を作りやすい

おすすめものを見ていきましょう。

 

ビニールシート

こちらは、さきほど材料のところで紹介した

『透明ビニールシート』です。

 

主にメタルラックを使用した爬虫類用自作温室を作る際に、

ラックの前面に取り付けます。

 

透明なビニールシートであれば、

シートをかぶせた状態でも中に入れた爬虫類

ケージの様子を見ることができます。

 

温度管理が必要な爬虫類の場合、

少しの温度変化が命取りになるケースもあります。

 

透明のシートを使用することで、

爬虫類のペットに異変があったときでも

気づきやすくなりますよ。

 

メタルラック

これは『メタルラック』です。

 

ブラックのカラーでシックな見ためなので

おしゃれな温室を作ることができますよ。

 

また、こちらは3段ラックですので、

さほどスペースを取りません。

 

温室に入れる、爬虫類ケージが少ない場合には、

こちらのラックを用意すると良いかもしれませんね。

 

小さめの温室ですと、

暖める範囲が少なくて済みますので

節電にも繋がるでしょう!

 

断熱シート

断熱シートは、ラックの内側に貼ることで

熱を逃がしにくくなります。

 

自作温室には、欠かせない

のが、この断熱シートです。

 

自作で爬虫類の温室を作る際におすすめな保温器具は?

さて、上記では温室を作るのに、

必要な材料を紹介してきました。

 

もちろんこれだけでは、

温室に必要な温度を保つことはできませんので

続いて、おすすめの保温器具をご紹介します。

 

パネルヒーター

温室の熱源として、ヒーターは欠かせないもの。

上記のヒーターは、

『遠赤外線上部用ヒーター 暖突 L』です。

 

このヒーターは、ケージの上部に設置する

ことができ、ヘビなど電球タイプのヒーター

に巻き付いてしまう、危険性のあるペット

にも使用できるヒーターです。

 

サイズはS、M、Lと3種類ありますので、

使用しているケージのサイズに合わせて

用意すると良いでしょう。

 

このLサイズのヒーターのみで

90センチの水槽全体を温めることができます。

 

と、言うのも『暖突』

通常の保温球の約3倍もの熱量を持っているからなんです!

 

これにより使用電気量を抑えることもできますので、

どなたにもおすすめです。

 

サーモスタット

 

サーモスタットは、爬虫類に必要な温度を

維持するには、とても重要なアイテムです!

 

自作温室の内部に取り付けることで、

温室内の温度が一目でわかりますよ。

 

爬虫類を快適に飼育するには

温度が低くてはいけないのはもちろんのこと、

高すぎても問題があります。

 

細かな温度調節を可能にするためにも、

サーモスタットは必ず用意しておくようにしましょう。

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今回は自作爬虫類用温室について書かせていただきました。

 

暖かい地域原産の爬虫類が冬の間を健康に過ごすには、

温室が必要不可欠です。

 

ペットの爬虫類の飼育環境に合わせた素敵な温室を

自作してあげてくださいね!

 

以上、『爬虫類の温室を自作!作り方や必要な材料、保温におすすめなのは?』の記事でした!