人懐っこく、陽気な性格と

独特の外見が人気のフェレット

 

アメリカではペットとして

犬と猫に次ぐ人気を誇るフェレットは

意思の疎通や飼い易さでも小動物の中で群を抜いています!

 

家族の一員として大切にしたいフェレットですが

どのような飼い方をすれば寿命を伸ばせるのでしょうか?

 

本記事では、フェレットの寿命を伸ばす飼育ポイント

寿命を伸ばすためにおすすめの餌を紹介します。

 

スポンサーリンク





 

フェレットの寿命は何年?

 

フェレットの寿命は6年~8年

 

フェレットは産まれてから1年の間に急成長し

4歳でシニア期に入ります。

 

シニア期に入ったフェレットは

病気にかかるリスクが格段に増えるため、

すぐに寿命を迎えてしまう子も少なくありません。

 

しかし、その一方で10年~14年と長い寿命を持つ子もいますよ。

 

 

フェレットの飼い方で気をつけることは?

 

ペット用のフェレットには

ノーマルフェレットと呼ばれる未去勢・未避妊の個体と

スーパーフェレットと呼ばれる

去勢・避妊・臭腺除去済みの個体がいます。

 

フェレットをお迎えすする場合は

スーパーフェレットを選ぶことが大切。

 

『たかが去勢・避妊手術、

自分で必要を感じたらやるからいい。』

『病気でもない身体にメスを入れるなんて可哀想』

といった意見もあるかもしれません。

 

ですが、ノーマルフェレットとスーパーフェレットでは

飼育の難しさが全く異なるのです!

 

“ノーマルフェレットの雄は発情期にマーキングをする”、

“気性が非常に荒くなる”といった特徴が見られます。

 

ノーマルフェレットの雌は、発情期に交尾をしないと

持続発情”という状態になってしまうことがあり

これが非常に危険なのです。

 

持続発情はホルモンバランスを乱し、

エストロゲン中毒になることで貧血を誘発して

最悪死に至ることもある恐ろしい症状。

 

ちゃんとしたショップであれば、

ノーマルフェレットをペット用に販売しません。

 

『安かったから』と届け出をしているのかも怪しいお店から

ノーマルフェレットをお迎えすることは

くれぐれも避けるようにしましょう。

 

飼い主も楽しく暮らせずに辛い思いをします

フェレットも大きなストレスを受け続けることになるため

寿命を伸ばすどころの話ではなくなってしまいます。

スポンサーリンク





フェレットの寿命を伸ばす飼い方って?

具体的にどのような飼い方をすれば、

フェレットの寿命を伸ばしてあげられるのでしょうか?

 

以下に、フェレットの寿命を伸ばすための

5つの飼い方のポイントを紹介していきます。

 

放し飼いをしない

LEOとRICKさん(@leonardoslick.ferret)がシェアした投稿 –

フェレットは人懐こく陽気な性格なので

ついつい犬や猫のように常時家の中でフリーの状態で

飼いたくなってしまいますが、放し飼いは厳禁です!

 

フェレットは高い運動能力を持つ上に、

狭い隙間に入ることや

カーペットなどの下に潜ることが大好き。

 

そのため、思いがけない所に入り込んで

出てこれなくなって死んでしまうことが多いのです。

 

また器用なのでドアや窓を開けて

外へ出て行ってしまうことも!

 

ですから、フェレットを飼育する場合は必ず

フェレット専用に作られたケージを用意して

基本的にはケージの中で過ごさせましょう。

 

もちろんケージから出て、思い切り飼い主と遊べる時間は

フェレットにとって何よりの楽しみです。

 

ケージから出すのは人間が付きっ切りで

見られる時間だけと決め、

時間内は目一杯遊んであげるようにしましょう。

 

そうすることで、フェレットは身心ともに安定して

寿命を伸ばすことにも繋がりますよ。

 

 

しつけをきちんとしよう

『小動物にしつけ?』と感じる方もいるかも知れませんが

フェレットが安全に暮らすため、

最低限のしつけは必要です。

 

しつけておきたいのが“噛み癖”について。

 

噛み癖と言っても、スーパーフェレットであれば

意味なく人間を噛むことはありません。

 

人間を噛むのは、大抵が幼いフェレットで

『もっと遊ぼう!』という意思表示で

甘噛みする場合が多いのです。

 

そのため、成長とともに治まるので

気にする必要はないのですが

しつけておきたいのが、物を齧る癖

 

特に電気コードのような危険なものは

噛まないようにしつけておきたいですよね。

 

また、スリッパなども齧って誤飲してしまうと危険です。

 

特定のものを噛む癖がある場合は

犬のしつけに使われる“ビターアップル”のような

苦みのある液体を対象物に塗っておいて

『これは不味い!』と学習させるのが有効ですよ!

 

もちろんフェレットが噛みそうなものは

隠すことも大切なのですが、

フェレットは賢く、学習能力も高いため

やってはいけないことを覚えることができます。

 

誤飲誤食はとても危険で、

寿命を縮めるような結果に繋がることも多いので

しっかり噛み癖を直しておくと安心ですよ。

 

 

温度管理をしっかりしよう

 

フェレットが適温と感じるのは15℃~30℃

 

しかし、日本の湿度を考慮すると

25℃前後が快適と言えるでしょう。

 

フェレットは体温調節が苦手な動物

息が荒い時や震えている時は対処が必要です!

 

夏は凍らせたペットボトルにタオルを巻いたものを

ケージに入れておいてあげると

体温が上がったら寄り添って体温を下げられますよ。

 

また、薬品が使われている保冷材などは

袋を噛み千切ってしまう危険があるため、避けましょうね。

 

冬の間は暖が取れるように、潜れるようなベッドを用意すると

喜んで使ってくれますよ。

 

直射日光は苦手なのでケージを窓際に置くのはやめましょう。

 

熱中症はフェレットにとっても怖い病気で

かかってしまうと寿命を縮めかねません。

 

フェレットが快適に過ごせるように

室温には気を配ってくださいね。

スポンサーリンク





こまめなケアを

pamtaro**❤︎さん(@pamtaro1207)がシェアした投稿 –

フェレットの基本的なお世話として必要なのが

入浴、耳掃除、ブラッシング、爪切り。

 

お風呂は好きなフェレットが多いため

慣れてしまえば難なくシャンプーを

することができるはずですよ。

 

ただ、水音で驚いてしまう子が多いので

シャワーは使わずに、泡を流す際は

手で優しく流してあげてくださいね。

お風呂に入れた後は、耳の汚れが浮き上がってるので

上記のようなイヤークリーナーを使って

耳掃除をしてあげましょう。

 

フェレットは新陳代謝が高いため、

耳が汚れやすいので月に1回くらいで

耳掃除をしてあげてくださいね!

 

また、フェレットの換毛期は春と冬の2回です。

 

換毛期に自分で毛繕いをすると毛玉が詰まって

毛球症になってしまうためブラッシングが必要ですよ。

 

柔らかなブラシで定期的にブラッシングをしてあげましょう!

 

もし自分の毛を舐めてしまった場合は

フェレットは猫のように毛玉を吐き出すことができないので

毛玉取りのペーストを使ってくださいね。

 

さらには、伸びた爪がケージやカーペットに引っかかると

怪我の原因にもなりかねませんので

伸びすぎた爪も切ってあげましょう。

 

ピンク色の血管が見える2mm~3mm先を切れば安心ですよ。

 

日々のケアをきちんと行えば、

フェレットのちょっとした異変や不調も気づきやすくなります。

 

ブラッシングや入浴で飼い主と触れ合うこと

フェレットのストレスを軽減して

寿命を伸ばすことにも役立ちますよ。

 

定期的に体重を測ることもおすすめですね。

 

適切なケアで、フェレットの衛生環境を保ってあげましょう。

 

 

信頼できる動物病院を探そう

 

人気が出てきているとはいえ、

フェレットを診察できる病院はまだ少なく

病気になってから動物病院を探しても

良い病院が見つからないという危険もあります。

 

そのため、健康なうちに

フェレットの診察をしている動物病院を訪れて、

ワクチン接種や健康診断をお願いし、

かかりつけにできるか確認しておきましょう。

 

診察可能とうたっていても、

“実際にはフェレットを診たことがない”

という動物病院も少なくありません。

 

なので色々質問して、

納得できるか確認すると良いですよ。

 

特にシニア期のフェレットは体長を崩すことが多く

頼りになるかかりつけ病院があるのとないのでは

フェレットの負担が全く違います。

 

信頼できる病院を見つけるのは大変ですが、

フェレットの寿命を伸ばすためには必須事項ですので

頑張ってくださいね!

 

スポンサーリンク





 

フェレットの寿命を伸ばすための餌って?

フェレットは肉食動物ですので

主食は動物性タンパク質が豊富な専用フードです。

 

近年はフェレットのフードもたくさん売られていますが、

どういったものを選べば寿命を伸ばせるのでしょうか?

 

以下に、フェレットの寿命を伸ばすおすすめの餌を

紹介していきます!

 

フェレットの寿命を伸ばす餌1


最初に紹介するのは

フェレット専用のドライフードです。

 

鶏肉が第一成分のミートファーストなので

栄養もバッチリとれますよ!

 

少し硬めに作られているので

成長期のフェレットの顎の発達にも役立ちます。

 

嗜好性も高く『これではないと食べない!』

という子もいるほどなんだとか。

 

美味しくて栄養価も高いフードは、

健康な体作りと寿命を伸ばすことにとても有効です。

 

また、チャックがついていて

保存が楽なのも嬉しいポイントですよね。

 

補足として、

4歳を過ぎたら、寿命を伸ばすためにも

シニア用のカロリーを抑えた

消化に負担が少ないフードに切り替えてあげてくださいね。

毛玉の排出を促すおやつ

最後に紹介するのは、毛玉の排出を促す

ペースト状のおやつです。

 

フェレットは肉食ですが、果物も大好き!

 

そのため、青パパイヤが使用されたこちらのおやつは

嗜好性がとても高いんですよ。

 

上記の商品は換毛期にはとっても役に立つおやつですが、

毎日あげると肥満に繋がりますので

2日~3日に一度とルールを作って与えましょう。

 

大好きなおやつを食べる喜びは

寿命を伸ばす上でも効果的ですので

与える量を守って、楽しいおやつタイムにしましょう。

スポンサーリンク






この記事を読んだ方からは

こちらの記事も人気です。

<関連記事>

いかがでしたでしょうか?

 

とにかく人が大好きで、構われるのが大好きと

天真爛漫な性格が魅力なフェレット

 

飼い主さんと良好な関係を作って

毎日楽しく暮らすことは、フェレットのストレスを

大幅に軽減して、寿命を伸ばすことに繋がります。

 

一緒に過ごす時間をしっかりとってあげてくださいね。

 

以上、『フェレットの寿命は何年?長生きさせるため方法や飼い方、餌は?』の記事でした。