ペットを飼うようになってから、
いたずら防止や怪我を避けるために
飾ることを諦めたインテリアってありますよね。
特にクリスマスツリーは飾りが揺れる様子が
元気な猫の好奇心を大変に刺激してしまうアイテムなので
『猫を飼ってからは一度もクリスマスツリーを出していない』
『自宅でクリスマスを演出するのは諦めている』
という飼い主さんも多いのではないでしょうか?
そこでこの記事では、猫を飼っていても
クリスマスツリーを飾る対策方法や
クリスマスツリーの猫対策におすすめのアイテムを
紹介していきます。
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クリスマスツリーの猫対策1:柵でガードする
単純な方法ですが、クリスマスツリーを柵で囲んで
一定の距離以上、猫を近づけさせない
という方法があります。
背の低いクリスマスツリーであれば、
大きめの金網のケージを被せれてしまえば安心ですよ。
背の高いクリスマスツリーの場合は、
猫が跳躍できる高さまでガードできれば
いたずらをされる心配がないので
學校などで使用されているストーブガードを使用しましょう。
元気の良い猫ちゃんの場合は、
ストーブガードを足場にしようとすることも考えられるので
なるべくクリスマスツリーは壁につけて設置して
万一、ストーブガードに猫が飛びついても
倒れてこないようにしてくださいね。
クリスマスツリーの猫対策2:猫が入らない部屋にツリーを置く
触られたくないものはペットが入れない場所に置く
というのは定番の手段ですよね。
とはいえ、クリスマスツリーは通常リビングなど
生活のメインになる部屋に飾ることが多いかと思います。
ここに猫を立ち入らせないというのは
あまりにも可哀相なので、他の部屋に飾ろうと考える方が
多いのではないでしょうか。
しかし、猫は意外と飼い主の行動を見ているので
飼い主たちが自分の立ち入れない部屋に集まって
クリスマスツリーを囲んで盛り上がっていると
『自分も中に入りたい!』という気持ちが沸きあがってしまいます。
そのためクリスマスツリーのある部屋の
ドアや廊下の壁を爪でボロボロにしてしまう恐れも……
一見安全性が高そうな手段ですが
特に賃貸住居に住んでいる飼い主さんは注意が必要です。
もしベランダや庭がある環境であれば
脱走対策を施したうえで、
思い切って屋外にクリスマスツリーを飾るのもおすすめですよ。
クリスマスシーズンには、
園芸店にモミの木の苗木も多く出ますし
コニファーのように通年楽しめる低木を設置して
屋内ではできないようなイルミネーションを
楽しむのも素敵ですよね。
クリスマスツリーの猫対策3:短時間だけ飾る
常にクリスマスツリーを誰かが見張っていて
猫が近づいたら、怪我をしないように
見えない所から霧吹きなどを使って追い払う。
これを続けることで、
猫もクリスマスツリーに近づかなくことも考えられます。
しかし、クリスマスツリーはクリスマス当日までは
飾りっぱなしにするものなので
24時間見張り続けるのは無理がありますよね。
逆に考えれば、12月24日や25日の、
クリスマスパーティを行う時間だけ飾るようにすれば
その時間だけクリスマスツリーを守れば良いことになります。
少し味気ないかもしれませんが
パーティの直前にクリスマスツリーを出して
パーティが終わり次第片付けるようにすれば
猫のいたずらを回避するのはそう難しくありませんよね。
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クリスマスツリーの猫対策4:平面のツリーを飾る
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最近、犬や猫を飼っている家庭だけではなく
赤ちゃんや幼児がいる家庭にも人気なのが
壁に飾れるタペストリータイプのクリスマスツリーです。
オーナメントも重量があるものは飾れませんが
リボンや小さなベルなどであれば、
マスキングテープで簡単につけることができます。
価格も通常のクリスマスツリーの比べて安価ですし
簡単に出せて、サッとしまえる
収納場所も取らないと機能面でも好評です。
あまりにも飾りつけを凝り過ぎてしまうと
オーナメントを取ろうと
猫ちゃんが飛びついてしまう可能性もありますが、
立体のクリスマスツリーに比べると被害は少なくて済みます。
また、倒れたツリーの下敷きになって猫が怪我をする
という心配も要りませんよね。
クリスマスツリーの猫対策5:小型のものを飾る
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タペストリータイプのもの同様に
やはり買い替えが必要になってしまいますが、
小型のクリスマスツリーに変えるのも有効な手段です。
小さなクリスマスツリーでは寂しい、
という印象もあるかも知れませんが
オルゴールタイプのものや
生花のアレンジメントタイプのものなど
華やかなものを選べば、大きさは気になりませんよ。
足場がなく、猫が登れない場所に
小さなクリスマスツリーを飾れば、
いたずらされる可能性もぐっと減ります。
クリスマスツリーに飛びつこうとして怪我をする他にも
猫がモールなどの飾りを誤食してしまって腸ねん転を起こす、
という事故も、クリスマスの時期には多発するそうです。
猫が触れない場所に小型のクリスマスツリーを置いたうえで
万一の時のためにカバーをかけておけば
愛猫がいたずら心から、危険な目に遭うことを防げますよ。
クリスマスツリーの猫対策6:猫が嫌がるものでガードする
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クリスマスツリーの周囲に猫が嫌がるものを置いて
近づかせないようにする、という方法もあります。
具体的にはプラスチックの人工芝や、
野良猫を忌避するように作られた
超音波を発生させる装置などのです。
しかし、一般的に猫が嫌がる効果がある
という商品の効き目には個体差があり
高価なものを購入しても相変わらず野良猫の糞尿で
庭が荒らされる、ということも多くあります。
また、愛猫家としては猫と
クリスマスツリーの両方を守るためとは言え、
猫が嫌がる方法を取るというのは気が進まない
という飼い主さんも多いでしょう。
更に効き目があった場合でも、
猫にストレスを与えてしまう可能性があります。
他の手段を考えたけれど難しかった
という場合の奥の手として使用して欲しい方法であります。
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クリスマスツリーの猫対策7:愛猫の様子を観察する
敢えてオーナメントを全てつけた状態で
クリスマスツリーを飾ってみると
特定のオーナメントにのみ猫ちゃんが反応している
ということが分る場合もあります。
その際は、特に気にしているものだけを外してみると
嘘のようにクリスマスツリーに反応しなくなることも。
猫がクリスマスツリーに反応するポイントは
・クリスマスツリーそのものに反応して登りたくてたまらない子
・吊るされている状態のオーナメントにじゃれたい子
・気に入ったオーナメントを自分のものにしたい子
といったように個体によって差が出てきます。
クリスマスツリー自体に反応している場合は
対策も限られてきますが、光るものやヒラヒラするもの
といった特定のものに反応している場合は対処も簡単ですよね、
一度、愛猫がクリスマスツリーのどこに反応しているのか
じっくり観察してみることもおすすめですよ。
クリスマスツリーの猫対策におすすめのアイテムは?
猫からクリスマスツリーを守る対策方法を
7つ紹介してきましたが
対策に使えるようなものは、具体的に
どのようなものがあるのでしょうか?
クリスマスツリーの猫対策にはストーブガードを!
クリスマスツリーを囲んでガードするのに
使えるストーブガードです。
こちらは、高さ71cmとハイタイプなので
周囲にダンボール箱などの足場がなければ
個体差はありますが、
猫が一度の跳躍で飛び越えるのは難しい高さになっています。
底辺も65cm×56cmと広めにとられているので
小型~中型のクリスマスツリーであれば
しっかりガードできる大きさですよ。
壁につけて、使用するような3面をガード
するタイプですが
同シリーズからは、4面をガードするものも
販売されていますので
住環境にあったものを選んでくださいね。
また、こちらの商品の3倍近い価格に
なりますが、天井がついたタイプの
ストーブガードもあるので、ジャンプ力
がある猫ちゃんにはおすすめですよ。
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猫からクリスマスツリーを守る対策方法を
お伝えしましたが、中にはどんな手段をとっても
諦めずにツリーに飛び掛かる子もいるかと思います。
『どうしてクリスマスツリーも飾れないの!?』
と苛立ってしまって、せっかくのクリスマスを
楽しめないのはもったいないですよね。
クリスマスツリーは外で見るもの、
『クリスマスは家で愛猫にも少し特別なご馳走を用意して
楽しく過ごそう』
と割り切ってしまうことも、必要かもしれません。
飼い主さんも猫ちゃんも、ストレスのない
楽しいクリスマスを過ごしてくださいね。
以上、『クリスマスツリーの猫の対策は?登ったり倒したりできないおすすめの方法とは?』の記事でした!