ヤモリ科の仲間の爬虫類である

ヒョウモントカゲモドキ。

 

外見の可愛さや美しさ、

そして丈夫で飼育しやすいので

ペットとして人気ですよね。

 

そんな、ヒョウモントカゲモドキを飼育する

際は何を餌として、与えればよいのでしょうか?

 

また餌を食べなくなってしまった際

どのように対処したら良いのでしょうか?

 

具体的な例をあげながら

ご紹介していきますね。

 

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ヒョウモントカゲモドキの餌は何がいいの?

ヒョウモントカゲモドキは

肉食性の爬虫類です。

 

自然界では昆虫類クモなどの節足動物

小型爬虫類を食べて生息しています。

 

ではペットとして

ヒョウモントカゲモドキを飼育する際は

どのような餌を与えればよいのでしょうか?

 

コオロギ

飼育下で一番おすすめな餌は

コオロギです。

 

安価で入手しやすいことに加え、

栄養バランスにも優れているので

ヒョウモントカゲモドキの餌としては

理想的と言えますよ。

 

さらに個体差による好き嫌いが少ないので

安心して与えることが出来ます。

 

生餌タイプのコオロギを

ケージ内に離して与える際は、

コオロギがヒョウモントカゲモドキに

噛みついてしまう危険があります。

 

必ず頭をピンセットでつまんで

潰してから与えるか、

もしくは一匹ずつピンセットで

直接与えるようにしてくださいね。

 

もしくは、

冷凍タイプになっているものであれば

コオロギがヒョウモントカゲモドキに

噛み付く危険がなくおすすめですよ。

 

市販されているコオロギは、

最も適した温度・湿度で管理され

栄養豊富で健康なコオロギなので

ウイルスなどの心配もなく

安心して与えることが出来ますね。

 

ヒョウモントカゲモドキに与えるコオロギのサイズは?

ヒョウモントカゲモドキに、どのサイズの

コオロギを与えれば良いのでしょう?

 

与えるコオロギの目安は、

ヒョウモントカゲモドキの頭の大きさよりも、

やや小さめがベストです。飼育されている

子の頭の大きさを目安に、一回り小さめの

コオロギを選ぶのがベストです。

 

頭より大きいコオロギは、食べない

だけでなく、ヒョウモントカゲモドキに

噛みついて傷つけてしまうリスクしか

ないのでやめておきましょう。

 

ビックミルワーム

次のお勧めのエサは、

『ビッグミルワーム』です。

別名ジャイアントミルワーム

ジャンボミルワームと呼ばれますが

こちらもヒョウモントカゲモドキに

おすすめの餌になりますよ。

 

名前の通り通常のミルワームよりも

一回り大きいサイズで5cm程度になります。

 

栄養価もミルワームより高く

また生餌としてのキープも簡単なので

ヒョウモントカゲモドキに

ピッタリの餌になりますよ。

 

このように市販されている

『ビッグミルワーム』は、

徹底した衛生管理のもと

飼育されている生餌ですので

安心して与えられますね。

 

デュビアローチ

次に、お勧めのエサは、『デュビアローチ』です。

 

ローチとはすなわち

ゴキブリのことを指していて、

こちらのデュビアローチ

ゴキブリの仲間になります。

 

このデュビアローチも

ヒョウモントカゲモドキの餌には最適ですよ。

 

しかしそうは言ってもゴキブリの仲間

 

なかなか、自宅にストックとして繁殖させる

のに、抵抗がある方も多いのではないでしょうか。

 

そんな方におすすめなのが

真空タイプのデュビアローチ。

です。

 

真空保存されているので

開封するまで、新鮮さを保つことが出来ますよ。

レッドローチ

次に、お勧めのエサは、『レッドローチ』です。

こちらもローチと名のつく

ゴキブリの仲間です。

 

レッドローチはデュビアローチよりも

見た目が完全にゴキブリなので

苦手な方もいらっしゃるかと思います。

 

しかしヒョウモントカゲモドキの餌としては

デュビアローチと同じく

栄養価が高くおすすめな餌になりますよ。

 

レッドローチは成長が早いので、

自宅で生餌として繁殖させたいようであれば

ピッタリの餌になります。

 

市販されている

『レッドローチ』は、

繁殖に十分な数が手に入りますし、

清潔な環境で育成している

レッドローチになりますので

安心して与えることが出来ますね。

ミミズ

ヒョウモントカゲモドキは肉食になるので

ミミズも餌として、与えることが出来ますよ。

 

食欲が落ち気味なときも、

ミミズ特有の動きで、食欲を刺激します。

 

ただし野生に生息しているミミズ

土に細菌や寄生虫が

含まれている可能性もあるため

むやみに与えるのは危険です。

 

市販されている、

生餌タイプのミミズを与えましょうね。

 

またミミズは毒性のある物質を含み

長期的に、ミミズのみを与えると

危険と言われています。

 

よって、ミミズを与える際は

必ず他の餌と併用して

与えるようにしましょうね。

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ヒョウモントカゲモドキに餌を与える頻度や量は?

 

ではヒョウモントカゲモドキの餌は

どのようにして与えればよいのでしょうか?

 

まず必要量は

幼体か成体かによって異なってきます。

 

幼体の場合1日1回

成体の場合週に2~3回を目安に

餌を与えてくださいね。

 

1回の餌の量は

一般的なコオロギの場合、

目安として3~5匹入れましょう。

 

その際、食べ残したものは

半日程度で片づけて、

ケージ内を清潔に保つようにしましょうね。

 

ピンセットで直接与える場合も

頻度や量は変わりません。

 

ただヒョウモントカゲモドキは

尻尾の先に栄養分を貯めることが出来るので

1~2週間ほど餌を与えなくても

健康には問題ありませんよ。

 

旅行や外出の際

室温や水の清潔さに気を配れば

数日であればそのままで大丈夫なので、

1人暮らしなどでも飼育しやすいですね。

 

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ヒョウモントカゲモドキが餌を食べない時の対処法は?

いくら1~2週間は

餌を食べなくても平気とは言っても

やはり何日も餌を食べないと

心配になりますよね。

 

そんな時はどのようにしてあげれば

良いのでしょうか?

 

いくつか具体的な原因とともに

対処法をお伝えしますね。

 

脱皮を待つ

 

ヒョウモントカゲモドキは

数か月に1回脱皮をします。

 

脱皮をするときは体が白っぽくなり

ナイーブになり

食欲が落ちる個体が多いようです。

 

そのため餌を食べないときで

体が白くなり脱皮をしそうなときは

高湿度を保ちながら

そっと様子を見てあげましょうね。

 

1日1回の餌が必要な幼体でも

この時期は2~3日絶食しても大丈夫ですよ。

 

脱皮が終わってから

餌を食べてくれれば問題ありません。

 

 

温度を確認

ヒョウモントカゲモドキ2

 

ヒョウモントカゲモドキをはじめとする

爬虫類全般は、

低温で飼育をすると餌を食べなくなりますよ。

 

特に冬場の寒いときは

遠赤外線ライトなどを使用していても

温度が下がってしまうことがあります。

 

そのため、

ヒョウモントカゲモドキが餌を食べないときは

一度温度を確認してあげましょうね。

 

ヒョウモントカゲモドキの適温は

23度~28度です。

 

特に冬場は15度を下回ってしまうと

一時的に冬眠状態に入ってしまい

体調が悪くなってしまいます。

 

また湿度も高めが適していますので

常に60%前後で保ってあげましょう。

 

餌を食べることはもちろんですが

ヒョウモントカゲモドキの健康のためにも

温度計や湿度計を使って

上手に管理してあげましょうね。

 

 

そっとしておく

 

ヒョウモントカゲモドキは

ストレスに弱い動物です。

 

そのため、ペットショップから

購入したばかりであったり、

飼育ケージの掃除

模様替えなどの環境の変化で

ストレスを感じてしまうと

餌を食べなくなることがありますよ。

 

また可愛いからと言って

触り過ぎていないか、

他の飼育動物とケージが近すぎないかなど

確認してあげてくださいね。

 

特に環境が急に変わった場合は

3日くらいは手をかけず

そっとしておきましょう。

 

時間をおけば新しい環境に慣れて

餌を食べてくれるはずですよ。

 

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虫以外でおすすめなヒョウモントカゲモドキの餌は?

ヒョウモントカゲモドキは肉食なので

どうしても主食が虫になってしまいます。

 

そのため虫が苦手な方には

ちょっと飼育しにくいと思われがちな

ヒョウモントカゲモドキ。

 

実は虫以外でも、

ヒョウモントカゲモドキの

餌になるものがあるのです。

 

食べてくれれば、

餌の管理等も含めて非常に楽になりますよね。

 

ヒョウモントカゲモドキの餌になるもので

虫以外のものをいくつかご紹介します。

 

ピンクマウス

ヒョウモントカゲモドキは

基本的に昆虫食ですが、

ピンクマウスは非常に栄養価の高い餌で

ヒョウモントカゲモドキも

餌として食べることが出来ますよ。

 

ピンクマウスを与える時は

上記画像でご紹介しているような

冷凍のピンクマウス解凍して与えましょう。

 

冷凍なので長期保存も可能ですので

とても便利ですよ。

 

しかしピンクマウスは

栄養が豊富なため

好きなだけ与えてしまうと

肥満の原因になったり

体調を崩してしまいます

 

1回の餌で1~2匹も食べれば十分です。

 

また腹持ちも良いので

その後の餌までの間隔も

昆虫食の時以上に

空けてあげるようにしましょうね。

 

ゼリー

副食品の餌としておすすめなのは

爬虫類用ゼリーです。

 

昆虫のみの餌ですと

どうしてもカルシウム不足になりがちで

健全な骨格を形成できません。

 

そこで上記のような

爬虫類用ゼリーを与えることを

おすすめしますよ。

 

このゼリーは栄養豊富なバナナ果汁に加え

効率よく吸収されやすい

乳酸カルシウムを配合しています。

 

またカルシウムの吸収を助ける

マグネシウムを配合しているので

しっかりカルシウムを摂取することが出来ますよ。

 

半練りタイプの餌

昆虫を主食とする爬虫類のために

半練りタイプの餌が発売されていますよ。

 

なかでも上記でご紹介しているレオパゲル

ミルワーム・シルクワームを昆虫原料を

高配合している総合栄養食なので

これだけで健康に育てることが出来ますよ。

 

また抜群の嗜好性をもつ餌で、

多くのヒョウモントカゲモドキが

とても良く食いついてくれるそう。

 

与えるのも簡単なので、

ぜひチェックしてみてくださいね。

 

専用ドライフード

GEXのヒョウモントカゲモドキ専用の

ドライフードも販売されていますよ。

 

固いままだと食べることが出来ないので

必ずぬるま湯でふやかして与えてくださいね。

 

上記でご紹介している商品であれば、

昆虫粉末を中心に、カルシウム・ビタミン類を

バランス良く配合しています。

 

栄養バランスが、とても優れているので

おすすめです。

 

ドライタイプのフードは

保管にも場所を取らないので

とても便利ですよね。

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いかがでしたでしょうか?

 

とても可愛い顔をして虫をほおばる姿が

ギャップがあり人気の

ヒョウモントカゲモドキ。

 

生餌とそれ以外の餌をバランス良く与え、

ヒョウモントカゲモドキを

元気に育ててあげましょうね。

 

以上『ヒョウモントカゲモドキの餌!頻度や量、食べない時の対処法や虫以外のおすすめも!』の記事でした。

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