小さな体と短い耳のついた下膨れの顔で

人気のネザーランドドワーフ

 

ペットとして飼われているウサギの中では

一番の人気を誇るネザーランドドワーフですが、

寿命を伸ばすにはどのような飼い方が良いのでしょうか?

 

愛くるしいネザーランドドワーフの

寿命を伸ばすための注意点をお伝えするとともに

寿命を伸ばす餌を紹介していきます!

 

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ネザーランドドワーフの寿命は何年?

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ネザーランドドワーフの寿命は5年~7年

 

近年ではウサギについての医療の進歩や

フード、飼育グッズの充実してきたのもあって

10年を超える寿命を持つ個体も少なくありません!

 

中には15歳という寿命を持つ

ご長寿さんもいるんですよ。

 

体重1kg程度と小さなネザーランドドワーフですが

10年後も幸せな暮らしを送らせてあげられるか

きちんと考えてからお迎えしたいですよね。

 

 

 

ネザーランドドワーフの飼い方で気をつけることは?

 

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ネザーランドドワーフを含めて

ペットとして飼われているウサギは

全てヨーロッパアナウサギがルーツ。

 

そのため、ネザーランドドワーフも

ヨーロッパアナウサギと似た生態を持ちます。

 

アナウサギは穴を掘って巣を作っていたため、

ネザーランドドワーフもフローリングの床であろうと

絨毯であろうと掘って、傷だらけにしてしまうことも。

 

緑の草が乏しい寒い時期は樹皮を齧ることもあるため

その名残で机の脚や家具を齧るネザーランドドワーフ

少なくありません。

 

また、アナウサギはマーキングで縄張りを主張するので

特に雄のネザーランドドワーフでは

マーキングに悩まされることも。

 

人間側からすると家や家具を傷つけられるのは

不都合なことですが、

ネザーランドドワーフにとっては

自然な生活の一部なんですよ。

 

このことを理解しないで怒ってしまったり、

ケージに閉じ込めたりすると

ネザーランドドワーフは飼い主を警戒し

ストレスで寿命を縮めてしまいます

 

やんちゃで活発な性格のネザーランドドワーフですが

ウサギの基本の性格は臆病で神経質なもの。

 

好ましくない行動について怒鳴ったり

手をあげるようなことをすれば

たちまち『』と認識されてしまいます。

 

正しく生態を理解した上で

“問題が起こらない部屋作りを心掛ける”といったように

人間側が対処するよう気をつける必要があるでしょう。

 

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ネザーランドドワーフの寿命を伸ばす飼い方って?

ネザーランドドワーフの寿命を伸ばすためには

具体的にどのような飼い方をすれば良いのでしょうか?

 

以下に、ネザーランドドワーフの寿命を伸ばすための

5つのポイントを紹介していきますので

参考にしてくださいね。

 

健康な子を迎えよう

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ネザーランドドワーフのお迎えを考えた時に

一番に候補として挙がるのがペットショップですね。

 

清潔で適切な環境で飼育されているか?

スタッフに十分な飼育知識があるか?

ペットショップではしっかり確認しましょう!

 

特に複数のウサギが同じケージで飼われている場合は

感染性の病気がケージ内で流行っている可能性も考えられます。

 

近年はウサギ専門のショップもあり、

多くの専門ショップはブリーディングも行っているため

親ウサギに不正咬合などの

遺伝疾患がないか確認もできるんです!

 

近場にウサギ専門のショップがあれば、

一度、覗いてみることもおすすめですよ。

 

お迎え候補の子が決まったら

ショップスタッフと一緒に健康チェックをしましょう。

 

昼間はウサギが寝ていることが多いので

夕方以降にペットショップに足を運ぶと良いですよ。

 

里親募集でネザーランドドワーフを迎える時は

譲渡主に健康状態を確認することを

忘れないようにしましょうね。

 

幾ら外見が好みでも、健康状態が悪い子を迎えては

残念ながら寿命を伸ばすことは困難です。

 

信頼できる先から健康な個体を迎えることが

ネザーランドドワーフの寿命を伸ばす第一歩ですよ。

 

 

温度管理をしっかりと

 

ネザーランドドワーフが

快適に暮らせる気温は20℃~25℃

湿度は50%程度が好ましいとされます。

 

気温が30℃を超えると

一気に熱中症のリスクが上がります。

 

そのため、梅雨~夏にかけては

エアコンなどで室温を25℃に保ちましょう。

 

夏日が続く間は24時間エアコンをつけっぱなしにする

覚悟が必要ですよ!

 

また、アルミや天然石でできたひんやりシートや

陶器製のトンネルなど、ケージ内にクールダウンできる

スポットを作ることも忘れずに設置してあげましょう。

 

さらには、直射日光が当たらないよう

ケージの置き場所も工夫してくださいね。

 

冬の間は室温が15℃を下回らないように注意が必要です。

 

幼体のウサギや高齢のウサギがいる場合は

18℃~20℃くらいに室温を調整してあげてください。

 

エアコンの他にもペットヒーターを

ケージに入れるのもおすすめですが、

逆にケージ内の温度が上がり過ぎてしまうと

冬でも熱中症の危険がありますので管理には注意しましょう!

 

ウサギは熱中症で命を落とす個体も少なくありません。

 

また、一度熱中症にかかると

再発の可能性がグッと上がってしまいます。

 

ネザーランドドワーフの寿命を伸ばすには

熱中症にならないように気をつけることが必須ですよ。

 

 

たっぷりの遊びを

 

健康な体作りは寿命を伸ばすためには

欠かせませんよね。

 

やんちゃな気質を持つネザーランドドワーフは

遊ぶことも大好きで、

飼い主と遊ぶ時間が待ちきれない!

という子も多いんですよ。

 

そのため、毎日必ず一回はケージから出して

一緒に遊ぶ時間を作ってあげるようにしましょう。

 

ネザーランドドワーフをケージから出す時は

電気コードなど齧られて危険なものや

観葉植物など毒性のあるものを片付け、

安全管理をしっかりしてくださいね。

 

飼い主と追いかけっこをすることが好きな子や

立てた膝をトンネルに見立てて潜るのが好きな子など

個体によって好きな遊びも変わってきます。

 

また、1人で遊ぶのが好きな子もいるので

その場合は寄って来たら撫でるくらいの

接し方をしてあげましょう。

 

満足度の高い時間を過ごすことで

ウサギのストレスは減り、

寿命を伸ばすことに繋がりますよ。

 

あとは、ひとりで留守番するときも

退屈しないように、ケージの中にもトンネル

齧るおもちゃなどを置いてあげてくださいね。

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仕草の意味を知ろう

ふくるみさん(@fuku_kurumi)がシェアした投稿 –

犬や猫に比べて鳴き声で自己表現をする

イメージが低いウサギですが

実はボディランゲージが豊富な動物なんですよ!

 

嬉しい時はとにかくピョンピョン跳ねたり

リラックスしている時はカリカリと

静かに歯ぎしりをしてみたり、と愛情表現も豊か。

 

反対に不機嫌な時は、毛繕いを繰り返したり、

後ろ足で地面を強く叩いたりします。

 

ネザーランドドワーフには声帯がないので

声を上げて鳴くことはありません。

 

ですが、機嫌のよい時には小さく『プップ

怒っている時には『ブーッ!』と鼻を鳴らします。

 

無理に抱っこをされそうになった時など

危険を感じた際には『キーッ』と悲鳴を上げることも。

 

何を訴えているのか理解できれば、

ネザーランドドワーフのストレスを減らしてあげて

生活の満足度を上げてやることができますよね。

 

質の高い生活を送ること

ネザーランドドワーフの寿命を伸ばすことに繋がりますので

行動や仕草の意味を正しく理解してあげましょう。!

 

 

かかりつけの病院を探そう

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寿命を伸ばすためには病気の時の対応もとても大事です。

 

ネザーランドドワーフを飼ってきた人が

増えてきたとはいえ、全ての動物病院で

ウサギの診察が可能なわけではありません。

 

そのため、ネザーランドドワーフを迎えることを決めたら

家から通える範囲に、ウサギの診察ができる

病院が何件あるかピックアップしておきましょう。

 

そして実際にネザーランドドワーフを飼ったら

元気な時に健康診断や爪切りといった用件で

一度、気になる病院へ連れて行ってみてください。

 

ウサギの病気の進行は早いので

元気な時に信頼できる動物病院を探しておくことが大切。

 

大きな病院ではウサギを診察できる獣医師が

限られているため、

担当獣医の休みをチェックすることも忘れずに!

 

また、具合が悪い時に更なるストレスを与えることがないよう

普段から移動時に使うキャリーバッグに

慣らしておくこともおすすめしますよ。

 

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ネザーランドドワーフの寿命を伸ばすための餌って?

健康に配慮した毎日のご飯

ネザーランドドワーフの寿命を伸ばすために欠かせません。

 

ここでは、ネザーランドドワーフの寿命を伸ばすために

おすすめの餌を、紹介していきます。

 

チモシー

最初に紹介するのはウサギの主食となる牧草です。

 

牧草の中でも繊維質が豊富で

ウサギの主食として人気が高いチモシー!

 

中でも種を蒔いてから一番に採れる一番刈りは

噛み応えもあり、不正咬合の予防にもなるんですよ。

 

ネザーランドドワーフ専用フード

次に紹介する寿命を伸ばす餌は

ネザーランドドワーフ専用に作られたペレットです。

 

ストレスからお腹に不調を起こしやすい

ネザーランドドワーフのために高濃度乳酸菌を

配合していることがポイント!

 

粒が小さいので、小柄なネザーランドドワーフでも

食べやすい点も嬉しいですよね。

 

購入している方の多くは

“いつもの定番”としているみたいで

リピーターが多いのも特徴ですよ。

 

毛玉ケアおやつ

最後に紹介するのがネザーランドドワーフも大好きな

パパイヤを使ったおやつです。

 

パパイヤ酵素にはタンパク質を分解する作用があるため

特に換毛期に気をつけたいうさぎの

球毛症を防ぐことができる効果がありますよ。

 

また嗜好性も高いので、部屋の中をお散歩させる

通称:へやんぽを終えてケージに誘導する際にも使えます。

 

ただ、おやつのあげすぎは肥満にも繋がり

寿命を縮めてしまうこともありますので

給餌量を守って与えてくださいね!

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いかがでしたでしょうか?

 

小さな体で力いっぱい癒してくれるネザーランドドワーフは

臆病で神経質なアナウサギをルーツに持つため

ストレスを溜めやすく不調を隠しやすい一面も持っています。

 

普段からしっかりコミュニケーションをとって、

おかしいことがあったらすぐ対処してあげましょう。

 

ネザーランドドワーフにストレスがかからないよう

安心して生活させてあげることが、

寿命を伸ばすために大切なことですよ。

 

以上、『ネザーネザーランドドワーフの寿命は何年?長生きさせるため飼い方や餌は?』の記事でした。

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