『スナネズミ』はもともと野生下で生息していたネズミを改良し

ペット用として作られたネズミです。

 

体の大きさは10センチ前後と小さいため飼いやすく

活発に動き回る愛嬌のある姿から、

人気が高まっている動物のひとつ。

 

しかし、まだペットとして

メジャーな生き物ではありませんから、

スナネズミについて詳しく知っている人は

少ないかもしれませんね!

 

そこで今回は、スナネズミの飼い方や寿命、

そして毛色の種類や値段など、

スナネズミを飼う上で知っておくべき情報を見ていきましょう。

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スナネズミって?

 

スナネズミはハムスターなどと同じネズミの仲間の動物

『カラージャービル』『ジャービル』とも呼ばれます。

 

スナネズミの一般的な毛色は薄茶色をしており、

野生下では砂地で生活していますよ。

 

そんなスナネズミは

ネズミの仲間の中では珍しく昼行性の生き物

そのため、昼や夕方にでも活発に動く姿が見られます。

 

人間の生活リズムと近く、お世話がしやすいことから

ペットとして飼う人も増えてきていますよ。

 

スナネズミ の性格は温厚ですが、

やや臆病な面もあります。

 

むやみに手をかじるようなことはないため、

その点からも飼いやすいと伺えるでしょう。

 

体の大きさは10センチから20センチ前後、

しっぽの長さも体と同じくらいあります。

 

また、しっぽには毛が生えているという特徴も!

 

このため、ネズミの毛が生えていないしっぽが苦手、

という方にもおすすめできるペットですね。

 

もともと群れで暮らす生き物であることから

一つのケージで複数のスナネズミを飼うこともできますよ。

 

 

 

スナネズミの飼い方は?

 

スナネズミはハムスターに近い生き物ですから、

飼い方もハムスターと良く似ています。

 

まず、用意するものは

飼育ケージ、床材、餌入れ、給水器、巣箱、トイレ、

砂浴び用容器やかじり木などですね。

 

スペースに余裕があれば回し車も入れても良いでしょう!

 

室内の温度は、20℃から26℃くらいに調節してあげると、

スナネズミが過ごしやすいと言われています。

 

餌はマウス用ペレットの他に、

ハムスター用のペレット、

うさぎ用フードやテグー用のフードも良いですよ。

 

また、ペレットの他に野菜や果物、

ミルワームなどの虫も与えてあげると喜びます

 

飼い方のポイントとしては、臆病な生き物なので

少しずつ距離を縮めていくようにしてくださいね。

 

慣れていないのに無理に触ったりすると

気絶してしまうこともあります。

 

さらには、スナネズミは砂浴びが大好きなので

出来ればトイレとは別に、砂浴び用容器を入れてあげてください。

 

容器はハムスターなどのトイレでも良いですが、

底の深くないガラス瓶もおすすめですよ。

 

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スナネズミを飼う時に気をつけることは?

 

スナネズミはネズミの仲間ですから、

かじることが大好きな生き物です。

 

ですから、ケージの中には必ず

かじり木などのかじれる木材を入れてあげてください。

 

そのようなものがないと、

スナネズミはケージや回し車をかじって

壊してしまうことがあります。

 

回し車を利用せず壊してしまうようでしたら、

無理に入れなくても構いませんよ。

 

もうひとつスナネズミの飼育で

気をつけてもらいたいことがあります。

 

それはスナネズミは多頭飼いが可能な生き物ですが、

繁殖力がとても強いため、オスとメスを

同じケージで飼うとすぐに繁殖してしまいます。

 

繁殖を考えていないのであれば、

必ずオスとメスはケージを分けて飼育するようにしてくださいね。

 

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スナネズミの寿命は?

スナネズミは可愛らしい生き物ですが、

どのくらいの寿命なのでしょうか?

 

一般的に、スナネズミの寿命は

2年から3年ほどであることが多いようですよ。

 

一般的にネズミは寿命が短いことが多いため、

スナネズミの寿命はネズミの仲間の中では

平均的と言えるでしょう。

 

しかし、飼育環境を整えて大切に飼ってやると

5年ほど生きることもあります。

 

寿命が短い生き物ですから、

良い環境で飼育してあげて長生きさせてあげてくださいね。

 

 

 

スナネズミの毛色にはどんな種類があるの?

森田 存さん(@ali_morita)がシェアした投稿

スナネズミは茶色をした毛色のイメージがありますが、

実はさまざまなカラーバリエーションがあります

 

ただし、毛色ごとの呼び方が統一されておらず、

ペットショップなどでは

色々な呼び名で販売されていることも!

 

ここでは、一般的な色ごとの呼び名について紹介していきます。

 

まず、最も一般的なカラーである茶色は

『ゴールデンアグーチ』『ノーマル』と呼ばれることが多いです。

 

スナネズミ の『ブラック』はその名の通り黒一色、

『ライラック』はノーマルよりも薄い茶色をしており、

目が赤いことが特徴ですよ。

 

その他にも毛色が白く目が赤い『アルビノ』や

子どもの頃と成長したあととでは

毛色が大きく変わる『ナツメグ』などが存在し、

スナネズミのカラーバリエーションは豊富です。

 

 

 

スナネズミの販売方法、値段は?

 

スナネズミの一般的な入手方法は

ペットショップやブリーダーから購入したり

里親募集をしているスナネズミの飼い主から

譲ってもらうなどの方法があります。

 

ここでは、ペットショップでスナネズミを

購入する際の値段について見ていきましょう。

 

スナネズミは繁殖させやすい生き物であるため

販売価格は1000円から3000円程と、

比較的安価で入手することができます。

 

まれに500円程度で取引されることもあるようですね。

 

しかしあまりに安いと病気を持っていたり、

ショップでの飼育環境が悪いなどの可能性が考えられます。

 

スナネズミをショップから購入する際は、

スナネズミが活発に動いているか、

ケージは清潔に保たれているか、などに注意して

観察してみましょう!

 

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スナネズミを飼う時におすすめなアイテムは?

では、スナネズミは飼いやすい生き物ですが

飼育の際はどのようなものを用意しておくと良いのでしょうか?

 

そこで、スナネズミを飼う時に用意しておくと良い、

おすすめの商品をご紹介しますね。

 

砂浴び用砂

こちらはスナネズミの

砂浴び用の容器に入れて使用します

 

ハムスター用の砂ですが、

もちろん、スナネズミにもおすすめですよ。

 

スナネズミにとって砂浴びは、

お風呂のようなもので、

砂を体につけることで体についた汚れを落とします。

 

そのため、

砂浴び用の砂は、トイレ砂などではなく

上記画像のような、さらさらの物が良い

ですよ。

 

また、さらさらの砂であることからホコリ

が少なく、容器やケージ内が汚れにくい

という利点もありますね。

 

砂浴び用バス

上記もハムスター用のものですが、実は

スナネズミにもぴったりです。

 

こちらは、コーナー型をしているため

ケージの隅に、置くことができて

無駄なスペースを、省くことができますよ

 

ケージがさほど、大きくない場合でも

邪魔になりません!

 

また、カバー付きのバスであるため、

スナネズミが砂浴びをしても、砂が辺りに

散らばらず、ケージを汚さずにすみます。

 

出入り口が、星型になっていて

とても可愛らしいデザインであるため、

きっと、ケージ内のインテリアとしても

役立ちますね

 

スナネズミ用の砂浴び用機を探している人は、

ぜひチェックしてみてくださいね。

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さて、今回はスナネズミの飼い方などをメインに書いていきました。

 

”ネズミ”と聞くと抵抗を持つ方もいるかもしれませんが

スナネズミはとても可愛らしい動物。

 

人間に攻撃することもほとんどなく、

また生活リズムも人間と近いため

非常に飼いやすいスナネズミですよ。

 

今まで小動物を飼ったことがなかったという人でも

飼育環境を整えれば簡単に飼うことができます。

 

気軽に飼えるペットを探しているひとは、

ぜひスナネズミの飼育を考えてみてくださいね!

 

以上、『スナネズミの寿命や飼い方は?性格、値段や毛色の種類、販売方法も!』の記事でした。

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