見た目が小さく、可愛らしいトイプードル。

キラキラした目で見つめるトイプードル

実は、遊び心や好奇心が強く、活発な性格の

犬種!と言う事もあり、日々の散歩がとても大切です。

 

「室内犬だから」と、

散歩をいい加減にすると、トイプードルが、

ストレスを抱える原因になってしまいます。

 

もともと、トイプードルは鴨猟犬として活躍

しており、高いジャンプ力もあり漁師が銃で

撃った鴨を取りに行く!という仕事をしていました。

 

その活動的なルーツは、

今でも、濃く受け継いでいるので、室内の

遊びだけでは、ストレスがたまってしまう

事もあるのです。

 

また、トイプードルの散歩は一日に必要な

運動量を解消するだけでなく、人間社会の刺激

に慣れさせる意味もあります。

 

この記事では、

いつから散歩デビューできるのか?

散歩の時間や頻度、散歩の必要性

さらに、吠えるときの対処法などを

解説していきますね。

 

トイプードルの散歩について正しい知識を、

身につけていきましょう。

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トイプードルの散歩はいつから?

トイプードルの散歩5

これから、

トイプードルを飼おうとしている方、

もしくは、飼い始めて間もない方は、とくに

「いつから散歩デビューさせればよいのか」

気になりますよね?

 

トイプードルの場合、基本的には生後6ヶ月

を、基準に散歩デビューさせるとよいでしょう。

 

生後6ヶ月よりも、

前に散歩をさせてしまうと、骨や関節が安定

していないので、体に大きな負担をかける

ことになります。

 

子犬は、成長段階なので、

少しの激しい運動でも、骨や関節を痛め

やすいのです。

 

まだ、犬本来の習性も身に付いておらず、

さらに、飼い主さんをリーダーとして認識

できていません。

 

そんな中で、外へ繰り出せば家の中での

問題行動が、増える恐れがあることも注意

しなければなりません。

 

また、散歩デビュー前の子犬期には、

必ずワクチン接種を3回済ませておくことが大事です。

 

トイプードルは、足が細く華奢(きゃしゃ)

な犬種なので、ワクチン接種が済んで

いないまま、散歩をさせれば、

皮膚病や感染症にかかる危険性が、一段と高くなります。

 

トイプードルの散歩は、3回目のワクチン接種

が終わり、免疫ができあがる2週間後まで待つ

ようにしてください。

 

とはいえ、

本格的に散歩ができるようになるまで、

外の世界に、少しずつ慣れてもらうことも必要です。

 

散歩ができるようになるまでは、家の庭や

バルコニーで遊ばせたり、抱っこしながら

周辺を歩くだけでも事足ります。

 

そのときは、他の犬と触れ合ったり、

拾い食いをさせたりしないよう、充分気を配るようにしましょう。

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トイプードルの散歩「時間」はどれくらい?

トイプードルの散歩7

トイプードルの散歩は、他の小型犬と比べて

散歩も長めの時間が必要です。

 

成犬のトイプードルの場合、散歩時間の目安

は、一日あたり約1時間(トータル)となります。

*しかし、これは個体ごとの体力や、個体差によって左右される部分なので一概には言えません。

 

また、一日あたりの散歩時間の目安は、

約1時間だからといって、一度の散歩ですべて

の運動量を、消化すれば良いという訳でもありません。

 

理想としては、

散歩の回数は、やはり一日2回に分けるのが

一番良いですね。

 

これらの点を考慮し、トイプードルの年齢や

愛犬の体調、天候、飼い主さん生活スタイル

に合わせて、散歩を行うようにすると良いでしょう。

 

例をあげると、

「15~20分程度の散歩を、2回行う」

「その日の愛犬の様子に合わせて、1回10分程度の散歩を3回行う」

 

などですね。

ただここで、ひとつ注意点ですが、

成長段階の子犬の場合は、特にこの散歩時間

に、気を払う必要があります。

 

それはつまり、

一度に、長めの散歩をする事で、骨や関節に

大きな負担がかかるのを、避けるためです。

 

よって、

まだ、散歩慣れしていない子犬の場合は、

初めのうちの散歩は、時間を短めに設定し

愛犬の様子を見ながら、徐々に時間をのばしていくのが良いでしょう。

 

散歩の時間で、大切なのは、

愛犬が、無理なく歩けているのかどうか

と言う点です。

 

散歩が終わってからも、疲れ見せる様子

などもなく、元気がしっかり有り余っている

子も中にはいます。

 

そのような場合は、次回の散歩時間は少し長め

にしても良いでしょう。

 

このように、トイプードルの体への影響を

考えて、徐々に散歩の時間を増やすように

してくださいね。

 

また、トイプードルの散歩をする際には、

飼い主さんの体調や、都合を考慮することも重要です。

 

忙しくて、時間がないときは、

無理に時間を延ばして、散歩をする必要はありません。

 

トイプードルに必要な散歩時間は、あくまで

目安なので「1回数十分を数回に分けて行う」

というように、可能な範囲で散歩をするようにしましょう。

 

理想的な、散歩の時間にこだわり過ぎると、

飼い主さんも、愛犬も散歩自体を楽しめなくなります。

 

飼い主さんの、ライフスタイルに合わせつつ

まずは、散歩を楽しむ事から始めましょう。

 

 

トイプードルの散歩「頻度」は?

トイプードルの散歩6

トイプードルの散歩は、なるべく毎日行う

必要がありますが、次は散歩の頻度について

説明していきますね。

 

トイプードルは、たくさんの運動量を必要

としており、運動能力が高く、遊びたい気持ち

が強い犬としても知られています。

 

それだけの運動量と、

好奇心を、満たさなければいけないとなると、

散歩の頻度は、トイプードルと一緒に暮らす

上で、見過ごせない要素の一つです。

 

トイプードルが、毎日散歩をするメリットは、

ストレス解消になる!ということだけではありません。

 

毎日の散歩で、さんさんとした太陽の光を

浴びることにより、皮膚病などの病気の予防

や寿命が延びる!という嬉しい効果があるのです。

 

足腰の筋肉や、肺活量も維持できるので、

できるだけ、毎日散歩を行いましょう。

 

毎日散歩を行うようにすれば、

決まった時間に、散歩をしなくても問題ないです。

 

かえって、散歩の時間を規則正しく固定すると

決まった時間に、散歩をできなかったときに

トイプードルが、強いストレスを感じてしまう

場合もあるからです。

 

要求吠えが、癖になる前に、

日によって、散歩へ行く時間帯をランダムに

変えてみてください。

 

散歩の頻度は、

ワンちゃんの様子を見ながら、

「毎日、10〜15分程度の散歩を数回」

など、一番ベストな基準を見つけて

行くと良いでしょう。

 

散歩は、飼い主さんとトイプードルの

コミュニケーションを、深めることにも

とても役立ちます。

 

毎日の散歩は、ワンちゃんと心を通わせる

きっかけ作りになります。

 

注意する点としては、

散歩量が、トイプードルの体の負担に

なってしまう事は、避けなければなりません。

 

散歩の頻度は、様子を見ながら

その都度、調整していきましょう。

 

 

トイプードルの散歩「距離」はどれくらい?

トイプードルの散歩4

同じ犬種だとしても、散歩に適切な距離

それぞれ異なりますが、トイプードルの散歩

については、1回あたり1〜2kmが理想です。

 

しかし、ゆっくり歩いた距離と、

早めに歩いた距離とでは、

同じ距離を散歩したとしても

運動量に、大きな違いが出てきます。

 

トイプードルの歩くペースによって、

散歩の距離を、変えたほうが良い事も心に

とめておきましょう。

 

「今日は体力が余っているな」と感じた場合、

散歩の途中に、広場などがあれば遊びを

取り入れ、トイプードルの満足感を上げる

こともおすすめです。

 

広場で、ボールやフリスビーを使った遊び

の時間を作れば、賢くて好奇心のある特性

を持つトイプードルは、きっと喜ぶことでしょう。

 

必要な運動量を確保できるだけでなく、

散歩は楽しいものだ」という認識を持って

もらえるはずです。

 

たまに、ドッグランにトイプードルを

連れて行き、全力で走れる時間を作って

あげてもよいかもしれませんね。

 

また、その日の状態に合わせて歩く速度に

変化をつけると、距離の長さに関係なく

運動量を、コントロールできます。

 

散歩の距離の目安を守ることよりも、

トイプードルが、喜んで体を動かす機会を

作ることが大切です。

 

「散歩は楽しいものだ」

と思ってもらえなければ、いくら活発な

トイプードルでも、散歩自体にストレスを

感じてしまうからです。

 

散歩の距離を決めるときは、

トイプードルの歩くスピードや、

疲労具合に限らず、散歩当日の天候、そして

子犬期や、シニア期など犬の年齢を考慮する

ことも忘れないようにしましょう。

 

 

散歩が必要な理由

ここでは、散歩の必要性について少し

お話していきましょう。

 

・散歩に行かないとどうなるのか?

・散歩に行かなくても平気なのか?

 

結論から言うと、

トイプードルの散歩は必須です!

 

その理由としては、

散歩に行かないと、犬はストレスがたまる

からです。

 

ストレスがたまる事で、神経質になったり

それが、無駄吠えなど問題行動のキッカケ

になる事もあります。

トイプードルの問題行動

 

それ以外にも、ストレスで腕や足などを

強くなめまわし、挙句の果てにその部分が、

ハゲてしまう場合もあります。

*これを、自傷行為ともいいます。

 

犬は、飼い主さんに忠実で服従心も強い

ですが、散歩好きな犬の気持ちを考えると

やはり、散歩が必須!と言う事になりますね。

 

犬は、散歩をする中で、

同時に、社会性を学び、日々学習もします。

 

老犬の場合、ボケ防止にもなり、

散歩から得る刺激は、脳内を刺激するので

身体にも、良い効果が沢山あります。

 

犬は、飼い主さんと散歩する事を毎日

心待ちにしているのです。

 

では、

1日も欠かさず、毎日散歩に行く必要がある

か?と言うと、決してそうではありません。

 

時に、

愛犬や、飼い主さんの体調が悪い日や、天候が

悪い日も、当然出てくるからです。

 

そんな時は、無理せず散歩をお休みしても

特に問題はありません。

 

あまり、嵐の日の散歩に出向くのは、

さすがの犬も、嫌がる事が多いです。

 

犬だって、散歩に行きたがらない日

もあるかもしれません。

 

つまり、トイプードルに散歩は必要ですが、

臨機応変に、無理のないペースで行いましょう。

 

 

成長とともに散歩をもっと楽しむポイント!

トイプードルの散歩11

トイプードルと、一緒にいつまでも楽しく

暮らしていくためには、その日の調子や

成長に合わせて、散歩の内容に配慮する事

が大切です。

 

散歩を楽しんでもらえなければ、

トイプードルにとって、散歩が苦痛の象徴

となり、思わぬストレスを与えてしまうからですね。

 

とはいったものの、

先述した「散歩中に遊びの時間を作る」など、

トイプードルに散歩を、もっと楽しんでもらう

方法は、たくさんあります。

 

楽しい散歩の時間になるよう、

中でも、とっておきのコツを紹介するので、

ぜひ参考として役立ててみてください。

 

 

コースに変化をつける

トイプードルの散歩12

トイプードルに限ったことではありませんが

散歩コースに変化をつけると、犬に新鮮さ

や、冒険気分を味わってもらうことができます。

 

人間と同じように、

犬も、毎日変わり映えのない道や景色だと

飽きてしまいます。

 

あまりにも、散歩コースに変化がなく飽きて

いる場合、散歩に行きたがらないといった

状況を招くこともあるのです。

 

いつもと違う道を歩くことで、新しい発見

などがあるだけでなく、心が弾むような瞬間

を多く体験することにもつながります。

 

そういった、ワクワクするような刺激は

トイプードルの、散歩への満足感を高めて

くれるでしょう。

 

いつもの散歩コースを、

反対から回るだけでも、ストレスが軽減されますよ。

 

また、コースに変化をつけることは、

新たな刺激を与えるという点で、非常に有効

であるため、脳を活性化させ老化を遅らせて

認知症の予防にも効果が期待できます。

 

認知症予防については、

とくに、トイプードルがシニア期に差しかかる

ところで、意識したほうがよいポイントでしょう。

 

散歩コースに、少しの変化を加えるだけでも

効果的ですよ。

 

さらに、コースに変化をつけると、

トイプードルに、縄張り意識を持たせない

ようにすることもできます。

 

犬が、縄張り意識を持ってしまうと、

見慣れた場所で、いつもと違う人や物の

雰囲気を感じ取り、吠えたり威嚇したりする

問題行動が増えるリスクがあるのです。

 

縄張り意識を持たせないためにも、

散歩コースは、定期的に変えることを

おすすめします。

 

散歩コースに変化をつけるには、

「いつもと同じ道を反対から回る」

「いつもは曲がる道を曲がらずにまっすぐ進む」

「細い道や田んぼ道など、いつも通らない道を行く」

 

などの方法があります。

これらを、ランダムに散歩コースへ取り入れる

と、あまり深く悩まずに飼い主さんも散歩を

楽しむことができるでしょう。

 

すべての散歩コースの、道順を変える

というよりは、少し変えるという意識で充分です。

 

むしろ、急に散歩コースを大きく変えて

しまうと、トイプードルは新しい道に戸惑い

ストレスを感じる場合があるので気をつけてください。

 

コースに変化をつけるとき、

トイプードルには、毎日新しいコースを歩く

ことがストレスになることも、念頭に置いて

おきましょう。

 

頻繁に、コースを変更するのではなく、

定期的に、少しずつ行うというのがポイントです。

 

いつもの散歩コースを、週に1〜2回程度、

少し変化をつけた道順で歩くようにすれば、

道順が、変わったことへのストレスを

最小限に抑えられます。

 

また、

人や車通りが多い場所は、できるだけ

避けるようにしましょう。

 

トイプードルが、不安や恐怖心を抱くのは

もちろんのこと、事故が起きるリスクが

とても高くなります。

 

コースに変化をつけることで、発生する危険

を未然に防ぐためにも、コース変更には細心

の注意を払うようにしてくださいね。

 

もし、散歩コースに変化をつけて

トイプードルが、新しい道に進むことを

嫌がったときは、決して無理強いはしない

ようにしましょう。

 

その場合、肝心なのはいつもの散歩コース

に戻るか、優しく楽しげに話しかけて

あげながら、無理をしないようにゆっくり

誘導してあげることです。

 

 

成長に合わせて時間やコースを見直そう

トイプードルの散歩3

トイプードルの成長に合わせて、散歩をする

時間帯や、コースを見直すのは大切ですが、

散歩量などを、極端に変える必要はありません。

 

しかし、個体差はあるので、

普段の散歩で、体力的に辛そうにしている

様子なら、散歩の時間を減らすなどの調整を

するようにしましょう。

 

とくに注意したいのは、

生後1歳未満や、シニア期のトイプードル

の散歩の時間やコースです。

 

生後1歳未満のトイプードルは、

成長段階なので、行き過ぎた時間や距離の

散歩は、骨に負荷をかけ、健やかな成長を

邪魔してしまいます。

 

散歩デビューをさせる前には

「犬が食べると中毒症状を起こす植物はないか」

「近所の家の前によく吠える犬はいないか」

「犬が拾い食いしやすいごみ収集所の付近を避けられるか」

 

など、事前にコースをチェックしておくこと

をおすすめします。

 

シニア期のトイプードルの散歩では、

無理のない距離と、時間、コースを選び、

なるべく、坂道などの運動量が必要な道は

避けてください。

 

老化が進むと、足の筋肉が弱り、歩く速度

がゆっくりになります。

 

呼吸が、整いづらくなるので、

疲れが出ずに済む、気分転換になるような

コースに改めるようにしましょう。

 

より活発な成犬のトイプードルであれば、

一般的な散歩時間では、物足りないことが

あるかもしれません。

 

散歩から帰った後も、

室内を元気に走り回っているのなら、散歩の

距離や、時間が不足している判断してよいでしょう。

 

このような場合は、その日の調子に合わせて

散歩時間を増やすようにしてくださいね。

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トイプードルの散歩の注意点

トイプードルの散歩9

トイプードルを散歩に連れ出すときには、

いくつかの注意点を守る必要があります。

 

もちろん散歩中に、排泄をした際に責任を

持って片付けることは大事ですが、他には

どのようなポイントに、気を付ければよい

のでしょうか?

 

詳しくチェックしていきましょう。

 

 

散歩中は首輪やリード、ハーネスを付ける

トイプードルと、安全に楽しく散歩をする

ためにも、首輪やリード、ハーネスなどは

必ず付けるようにしてください。

 

散歩は、トイプードルにとって運動不足を

解消して、ストレスを発散させるためだけ

ではなく、社会性を身につけるためにも

不可欠なものです。

 

同時に、飼い主さんには外の世界にある危険

から愛犬を守る責任があります。

 

愛犬を、交通事故から守るためにも首輪や

リード、ハーネスを付け、ある程度飼い主さん

が行動を制御できるようにしておくことが必須です。

 

トイプードルは、警戒心が強く神経質な一面

も持っています。

 

知らない人や、犬と出会ったとき、

適度な距離を保つために、首輪やリード、

ハーネスがあると、トラブルをあらかじめ

回避できます。

 

首輪やリード、ハーネスは、トイプードル

の性格によって、向いているアイテムが

異なるので、それぞれに合ったものを選ぶ

ようにしましょう。

 

 

天気や気温、時間帯に配慮する

白プードル1

散歩へ行く時間帯や、その日の気温に配慮

することも一つの注意点です。

 

夏は暑さ冬は寒さに気をつけるように

してください。

 

トイプードルは、小柄なので地面との距離

が近く、地面から感じられる温度の影響を

受けやすいのです。

 

夏場は、熱中症を避けるためにも、

比較的、涼しくなる早朝と夕方の時間帯

狙って、散歩に行くようにしましょう。

トイプードルの散歩10

また冬の寒さは、トイプードルの体温を

奪い、免疫力を下げることにもつながるので、

日が出ている時間帯を、選ぶことが大切です。

 

それぞれの季節に合った、時間帯に散歩

するように心がけてくださいね。

 

雨の日に散歩に出かける場合は、

トイプードルに、レインコートなどの雨具を

着させることをおすすめします。

 

体を濡らしてしまうと、

体が冷えて、風邪を引きやすくなるほか、

雨でふやけた肉球が、傷つくこともあるのです。

 

屋根のある散歩コースや、屋内で遊べる

ドッグランの施設など、雨の日でも関係なく

散歩できるルートを、考えておくとよいでしょう。

 

 

おやつを持参する

ドックフード・おやつ

トイプードルの散歩中は、

おやつを用意しておいてください。

 

少し目を離した隙に、トイプードルは路上

に落ちている、何かを食べてしまうこと

があります。

 

それが、身体に良くない食べ物だった時は

お腹を壊したり、最悪の場合は命を

落としたりする恐れがあります。

 

無闇に拾い食いをさせないために、

おやつを準備して、

「食べ物は、飼い主の許可を得てから食べるようにする」

 

と、しっかりしつけておかなければ

なりません。

 

おやつの持参は、予期せぬトラブルを避ける

意味でも必要です。

 

散歩を嫌がる場合はしないべき?

トイプードル 

トイプードルが散歩を嫌がったときは、

なぜ、嫌がるのかという根本を考えるように

してください。

 

「外で怖い思いをした」

「人間から意地悪をされたことがある」

「車の音が怖い」

「雨の日で体を濡らしたくない」

「散歩コースに飽きた」

「体調が悪い」「疲れている」

 

など、原因はさまざまです。

ここからはより具体的に、トイプードルが

外に出るのを、嫌がる理由について見て

いきましょう。

 

トイプードルが、単に「散歩が嫌い」という

理由の場合は、抱っこしながら散歩をして

みるなど、徐々に外に慣れてもらうところ

から始めてみてください。

 

外の世界に慣れたら、警戒心と恐怖心が

なくなり、散歩嫌いを克服できるかもしれません。

 

急に「元気がない」

「浮かない表情をしている」

「ずっと伏せている」

 

など、体調が悪そうな様子が見受けられる

ときは、病気にかかっていることを疑いましょう。

 

他に症状がないか、しっかりと様子をチェック

するようにしてください。

 

散歩嫌いの中には、運動が苦手な

トイプードルもいます。

 

愛犬の性格を、よく把握し、

運動量が、それほど必要なさそうな場合は

強引に、散歩へ連れ出す必要はありません。

 

基本的に、散歩を嫌がるときは無理に外へ

出さず、体への負担を考慮して休ませて

あげるようにしましょう。

 

散歩を嫌がる場合の対処法

白プードル25

トイプードルと、散歩に出かけたはよい

ものの、その最中に吠えたり歩かなく

なったりする時があります。

 

そんな場合は、どのように対処するのが

正解なのでしょうか?

 

途中で、散歩を嫌がってしまう原因を含めて

対策を探っていきましょう。

 

 

トイプードルが散歩中に吠える!原因は?

白プードル26

トイプードルは、基本的に人に向かって

吠えることはありません。

 

しかし、警戒心が強く臆病な性格の

トイプードルであれば、見知らぬ人や自分

より大きな犬がいたり、大きな物音が

聞こえたりすると、危険を察知して吠えて

しまうことは多いです。

 

いつもより尻尾を高く上げ、かつ激しく

振りながら吠えている場合は、警戒して興奮

しているといってよいでしょう。

 

そのようなときは、トイプードルが警戒

している対象物と、できるだけ距離をとり、

それが、通過するのを待つようにした方が

得策です。

 

対象物に、慣れさせようとする飼い主さん

もいますが、近づけることは逆効果なので

気をつけてください。

 

また、散歩中に嬉しいことがあった場合も

興奮して、吠えるケースがあります。

 

たとえば、他の犬と会ったときに

「一緒に遊びたい」という気持ちからつい

興奮してしまう、トイプードルは少なくありません。

 

この場合、尻尾は小刻みに激しく振っている

ことが多いので、警戒して興奮しているとき

の様子とは異なることを覚えておきましょう。

 

 

吠えるときの対策方法

白プードル11

吠えているトイプードルを、

落ち着かせるには、興奮している理由を

見極め、それに応じた対応を行わなければ

いけません。

 

そうしないと、さらなる興奮を焚き付けて

しまう恐れがあります。

 

まずは、興奮を鎮めるために、

どのような原因で、興奮しているのかを的確

に把握しましょう。

 

警戒心や、恐怖心が働いて興奮しているとき、

外敵から、飼い主さんを守ろうとしている

姿勢の現れとも捉えられます。

 

このような場合は、飼い主さんは力強い声で

「マテ」や「オスワリ」の合図をかけてください。

 

トイプードルに、安心感を与えるために、

飼い主さんは、動じない態度を示すことが大切です。

 

それに対して、

嬉しさのあまり興奮しているとき、

飼い主さんは、大きな声を出すのではなく、

冷静な声で「マテ」や「オスワリ」の合図を

してください。

 

優しく、名前を呼んであげるのも効果的です。

なるべく穏やかな声をかけ、落ち着くのを

静かに待つことによって、トイプードルは

段々と、冷静さを取り戻していきます。

 

嬉しさで興奮している場合に、力強い声を

出してしまうと、興奮を煽り、なかなか

抑えられなくなるので注意しましょう。

 

一緒に遊びたくて、

興奮しているトイプードルは、散歩の回数や

他の犬と、触れ合う機会を増やせば次第に

落ち着いていくので、心配しないでくださいね。

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散歩中に歩かないときはどうする?

黒プードル05

散歩中に、歩かなくなるときは「外が怖い」

などの原因があります。

 

「車や工事などの、大きな音が怖い」

「立ち止まる散歩コースで、自分より大きな犬に吠えられたり、追いかけられたりしたことがある」

 

などの、

トラウマを抱えているかもしれません。

 

また、始めての散歩の時は、特に不安で

いっぱいです。慣れるまでは散歩の途中で

立ち止まってしまう事もあるかもしれません。

 

もし、散歩コースの途中で、何かに怖がり

立ち止まっている様子があったら、

道を変えて、静かな通りを進むようにしましょう。

 

車や人通りが少ない道を選ぶと、元気に歩き

出すことは、珍しくありません。

 

怖がっている道を、無理矢理歩かせる

のではなく、臨機応変にルートを変える

ようにしてくださいね。

 

中には、太りすぎで足や心臓に大きな負担

がかかり、散歩中に歩かなくなることもあります。

 

そのまま強制的に歩かせると、体への負担が

大きくなるので、食事制限などのダイエット

を行ってから、本格的な散歩を再開しましょう。

 

また、シニア期に入ったトイプードルは

体力の衰えから、散歩の途中で座り込むこと

が多くなります。

 

疲れているような場合や、息遣いが荒く

なっている状態が確認できたら、いったん

休憩をはさんで、充分に休ませてあげてください。

 

単なるわがままで、

歩かないと見受けられたときは、おやつを

効果的に使って、歩かせるようにしましょう。

 

「おやつをあげる日」と

「おやつをあげずに散歩コースを少し変える日」

 

を不規則に取り入れ、少しずつ慣れさせる

ことで、散歩の途中で止まる事なく、

愛犬も、飽きずに散歩を楽しんでくれますよ。

 

 

まとめ

散歩デビューをさせる前には、

トイプードルを飼い始めた段階で、

ワクチン接種や、外の世界に

慣れさせるなどの、必要な準備を

怠らないようにしましょう。

 

また、飼い主自身がトイプードルの特徴や

性格をよく理解したうえで、個体それぞれに

対し、適切な管理を行うことがとても重要です。

 

運動不足に陥ることなく、そして一度の運動量

が多くなりすぎないよう、当記事で解説した

時間」「頻度」「距離」を目安に、毎日の

散歩を調整するようにしてください。

 

トイプードルとの散歩では、

どんなことがあっても無理強いはせず、

コミュニケーションをとることを第一

に考えましょう。

 

楽しく散歩に出かけられるよう、

普段から、トイプードルの様子や性格を

じっくり観察することを心がけておくと、

散歩で、絆を深められるヒントを発見

しやすくなりますよ。

 

最後まで、

お読み頂きどうもありがとうございました。

『トイプードルの散歩はいつから?時間や頻度、必要性、吠えるときの対策』の記事でした。

 

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