プードルは大人気種

一般社団法人ジャパンケネルクラブ

(以下JKCとする)による

2021年(1月〜12月)における

犬種別犬籍登録頭数によれば、

登録件数の多い犬種ベスト3

1位はプードル、

2位がチワワ、

3位がダックスフントです。

 

この辺りは、毎年大きな変化はありませんね。

 

プードル種の人気は、今非常に高まっている

といえるでしょう。

 

とは言え、気になるのが、

一番人気のトイプードルですが

思ったよりも、随分大きくなった

といった声が、多く聞かれる犬でもあります。

 

デカプー

 

もちろん、大きくなってもかわいさには

変わりはありませんが、

どうして、大きくなるのか?

 

大きくなることに、問題はないのかな?

などが、気になりますよね。

 

そこで今回は、

トイプードルの特徴や、大きさの違い、

デカプー防止策!などをご紹介します。

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トイプードルが大きい!デカプードルになる原因は?

プードルには、6種類あり、

その中でも、最小であるトイプードルは

超小型犬の分類に入ります。

 

サイズも24cm〜28cm、2kg〜4kgしかありません。

トイプードル

↑こんな感じですね^^

 

トイプードルを、ペットとして選ぶ理由には

扱いが楽」「場所を取らない」といった

飼育上のメリットも大きいです。

 

小さくて愛らしい

子どもも怖がらない

といった見た目のメリットがあります。

 

しかし、

超小型犬であるはずのトイプードルが、

通称「デカプー」といわれるほどのサイズ

に成長することがあります。

デカプー

実際に、

大きく成長したトイプードルを飼っている人

の中には・・・。

 

親より子の方が、大きくなって驚いた

トイプードルのはずなのに、扱いが大変

 

と、困惑している人も少なくないようです。

 

トイプードルにも関わらず

中には、7kgになるまで育った」という事例もあります。

 

下記は、プードル3兄弟ですが、

真ん中の子は、飛びぬけて大きめですね。

デカプー

同じ母犬から生まれても、このように

個体差が出てくると言う、とても、分かりやすい例ですね。

 

 

とは言え、御覧の通りとても仲良しな姿は、

微笑ましくもあります(⋈◍>◡<◍)。✧♡

 

デカプーになる悪質な例の紹介

ここで、一つ注意して頂きたい事があります。

デカプー防止策として、信頼できる販売店や、

ブリーダー選びも大切という点です。

 

その理由として、例をあげさせて頂くと、

プードルの子犬が、大きくなり過ぎないように、

必要最低限の給餌量よりも、餌を減らし

あえて、プードル(子犬)の平均体重キープ

したまま販売されるケースが、中にはあります。

 

その理由は、ただ一つ・・。

あまり、大きくなり過ぎたプードルの子犬

は、正直言って売れないからです。

 

つまり、

いざ飼い始めて、エサを与えていったら

ミニチュアプードル、ミディアムプードル

などの、体格が大きい犬種だった?と言う

ケースが、中には存在するからです。

 

これは、完全に食事量を減らし、子犬の時点

で、体重操作がされた結果です。

 

実際に、このような悪質ブリーダーが、

リアルに、存在するのも事実です。

 

よって、見ためだけで可愛い♡

と、飛びつくまえに、一度信頼できる販売店

なのか?も調査されると安心ですね。

 

販売店選びが、

実に大切か、と言う事をご理解頂けたら

幸いです。

 

ぜひ、プードルをお迎えする際の、参考に

なさって下さい(⋈◍>◡<◍)。✧♡

 

少し、衝撃的なお話をしましたが、

デカプーになる原因は、もちろんこれだけ

ではありません。

*上記は、ほんの一例です。

 

 

トイプードルが最も成長する時期

次は、プードル子犬の成長時期についてです。

トイプードルが最も成長する時期は、

4か月前後です。

そして生後1年間程度は、右肩上がりに成長

していきます。

 

月齢でいうと、生後一年間程度は、

将来の体を作りあげる大切な時期ですね。

 

12ヶ月(1年)までには、個体の大きさが

完成しますので、それ以降大きくなることは

あまりないのですが、

 

極まれに、

1歳以降も成長し続け、結局のところ

2歳くらいまで、成長が止まらなかった?

プードルも、中にはいます。

 

とくに、

体重が増える時期は、生後7ヶ月程度までです。

 

トイプードルが大きくなり過ぎてしまう理由

には、生後7ヶ月程度の育ち方・育て方に原因

があるケースです。

 

時期としては、ちょうど乳歯が生え揃い、

自我が表に出てくる頃ですので、

甘やかすばかりではなく、しっかりとしつけ

を行う事も大切になってきます。

 

それでは、デカプー防止策として、

どんな事に気をつけたら良いのか?を

順番に、見ていきましょう。

 

肥満防止にはカロリー計算が重要

人間も同じですが、

肥満防止には、やはり適度な運動と

正しくカロリー計算した食事が重要です。

 

運動は、1日に30分前後でよいので、

お散歩をさせてあげましょう。

 

狩猟犬として、

主人について、活発に狩りを行っていた

こともあるトイプードルは、

遊び好きな性格の子が多いです。

 

散歩だけでなく、

おもちゃ使った遊びを取り入れるなどして、

たくさん運動させてあげましょう。

 

どんな犬種にも言えますが

去勢手術をする事で、どうしても

太りやすくなってしまいます。

 

よって、

去勢後の肥満には、特に注意を払う

必要があります。

 

一つ間違うと

でかプーではなく、

 

 

デブプー

ただの、でぶプーに、

なってしまいますので、しっかりと、

食事の管理と、運動を促してあげましょう。

 

食事

毎回の食事は、

カロリーを、しっかり計算していても、

意外と抜け穴なのが、しつけの時です。

 

「できた」ことを褒める意味であげる

おやつが多過ぎてしまえば、肥満につながります。

心当たり?ありませんか?

 

もし、すでに「あげ過ぎ」の状態にある方は、

すぐに、量を減らすよりも、

低カロリーなおやつや、野菜などに切り替え

いくことをおすすめします。

 

では、運動と食事にさえ注意をすれば、

デカプーになることを防ぐことができるか?

というと、そういうわけでもありません。

 

同じ親から生まれた複数の子どもでも

一匹だけ体重5kg以上まで増えた」と

いったことはしばしば起こります。

 

そうした場合、

原因は運動でも食事でもなく「遺伝」と考える

のが自然です。

 

別名「先祖返り」という言葉でも表現されて

いますが、トイプードルを含めたすべての

プードルの元祖はスタンダードプードルです。

スタンダードプードル

 

トイプードルは、

世代交代を経て、小型化されているとはいえ、

原種のスタンダードプードルは、

体高 45~60cm、体重も15kg以上の犬です。

 

この御先祖さんの体型に、少しだけ逆戻りした?

とすれば、5kg以上となっても無理はありません。

 

隔世遺伝は、

我々人間にも起こりうることを考えると充分

に納得できますよね。

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大きいトイプードルは人気がない?

 

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大きいトイプードルは、人気がない?か、

というと、そうでもありません。

 

あえて、

最初から、大きいプードルがいい!

と思われる方もいらっしゃいますし、

 

こればかりは、好みの問題ですね♡

 

しかし、小さいはずのとプードルが

想像以上に大きくなってしまう?と、やはり

多少困惑?しますよね。

 

とは言え、

大きくなったからといって、愛情がなくなる

わけではありません。実際に、飼い始めたら

どっちであろうが可愛いものです。

 

プードルは小さいほどかわいい

ティーカッププードルや、タイニープードルならなおさら好み

ティーカッププードル

↑ティーカッププードル

 

タイニープードル

↑タイニープードル

 

といった考え方もあれば

小さ過ぎると心配

扱いが難しそう

 

といった考えを、持つ人もいます。

 

そして、

大きくならない、トイプードルの特徴が知りたい

見分け方が知りたい

 

という声もありますが、

見分ける方法として体格・前足の太さ

・親の大きさなどはあてになりません。

 

あったとしても、

素人には、判断できないレベルといえるでしょう。

 

どうしても、小さな子がいい

 

という場合には、

多くの実績があるブリーダーから

購入することをおすすめします。

 

トイプードルを、

専門にして育成している、ブリーダーであれば、

ある程度、傾向を掴んでいる可能性があります。

 

しかし「絶対に大きくならない」とは、

誰も言い切ることができません。

 

これから、トイプードルを飼うのであれば

中には、ある程度大きくなる子もいる

と考えておくようにしましょう。

 

 

【種類別】プードルの特徴を確認しよう

犬04

日本で「プードル」といえば、

トイプードルを、思い浮かべる人が多いので

はないでしょうか。

 

JKCの最新登録頭数によれば、

プードルの中でも、トイプードルが圧倒的に

一番多く飼われていることがわかります。

 

しかし、

プードルは種類が6種類(血統書上では4種類)

もあり、見た目やサイズ、性格もそれぞれ

であることは意外と知られていません。

 

ここでは、

プードルの種類とそれぞれの特徴を紹介します。

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一番大きい!「スタンダードプードル」

スタンダードプードル2

スタンダードプードルは、体高が45cm〜60cm、

体重が、16kg〜25kgというプードルの中では

最も大きなサイズの犬種です。

 

名前の「スタンダード」から、

すべてのプードルの祖先であることがわかりますね。

 

スタンダードプードルは、穏やかな性格で、

頭がよいのが特徴です。

 

訓練がしやすく、海外、とくにアメリカやカナダ

では盲導犬や警察犬、さらにはセラピーやサーカス

まで、幅広い場所で活躍しています。

 

体の大きさも、去ることながら、

大好きな泳ぎも含めて、運動量の豊富な犬なので、

毎日の散歩は、少しでも長く行いたいものです。

 

次に大きいのは「ミディアムプードル」

ミディアムプードル

ミディアムプードルは体高が35cm〜45cm、

体重が8kg〜15kgの中型犬となります。

 

ミディアムプードルが、JKCによる公認を受けた

のは2003年と比較的新しく、ドッグショーの

サイズ分けのために生まれた犬種だけに、

わが国のJKC以外では認定していない国も多く存在しています。

 

知名度はさほど高くありません。

 

フランスの国犬「ミニチュアプードル」

ミニチュアプードル

ミニチュアプードルは、

体高が28cm〜35cm、体重が5kg〜8kgの

小型犬で、フランスではキノコ探知犬として

トリュフを探し出す狩りで活躍しています。

 

「フレンチ・プードル」とも呼ばれ、

フランスの国犬にもなっているため、

世界的にも知名度は高いといえるでしょう。

 

ミニチュアプードルは「運動神経抜群」

といわれるほど活発で、賢く、

判断能力に優れているのが特徴です。

 

ドッグスポーツはもちろん、

災害補助の場面や聴導犬・盲導犬として

活躍しています。

 

「ミニチュアプードル」という名前だけを

聞くと「トイプードルより小さいサイズ」

とイメージする人もいるかもしれませんが、

実際にはトイプードルより、大きなサイズとなります。

 

くるくると、カールした被毛を持っているため、

抱き心地が柔らかいのも魅力です。

 

見た目は優雅で、気品が溢れています。

 

警戒心が強い、小型犬ならではの一面も

ありますが、飼い主にはよく従い、

愛情を表現してくれます。

 

知名度No.1「トイプードル」

トイプードル

トイプードルは、体高が24cm〜28cm、

体重が2kg〜4kgの超小型犬で、プードルの特徴

である賢さや運動神経のよさを受け継いでいます。

 

ペット保険を提供するアニコム損害保険が、

2008年から毎年行っている『人気犬種ランキング』

では12年連続で1位を守り続けていて、

日本での人気ぶりがうかがえます。

 

カットによって、印象が大きく変わるのも魅力

で、テディベアカットやマッシュカット、

うさぎ風カット、アフロカットなど、

さまざまなスタイルがあります。

 

家族として、迎え入れるのであれば、

顔立ちに合わせて似合うカットを見つけたいですね。

 

下記の記事では、

トイプードルのカットスタイルを春夏・秋冬

に分けて紹介しているので、スタイル選びの

参考としてみてください。

 

体高25cm以下「タイニープードル」

タイニープードル

タイニープードルは体高が25cm以下、

体重が2kg〜3kgと超小型犬です。

 

トイプードルより、さらに小型なだけではなく、

作出が難しいので、確かなブリーティング技術

を持ったブリーダーを選びたいところです。

 

タイニープードルは、

JKCでは認められておらず、分類上はトイプードル

となります。

 

特徴としては、カラーの種類が豊富で成長

の完了が早く、スクエアタイプとドワーフタイプ

という2種類に分類されます。

 

スクエアタイプは、標準的な体型

ドワーフタイプは、足が短めでころんとした体型が特徴です。

 

手のひらサイズ!「ティーカッププードル」

ティーカッププードル

ティーカッププードルは、

体高が23cm以下、体重が2kg前後のプードルを指します。

 

超小型犬で、

ティーカップという名前の由来は、

そのまま「ティーカップに入るくらい」

ということを表しています。

 

JKCでは認められておらず、

分類上はトイプードルとなります。

 

作出が難しく、

価格相場も、どうしても高くなりがちです。

 

小型犬の中でも、小さな犬なので、

健康管理を、しっかり行うことが大切です。

 

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トイプードル 体重の変化

同じトイプードルでも、

サイズや体重には結構バラつきがあります。

 

トイプードル サイズ(大きさ)

トイプードルは、大きさや体重で下記のように

3つのサイズに分けられています。

 

  • トイサイズ
  • タイニーサイズ
  • ティーカップサイズ

 

また、トイプードルのサイズ別に

体重の推移も違ってきます。

ご自分のワンちゃんが、3か月の時点で

どのサイズ(体重)に当てはまるのか?

確認しましょう。

 

そして体重管理の際には、下記をご参照ください。

 

トイプードル 体重!月齢ごとの推移

下記は、トイプードルの平均的な体重推移です。

トイサイズ
3か月 2㎏
4か月 2.6㎏
5が月 3.7㎏
6か月 3.8㎏
7か月 3.9㎏
8か月 4㎏

タイニーサイズ
3か月 1.5㎏
4か月 2㎏
5が月 2.6㎏
6か月 2.8㎏
7か月 2.9㎏
8か月 3㎏

ティーカップサイズ
3か月 0.8㎏
4か月 1㎏
5が月 1.2㎏
6か月 1.3㎏
7か月 1.4㎏
8か月 1.5㎏

 

ブリーダーさん、またはペットショップから

トイプードルをお迎えする頃が、

ちょうど3か月くらいですね。

お迎えした頃から7、8か月くらいまでは、

まだまだ成長期にあたります。

 

少しづつではありますが8か月くらいまでは、

体重の推移は右肩上がりになります。

 

注意する点としては、

大きいプードルにしたくない?などの理由で

餌を減らす!ような事は絶対に厳禁です。

また、太り過ぎにも注意しつつ、しっかりと

体重管理をしていきましょう。

 

トイプードル成犬の適正体重

8か月頃になると、そろそろ体重もストップしてきます。

 

トイプードル成犬の適正体重生後8か月

あたりになります。

 

この生後8か月あたりを適正体重の目安にし、

ここからは体重の増減に注意し、

この適正体重をキープしていってくださいね。

 

トイプードル成犬(大人)の平均体重は、

3~4㎏です。

 

トイプードルの体型

トイプードルの体型は、下記の3種類あります。

それぞれの体型には、分かりやすい特徴が

あります。

 

スクエア

トイプードル体型 スクエア

スクエアの特徴は、前足と後ろ足、そして胴の

長さがほぼ同じで、上記画像のように

手足と胴を結ぶと正四角形になるのが

特徴です。

 

ハイオン

トイプードル体型 ハイオン

ハイオンの特徴は前足と比べると、

ずいぶん後ろ足が長めなのが分かります

でしょうか?

 

大人になるにつれ、前足と後足に差が

出てきます。

 

モデル体型で、トイプードルの中でも人気

の体型ですね。

 

ドワーフ

トイプードル体型 ドワーフ

ドワーフの最大の特徴は、他のトイプードル

と比較すると背丈が小さめな事です。

 

また、手足が短く胴が長めのドワーフは

大人になっても幼児体系に見え、

人気のテディベアカットも良く似合います。

 

トイプードルの中でも、ただの胴長短足では

なく、ドワーフと言われる子は

成犬時のサイズが小さいのも特徴です。

 

サイズが大きくなる子の特徴

トイプードルのはずが、思っていた以上に

大きく育つ子も中にはいますね。

では、お迎えする前にサイズが大きくなる子?

を見分ける事ができるのか?

結論から言うと、難しいのが現状です。

 

しかし、

両親のサイズが小さめなら絶対ではありませんが、

小さめの子を見つけやすくはなるでしょう。

あと、ペットショップの店員さんの言葉を

そのまま鵜呑みにするのは要注意です。

 

後から、あれぇ?とならないように、

ご自分の目でしっかり両親のサイズを確認されるのが一番です。

 

また、サイズが大きくなる子の特徴として

言われているのは、前足が太く骨格もしっかり

した子です。大きくなる子は、確かに骨格が

しっかり!つまり骨太の子が多いですね。

 

トイプードルの歴史

トイプードルの原産国と言われているのは

フランス・中欧地域だと言われています。

 

トイプードルの原種は、

プードルの中でも一番大きいと言われる

スタンダードプードルです。

 

元々は、かなり大きかったプードルですが

愛玩犬として小型化されたのが

現在のトイプードルになります。

 

トイプードルは、

とても賢く知能や嗅覚に優れていた事から、

水猟犬やアニマルセラピー犬としてなど、

さまざまな場面で活躍してきました。

 

現在でも、トイプードルの活躍の幅は広く

長きに渡り、人と寄り添りそい愛されながら

生活してきた事が分かりますね。

トイプードルの性格って?

プードル07

プードルの賢さと、活発な性格を受け継いでいる

トイプードルは、遊びや運動が大好きな子が多いようです。

 

狩猟犬としては、鴨猟のサポートを行って

いたことから、泳ぎが得意という特徴もあります。

 

賢く、人懐っこい性格なので、家族の一員として

愛情をかけて育てれば、同じように親愛の情

を示してくれるでしょう。

 

しかし頭が良いぶん、

甘やかして育ててしまうと、飼い主を下に見て、

わがままになってしまうこともあります。

 

日常の接し方や、

散歩時の、リードウォークなどを通して、

良い関係性を構築しましょう。

 

また、

小さな子どもやお年寄りなどにも友好的で、

飼育がしやすいという一面もあります。

 

トイプードルの飼い方

ここでは、

実際にトイプードルを飼いたいと考えている

方に向けて、トイプードルの具体的な飼育方法

についてお話しします。

 

迎え入れ

プードル03

トイプードルを迎え入れるには、

・ペットショップで購入する
・ブリーダーから購入する
・譲渡会や里親募集サイトなどで引き取る

といった方法があります。

 

ペットショップは全国各地にありますから、

自宅から近いところで購入できるという

メリットがあります。

 

また、ペットショップにペット用品店や

ドッグラン、ドッグカフェなどが併設されて

いることもあり、何かと便利に使いやすいのが特徴です。

 

日本では、

ペットショップでの購入が主流ですが、

イギリスやアメリカ、フランス、ドイツなど

ではブリーダーからの購入が主流となっています。

 

国によってブリーダーの資格、なり方などは

異なりますが、世界的にはブリーダーは

犬の専門家として見なされています。

 

日本でも、ほとんどのブリーダーは扱う犬種

を絞っていて、その犬種においての深い知識

を持ったスペシャリストといえます。

 

しかし日本では、特別な資格がなくても

開業届を出せばブリーダーとして仕事ができる

ため、中には必要な知識を十分に持っていない

人もいるのが現状です。

 

そのため、

ブリーダーから子犬を譲り受ける際には、

信頼できるブリーダーかどうか?

、口コミや評判など、知り合いの評価などを

確認するようにしましょう。

 

また、譲渡会・里親募集サイトなどから

引き取る方法は、一般的にカラーや顔立ちなど、

希望に沿う子が、なかなか見つからない場合

もあります。

 

しかし、家族のいない犬の迎え入れ先と

なれることで、かけがえのない関係性を作る

こともできるでしょう。

 

迎え入れ方法には、それぞれメリット・デメリット

があるため、自分にとってはどれが一番よいのか

良くを考えた上で、方法を決めるようにしましょう。

 

フード

ドックフード

トイプードルの食事は、他の犬と同様に

総合栄養食である、ドッグフードを与えます。

 

乾燥タイプのフードは、物によって粒が

大きすぎることもあるので、必要に応じて

細かくしてあげるとよいでしょう。

 

また、偏食や食が細い子には、子犬の頃の

ようにドッグフードをふやかしてあげると

よく食べるようになることがあります。

 

太りやすい傾向があるので、

カロリー計算をして、必要な量を与えるように

しましょう。

 

ブラッシング

プードルのブラッシング

トイプードルの被毛は、シングルコートなので、

ダブルコートの、ダックスフントやチワワなど

とは違い、明確な生え変わりがありません。

 

1年中、少しずつ生え変わっていきます。

 

そのため

「季節の変わり目になると抜け毛が大量に出る」

といったこともありません。

 

しかし、

こまめにブラッシングしないともつれて毛玉

になりやすいので注意しましょう。

 

毛玉を放置してしまうと、通気性が悪くなり、

皮膚のトラブルにつながってしまいます。

 

ブラッシングは、愛犬とのコミュニケーション

にもなるため、毎日楽しみながら行ってあげましょう。

 

シャンプー

トイプードルのシャンプーは、

月に1回程度行うようにしましょう。

 

家庭で行うときは、人間のお風呂より

少しぬるめの35~38℃くらいのお湯で、

足から濡らしていきます。

 

小型犬であるトイプードルは、肛門腺絞りも

シャンプーの際にしてあげるとよいでしょう。

 

ただ、肛門腺絞りは慣れるまでコツがいるのと、

嫌がる子も多いため、トリマーさんにおまかせ

してもよいかもしれません。

 

被毛を美しく保つためには、

シャンプーは、別途泡立てておいてから身体に

付けていきます。

 

毛の流れに沿って、優しく汚れを洗い流しましょう。

 

トリミング

プードルのトリミング

被毛が、シングルコートであるトイプードルは、

月に1回は必ずトリミングが必要です。

 

この点が、

他のダブルコートの犬種とは大きく違います。

費用は、地域やカットの内容によっても

異なりますが、およそ5,000~10,000円程度

と考えておくとよいでしょう。

 

時間としては2時間程度が目安です。

 

しつけ(躾)

プードル09

トイプードルは、非常に頭がよく飼い主に

従ってくれるため、比較的しつけのしやすい犬

といえます。

 

もちろん、個体差や飼い主の接し方、環境など

によっても違いはありますが、飼い主の様子を

よく観察する傾向にあるようです。

 

また、活発な性格であることが多いため、

好きな人に会ったときに、嬉しくて飛びついて

しまう、遊びで盛り上がり過ぎてしまい

甘噛みをしてしまうなどの行動をとることも

あります。

 

そうした場合には、毅然とした態度で接して

「NGな行動をとった場合、良い結果は生まれない」

と学ばせることが大切です。

 

また、飼い主への依存も強い傾向があり、

一人で留守番させるのは、荷が重いかもしれません。

 

トイプードルの運動量

犬02

元気に駆け回ることが大好きな、

トイプードルですから、1日に2回、1回30分前後

は散歩に連れ出してあげましょう。

 

運動は、身体を健康に保つだけでなく、

ストレス解消効果もあります。

 

トイプードルは、少し神経質な一面もあるので、

思い切り運動させて、発散させるようにしましょう。

 

カラー

トイプードルの色(カラー見本)

トイプードルのカラーは、

ホワイトとシルバー、ブラックが基本のカラー

になりますが、

 

王道を言われるカラーは、上記の6色になり

さらに細かく分類すると、全部で14種類あります。

 

トイプードル レッド

↑レッド

 

レッドや、アプリコットは、

もともとは存在しないカラーでしたが、

今ではトイプードルといえば

レッドや、アプリコットを思い浮かべる人が多いでしょう。

タイニープードル シルバー

↑シルバー

シルバーは、生まれたときは鼻の周りだけが

白っぽくて、体は黒いのが特徴です。

 

その後、成長とともに徐々にシルバーの色味が

強くなっていきます。

 

また、加齢とともに、

カラーも変化していきます。

 

具体的には

シルバーは、白っぽくなり、ブラックは、

くすみ、ブラックを経て白髪が混じりの

グレーっぽくなります。

ミニチュアプードル アプリコット

↑アプリコット 

レッドは、上記のようなアプリコットカラー

になっていきます。

 

カラーバリーエション!から見た性格面では、

あくまで、個体差があり医学的な根拠も

ありませんが、

スタンダードプードル 白

↑ホワイト

ホワイトは活発で

シルバーは従順で可愛い、

 

黒プードル03

↑ブラック

ブラックは、温厚で頭がよい、

レッドと、アプリコットはお茶目となります。

 

頭数が一番多く、人気のレッドですが、

黒プードルもとても人気です。その理由とは?詳しくは下記ページをご参照下さい。

 

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トイプードルがおすすめな人

プードル03

トイプードルは超小型犬で、

もともと、狩猟犬だったほど運動神経は抜群で、

とても賢く、元気な犬です。

 

やや神経質な面があり、吠える頻度は高めのようです。

 

また、費用面は他の犬種よりも、

ややかさむといえるでしょう。

 

こうした特徴を把握すると、

トイプードルは次のような人におすすめといえます。

 

・散歩に行く時間が確保できる人

・一人で留守番させる時間が少ない人

・かわいいカットスタイル

・似合うカットスタイルを楽しみたい人

・甘えられるのが好きな人

・抱き心地は重要だと感じる人

 

トイプードルに多い病気

ここで、

トイプードルに多い病気についても

知っておきましょう。

 

トイプードルがかかりやすい病気は

複数ありますが、代表的なものを3つご紹介します。

 

・外耳炎

*垂れ耳の犬がかかりやすい病気です。プードルは、毛量も多いだけでなく、湿気を帯びやすく乾燥しにくいため、かかりやすいです。

 

・レッグペルテス(大腿骨頭無菌性壊死病)

*これは、生後4〜12ヶ月時に、ホルモンや遺伝が影響します。

 

・膝蓋骨脱臼

*運動好きが高じて、ジャンプ時などに膝の皿がずれてしまいます。

 

トイプードルの平均寿命は、12~15歳と

比較的長生きする犬種といわれています。

 

しかし、病気にかかったらそのままにして

おいてもよいことはありません。

 

「いつもと様子が違う」と思ったら、

早めに病院を訪れるようにしましょう。

 

病気を予防するには、健康的な生活にプラスして、

定期的な、健康診断が大事です。

 

一見問題がなくても、年に1回程度~2回は

病院で、健康状態を見てもらってください。

 

トイプードルを飼うときの注意点

最後に、

トイプードルを飼う際に注意したいことについて

お話しします。

 

散歩の時間、環境に注意

トイプードルに限った話ではありませんが、

夏場、気温の高い日の散歩は足の裏をやけど

したり、熱中症になったりする恐れがあります。

 

また、舗装された道路は日が落ちてからも

しばらく熱をため込んでいるため、

地面の状態を確認してから、

散歩に連れていくことをおすすめします。

 

また、トイプードルはシングルコートという

被毛の性質上、寒さに弱い犬種です。

 

そのため、

冬場の散歩では防寒用の服や犬用のブーツなど

を着用させて、心身にストレスがかからない

ようにしましょう。

 

ケージで安全地帯を確保してあげる

繰り返しになりますが、トイプードルは

頭が良いぶん、神経質な部分を持ち合わせて

いることが多いです。

 

そのため、

寝床は、上下左右が覆われたタイプのケージを

用意すると良いでしょう。

 

ケージがなくても、育てることは可能ですが、

ケージを、安全な場所と認識して慣れて

くれれば、心の安定にもつながります。

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まとめ

今回の記事では、トイプードルが大きくなる?

その理由と、デカプー防止策、トイプードルの

飼い方などをご紹介しました。

 

トイプードルが大きくなるのは、

遺伝による、個体差によることが多いものの、

中には食事・おやつのあげ過ぎで肥満になって

いるだけのこともあります。

 

かわいい顔で、おねだりされるとついつい

あげ過ぎてしまいますが、愛犬を思うので

あればできる限り「適量」を心がけましょう。

 

トイプードルも、人間と同様に肥満は万病

のもととなりますから、飼い主が気を付けて

あげることが大切です。

 

初めて犬を飼う方にとっては、

わからないことも多くあり、心配に思うことも

あるかもしれません。

 

しかし、可愛らしい顔と人懐っこい態度を見れば、

そんな心配は吹き飛んでしまうかもしれませんね。

 

これから、トイプードルを迎える予定のある方は、

飼い方を、しっかり確認しておき、いざ愛犬を

迎えたときに、困ることのないようにしましょう。

 

愛犬との生活は、大変な部分もありますが、

かけがえのない宝物にもなります。

 

良い関係性を築いて、楽しいドッグライフを送りましょう。

 

『トイプードルが大きい?種類ごとの違いやデカプー防止策を紹介』の記事でした。

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