トイプードルは全犬種の中でも

1、2位を争う人気の高い種類ですが、

その人気を不動のものとしたのは

『テディベアカット』です。

 

参照元:トイプードル専門 Pretty dog Rich

上記のこぐま?のような子は、実は男の子で

お耳は、ピンとした立ち耳です。

 

それゆえに、『くま感』がいっそう

際立っていて、とてもキュートな仕上がり

になっています。

 

テディベアカットは、

まるでぬいぐるみのような、愛くるしい

カットですから、

飼っているトイプードルをテディベアカット

にする人は多いですよね。

 

そこで今回は自分でトイプードルの

テディベアカットをしていく方法について

ご紹介していきます!

 

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トイプードルのテディベアカットをお店でしてもらう相場は?

通常、トイプードルのテディベアカットをサロンなどでしてもらう場合、

料金の幅は5000円から7000円程度のことが多いようです。

 

もちろん地域差もありますし、

有名なトリマーにカットしてもらう場合などは

更に費用がかかります。

 

トイプードルのような毛の伸びやすい犬種は

毎月のようにカットをしてもらう必要もあります。

 

そこで、トリミング料金を抑えるために

自分でトイプードルのテディベアカットに

挑戦する飼い主も多くいますよ。

 

 

トイプードルのテディベアカットを自分でするやり方は?

続いて、トイプードルのテディベアカットを

自分でしていくための手順をご紹介します。

 

犬のトリミングに慣れていない人は、

犬の体を動かないように抑える役を他の人にしてもらうなど

二人がかりで行うと良いですよ。

 

手順1:体調チェック

トイプードルのカット手順

 

トイプードルのテディベアカットだけでなく、

どのようなカットをしていく場合でも

初めに行うのが『体調チェック』です。

 

カットする際、長時間変わらず

同じ体勢でい続けなくてはなりませんから、

犬にとっては負担が多い作業。

 

こちらの体調チェックは、

トリミングサロンなどでもカットの前には

必ず行われていますよ!

 

具体的にどのような部分を見ていくのかというと、

普段と異なる様子はないか、

呼吸が荒くはないか、などですね。

 

もし可能であれば、犬の体温や呼吸数、

脈拍なども見ておくと安心ですよ。

 

また、このとき耳垢が溜まっていたら

取ってしまうのも良いでしょう!

 

特に高齢犬の場合、

具合が悪い状態でカットを行うのは危険です。

 

犬は言葉をしゃべることができませんので、

普段世話をしている飼い主が

愛犬の異変を察知できるようにしてくださいね。

 

 

手順2:ブラッシング

犬カット前のブラッシング

 

犬の体調に問題がなければ、

次の工程に入っていきましょう!

 

次に行うのは『ブラッシング』です。

 

先ほど紹介したようなスリッカーブラシを用いて、

犬の毛をしっかりと伸ばしていきます。

 

特にトイプードルの場合は、

毛がくるんと丸まりやすい犬種ですから、

入念にブラッシングを行ってください。

 

毛が丸まった状態でカットをしてしまうと、

毛の長さが一定にはならず

不格好なテディベアカットとなってしまいます。

 

ブラシを入れた後は必ずコームも使い、

毛のもつれが無くなっているかどうかのチェックもしてくださいね。

 

最終的にはコームのピンに

毛が絡まらない状態になればよいですよ。

 

頭やしっぽまで、全身にブラッシングをしていきますから、

時間短縮のために複数人で行っても良いでしょう。

 

 

手順3:足裏バリカン

足裏にバリカンをかける

 

ブラッシングが終わったら、

続いて『足裏バリカン』の工程に入っていきます。

 

トイプードルは毛がくるんと丸まってしまいやすい犬種ですから、

足の裏や肉球の間にも毛が伸びて、

絡まってしまうことが多いです。

 

そのため、カットの際に足裏のケアもしてしまいましょう。

 

肉球の間の毛を1mm刃のバリカンを使用して

刈っていきます。

 

この時、肉球に掛かった毛だけでなく、

肉球の隙間の中にもバリカンの刃を入れていきます。

 

バリカンの刃の角を使うようにしていくと刈りやすいでしょう。

 

ただし、この工程はバリカンの扱いに慣れている人でないと、

犬にけがをさせてしまうリスクが高くなってしまいます。

 

難しいと感じたら飛ばしてしまっても良いでしょう。

 

 

手順4:腹バリ

トイプードルのカット 腹ばり

 

続いて、『腹バリ』を行っていきます。

 

腹バリとは”お腹にバリカンをかけていく”ことです。

 

更に具体的に言うと犬の鼠径部付近、

つまり性器の周辺をバリカンで短く刈ってしまいます。

 

なぜこの工程を行うのかというと、

性器の周りは尿で汚れてしまいやすく、

不衛生になってしまうからです。

 

腹バリの方法は、後ろ足で立たせた状態にし、

犬の後ろ足の付け根からお腹にかけてにバリカンを入れていきます。

 

オスの場合は、性器の先端の方に

生えた毛も刈ってしまうと良いです。

 

この作業は一人で行うのは難しいため、

一人に犬を立たせてもらい、

もう一人がバリカンをかけていく、

というような作業分担を行うと良いですよ。

 

このとき使用するバリカンの刃は1mmのもの。

 

この作業も犬にお怪我をさせてしまいやすいですので、

犬の毛があまり伸びていないようであれば

飛ばしてしまっても構いませんよ。

 

 

手順5:バリカン

プードルのブーツカット 手順2

 

次に、犬の体にバリカンをかけていく

『バリカン』の工程に入っていきます。

 

トイプードルのテディベアカットの場合、

毛をある程度短くしてしまって構いませんので、

使用するバリカンの刃は6mm程度がおすすめです。

 

もちろん、好みによっては9mmや12mmでも良いでしょう。

 

バリカンをかける範囲は、

犬の後頭部からしっぽの付け根にかけてまでです。

 

背骨に刃が当たってしまうと嫌がりますから、

背骨は避けていくようにしてください。

 

わき腹や脚の付け根にもバリカンをかけて、

毛を短くしていくことも忘れずに!

 

脚や胸、頭の部分はこの後ハサミでカットしていくので、

バリカンは使用しないでくださいね。

 

また、バリカンをかけるときはもう片方の手で犬の皮膚を押さえ、

皮膚がピンと張った状態にするようにしましょう。

 

 

手順6:脚・しっぽカット

トイプードルのカット手順2

 

続いて、トイプードルのテディベアカットを作っていくための

『脚・しっぽカット』に入っていきます。

 

トイプードルのテディベアカットでは、

ぬいぐるみのようなふわふわの質感が大事!

 

そのため、脚やしっぽは毛を残し、

丸くカットしていくようにします。

 

まず足のカットからですが

同じ太さの円柱を四本作っていくような感覚で切ってください。

 

使用するのは基本的に仕上げバサミですが、

カット跡やバリカン跡をぼかしたい場合には

積極的にスキバサミも使いましょう。

 

ハサミを入れる前に、

きちんとコームを使い毛を立たせることも忘れないでください。

 

丸く脚を作っていくには、

ハサミを丸く動かしていくことが大切ですよ。

 

しっぽのカットの場合も、

まずバリカンで刈った跡をスキバサミでぼかし、

そのあと丸く形作っていくと良いでしょう。

 

 

手順7:胸・首下カット

プードルのカット 手順3

 

続いて『胸・首下カット』を行っていきます。

 

先ほど胴体部分にバリカンを、

前脚は丸くカットしていきましたから、

その長さに合わせるように短くしていきます。

 

スキバサミを用いてカット跡などをぼかしたり、

仕上げバサミでふんわりとカットしていくのが良いですね。

 

首下をカットする際は、犬の顎を指先でつまみ、

顔を上に向けさせてから切っていきましょう。

 

このとき、ハサミの刃の向きは上となるため、

犬にけがをさせてしまわないようにしてください。

 

胸のカットの場合も、

やはり丸くハサミを動かしていくと可愛く仕上がりますよ。

 

手順8:頭・顔のカット

トイプードルのデディベアカット 仕上げ見本2

次はトイプードルのテディベアカットにおいて

可愛さを最も表現できる『頭・顔のカット』です。

 

トイプードルのテディベアカットでは、

顔全体も丸くふわふわに仕上げましょう。

 

まずは、目や鼻の周りの毛が伸びていたら

丸くカットしてしまいます。

 

特に鼻の周りは丸を意識して、カットしすぎないでくださいね。

 

目のカットは、伸びすぎて

目を隠しているような場合であれば

コームを目と並行にあてて、

隙間から伸びた毛をカットしていくと

けがをさせる危険性が減りますよ。

 

また、顔の輪郭もかわいらしく丸くするため、

ハサミを丸く動かしてカットしていきます。

 

続いて頭のカットですが、

やはりこちらもハサミを丸く動かして

ふんわりとカットしていきます。

 

最後に耳ですが、トイプードルのでテディベアカットでは

だいたい耳の先端が顔とちょうど同じくらいの位置に来るのが

可愛いのではないでしょうか?

 

耳のカットは、切る際にきちんと片手で耳を抑え、

まっすぐハサミの刃を入れておきましょう。

 

左右の耳が同じ長さになるように注意してくださいね。

 

 

手順9:全身チェック

 

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最後に忘れてはいけないのが『全身チェック』です。

 

カットをしている最中は、切っている一部分しか目に入りませんので、

違和感のある部分も目につきにくくなってしまいます。

 

一度犬から距離を取り、

遠くからカット後の姿を見てみましょう。

 

たとえば首や脚の毛量があっておらず、

ちぐはぐな印象になっていたり、

左右対称となっていない、などの場合もあります。

 

遠くから見ておかしな点がなければ

『トイプードルのテディベアカット』の完成ですよ。

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さて、今回はトイプードルのテディベアカットのやり方を

ご紹介していきました。

 

テディベアカットはトイプードルのカットで

最もポピュラーなものですし、

やりかたも比較的簡単ですから

初心者にもおすすめできますよ。

 

今回の記事を参考にして、

ぜひ愛犬のトイプードルの

テディベアカットに挑戦してみてくださいね。

 

以上、『トイプードルのテディベアカットのやり方を画像で紹介!自分で簡単にする方法とは?』の記事でした。