生後1年半程度までの子犬の
トイプードルに良いとされている”パピーカット”です。
子犬ならではのふわふわな毛を生かした、
可愛らしいカットです。
パピーカットはサロンで行うのも良いのですが、
自分ですることもできますよ！
そこで今回は、トイプードルのパピーカットを
自分でするやり方をご紹介します。
トイプードルのパピーカットをお店でしてもらう相場は？
トイプードルのパピーカットをサロンなどでしてもらう場合、
一体どのくらいの料金がかかるのでしょうか？
お店によって変わるのはもちろんですが、
トイプードルのカットは
5000円から7000円ほどでしてもらえることが多いようです。
トイプードルは毎月毛の手入れを行う必要のある犬種のため、
上記の料金が毎月かかることになります。
トイプードルのサロン料金は、
意外にもかかるものなのですね。
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トイプードルのパピーカットを自分でするやり方は？
続いて、トイプードルのパピーカットを自分で行うための手順をご紹介します。
トイプードルのパピーカットをしたことがない、という人にも分かりやすく、
細かな工程まで記していきますね。
トイプードルのパピーカット手順1：体調チェック
まず初めに行うのが『体調チェック』です。
特に子犬の場合、体調を崩しているときにカットを行うと
大きな負担となってしまいます。
ですから、パピーカットを行う前に
トイプードルの体調を確認しましょう。
軽く体を触ってけががないかを確認したり、
鼻水などが出ていないかチェックしてください。
できれば体温計を使って体温を測ったり、
脈拍なども測るとよいでしょう。
また、歯茎の色を確認し、
酸欠や貧血状態でないかのチェックもするようにしてください。
歯茎の色が健康的なピンク色であれば問題ないですが、
白っぽい場合は貧血などである可能性があるので注意してください。
トイプードルのパピーカット手順2：ブラッシング
トイプードルの体調に問題がなかったら、
次は『ブラッシング』をしていきます。
ブラッシングは背中などの胴体部分だけでなく、
頭や脚、しっぽなど、毛がたくさん生えている部位には
しっかりとブラシを入れていきましょう。
このとき、コームで毛の通りが良くなっているかを
確認しながら行ってくださいね。
また、脚のかかとなどの骨ばっている部分にブラシが当たると痛いため、
骨の部分は特に注意してブラッシングします。
子犬の場合、初めて見たブラシを
怖がって嫌がるケースもあるため、
パピーカットを行う前に
ブラシに慣れさせておくようにしましょうね。
トイプードルのパピーカット手順3：足裏バリカン
ブラッシングが終わったら、
次は『足裏バリカン』の工程に入っていきます。
バリカンを使って、足裏にある
肉球の間に生えた毛を刈っていく作業。
使用する刃は1mm前後のものがおすすめです。
このとき、バリカンを使用しますが
子犬の場合バリカンに慣れていないと嫌がる可能性があります。
日頃からバリカンの音を聞かせて
慣れさせておくなどの工夫が必要ですよ。
足の裏にバリカンをかけていくときは、
犬の足を無理のない角度で持ち、
もう片方の手でバリカンを持って行います。
足裏バリカンは犬にけがをさせてしまいやすい作業であるため、
犬が暴れてしまい難しい場合は無理に行わなくても良いでしょう。
トイプードルのパピーカット手順4：バリカン
足裏バリカンが終わったら、
次は『バリカン』の作業です。
これはバリカンを使って毛を刈っていく場合に行いますが、
ハサミのみでパピーカットを行っていく場合には
飛ばしても構いませんよ。
パピーカットでは絵を長く残しておくことが望ましいため、
バリカンの刃の長さはできるだけ長いものを選んでください。
バリカンのかけ方ですが、
まずかけていく範囲は
犬の後頭部からしっぽにかけての範囲。
背骨に刃が当たってしまわないよう注意しながら、
毛並みに沿ってバリカンをかけましょう。
トイプードルのパピーカット手順5：しっぽカット
全身にバリカンをかけた
あとは『しっぽカット』を行います。
どのようなカットにしたいのかによっても変わりますが、
もこもこした質感を残すと良い
トイプードルのパピーカットの場合は
あまり短くしないと良いでしょう。
先ほどバリカンをかけたバリカン跡を
上で紹介した”スキバサミ”を使ってぼかします。
その後”仕上げバサミ”でしっぽを形作っていきます。
この時、おしりのカットも行うと良いでしょう！
おしりのカットは、先ほどかけたバリカン跡をぼかしながら、
胴体部分と毛の長さが合うようにカットします。
しっぽのカットは、
片手でしっぽをつまみピンと張った状態にし
もう片方の手でハサミを使っていきましょう。
トイプードルのパピーカット手順6：脚カット
次に行うのは『脚カット』です。
仕上げバサミとスキバサミを使い、
トイプードルのパピーカットの脚を作っていきます。
子犬ならではのふわふわな質感を残すため、
あまりカットしすぎないパピーカットにすると良いでしょう。
そのため、主に仕上げバサミを使い、
毛先を整える程度で構いません。
また、バリカン跡やほかの部分のカット跡をぼかして、
美しく仕上げていくことも忘れずに！
脚をカットするときは、
ハサミを丸く動かしてカットしていき、
角ばった形にならないようにしましょう。
切るときは上記の画像のように
切りにくい部分は脚を持ち上げるなどして
むらなくカットしていくと
仕上がりがきれいになりますよ。
一人で行うのが難しい場合は、
他の人に手伝ってもらうのも良いです。
計四本の脚を左右対称にカットしていくと、
トイプードルのパピーカットの脚部分は完成ですね。
トイプードルのパピーカット手順7：胸・首下カット
次は『胸・首下カット』を行っていきましょう。
もこもこした質感を保つためあまり切りすぎず、
脚などのほかの部分と長さを合わせることを意識してください。
使用するハサミは仕上げバサミ、
カット跡やバリカン跡をぼかす際には
スキバサミを使用します。
胸の部分を切る際は刃を
丸く動かしてふわふわに仕上げましょう。
首下のカットの際は犬の顔を上に向けて行っていきます。
このとき、ハサミの刃は上向きにするため、
犬にけがをさせないように気をつけてくださいね。
トイプードルのパピーカット手順8：顔・頭カット
続いて、『顔・頭カット』の工程に入っていきます。
可愛いパピーカットを作るためには、
顔の部分の失敗は許されません。
まず、顔の部分の輪郭は丸くしていきましょう。
特に初めてのカット、という時には
毛が伸びすぎてしまっているケースもあるでしょう。
伸びすぎた毛は丸くハサミを動かしてカットし、
鼻の周りの長い毛も短く整えていきます。
続いて、頭をカットしていきます。
こちらも丸く切っていきましょう。
また、耳の付け根のあたりを切り、
耳と頭の境界がはっきりと分かるように
カットすることをおすすめしますよ。
頭の部分と体のバランスが良い状態となるよう、
毛の長さに気を付けてくださいね。
トイプードルのパピーカット手順9：全身チェック
最後に行うのは『全身チェック』です。
通常カットをする際、
一部分ばかりを見てしまうと
全体のバランスが悪くなってしまいます。
そのため、カットが終わったからといってそれで終了にせず、
最後に必ず全身チェックを行いましょう。
至近距離ではなく犬から少し距離を取り、
身体全体を見ていきます。
身体が左右対称となっているか、
一部分が伸びすぎているようなことがないか、などの
チェックをしましょう！
他の人に見てもらうのも良いですよ。
全身チェック後、特に問題がなければ
”トイプードルのパピーカット”の完成ですね。
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さて、今回はトイプードルのパピーカットの
やり方やおすすめのアイテムについて紹介していきました。
パピーカットは子犬の時にしかできないカットであり、
他のカットにはないトイプードルの可愛さを表現できます。
自分でトイプードルの子犬のカットをするときは、
パピーカットに挑戦してみてくださいね。
以上、『トイプードルのパピーカットのやり方を画像で紹介！自分で簡単にする方法とは？』の記事でした。
