生後1ヶ月未満のセキセイインコの雛は

自分で餌を食べることができないので、

何時間かおきに餌を作って与えてあげる必要があります。

 

初めてセキセイインコの雛を飼育される方は

「本当にこのやり方で合っているのかな?」と

餌やりについて色々と不安になりますよね。

 

そこで今回は、セキセイインコの雛の餌の作り方や

与え方、量、食べない時の対処法などを

ご紹介していきますので、参考にしてみてくださいね。

 

 

セキセイインコの雛の餌の作り方1

一つ目に、セキセイインコの雛の餌として

よく知られている「粟玉」をあげる方法です。

 

粟玉とは剥いた粟に卵をまぶして乾燥させたもので、

栄養価が少ないというデメリットがある一方、

腹持ちが良いというメリットがあります。

 

雛にあげる際にはふやかしたものを与えますが、

人肌くらいの温度になっていないとダメなので

熱湯でふやかしてから与えてあげましょう。

 

なかなかふやけない時は

さらに熱湯を追加して待ってみて下さいね。

 

温度が下がりすぎないように、

ふやかすお皿を湯煎しながら待つと

ちょうど良い温度になりますよ。

 

 

 

セキセイインコの雛の餌の作り方2

 

粟玉は昔からあるセキセイインコの

雛の餌として有名ですが最近では、

栄養バランスを考えたパウダーフード

販売されています。

 

粟玉でも、もちろん雛を育てることはできますが、

パウダーフードの方が粟玉よりも

ふやかす手間がない分、手軽なんです。

 

パウダーフードは少し熱めのお湯で

「ぽたぽた」と落ちるくらいの

粘りになるまで溶かしてあげます。

 

あまりサラサラ過ぎてもよくありませんし、

どろどろ過ぎるのもよくありませんので

適度にお湯の量を調節するのがポイントですよ。

 

 

 

セキセインコの雛の餌の作り方3

 

パウダーフード単体でも構いませんが、

これに粟玉や乳酸菌のパウダーを入れるということで

さらに栄養価をアップさせることができます。

 

セキセイインコの雛の消化機能は

体が小さい分、やはり未熟なので

乳酸菌などを追加して補ってあげると

消化の働きを助けてくれるんです。

 

これによって雛の時期の

落鳥を防ぐことができます。

 

粟玉も腹持ちが良いのと、

固形の食べ物に慣れさせるという意味で

パウダーフードに混ぜることで

より良い餌になります。

 

乳酸菌は熱湯だと死滅してしまうので、

少しぬるくなってから加えるようにしましょう。

 

 

セキセインコの雛の餌の与え方や量は?

雛に飼い主が餌を与えることを

挿し餌(さしえさ)」と言います。

 

お母さん鳥に変わって、

飼い主が口移しのような状態で

餌を与えなければいけません。

 

当然、口移しはできませんので

スプーンやシリンジを使う方法で餌をあげていきます。

※シリンジとは注射器の形をした筒状の注入器のこと。

 

便利な雛用のスプーンも販売されていますが、

普通のスプーンで問題ありませんよ。

 

粟玉やパウダーフードをふやかすお皿も、

ある程度の深さがあれば小さなお皿で大丈夫です。

 

餌を乗せたスプーンを雛に差し出すと、

雛の方から口を出してきて食べてくれるはず。

 

また、シリンジを使う場合は、

ふやかした餌をシリンジで吸い取ってから

雛の口を開けさせて入れます。

 

シリンジを使う場合、粟玉は向いていないので

パウダーフードを使う方が良いでしょう。

 

与える量は、とにかく雛が

欲しがるだけ与えるのが原則です。

 

お腹いっぱいになると

雛は餌を食べなくなりますから、

「そのう」という胸の部分がぷっくり膨らんでいたら、

しっかり食べれたという証拠なので

与える際はチェックしてあげてくださいね。

 

 

 

セキセイインコの雛が餌を食べない時の対処法は?

セキセイインコ

 

元気なセキセイインコの雛だと

餌の時間になると「ピィピィ」と鳴いて、

目に前の餌を自分から食べに来てくれます。

 

しかし、あまり食欲がない子や元気のない子で、

なかなか食べてくれないと困ることがあります。

 

まず、ちゃんと食べているかを把握するために、

餌をあげる前と後で体重を測りましょう。

 

キッチンスケールなどにカップを置いて

その中にセキセイインコの雛を入れると

簡単に測ることができますよ。

 

セキセインコの雛の平均的な体重は、

1~2か月なら25g程度です。

 

その前後が維持できているなら

きちんと食べているということになるので

心配はありません。

 

どんどん体重が減ってしまう場合は

きちんと食べてくれていないことが考えられるので

その場合はパウダーフードを用いて

シリンジで口を開けさせて無理にでも

押し込んであげることが大切です。

 

体重が維持できるように餌をあげましょう。

 

また、食べない原因として、

セキセイインコの雛の食欲ではなく

餌に原因がある場合も考えられます。

 

餌はとにかく温度が大切。

 

与え始めは人肌の温度でも、

ゆっくりあげているうちに

温度が下がってしまう場合があります。

 

冷えてしまった餌は、

雛はあまり食べてくれませんので

熱湯で湯煎しながら与えるようにしましょう。

 

一般的に、一人餌になるまで

2ヶ月と言われていますが、個体差もあり

早い子では1ヶ月で一人餌になる場合もあります。

 

餌の種類もかじって食べる粟穂(あわぼ)や

置き餌など、そちらをよく食べているなら

だんだんと挿し餌の必要がなくなってきます

 

餌を与える間隔を徐々に空けて、

それでも体重がさほど変わらないようであれば、

一人餌の時期が来たのだと思いましょう。

 

 

セキセイインコの雛の餌を作るのに必要な道具は?

セキセイインコの雛の餌の作り方

与え方を説明してきました。

 

次に、餌を作る時にあると便利な道具を

ご紹介していきますので、

どんな道具が飼っている雛に合っているのか?

想像しながら参考にしてくださいね。

 

餌やり用のスプーン

 

上記のは

小さなお皿と先の細くなったスプーンが

セットになった商品です。

 

お皿は粟玉をふやかしたり

パウダーフードを溶かすのに

ちょうど良い大きさで、スプーンも片手で

餌をすくいやすい形をしています。

 

スプーンは先が細くなっているので

雛のくちばしにフィットしますし、

スプーンのくぼみが大きいので

中に餌をのせやすい構造になっています。

 

ご家庭の普通のお皿やスプーンでも

代用は可能ですが、

雛の餌やり用に作られているだけあって、

非常に使いやすいのでおすすめですよ。

 

 

給餌器

 

上記の給餌器は

フードポンプ(10cc)なのですが、

パウダーフード専用給餌器になります。

シリンジの先端は、シリコンになっているので、

ヒナに、給餌させやすいですょ。

 

注射器のような形で、

雛の口の中にシリコン部分を挿入し

押し出すことでセキセイインコの雛に

餌を与えることができます。

 

シリコン部分は雛の種類によって

長さが変えられるので、

セキセイインコの場合は小さいため

短めにカットして使用しましょう。

 

特に、あまり自分から餌を

食べたがらない子におすすめですよ。

 

 

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初めてのお迎えだと特に不安になってしまう

セキセイインコの雛の餌やり。

 

すでにセキセイインコを飼っている方でも

『急に餌を食べなくなった』という雛も

中にはいるかもしれません。

 

雛の時期の落鳥は、残念ながら

起こってしまうこともあるものです。

 

しかし、与え方やコツが分かれば、

セキセイインコは一人立ちへの切り替え

他の鳥と比較してもスムーズな部類ですので、

しっかりと育ってくれるでしょう。

 

セキセイインコの雛の餌について

色々とお伝えしてきましたが、

以下の内容は必ず覚えておいてくださいね。

・餌は人肌の温度をキープ

・お腹いっぱいになるまでを与える

・不安な場合は体重測定をして健康管理

セキセインコは雛から育てることで

人の手を怖がらなくなり、

爪切りなどの日常のお世話や病気などで

獣医さんのところへ連れて行くときも、

「触れる」ということがかなり役立ってくれるのです。

 

セキセイインコの雛の時期は、

人間の赤ちゃんと同じでほぼ一瞬。

 

これから大切なパートナーとして

育てて行く中で、挿し餌をしていた時期というのも

とても素敵な思い出になってくれます。

 

手のかかる子も中にはいますが、

それも含めて楽しいセキセイインコライフが

過ごせるようになることを願っています。

 

以上、『セキセイインコの雛の餌の作り方!与え方や量、食べない時の対処法は?』の記事でした。