我が家には、ジャックラッセルテリアのブロークンがいます。どちらかと言うと、スムースよりもロングコートよりですね。

ラフほどではありませんが、トリミングしないと『ボサボサのジャックラッセル』と化しますwww

ジャックラッセルテリアの抜け毛ですが、結論から言うと、とにかくワッサワッサ抜けると思っていた方が良いでしょう(;’∀’)

よって、抜け毛対策は必須となってきますね。

毛の種類は、スムース・ブロークン・ラフと3種類に分類されています。この中での抜け毛の多いタイプや、どんな毛色のジャックラッセルテリアがいるのか?についてもふれていきます。

 

ジャックラッセルテリア 毛の種類は?

ジャックラッセルテリアの被毛の長さは3種類に分けられ下記のようにスムース・ブロークン・ラフとなっています。ジャックラッセルの毛並みも、種類によって異なります。

 

スムースコート(短毛種)

ジャックラッセルテリア スムース

ジャックラッセルテリアでも、一番短毛なのが【スムース】です。毛の長さは均一で、身体全体が短い被毛に覆われています。

 

ブロークンコート

ジャックラッセルテリア ブロークン

【ブロークン】は、スムースとラフの中間になります。両方のタイプを受け継いでいる形になるので、毛の長さは顔だけor顔の一部だけ、身体だけといった具合に毛の長さが不均等なのも特徴と言えましょう。

 

ラフコート(長毛種)

ジャックラッセルテリア ラフ

ジャックラッセルテリアの中でも一番毛が長い(ロングヘアータイプ)被毛を持つのが【ラフ】です。ジャックラッセルテリアのラフは、身体全体にかけて均等に長い毛に覆われているのが特徴です。

要するに『もじゃもじゃのジャックラッセルテリア』がこのラフにあたります。

この長くて硬い毛は【ワイヤーコート】とも言い、その名の通り『針金=硬い』といったようにゴワついた毛並みの事を指しています。

子犬の頃から、このワイヤーがチラホラ出ているとブロークン、もしくはラフになると予想がつきます。

中には、途中からワイヤーが出てくる子もいるので『ジャックラッセルの毛に長さ』を子犬の時点で想定するのは難しいと言えます。

ただし、ペットショップ等ではなくブリーダーから子犬をお迎えするのであれば高い確率で親犬に似てきますので検討がつきやすいですね。

 

ジャックラッセルテリア 抜け毛が多いタイプは?

ジャックラッセルテリアは、ダブルコート種になるのでどのタイプにしろ非常に毛が抜ける犬種です。

ジャックラッセルテリアをお迎えの際は、事前にその事を把握しておくと良いでしょう。しかし、その中でも特に抜け毛が多いタイプは?下記の通りです。

 

抜け毛NO.1 スムース

ジャックラッセルテリア スムース

スムースは短毛種になるので毛のお手入れも楽そうに感じるかもしれませんが、実はスムースタイプは抜け毛NO.1です!

洋服に着く毛も短いので、長毛種よりも毛が取りずらいと言うデメリットもあります。

毛が付きにくそう~な服を選ぶなど工夫が必要ですね(;’∀’)

ニットとかはヤバいかも・・です(;^ω^)

特に黒い服などは特に抜け毛が目立つので、外出の際はローラーで服についた抜け毛を取り除いてからの外出となるでしょう~。

ジャックラッセルテリアとお出かけの際も、ローラーは手放せません。

 

抜け毛NO.2 ブロークン

ジャックラッセルテリア ブロークン

ブロークンは、スムースとラフの中間種になるので両方の特性を受け継いでいます。家にいるジャックラッセルは、ブロークンですが5㎝弱の毛が良く抜けます。

日常的に毛が抜けますが、季節の変わりめは特に頻繁に毛が抜けますね(;’∀’)

掃除機で吸い込むゴミは、ホコリと言うよりほぼ抜け落ちた毛です。フィルターもすぐに毛でいっぱいになりますし、『掃除した傍から毛を落として歩く犬』と言えましょう。

 

抜け毛NO.3 ラフ(ロングコート)

ジャックラッセルテリア ラフ

最後に紹介するのが【ラフ】つまり長毛種タイプですね。

順位付けするのであれば、この3種の中では3位になります。

しかし、ラフだから毛が抜けにくい?と言う訳では残念ながらありません。ダブルコート種の犬種は、ジャックラッセルテリアに限らず抜け毛が多くなります。

つまり、このようなダブルコート種をお迎えする際は大量の抜け毛と末永く上手に付き合いしていく必要がある!と言うのが結論になります。

 

ジャックラッセルテリアの毛質

参考画像3

参考URL:ジャックラッセルテリアの歴史

ジャックラッセルの御先祖様は、もともと穴熊やキツネの巣穴に潜り込み猟をしていたと言う歴史があります。

それゆえに、枝や石などで皮膚を傷つける事がないようジャックラッセルテリアの被毛はワイヤーヘアーと言ってゴワゴワした硬い毛に覆われています。

また、ジャックラッセルテリアの被毛はダブルコート構造になっています。皮膚を保護する表面の被毛をオーバーコート、内側の柔らかい毛をアンダーコートと言います。

アンダーコートは皮膚の湿度を保ったり保温する為の被毛になり、ジャックラッセルテリアの被毛はこのようの2種類の毛に覆われているダブルコート種になります。

このようにジャックラッセルテリアの表面を覆っている毛は硬めですが、内側に生えている被毛は、頬ずりしたくなるほど柔らかくビロードのような手触りです。

いつもゴワゴワの手触りの長毛種(ラフ)も、トリミングした後だけは被毛のさわり心地が良くなります。

また、ジャックラッセルテリアのようなダブルコートの犬種には換毛期があります。換毛期は特に抜け毛がピークになります。

しかしジャックラッセルテリアを実際にお迎えした思ったのは、換毛期だけ毛が抜ける!と言うよりは残念ながら年間を通して非常に毛が抜けやすい!と言う事です。

毛質は、短毛(スムース)・長毛(ラフ)・その中間(ブロークン)の3種になります。

 

ジャックラッセルテリアの毛色(カラー)

次は、ジャックラッセルテリアの模様や毛色についてふれていきましょう。ジャックラッセルテリアのカラーの特徴としては全体的に白色がベースになっている点です。

元々は、猟犬だった事もあり狩りの最中でも遠くから良く分かるように白がベースカラーになっています。つまり、白をベースに茶(タン)や黒が混じっている感じになりますね。

では、順番に基本のカラーを紹介していきましょう。

 

タン&ホワイト

ジャックラッセルテリア画像10

ジャックラッセルテリアと言えば定番のお馴染みカラーです。基本のベースは白地ですが茶色のタンが入り、最もポピュラーなカラーがこのタイプになります。

タン(茶)の色は、濃かったり薄かったり両方混ざっていたりと個体差があります。このタンは年齢を重ねるほどに濃い茶色から薄い茶色へと変化していきます。

人間も年を重ねると白髪になるのと同じですね。10年目くらいになると、かなり顔の周りも白っぽくなるので何だか年をとったなぁ・・と感じる事でしょう。

そして、体表に茶色の小さい点々模様が入る事もあるのですがこの点々を『ティック』と言います。

 

ブラック&ホワイト

ジャックラッセルテリア ホワイト&ブラック

同じくベースの白地に、黒色が入ったカラーになります。あまり頻繁には見かけないお色かもしれませんね。薄いグレーが入る事もあります。

耳の白い子、黒い子など、どこにブラックが入るかは個体差に左右されます。

また、上記画像の子には『ティック』が入っています。

左側の子は、耳に・・

一番右側の子は、頬などに少し『ティック』が入っているのが分かりますでしょうか?どのジャックラッセルも個性的で可愛いですね♡

 

トワイライトカラー

ジャックラッセルテリア ブラック&ホワイト&タン

このトワイライトカラーは、ブラック&タン&ホワイトとも言います。ジャックラッセルテリアはこれまでに、いろんな犬種と交配が行われてきた過去があります。

それゆえに白地ベースと言う点には変わりありませんがやや統一性にかけ、改良に使用されたご先祖様のカラーが反映される形となっています。

品種改良に使用された犬種の中には、コーギーやビーグル、ダックスフントなど実にさまざまな犬種が含まれています。このトワイライトカラーは、何となくビーグルのカラーにも類似していますね。

このように、ジャックラッセルテリアのカラーが品種改良により改良元となった犬種のカラーを引き継いでいるとも言えましょう。

 

ジャックラッセルテリア 抜け毛対策

ジャックラッセルテリア画像03

ジャックラッセルテリアは、ダブルコート種なので大量に毛が抜け落ちる!と言う事がだいたい分かってきたかと思います。

犬に全く悪気はありませんが、毛をまき散らしながら歩く犬とも言えましょう。

集めた毛で、羊毛フェルトならぬ犬毛フェルトができるのでは?と思うほどに容赦なく毛が抜けます。とても可愛い愛犬ではあるのですが、こればっかりは仕方ないので上手にお付き合いしていく事にしましょう(;’∀’)

と言う事で、できる事は限られますが抜け毛対策編です。

 

毛のお手入れ ブラッシング

ジャックラッセルテリア ブラシについた抜け毛
ジャックラッセルテリアは、どうしても大量も抜け毛は覚悟する必要があります(;^ω^)

日常の毛のお手入れとして、ブラッシングが欠かせません。ダブルコートで2層構造ではありますが、換毛期に抜け落ちる毛はアンダーコートの方になります。

例えば下記のような、ブラシも効果的です。何が良いかと言うと、抜け毛だけでなくこれから抜け落ちる不要なアンダーコートを狙って取り除く事ができる点です。

皮ふに直接、刃先が当たらない安全設計のブラシです。

またこのブラシは、短毛から長毛種までOKなのでスムース・ブロークン・ラフどの子にも使用できます。

 

抜け毛対策には、やはりマメにブラッシングする!につきます(⋈◍>◡<◍)。✧♡

ブラッシングする事で、床に落ちる毛を軽減する事につながりますからね。

 

下記のような2タイプ入りのブラシもお勧めです。

 

トリミング(カット)

次の抜け毛対策は、トリミングです。家のジャックラッセルテリアはサロンではなく、自宅でバリカンを使い短くカットをしています。

バリカンは長さを変えられますし、比較的初心者でも簡単にコツをつかむ事ができるでしょう。

カットする長さを決めたら、後はひたすら身体全体をバリバリするだけなので^^

夏場は暑いので、短めに刈り込んでいます。

面白いのがジャックラッセルテリアはトリミングする前はボサボサではあるものの、まるで『子熊のような顔つき』でかなり可愛いらしいお顔をしています。

ジャックラッセルテリア画像02

しかし、毛を短く刈り込んだ後はスムースに近くなるので子熊感は全くなくなりますwww。

とにかく、トリミング前と後では顔の雰囲気がガラッと変わってしまいますね。

ジャックラッセルテリアの子犬2

これは好みに左右される部分ですが、顔周辺はちょっと毛を長めに残した方が可愛い気がするので現在ではだいたいそうしています(笑)

よってトリミングは、毛の長さを調節するだけでなく同時に抜け毛を取り除く事もできますので抜け毛対策にも有効ですね。

 

シャンプー


ワンちゃんの皮ふの毛穴の汚れは、抜け毛が増える原因にもなります。シャンプーで毛穴につまった汚れを洗い流し皮膚をキレイに保つ事は抜け毛対策にかなり有効です。

ただしシャンプーなら何でも良いわけではなく、中にはシャンプーが逆効果になってしまう場合もあるので注意が必要です。

毛穴の汚れだけではなく、保湿成分やうるおいまでを奪ってしまうシャンプーはジャックラッセルテリアには向いていません。

ジャックラッセルテリアは、シャンプーが好きな子が多いですが皮膚じたいははあまり丈夫ではありません。

皮膚が不潔になったり乾燥には注意してあげないと痒がる原因にもなります。

せっかくのシャンプーが逆効果になってしまわないように、犬の肌に優しく保湿成分を奪わない低刺激なシャンプー選んであげると良いでしょう。

何を使えば良いのか分からないと言う方のために、家のジャックラッセルテリアにも使用している低刺激シャンプーを1点だけ紹介しておきますね。

ジャックラッセルテリアは、皮膚病に注意したい犬種なのですがこのシャンプーは優しい泡で、汚れはキレイに洗い流しますが保湿成分や皮膚のうるおいなどはしっかりとキープしてくれます。

トリミングサロン&獣医師監修の赤ちゃんにも使用できる皮膚に優しいシャンプーなので安心して使用する事ができます。

サロンなどでも使用されるシャンプーを、自宅でも安心して使用できるのもポイント高いと思います。

ワンちゃん用のシャンプーと言うのは実にお値段もピンキリで高価なものだと5000円くらいするのですが、こちらのシャンプーは460mlと大容量ですが2000円と手が出しやすくお値打ちな価格設定です。

また、ジャックラッセルテリアはプールやお風呂&シャンプー等が好きな子も多いので犬も喜びますし、さらに抜け毛対策にもなるシャンプーはとても有効な手段と言えましょう。

 

換毛期には服を着せる

ジャックラッセルテリアの子犬2

換毛期は、いつもよりさらに多くの毛が抜けます。飼い主さんは、この大量な抜け毛と格闘する事になるでしょう。

そこで、季節にもよりますが一時的にお洋服を着せておくだけでかなりの抜け毛対策になります。しかし、ずっと着せたままと言うのはお勧めできません。

散歩の時や寝る時は服を脱がすなど・・。着せっぱなしにならないように配慮してあげましょう。

そしてワンちゃんに着せる服は、毎日キレイに洗濯した清潔なものに取り換えてあげる事も大切です。

服を着せる前や後も、しっかりとブラッシングをしてあげましょう。

ジャックラッセルテリアは、とても抜け毛が多い犬だと言う事がお分かり頂けたと思います。日常のお手入れが欠かせませんが、お茶目でとても愛情深い犬種です。

♡どうか末永く可愛がって頂けたらと思います♡

最後までお付き合い頂きどうもありがとうございました^^

 

『ジャックラッセルテリア 毛の種類!抜け毛が多いタイプは?スムース・ブロークン・ラフ』の記事でした。

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