ツバメはどんな鳥?

ツバメは、鳥綱(鳥類)でスズメ目・ツバメ科に属する渡り鳥(夏鳥)です。野鳥の中でも、ゆいいつ人間の近くで子育てをするのも特徴的ですね。

別名では、ツバクロやツバクラ、ツバクラメ、玄鳥(げんちょう)などと言われる事もあります。

そしてツバメは、東南アジア・ヨーロッパ・北アメリカの全域に分布し、早秋から秋の終わりまでの暖かい時期に子育てをするために、はるばる遠い島から日本にやってきます。

ツバメの飛来時期は、毎年2月から3月の初め頃になりますが、その年の気候や温度にも左右されます。

日本列島に飛来したツバメ達は、南方から少しづつ北上し、3月の終わりから4月の初め頃には、関東地方などでもツバメが飛ぶ姿が確認されます。

子育てが一段落した後も、しばらくは日本にいますが、しだいに虫が少なくなる頃、つまり9月の中旬から遅くても10月下旬には、また南の国に渡っていきます。

このように、毎年渡りを繰り返すツバメですが、昔からツバメが巣をかけると縁起が良いと言われ、【福を呼ぶ鳥】として古くから人々に親しまれ、大切にされてきました。

それでは、ツバメはどんな鳥なのか?生態や習性・特徴などを、さらに詳しく見ていく事にしましょう。

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春を告げる鳥

春先のツバメ

日本でも、ようやく厳しい冬が終わりだんだんと春めいてくる3月頃、南で冬越ししていたツバメが餌となる虫が多くなる日本へと帰ってきます。

ツバメが帰ってくると春が来た!と思われる方も多いのではないでしょうか?

【春を告げる鳥】としても有名ですね。

3月の中旬頃から九州や四国、本州の太平洋側にツバメが飛ぶ姿が観測されています。旅の道中は、途中で集団ねぐらを作りながら、本州を少しづつ北上してきます。

そして、5月頃には北海道でもツバメの姿が見られるようになります。

ツバメが帰ってくる日付の目安は、その年の気温によって多少左右されています。気象台のデーターによると、気温が低ければ、まだ虫達もあまり活動していていませんのでツバメはまだ帰ってきません。

逆に暖かければ、それだけ早くツバメが帰って来ると言う事ですね。

ツバメが帰ってくる頃の平均気温は、計測したデーターによると9℃前後だそうです。これは暖かくなり、虫達が活動を始める時期と一致しています。

ツバメは、このように気温の上昇に合わせ、日本列島を北上してくる事から、春の訪れ=ツバメとなるわけですね。その名の通り【春をつげる鳥】と言われる由縁です。

 

ツバメの餌

つばめは何食べる?

ツバメの餌

ツバメは肉食性で、スズメのように穀類などは口にせず、下記のような昆虫をつかまえて食べています。

ハエ、ガガンボ、ミツバチ、アブ、羽アリ、ユスリカ、ゾウムシ、カメムシ、カゲロウ、トビケラ、トンボ、羽虫、蛾、ハネアリ、アブ、カメムシ、バッタ、ヒメカメノコテントウ、メイガ、ヨコバイ等など、飛んでいる昆虫がツバメの主食です。

また、飛ぶ虫ではありませんが、クロアリ、バッタ、メイガの幼虫なども、滑走中に見つければ食べます。

ただし、ツバメも見ているとどうも好き嫌いがあるようで、例えば、蝶々などは羽根についている粉!があまり好きではないようです。

目の前を飛んでいる蝶より、さらにずっと遠くに飛んでいるトンボを狙って食べていますね。

また雨の日でも、黄蝶だけはなぜか普通に飛んでいるのを良く見かけましたが、やはりツバメは全く見向きもしません。

食べるものがない?のであればともかく、食料に困らないのであれば、好みの虫をつかまえにいく!つまり、選り好みをしているように感じます。

 

水の飲み方

水面で水を飲むツバメ1 水面で水を飲むツバメ2

上記画像は、ツバメが水を飲んでいるシーンです。多くの鳥は、陸地で地面に足をつけた状態で水を飲みますが、つばめは、少し変わっています。

水辺で水分補給する時など、地に足を付けず、水面スレスレで飛びながら、器用に下のクチバシで水をすくい取るように、水を飲みます。

暑い夏の日には、水の中に飛び込むツバメもいます。とても、気持ち良さそうですね。

 

水辺で水遊びをするツバメ

 

繁殖

ツバメの卵

ツバメの繁殖時期は、早春の4月~7月になります。そしてこのシーズン中に、1~2回の子育てをします。毎日、朝方に1個づつ卵を産み落とし、全部で3~7個ほどの卵を産みます。

 

抱卵期間

卵を温めるツバメ

卵の抱卵期間ですが、13日~18日くらいです。しかし、ツバメは卵を産んでもすぐに卵を温め始めるわけではありません。

ツバメは平均5個の卵を産みますが、卵の孵化をほぼ同時にするために、おおよそ4個めか最後の卵を産んだ頃に、ようやく本格的に抱卵を開始します。

先に産んだ卵ですが、すぐに温め初めないと、卵がダメになるのでは?と思うのですが、決してそのような事はありません。放置してどうかなるわけでもないようです○^^○

こうして、卵を温めるタイミングをそろえる事で、先に生まれたヒナと、後から生まれたヒナの個体差がでないように調整するわけですね。

このように、まとめて一気に御世話する事で、子育ての負担を減らす効果もあると考えられます。

 

ツバメの羽

羽根を広げて飛ぶツバメ2

ツバメの羽根は、とても長くてとがった形をしています。ツバメのように渡りをする鳥は、長くてとがった羽根をしているのも大きな特徴です。

身体に対して、羽根の面積が大きければ大きいほど、さほど羽ばたかなくても空に浮かびやすくなり、飛行エネルギーの消費を抑えると言うメリットがあります。

 

羽根を広げて飛ぶツバメ1

また、大きくとがった羽根は空気抵抗減らすためで、この点も長距離飛行に向いていますね。ツバメが飛ぶ姿は、いつ見ても、まるで飛行機のようにみえます○^^○

羽根をバタバタさせて飛ぶスズメとは違い、スーッと風を切るように飛んでいるツバメの姿は、実に気持ち良さそうです。

ツバメの飛行は、とてもキレがあり独特なので、遠くから見てもすぐにツバメだと分かります。

 

風切羽

風切羽の説明画像

上記は【風切羽(かぜきりばね)】といい、翼の後方に生えている長めの羽根です。この風切羽は、空中で風を切っても折れる事もなく、飛行の際には絶対になくてはならない羽でもあり、そのため非常に丈夫な構造をしています。

羽の1枚1枚を良く見ると、上側と下側の幅が違い非対象な形をしています。

この風切羽は、片方だけで18枚あります。羽根の先端から1~9枚の風切羽は初列風切羽(しょれつかぜきりばね)と言い、前進力を生み出しスムーズな飛行をうながしています。

10~15枚めの羽は、次列風切羽(じれつかぜきりばね)と言い、ハングライダーのような降下飛行をする際に、この羽を大きく広げ浮力をえています。

そして次列風切と胴体の間には、小さな羽(16~18)が3枚ありますが、これを3列風切(さんれつかぜきり)と言います。

この3列風切は、飛行機のフェアリングと同じような働きをし、空気抵抗を減らす役割もしています。

 

小翼羽

小翼羽の画像

小翼羽(ショウヨクウ)とは、上記画像の赤丸で囲った部分の事で、少しだけ飛び出してみえる羽の事を言います。

低く飛ぶ時や、着地する時、そして上記のように空中で給餌する際も、小翼羽を上手に動かし気流のバランスを整えながら失速するのを防ぐ役割をしています。

 

雨覆(あまおおいばね)

雨覆の画像

雨覆羽とは、気流を整えバランスをとったり、スピードを落とす際にも使います。

 

尾羽

ツバメの尾羽の画像

尾羽は、上記画像のように全部で12枚あります。1と12番目の羽は他の羽より長めです。この両端の羽はオスの方が長いのも特徴です。

羽根の1枚1枚には、すべて白い斑点模様があり、尾羽を広げると、白いラインが入っているようにもみえますね。

また尾羽は、飛行中にバランスをとったりスピードを落としたい時にも使われます。

 

綿羽(めんう)

綿羽の画像

お腹や羽根の下などに生えているのがこの【フカフカの綿羽】で、保温や防水効果があります。この綿羽のお陰で、寒さをしのぐ事もできています。

 

ツバメの綿羽

上記は、ツバメのヒナの綿羽ですが、フワフワで先端は黒っぽいですね・・

巣立ちヒナの置き土産です♡

画像をご覧頂いた通り、ツバメの羽根1つとっても、それぞれに大きさや形、用途が異なっているのが分かります。

 

つばめの飛距離

ツバメは、だいたい45㎞くらいのスピードで飛び、急降下する際の時速は70㎞ほどです。そして、南の国から日本までのツバメの渡りは、飛距離にして何と5000㎞・・とてつもなく長い旅ですね。

渡りの際は、トウモロコシ畑やヨシ原などで、羽根を休めながら、夜は集団ねぐらを作り、1日平均で50㎞から300㎞の距離を少しづつ移動してきます。

しかし、ツバメの渡りは、広い海に出てからが本当の試練の始まりです。悪天候になれば海が荒れ、風で飛ばされたり、体力がないツバメは海上で海の藻屑となってしまいます。

しかし、そんな悪天候の中でも運が良ければ、偶然通りかかった船のデッキなどで羽根を休め、嵐が過ぎるのを待つ事もできます。

日本列島に入ると、再び途中で羽根を休めながら少しづつ移動してきます。春の訪れとともに、私達の街でもツバメを見る事ができるようになります。

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ツバメの体温

体温計

ツバメだけに限らず、鳥類の体温は40~42度と高めです。そして、ツバメは自分の体内で熱を生み出す事ができるため、常に体温を一定に保つ事ができます。

よって寒い環境にも適応できるのですが、この熱を生み出しているのは食料から得られるエネルギーです。

つまり熱を作り出し体温を一定に保つためには、とにかく沢山食べる必要があります。ツバメがあの小さい身体で、かなり沢山の昆虫を食べるのはそのためです。

ヒナへの給餌シーンを観察してきて思ったのですが、ヒナが1日に食べる虫の量・・・実に半端ないです(汗)

あの小さなツバメのヒナでさえ、1匹で1日に100匹前後の虫を、両親から食べさせてもらっています。ゆえに食料不足になると、ツバメは生きていけないわけですね(汗)

 

オスとメスの見分け方

オスとメスの違い

上記の画像をご覧頂くと分かるとおり、オスの尾羽の方が長いのが特徴ですので、オスとメスの見分け方は、尾羽を見れば一目瞭然ですね。

 

ヒナ鳥のくちばしは黄色

ツバメのヒナ

ツバメのヒナの口の中は黄色でとても目立つ色をしていますね。お腹をすかせたヒナが親鳥に、大きな口をあけて
餌をおねだりする時も、良く目立って分かりやすいです。

そして口の形は、平べったく良くみると【ガマ口財布】のように大きく開く事ができ、下記画像のように良く見ると六角形の形をしています。

ツバメの口

この大きなお口であれば、例え小さなヒナでもトンボのような大きな虫を食べる事ができるはずですね。また、虫をつかまえる時なども、大きな口を開けて飛べば、そのぶん効率的良く虫をつかまえる事が可能です。

また、この平べったいクチバシは、虫をつかまえるのに非常に便利です。

また、親鳥が帰ってきた時、こうして大きな口をあけるのは、餌ちょうだいの合図です。親鳥は、本能でこのクチバシの黄色に反応し、せっせと餌を運ぶようです。

それは、ヒナがお腹いっぱいになり、うとうとし眠りにつくなるまで、ひたすら続きます。ヒナの数が多くなればなるほど、親鳥は大忙しと言う事ですね・・。

孵化するヒナの数は、平均5匹、多くて7匹・・7匹のヒナを抱える親鳥の給餌は、想像するだけで大変そ~ですね(汗)

 

成鳥と若鶏の見分け方

若鶏なのか?それとも成鳥なのか?を見分ける際は、まず下記の写真のようにクチバシのフチに黄色い部分が見えるか?を確認します。

下記画像で言うと、左側のツバメはまだクチバシのフチが黄色いので若鶏になります。

若鶏と成鳥の見分け方

 

ツバメのヒナ-クチバシ黄色2

上記画像の場合だと、左側のツバメはまだクチバシのフチが黄色いのが、お分かりになりますでしょうか?ちなみに、右側はお父さんツバメです。

そして、成鳥と若鶏を見分けるには、クチバシだけでなく尾尻にも特徴があります。

それでは、下記画像の尾尻に御注目ください。

成鳥と若鶏

上記の写真左側は、お父さんツバメ(成鳥)で、右側がヒナ(若鶏)です。成鳥の尾尻の両端はスッと長く伸びてカッコイイですが、若鶏の尾尻は、まるでスズメのしっぽのように、尾尻の両端がまだ短いのも大きな特徴です。

このように若鶏なのか?成鳥なのか?を見分ける際は、クチバシの色だけでなく、尾尻でも確認する事ができます。

 

モテるつばめのオスは尾羽が長い?

ツバメのオス1

これは、やはり良い子孫を残す上で、見た目も大切?つばめのオスは尾羽が長ければ長いほどモテると言われています。

一見、長すぎる尾羽は生活する上では邪魔になりやすく不便が多そうですが、それでも支障がなさそうに難なく暮らしているオスが、メスにはカッコ良く見えると言う説があるようです。

ツバメのオス2

確かにリンとしてカッコイイですね。また、それ以外にも、つばめに寄生虫がつくと尾羽も長く伸びないので、長く伸びた尾羽の長いオス健康的なオスである=寄生虫がいない

などの理由から、綺麗で長い尾羽を持つオスは、メスには好印象を与えると言う説もあります。

なぜならば、オスに寄生虫が多いと、育成可能な雛の数が減少してしまう事も大きく影響していると考えられます。

子孫を残すのであれば、寄生虫の少ない健康的なオスを選ぶに越した事はありませんからね。

 

ツバメの顔

ツバメの顔は赤い!
ツバメの顔

上記の画像は、成鳥の顔(上)と若鶏の顔(下)です。

一般的なツバメの顔は、上記画像のように【可愛いまん丸おめめ】に、黒地で【おでことクチバシの下(のど元)が赤い】のが特徴です。

成鳥と若鶏では、この赤みが違うのがわかりますね。

この顔の赤みは、成長と共にしだいに強くなってきます。また短い期間ですが、ヒナが巣立ちを迎える頃には、すでにヒナの顔もほんのり赤くなり、一気にツバメらしい顔つきになってきます。

また、モテるオスほど、この顔の赤みが強い?とも言われていますが、ちなみに家に巣をかけたツバメのオス(下記画像)は、ここまで赤みが強くありませんでした。

ツバメのオス

あれ・・と思うほど顔の赤みが・・薄~ぃ

また、家に来たツバメは、オスよりメスの方が綺麗な顔をしていたのが印象的です。ヒナもパパ似のヒナもいれば、ママ似のヒナもいましたが、この顔の赤みでどちら似なのか?一目瞭然なほど、分かりやすかったです。

家に来たオスは顔の赤みが薄い?だけでなく、尾尻も左右の長さが違いましたし、男前の条件には当てはまりませんでしたが、モテるのか?そうでないのか?

後は、メスの好みに左右される?部分も大きいのかもしれませんね。見ためはともかく、ちゃんと奥さん見つけて、子供達を巣立たせたのですから偉いものです○^^○

 

ツバメの寿命

ツバメの画像

実は、本来の寿命を全うできるツバメは非常に少ない・・です。

例えば、自然環境下におかれた成鳥の平均寿命を【生態的寿命】言いますが、この場合のツバメの平均寿命は1.1年・・・。

そして、 野外での長命記録は3~16年となっています。

ツバメの平均寿命は、想像以上に短く、2年生きられるツバメが少ないのが分かりますね。

その原因としてツバメの寿命を左右しているのは、ツバメをとりまく厳しい環境にあります。ツバメの生活スタイルは、渡りも含め非常に過酷なものです。

ツバメは鳥類の中でも、天敵を含め非常に多くの危険にさらされている!事もその理由の1つでしょう。

ヒナの段階で、命を落とすツバメも非常に多く、何とか無事に巣立ったとしても、その後は過酷な長旅が待っています。

こうして、ようやく巣立ったヒナも、1歳になる前に7割以上のツバメが命を落としてしまいます。このように天敵や病気など悪環境などにより、ツバメ全体の平均寿命を下げていると考えられます。

この平均寿命からみても、ツバメは長く生きたくても生きられず、いかに過酷な環境の中で生きているというのが良く分かりますね。

しかしこのような環境下でも、中には10年以上も長生きするツバメもいます。

長くて16年生きたツバメが確認されていますので、ほぼ病気にもならず運良く天敵の襲撃を、まぬがれる事ができたのでしょう。

このように、環境が良かった場合の寿命を、【生理的寿命】と言います。

本来であればツバメの生理的寿命は、10年以上なのでそれほど短いわけではありませんよね。結局のところ、病気をしないで環境さえ良ければ、平均的にこれくらいは生きられるのでしょうね・・。

日本で、せわしなく子育てをしているツバメの姿を見ると、切ないほどにけなげです。

決して安全が保証されるわけでもない、この厳しい自然界で全力で生きる姿は、見習うべき点がとても多いように感じます。

ツバメの寿命を調べるには、ツバメに足輪をつけて、長い年月をかけてツバメを追っていく必要があります。

上記のツバメの平均寿命は、日本の鳥類学者でもある黒田長久さんの調査データーを参考にさせて頂きました。

 

参考文献:【鳥類生態学】

著者:黒田長久

出版:科学総合研究所

 

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日本にいるツバメの種類

ツバメと言えば、まっくろで白いお腹、そして顔の周りが赤いツバメがまずイメージされますが、世界には80種類あまりのツバメが確認されています。

この中でも、日本国内で確認されているツバメは下記の6種類です。

それでは、ツバメの種類ごとに、画像(写真)をまじえて御紹介しますね。

 

ツバメ

下記は【ツバメ】の画像(写真)です。
ツバメの画像

・体長 約17㎝(ツバメの種類によって異なります)
・体重 16~24g
・ツバメの巣 おわん型

まっくろに白いお腹、尾羽も長く顔のまわりが赤いのが特徴です。いちばん一般的なツバメですね。

生息数も圧倒的にこの種のツバメが多く、ひたいと喉が赤いのが特徴です。日本では、早秋から秋の終わりくらいまで、九州から北海道のいたる所で確認されている【夏鳥】です。

 

イワツバメ

下記は【イワツバメ】の画像(写真)です。
イワツバメの画像1

・体長 約15㎝(ツバメの種類によって異なります)
・イワツバメの巣:コシアカツバメの巣に良く似てはいますが、巣の中に続くとっくりの口のようなものはありません。

イワツバメはお腹と腰のあたりが白く、尾羽は若鶏のように短く、ごく浅いゆるやかなカーブの切れ込みがあります。顔の赤みがないのも特徴です。

イワツバメの巣

繁殖地は九州方面よりも北側となりますが、大きく違う点は巣を作る場所です。
例えば、上記画像のように橋の下などにも、イワツバメの巣は見られます。しかも、巣は集団で形成されるのも特徴です。

 

コシアカツバメ

下記は【コシアカツバメ】の画像(写真)です。
コシアカツバメの画像1

・体長 約19㎝
・コシアカツバメの巣:とっくりのような形

繁殖地は九州方面よりも北側となり、西日本方面で多く見られます。コシアカツバメは、他のツバメよりも若干ですが大きめです。

腰のあたりが赤っぽいのが特徴で、尾羽も長くお腹には縦長の斑点模様が見られます。

コシアカツバメの画像2

 

ショウドウツバメ

下記は【ショウドウツバメ】の画像(写真)です。
ショウドウツバメの画像1

・体長 約13㎝
・ショウドウツバメの巣:人家ではなく、下記画像のように土手や崖に横穴を掘って巣にします。

ショウドウツバメの巣
一般的なツバメと比べると少しサイズは小さめです。みためは茶色でお腹は色、尾羽も若鶏のように短いのが特徴です。何となく岩肌に同化してみえますね・・。

 

リュウキュウツバメ

下記は【リュウキュウツバメ】の画像(写真)です。
リュウキュウツバメの画像2

・体長 約14㎝
・ツバメの巣 おわん型

見ためは、一般的なツバメに似ていますが、ひたいとホッペタのほとんどが赤いのが特徴です。そして、胸からお腹にかけてはグレーで薄い縦斑があります。

尾羽はみじかく、浅くてゆるやかなカーブの切れ込みがあります。下尾筒の先っぽは白っぽく、魚のウロコのような模様になっています。

リュウキュウツバメの画像
繁殖地は、琉球諸島になります。そして、リュウキュウツバメの最大の特徴は、他のツバメと違い暖かい地域なので渡りをしない点が大きく違います。

 

ヒメアマツバメ

下記は【ヒメアマツバメ】の画像(写真)です。
ヒメアマツバメの画像1

・体長 約13㎝
・ヒメアマツバメの巣:巣の材料に枯草だけでなく羽毛もつかいます。

また、コシアカツバメやイワツバメの巣を利用する場合もあります。その際、巣を修正する時には、羽毛が巣材として良く利用されているのが特徴です。

ヒメアマツバメは、アマツバメの仲間で、渡りはせず太平洋側方面に1年中確認されています。ヒメアマツバメの特徴は、下記画像のように、やや小ぶりで体色は黒っぽくく、喉もとと腰のあたりが白いのが特徴です。

ヒメアマツバメの特徴 比較画像

 

さて、あなたの近くで見かけるツバメは、どの種類でしょうか?ツバメの種類ごとに、体の色や模様などが異なりますが、巣の形にもそれぞれ違いがあり特徴があります。

どんな地域で、どんな形の巣をかけたか?で、ある程度ツバメの種類が特定しやすくなりますょ。どんなツバメが来ているのか?いちど確認してみるのも良いですね^^

 

ツバメの鳴き声の意味

ツバメは、繁殖時メスを誘う時や、夫婦や子供達とコミュニケーションをとき、危険を察知したときなどに、少し特徴のある鳴き方をします。

ツバメ1

 

「チュピチュピ・ジィーー」と鳴くとき

これは、求愛する時の鳴き方です。
長旅を終え日本に渡ってきたツバメは、ペアになるメスを誘うために、自分の縄張り周辺飛びまわったり、電線に止まりながら・・

「チュピチュピッ ジィーー」と大きめな声で鳴きます。

この鳴き方をしている時は、周囲に「ここは俺の縄張り」だと知らせたり、メスを誘っているサインです。

これはオスに見られる求愛行動であり、それを聞いたメスは耳を済ましながら聞いています。その後、メスがオスを気に入り、縄張りである巣営場所まで一緒にこれば、めでたくプロポーズは成功となります。

そして、この求愛行動はメスがついてくるまで、繰り返されます。しかし、中にはいつまでもお嫁さんが見つからないオスもいるようです。

*「チュピチュピッ ジィーー」と言うツバメの鳴き声は「土食って虫食って渋~ぃ」と言っているようにも聞こえ、ツバメのさえずりの特徴を、日本語にあてはめた言い方(聞きなし)です。

少し早口で言うと、少しソレッぽくも聞こえますね・・。

鳥のさえずりは聞く人により違って聞こえたりもしますが、この(聞きなし)は良く特徴をとらえていると思います。

また、この「チュピチュピッ ジィーー」のさえずりは、観察していると、特に午前中の時間帯に耳にする事が多かったです。

 

「ジージー」と鳴くとき

求愛する時のもうひとつの鳴き声として「ジージー」「ジィーー」「ギィーー」と言うさえずりがあります。ツバメのヒナは「ジャージャーー」と鳴くのですが、ヒナの可愛いさえずりを真似ているとも言われています♡

その他にも、オスが巣の近くで「チャカチャカチャカッ」と鳴く時がありますが、これもメスに「おいでょ」と誘っているサインです。

 

ツバメが警戒している時の鳴き声

「ツピィー ツピィー」または「チュピッ↑↑」と短く鳴きます。しかし鳴くだけでなく、飛び方も見るからに慌ただしく何かあった?と思わせるような鳴き方です。

普段、ツバメどうしが平穏にコミュニケーションをとっている時の【さえずり】とは明らかに異なります。

このように鳴く時は、何かに警戒している時です。天敵を追い払うだけでなく、ヒナに危険を教えたりしています。

これは、縄張りに入ってきた天敵のカラスやスズメ、猫などを追い払おうとしている時などにみられる【警戒鳴き】です。

そして、「チュピッ!!」よりも「ツピーーッ」の方が、警戒度がMAXです。

警戒度が高いほど、普段のさえずりよりも、大きな声で「ツピィーーッ」と良く通る声で鳴きます。

この声が響き渡ると、付近にいたツバメ集まってきます。複数のツバメが一斉に鳴きながら天敵を威嚇し、追い払いにかかります。

家にいるツバメも、この警戒鳴きを聞くと鳴き声がする方角へ、いちもくさんに飛んでいく時がありました。

家では、カラスよけ対策はしていましたが、スズメにヒナ2匹を落とされた事があるので、スズメが来ると毎回「ツピィーーッ」とヒナにも警戒を促しています。

その時も、警戒鳴きを聞きつけた周辺のツバメが強力して、スズメを追い払ってくれました。ツバメは、戦闘向きの鳥ではありませんので、天敵を追いはらう際は、仲間と強力しあうのでしょう。

また、ヒナ達も、この親鳥の「ツピーーッ」や「チュピッ!!」の鳴き声を聞くと危険を察知し、一斉に頭をふせて警戒します。

 

「チュィッ」と鳴く時

ツバメの巣2

親鳥が巣に戻った時や、巣から離れる時などに、「チュィッ」っと短く鳴きます。「ただいま」「おかえり」の合図にも聞こえます。

巣を飛びたつ寸前にも「チュィッ」と鳴いて飛び立っていきます。

まだ目が見えないヒナも、この声を聞くと親鳥が帰ってきたと分かりますので、寝ていたヒナも飛び起き、口をあいて餌をおねだりします。

また、初めは、「ジャージャー」鳴いていた雛も、やがて巣立ちが近づくと、だんだん「チュイッ チュイッ」や「チュチュチュッ」と可愛い鳴き方もするようになります。

この鳴き声でを聞くようになると、何となく巣立ちが近いのかな?と感じます。

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ツバメの生態

ツバメ2

それではツバメの生態についてです・・。

それでは、ツバメはいったいどんな生活をしているのでしょうか?日々のツバメの暮らしぶりを順番に追っていきたいと思います。

ツバメは毎年、春の訪れと共に日本に渡ってきて、春から夏の暖かい時期に巣作りをし1回~2回子育てをします。

人家の軒下など、非常に私達の身近な所で子育てをすることから、とても親近感がありますね。そんなツバメですが、冬が来る前には再び南の国へ戻っていく事から【夏鳥】とも言われています。

ツバメの渡り

日本に来るツバメ達の越冬地は、中国の南部、フィリピンやインドネシア、ボルネオ島の北部、マレーシア、カリマンタン島、ジャワ島、ニューギニア島、などの東南アジア方面の国です。

しかし暖かい地域では【越冬ツバメ】と言われ、厳しい渡りを避け、国内で冬を越すツバメも確認されています。

それでは、なぜツバメは毎年渡りをするのでしょうか?

 

ツバメは渡り鳥!ツバメが渡りをする理由

ツバメのオス2

実は、渡りをするのにはいくつかの理由があります。ツバメのような弱い鳥は、天敵が多い場所では充分な食べ物を摂る事もできません。

また、子育てひとつとっても容易な事ではなく、子孫を残す事が非常に困難な現実があります。鳥の世界も、弱肉強食で強いものだけが生き残る厳しい世界・・力のある鳥がやはり優勢です。

それゆえに、ツバメは天敵から少しでも逃れるために、またエサにも困らない場所に移動するしかなかったのが現状です。

渡りをしなければ、充分な食べ物を摂る事ができず、生きていくためには避けては通れなかったのでしょう。

つまり、少しでも安全に子育てができ、なおかつ虫が多い場所・・それが日本だったのです。これが、ツバメが危険をおかしてまでも、想像を絶するような長い距離を旅してくる理由です。

例えば、つばめは飛んでいるカルシウムやタンパク質が多い昆虫などが主食です。

日本には、これらの昆虫が春から夏にかけては非常にたくさんいます。こうして春先に日本に渡って来る事で、充分な餌を食べる事ができる!と言う点が渡りをする理由です。

 

日本で子育て!巣作りも昆虫が多い春が最適

ツバメの巣2

春を告げる鳥として、なじみ深いつばめですが、長旅を終え餌が豊富にある日本に来るのは、日本のように四季がある島の方が、春から夏にかけて餌となる虫が多く発生しやすい事もあります。

ツバメの子育ても、昆虫が多い春が最適と言うわけです。

日本での子育ては、餌をお腹いっぱい食べられる事も理由のひとつですが、こうして餌が豊富にある時期は雛にあげる餌に困らないため、子育てにとても向いている事をつばめも知っているのです。

つまり、つばめの繁殖は、まさに昆虫が多く飛んでいる春から夏にかけてが、雛の子育てには非常に有利と言えます。

虫が多くとれてお腹いっぱいになる、この時期をねらってツバメは巣作りをし、子育てをするわけです。

しかし、秋から冬にかけては昆虫達は、すっかりと姿を消してしまいます。つばめが、ずっと日本にいられず秋がくる頃には旅立ってしまう理由はそのためです。

つばめは子育てを終えると、しばらくは【集団ねぐら】と言われる場所で、子育てが終わった仲間達と共に過ごします。

 

ツバメの集団ねぐらとは?

集団ねぐらとは?
春先に日本に渡ってきたツバメが巣作りを初める前に、大群で眠るために過ごす場所の事を言います。

集団ねぐら1 集団ねぐら2

参考元URL:公益財団法人 日本野鳥の会

毎晩こうして、ほとんどは同じ場所に集まり静かに夜を過ごしています。

日の出前には、餌を求め旅立ち、暗くなる頃にはまた【集団ねぐら】に戻ってきます。

集団ねぐらでは、細いヨシに上手につかまって、夜が明けるまで静かに眠っています。

それ以外にも・・。
春から夏に生まれ巣立った若ツバメや、子育てが終わった親ツバメなどが、秋の渡りが来るまでの時期を、この集団ねぐらで過ごします。

集団ねぐらは、全国各地に点々と確認されています。

餌になる虫に困らず、水が確保できる河川敷や、湖のほとりなどにこのような【集団ねぐら】を作り、秋の渡りの時期までを過ごしています。

集団ねぐらで過ごした後は、厳しい渡りが待っていますので、この時期に餌をしっかりと虫を食べ、体力を増強しているのでしょう。

そして、8月末には体力もあり虫をつかまえるのも上手な親鳥の方が先に、南に渡って行く事が確認されています。

親鳥が先に渡るのは、虫をつかまえるのも上手なので、早く太れるからではないか?と言われています。

若鳥は、まだ体力もなく虫も親鳥のように上手につかまえる事ができません。よって、もうしばらく集団ねぐらで過ごし太らなくてはならないのです。渡りは、しっかり太り体力を増強させてからになります。

ここで、しっかりと虫を食べて体重を2~3gでも増やせるかどうか?が若鳥の渡りを成功させるか?失敗するか?この先の運命がかかっている大切な時です。

下記は、家の近所にある雑木林です。

ツバメの大群-ねぐら

ここが、集団ねぐらなのか?は分かりませんが、夕方近くになるといつも沢山のツバメが群生になって飛んでいます。周辺の、電線にもツバメが何匹も止まっていたりして、ツバメがたくさん飛び回っています。

 

電線に止まるツバメの大群

 

↓日没後、電線で休むツバメ

電線に止まるツバメの大群2

 

このように、よし原がないような所では、電線や雑木林など身近なところで、ねぐらを形成するようです。

↓例えば、下記も集団ねぐらです。まだ日没前ですが、どんどん集団ねぐらにツバメ達が帰ってきます。

ツバメの大群-ねぐら2

 

下記は屋上のアンテナに群がっているツバメ達です。

屋上のアンテナで休むツバメ

このように、猫やイタチ、蛇などの天敵を避けられる場所で、ねぐらが形成されます。

 

集団ねぐらに御興味のある方は、下記の【日本野鳥の会】のHPより、【ツバメのねぐらマップ】が配布されていますので、ぜひ参考にしてみて下さい○^^○
公益財団法人 日本ツバメの会

 

ツバメ 渡り 時期

ツバメの渡り2
夏が終わり、しだいに虫が少なくなってくると、ツバメ達は渡りの時期を迎えます。

日本では、ようやく暑さが少しづつ和らいできて、だんだん涼しくなり始める頃ですね・・。

ツバメ達は、新たな餌を求めて日本から離れ、冬でも昆虫がたくさんいる、南の赤道近辺の暖かい地域(東南アジア方面)に渡って行きます。

このように、遅くても10月の下旬には今年生まれた若鳥達も、一斉に南へ渡っていきます。

この旅は本当に厳しいもので、多くのツバメはここで命を落してしまうようです(悲)

南へ5000kmの旅へ
頑張れ・・つばめさん

 

渡りをする理由!南へ5000kmの旅

この渡りによる長旅は非常に過酷であり、渡りの途中で力つきて、海の藻屑となるつばめも多くいます。

それほどまでに、過酷な旅であるにも関わらず、ひたすら目的地を目指す理由は?やはり【食料難】にあります。こうして、年に2度の渡りで命をつないでいるのです。

 

ツバメの集団1

 

ツバメ 渡り ルート

日本の集団ねぐらを出発したツバメは、そのまま日本列島を南下し、越冬地である南に向けて飛び立っていきます。

渡りの途中にある熱帯の島々・・例えば、フィリピン諸島や、カリマンタン島、インドネシアのジャワ島などの各島々などのルートを通っていきます。

そして、各島々のヨシ原やさとうきび畑などで、夜は【集団ねぐら】を作り眠りにつきます。

上記以外のルートとして、マレーシアやベトナム南部でも、日本で足輪をつけられたツバメが確認されているようです。

こうして、10月から翌年の3月くらいまでは、餌に困らない東南アジアなどの暖かい島で、ツバメは越冬します。

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ツバメの習性

ツバメ3

ツバメは民家の軒先や駅など、とにかく人通りが多い場所に巣を作る習性があります。

このような場所をあえて巣営場所として選ぶのには理由があり、雨風を防げるだけでなく、蛇やカラス、スズメなどの天敵から身を守る事ができるからです。

また、ツバメは渡り鳥としても有名ですが、春になると生まれ育った場所に戻ってくると言う習性もあります。
そして、安全に子育てできた巣営場所には、何度でも戻ってきます。

とは言え、ツバメの生態や習性は、ツバメの種類やツバメが分布する国によっても違いがあります。

ツバメの種類によっては、尾羽の長さや形、そして身体の色などの見ためも違います。

また、子育てをする場所も暮らす環境や国によっては、人家や人通りの多い場所にだけ巣をかけるとも限りません。

日本にいる一般的なツバメとは違い・・。

海外では、人が全くいない場所に巣をかけているツバメも確認されています。

 

ツバメの特徴

ツバメには、他の野鳥にはない特徴があります。

まずツバメは、小さく短いクチバシですが、そのぶん大きな口をあける事ができるのも特徴のひとつです。そして、つばめの餌は虫ですが、主に空中に飛んでいる虫を捕まえ食べます。

例えば、この大きなお口をあけて飛ぶ事で、ユスリカなどの小さな虫は口の中にどんどん入ってきますし、大きなトンボなどもクチバシでヒョイとはさんで取るのにも優れています。

餌のとり方も他の鳥のように、地上に降りる事は非常にまれで、空中に飛んでいる虫に狙いをさだめて食べています。

また、水の飲み方にも特徴があり、水分補給をする際には、水面スレッスレを飛びながら、上手のクチバシで水をすくうようにして飲んでいます。

このように、ツバメが生息する場所には、河川敷や湖畔、池、水田などのいつでも水分補給できる場所が必ずどこかにあります。

そして何と言っても、身軽なボディーにスゥーーッと伸びた長い翼は、飛行機のように長距離を飛ぶのに向いているだけではありません。

空中でのスムーズな身のこなしといい、ツバメの旋回能力には目をみはるものがあります。

目の前に飛んでいる虫の捕獲もお茶の子さいさいです。ヒョイヒョイと向きを変え、数回ていどの旋回で見事にパクッと虫を捕獲しています。

ツバメを観察していると、本当に器用に旋回し上手に虫を捕獲しているのが分かります。

しかしツバメの最大の弱点は、小さく短いクチバシと足です。そして軽い身体は、力があるわけでもなく、とても戦闘向きとは言えません。

つまり、飛行能力に関しては他の鳥に比べ、ズバ抜けているとは言えツバメの身体は、あの小さなスズメよりも軽くクチバシで攻撃する力も弱く、足もヒョロッと弱々しい点も特徴です。

それゆえにツバメが襲撃された際は、飛びながら旋回し威嚇するしか手立てがないほど力が弱い鳥なのです。

また、その他の鳥類の特徴として、鳥は環境による温度変化があっても、体温を一定に保つ事ができる点です。体は暖かい羽毛に包まれているので、寒さによる温度変化にも充分対応できるようになっています。

 

ツバメが巣をかけると縁起が良い理由は?

ツバメ 縁起が良い2

つばめが家に巣をかけると、とても縁起が良い!と言う事で、ツバメは昔から人々に愛されてきました。

その縁起の良い理由の1つに、つばめは大切な稲の害虫をたべてくれる益鳥として扱われてきた点も大きく関係しています。

ツバメが害虫を食べてくれる事で、作物が守られ豊作へとつながりますからね。

それとは別に、ヒナが大きくなると、ツバメの糞で玄関を汚してしまいます。しかし、そのつど玄関を掃除し綺麗にしておく事で運気アップにつながる!とも言われています。

ツバメ 縁起が良い1

 

また、それ以外にもツバメが巣をかける環境にも、縁起が良いとされる理由がかくされています。

ツバメは鬼門になるところには巣をかけないだけでなく、ツバメが巣作りに選ぶ場所は、建物に湿気が少なく、風通しが良い丈夫で安全な建物です。

それにくわえ、人通りが多いにぎやかな場所を選んで巣作りをします。

つまり、安全で快適に過ごせる住まいに綺麗な玄関、そして人が集まる場所と言うのは、自然と商売もさかえ人の笑顔があふれているわけです。

ツバメがあえて、このような好環境を選び巣作りをする事も、ツバメが巣をかけると縁起が良いとされる理由!として関連づけられているようですね。

ツバメが巣をかけると、縁起が良いとされる背景には、実際にあった縁起の良い話だけでなく、上記のような理由も一緒に関連づけられているようです。

このように、ツバメは幸運や財運などをもたらしてくれる鳥であり、幸運を招くと言われています。

ツバメが巣をかける家は、古くから縁起が良いとされ、中には家の中まで入ってきて、巣をかける事例もあります。家のお座敷に巣をかけるのも、かなり縁起が良いと言われています。

ツバメ 縁起が良い3

下記は、全国各地でツバメが縁起が良いとされるツバメの縁起に関わる【言い伝え】です。

 

・商売が繁盛し利益を生む!よって家が栄える!

・ツバメは田んぼの神様をせおってくる!

・ツバメは害虫をいっぱい食べてくれるので害虫が減る!
*害虫がいなくなれば、作物が豊作になりますからね。

・ツバメは鬼門には巣をかけない
*これは、風水的に運気が良くなると言う事です。

・ツバメが3回巣をかけると千万長者になる!

・ツバメの巣が多いほど、その家は繁盛する!

・病人がでない!
*ツバメが巣をかける家は、日当たりが良く健康に暮らせるための良い条件が整っていると言われ、
ゆえに病人が出ない!つまり、家族が無病息災で過ごすことができると言う事ですね。

・火事にならないだけでなく、自然災害にも見舞われない!

・ツバメは衰えそうな家には巣をつくらない!

・子宝に恵まれる!

・ツバメが自在カギに巣をかけると、お金持ちになる!
*自在カギとは、いろりの上に吊り下げ、鍋や釜を掛けてつるす道具の事です。

こうして、ツバメが巣をかける事で、健康面でも財運的にも運気アップにつながる!つまり、家にツバメが巣をかけると縁起が良い!とされている理由でもあり、古くから伝わる【縁起が良いと】される言い伝えです。

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