スーパーマーケットなどで

簡単に手に入る卵。

 

私たち人間は当たり前のように

卵を食べていますが、

犬にも食べさせていいのでしょうか?

 

そこで今回は、

犬に卵を食べさせるメリットや注意点、

卵を使った犬におすすめのレシピなどを

ご紹介していきます。

 

犬に卵を食べさせるのは大丈夫なの?

 

人間の赤ちゃんに離乳食を与える際、

卵は特にアレルギー反応が

出やすい食品とされているため、

慎重になりなさいと言われています。

 

そんな卵を犬に食べさせても

大丈夫なのでしょうか?

 

基本的に卵には、犬に有毒な成分は

含まれていません。

 

そのため犬も美味しく食べることが

出来る食品ですよ。

 

ただ、人間と同じように

アレルギー等に気をつけることや

いくつか注意事項がありますので、

必ずそれらを理解してから

食べさせるようにしましょうね。

 

卵は彩りも良く、

栄養価もとても高い食品なので

手作りの犬用ご飯にぴったりですよ。

 

 

 

卵の栄養素は?

卵は栄養の優等生とも言われるほど

たくさんの栄養素が含まれています。

 

では、具体的に

どのような栄養素が含まれているのか、

またその働きなどを見ていきましょう。

 

タンパク質

人間でもアスリートなどが

筋肉を付けるために取り入れるほど、

卵にはたくさんの

タンパク質が含まれています。

 

卵1個の中に、人間が1日に必要とする

タンパク質が約13%も含まれているんですよ。

 

これは犬にとっても

大事なエネルギー源となります。

 

タンパク質は体を作る元となる

栄養素なので、犬の筋肉や皮膚、

血液や骨などを作るのに

大切な成分になります。

 

 

脂質

脂質もエネルギー源となる

重要な栄養素です。

 

皮膚や粘膜の健康を保ち、

体温を維持するという大事な働きがあります。

 

しかし、脂質は摂りすぎると

肥満の原因になりますので、

与えすぎには注意しましょう。

 

 

ビタミンB2

卵にはビタミンC以外の

ほとんどの栄養素が含まれており、

中でもビタミンB2が多く含まれています。

 

このビタミンB2は脂質と同じように

皮膚や粘膜の健康を保ち、

また代謝を支える役割を持っています。

 

たくさん体を動かす活発な犬には

必須の栄養素ですよ。

 

 

ビオチン

ビオチンはビタミンB7とも呼ばれている、

水溶性ビタミンです。

 

このビオチンは

卵の黄身の部分に多く含まれていて、

アミノ酸の代謝を助けたり

ブドウ糖のリサイクルを

補助する働きがありますよ。

 

また酵素の働きを助ける役割もあり、

犬にとっても効果的な栄養素です。

 

ビオチンは加熱処理しても

失われることがないので、

調理しても栄養を

吸収することができますよ。

 

 

鉄分

卵には多くの鉄分も含まれており、

鉄分の宝庫と呼ばれる

ほうれん草の約2倍も含まれています。

 

鉄分は血液中の赤血球を作っている

ヘモグロビンの成分となるため、

貧血の改善や予防に効果抜群ですよ。

 

 

 

犬に卵を食べさせるとどんな効果があるの?

卵に含まれるたくさんの栄養素については

上記でおわかりいただけたかと思います。

 

では犬にとって卵を食べさせると、

どのような効果が期待できるのでしょうか?

 

犬に卵を食べさせるとエネルギー源となる!

 

タンパク質が豊富な卵を犬に食べさせると、

その良質なタンパク質がエネルギー源となり

活発に動くことが出来ますよ。

 

また、タンパク質の働きは

体内でも筋肉や血液を作ったり、

免疫抗体やホルモンにもなるため

犬にとって最も重要なんです。

 

通常活動量の多い犬は、

人間よりも多くのタンパク質を

必要とするので、

卵を食べさせることによって

効率良く取り入れることが出来ますよ。

 

 

犬に卵を食べさせると生活習慣病の予防になる!

 

卵に含まれる

メチオニンという成分があります。

 

このメチオニンという成分には

抗酸化作用があり、

血中のコレステロールの濃度

下げてくれることから、

犬にとっても生活習慣病の予防になると

言われていますよ。

 

犬の生活習慣病には糖尿病など

命に関わるものもありますので、

少しでも予防になるのは

とても助かりますよね。

 

またメチオニンには解毒作用もあるので、

がんの予防にも効果的だと言われています。

 

 

犬に卵を食べさせると認知症の予防になる!

 

犬も歳をとると、

認知症になる危険があります。

 

そんな時に効果を発揮するのが、

卵黄に多く含まれる

レシチンという物質のコリンという成分

 

このコリンには

脳の働きを高める効果があるため、

卵を食べさせると

認知症の緩和や予防に効果がありますよ。

 

また、コリンには

中性脂肪をコントロールしたり

血管を広げる作用もあるので、

高血圧の予防にも効果的です。

 

 

犬に卵を食べさせると免疫力が上がる!

 

人間の風邪薬などに含まれる成分で

リゾチームという物質

卵の白身部分に含まれています。

 

このリゾチームには

菌の働きを抑える効果があり、

免疫力を高める働きがありますよ。

 

風邪などの菌が体に入ってきた時に

攻撃してくれる役割があります。

 

またこのリゾチームが含まれているため、

一定期間腐敗せずに

卵そのものを保っているのです。

 

 

犬に卵を食べさせるときに注意することは?

人間の赤ちゃんに

卵を初めて食べさせる際は

慎重になる必要があると

お伝えしましたよね。

 

犬に卵を食べさせるときにも

注意しなければならないことが

いくつかありますので、

順にご紹介していきますね。

 

犬に卵を食べさせる時はアレルギーに注意!

 

人間でも有名な卵アレルギーは、

もちろん犬にもあります。

 

そのため元々皮膚が弱い犬

アレルギー体質の犬などには、

動物病院の獣医さんと相談しながら

食べさせるようにしましょう。

 

また、免疫力が弱い子犬や老犬

アレルギーを起こす可能性が高くなるので、

卵を食べさせる時には

慎重にあげてくださいね。

 

具体的なアレルギー症状は、

目や皮膚を痒がったり耳の中を痒がります。

 

まれに嘔吐などの消化器症状

現れることもありますので、

少しでもいつもと様子違う場合は

すぐ動物病院を受診しましょう。

 

 

犬に卵を食べさせる時は必ず加熱すること!

 

犬に卵を食べさせるときには、

必ず火を通して加熱してから

食べさせるようにしましょう。

 

それはなぜかと言いますと、

実は生卵の白身に含まれている

アビジンという成分が

卵に含まれるビタミン、

「ビオチン」の吸収を阻害してしまうため。

 

加えて、皮膚炎脱毛などの症状が

出てしまう危険があります。

 

場合によっては

ビオチンを吸収できないことにより

ビオチン欠乏症という病気を

引き起こしてしまう恐れもありますよ。

 

また生卵をそのまま犬に食べさせてしまうと

サルモネラ菌などによる食中毒にかかり

激しく下痢や嘔吐をしてしまう危険性も。

 

犬に卵を食べさせる際には、

必ず火を通してから与えるようにしましょう。

 

 

犬に卵を食べさせる時は量に注意!

 

たくさんの栄養素が

含まれるからと言って、

卵を与えすぎてはいけません。

 

嘔吐や下痢などの消化器症状を

引き起こす可能性がありますので

気を付けてあげましょう。

 

また、卵の黄身の部分には

コレステロールも多く含まれます。

 

そのため食べ過ぎると

肥満になるのはもちろん、

脂肪肝や高脂血症のリスク

高めてしまいますよ。

 

肉類などとうまく調節して

犬の食事に取り入れるようにしてくださいね。

 

 

 

犬に卵を食べさせる目安の量は?

犬の普段の食事がドックフードの場合、

栄養バランスは

ドックフードで賄うことが出来るので

卵を多く与える必要はありません。

 

手作りのご飯を与えている場合でも

アレルギーになりやすい食品

言われていますので、

トッピングなどの少量程度

与える程度が良いでしょう。

 

1日にあげる卵の量は以下の通り。

 

体重3kgの犬で4分の1個

体重5kgの犬で3分の1個

体重10kgの犬で4分の3個程度

 

食べ過ぎは病気のもとになりますので

適量を守って食べさせるようにしましょう。

 

 

 

犬におすすめな卵は?

卵は犬にとっても良質なタンパクを取れて

ビタミンやミネラルの補給が出来るため、

犬用のおやつやトッピングとして

たくさんの卵食品が発売されています。

 

その中でもおすすめの犬用の卵を

いくつかご紹介しますね。

 

犬におすすめな卵1

卵を使ったおやつと言えば、

たまごボーロですよね。

 

人間でも赤ちゃん用で

たくさん出回っていますが、

ワンちゃんには、犬用の、

極上のたまごを使ったボーロ

がおすすめです。

 

犬用ですので、アレルギーで心配な

小麦粉や牛乳が不使用なので安心ですよ。

 

また、鉄分の豊富なほうれん草も

含まれているため、貧血の予防にも効果的

 

DHAやビタミンが豊富な

美味しいたまごを使用しているので、

おいしく栄養が取れるおやつとして

とてもおすすめです。

 

 

犬におすすめな卵2

アラタから販売されてる

卵とチーズのそぼろです。

 

卵を使ったふりかけタイプの商品で、

ドックフードのトッピングや

おやつとして与えることができます。

 

食欲が落ちた犬でも、

このふりかけをドックフードにかけると

味がいつもと変わって

食べてくれるようになりますよ。

 

カルシウムが豊富で、風味豊かな

チーズとミルクをふんだんに使った

栄養バランス抜群のカリカリ。

 

いつもの食事に

トッピングしてあげるだけで

きっと犬も大喜びですね。

 

 

犬におすすめな卵3


卵の殻には、たくさんの

カルシウムが含まれていますが

なかなか卵の殻を食べさせることは

出来ないですよね。

 

そんな時におすすめなのが

この卵の殻を粉末状にした商品です。

 

骨折などの筋骨格系疾患で

カルシウムを多く必要とする犬に

ぴったりの商品ですよ。

 

卵の殻のカルシウム粉は

ボレー粉に比べてお腹に優しい

言われていますので、

安心して食べさせることが出来ますね。

 

 

犬に卵を食べさせるおすすめレシピは?

手作りでドックフードを食べさせたり

おやつとして卵を与える際に

おすすめのレシピをいくつかご紹介します。

 

ささみといんげんの犬用卵炒飯

◎材料

・鶏ささみ 2.5本

・いんげん 約10本

・卵 1個

・ごはん お茶碗1杯

・オリーブオイル 少々

・鶏がら 少々

①フライパンにオリーブ油を少量引き、

卵、いんげん、ご飯の順に炒めます。

 

②あらかじめささみは茹でておき、

細かく裂いておきます。

 

③鶏のささみを1に混ぜます。

 

④仕上げに鶏がらをほんの少し加えて

炒めれば完成です。

 

鶏ささみを使用しているため

ヘルシーに見えるかもしれませんが、

炭水化物や脂質を含んだレシピなので

食べさせすぎには注意してくださいね。

 

 

トマトとレタスの犬用卵スープ

◎材料

・じゃがいも 4分の1個

・鶏肉 20g

・卵 4分の1個

・レタス 2分の1枚

・にんじん 少量

・トマト 6分の1個

・水 適量

①すべての材料を細かく切ります。

 

②じゃがいも、鶏肉、にんじんを

水で煮込みましょう。

 

③じゃがいもが柔らかくなったら、

トマトとレタスを入れて少し煮ます。

 

④その中に溶き卵を流し入れます。

 

⑤卵が固まったら完成です。

※この際、卵にしっかりと火を通すこと

 

暑い日やバテ気味の犬にぴったりの

栄養満点たまごスープですよ。

 

作り方も切って煮るだけと簡単ですし、

調味料を使用せずに作れるので

添加物が気になる飼い主さんにもおすすめです。

 

 

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いかがでしたでしょうか?

 

アレルギーなどもあり、

犬に食べさせても良いのか不安な卵。

 

注意点に気を付けてもらえれば、

安心して食べさせられる食材ということが

お分かりいただけたかと思います。

 

人間にとっても犬にとっても

栄養たっぷりの卵。

 

上手に日々のご飯に取り入れて

健康的な犬に育ててあげましょうね。

 

以上『犬に卵を食べさせるのは大丈夫?注意点や効果、おすすめなレシピも!』の記事でした。