可愛いほっぺとつぶらな瞳、

そして何より人にとてもなつくため

ペットとして大人気のオカメインコ。

 

しかし肩などに飛んできた時、

爪が伸びていたりすると

人間が怪我をしてしまう恐れがあるので、

定期的に爪を切ってあげなければなりません。

 

ですが、オカメインコの爪切りは

どのような方法で行ったら良いのか

わからないことも多いですよね。

 

そこで今回は、オカメインコの

爪切りの方法や便利なアイテム、

オカメインコが暴れる時の対処法などを

ご紹介していきます。

 

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オカメインコの爪切りの頻度はどのくらい?

 

オカメインコの爪が伸びるからと言って、

全てのオカメインコに

爪切りが必要かと言われると

そうではありませんよ。

 

オカメインコにも個体差があり、

爪がとても伸びやすいオカメインコや

放っておいてもあまり爪が伸びない

オカメインコもいますし、

爪が伸びてきたら自分でお手入れ出来る

オカメインコもいます。

 

また伸び方にも個体差があり

1ヶ月で爪切りが必要なほど

伸びてしまうオカメインコや、

1年に1回で十分なオカメインコもいますよ。

 

そのため、頻度は

そのオカメインコによって

大きな幅がありますが、

一般的には3ヶ月〜半年に1度

爪切りをしてあげるといいですよ。

 

手に乗せたときや肩に乗ったときに

爪が刺さって痛いと感じたら

爪切りを行ってあげましょうね。

 

またタオルや洋服から飛び立つ時に

爪が引っかかってしまうと

怪我の危険もあるので、

そのような様子が見られた場合は

早急に爪切りをしてあげましょう。

 

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オカメインコの爪切りで切る長さはどのくらい?

 

オカメインコの爪は2種類あり、

透明で血管が透けて見える爪と

黒くて血管が見えない爪があります。

 

透明で血管が透けている爪の場合は、

血管の場所を確認しながら

血管よりも5mm程度手前まで

爪切りをしてあげましょう。

 

あまりギリギリまで切ってしまうと

血管を切ってしまい出血してしまうので

少し余裕を残して切ってあげてくださいね。

 

オカメインコの爪が黒い場合は、

もちろん透けていないため

血管を見ることが出来ません

 

そのためまず最初に数ミリずつ切っていき、

爪の切り口か白っぽくなってきたら

そこまででやめてあげましょう。

 

爪の内部が白っぽくなると、

もうすぐ血管があるという合図になりますよ。

 

血管の長さは個体差がありますので、

何回か爪切りを行えば

どのくらい切れば良いかが

分かってくるでしょう。

 

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オカメインコが爪切りで暴れる時の対処方法とコツは?

 

オカメインコは体格も良く、

爪切り時に暴れることがあります。

どう、対処して良いものか?

悩みますよね?

 

なかなか、おりこうさんに

爪切りをさせてくれる?

オカメインコの方が、少ないですよね。

 

そんな時には、どのような対処

すれば良いのでしょうか?

 

そんな時のために、

オカメインコが、爪切りで暴れた時の

対処方法とコツを、いくつかご紹介いたします。

 

タオルで包む

 

タオル

オカメインコが暴れる原因の一つに、

爪切り時に飼い主さんが

オカメインコが嫌がる持ち方を

してしまっている場合があります。

 

また爪切りを持っている手が見えてしまって

怖がって暴れてしまう場合もありますよ。

 

そのため、爪切りの際に

オカメインコが、暴れてしまう時は

まずタオルで顔から下を

すっぽりと包んであげる!のがコツです。

 

もちろん苦しくなってしまうので、

顔の周りは強く締めることはせず

身体の羽の周りは少しキツめに包むことで

羽をばたつかせて

暴れることが出来なくなりますよ。

 

足だけ出して爪切りを行えば、

オカメインコも

何をされているのかわかりません。

 

それに、タオルで包むことによって

安心感が得られますので

大人しくなるオカメインコが多いですよ。

 

オカメインコが爪切りの際に

暴れてしまったときは、

このような方法で、対処してあげて

くださいね。

 

 

爪が伸びないように工夫をする

 

嫌がるオカメインコの爪切りを行うのは

無理矢理、押さえ付けても可哀想ですし

色々と難しいですよね。

 

そんな時は視点を変えて、

オカメインコの爪が

そもそも、爪切りが必要なほど

伸びることの無いように

工夫をしてあげましょう。

 

具体的な方法としては、

いつも止まっている止まり木に

サンドパーチというものを取り付けます。

*サンドパーチとは、爪を削るものです。コレを止まり木に、設置し爪の伸びすぎを、防ぐために使います。

 

普段から足元に、削れやすいものを

置くことによって、

爪の伸びすぎを防ぐ効果がありますよ。

 

爪が伸びなければ

爪切りを行う必要がありませんので、

暴れるオカメインコを

無理矢理押さえ付ける必要もありませんね。

 

ただ、このサンドパーチを使用していると

爪だけでなく足も削れてしまい

怪我をしてしまうことが稀にありますので、

使用中は注意してあげましょう。

 

 

動物病院で切ってもらう

 

オカメインコは中型の鳥の中でも

比較的強い鳥にはなりますが、

やはり強い力で持ったり

大きなストレスを与えてしまうと

体調を崩してしまうこともあります

 

また、なかなか上手に持てずに

万が一首などに大きな力を入れてしまうと

そのまま最悪の場合を迎えてしまうことも。

 

そうならないためにも、

ある程度自宅で爪切りを頑張っても

暴れてどうしようもない場合は、

動物病院の専門職の方々

爪切りをしてもらいましょう。

 

通常鳥の診察を行っている

動物病院であれば、

オカメインコの爪切りを

快く受けてくれますよ。

 

全てのオカメインコ

自宅で爪切りが出来るとは限りません。

 

無理はせずに、オカメインコのためにも

プロに頼む方法もあることを

覚えておいてくださいね。

 

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オカメインコの爪切りのやり方は?

では、自宅でオカメインコの

爪切りを行う場合は、

どのようにして行えば良いのでしょうか?

 

その個体によってやりやすい体勢や

オカメインコの持ち方は違ってきますが、

ここではごく一般的なやり方

順を追ってご紹介していきますね。

 

手順1:オカメインコを一人がしっかりと持つ

オカメインコの爪切り1

オカメインコの爪切りを行う際は

出来るだけ二人がかりで行いましょう。

 

一人が両手でオカメインコを持ち

一人が爪を切る準備をします。

 

この時オカメインコ顔を上に向け

足を爪切りをする人の方に向けると

とても爪切りがしやすいですよ。

 

 

手順2:オカメインコの足を持つ

爪切りをする人が

オカメインコの足を持ちます。

インコの爪切りのコツ2

 

その時注意していただきたいのは、

足の先を持つのではなく

必ず足の根元を持つようにしてください。

 

足の先を強く持ってしまうと、

オカメインコが暴れた時に

誤って爪が折れてしまったりと

怪我の原因になってしまいますよ。

 

 

手順3:爪切りを使って爪を切る

爪切り

ペット専用の爪切り、

もしくは人間用の爪切りを使用して

オカメインコの爪を切っていきます。

インコの爪切りのコツ1

どこまで爪を切れば良いかは

上記画像を、参考にしてくださいね。

 

この際、見えにくいからといって

オカメインコの爪を

引っ張り過ぎないように注意しましょう。

 

 

手順4:血が出ていないかを触って確認する

 

オカメインコの爪切り2

爪切りをした箇所を触って、

出血がないかどうかを確認します。

 

ほんの少しでも出血があると

爪からの出血は止まりにくので、

爪切りの後には

必ず確認するようにしましょうね。

 

 

手順5:同じ手順で逆の足も爪を切る

片足が切り終わったら

そのまま逆の足も爪を切りましょう。

 

片方終わったからといって

一度離したり緩めたりしてしまうと、

そこから逃げ回って

捕まらないこともありますので、

必ず一回で終わらせてあげましょうね。

 

 

手順6:部屋に戻し歩行に問題がないかを確認

一通り爪切りが終わったら、

必ず小屋に戻すか床を歩かせて

歩行に問題がないか確認してあげましょう。

 

オカメインコの爪切り3

これで、足♡スッキリしましたね♡

 

爪切り時に足を痛めてしまったときなどは

足を上げたりする仕草がみられますので、

そのような時はすぐに獣医さんに

診てもらうようにしましょうね。

 

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オカメインコの爪切りにおすすめのアイテムは?

オカメインコの爪切りをする際は、

事前に準備しておきたいものがあります。

 

用途とともに、おすすめのアイテムを

いくつかご紹介いたしますね。

 

爪切り

爪切り

やはり爪を切るためには

爪切りが必要ですよね。

 

人間用でも代用は出来ますが、

オカメインコの爪は

太さもあり固いので、ペット専用のものを

用意してあげましょう。

 

爪切り

 

はさみタイプやギロチンタイプなど

様々なタイプの爪切りがありますが、

オカメインコにおすすめなのは

上記画像のようなトリマーはさみです。

 

刃先が25度上がっているので

刃先を見ながら切ることが出来ますよ。

 

切れ味も抜群で、ストレスなく

スパッと爪を切ることが出来るため、

手間取ることもありません。

 

爪切りが苦手なオカメインコのために

素早く爪切りを終わらせてあげたい方は

ぜひチェックしてみてくださいね。

 

やすり


爪切りをした直後は切り口が鋭いので、

色々なところに引っかかってしまったり

手に乗せた時に痛いことがあります。

 

そんな時は、爪切りの後に

やすりをかけてあげましょう。

やすりをかける際は

上記でご紹介している商品のような

ペット用やすりがおすすめですよ。

 

このやすりはカーブ式になっているので、

オカメインコの小さな爪にぴったりとはまります。

 

ただ、やすりをかける時は

強くかけてしまうと

爪が折れてしまう危険があるので、

優しくかけてあげましょうね。

 

サンドパーチ

前述しましたが、

あらかじめ爪が伸びないように

サンドパーチを付けるのもおすすめです。

 

サンドパーチとは、下記のように、止まり木

砂を拭きかけたもので、ヤスリの役目をします。

 

爪の伸び過ぎ防止に、一役かってくれますょ

木に直接、砂を拭きかけたタイプ以外に
上記画像のように、

普段止まっている止まり木などに

カバーとして付けるタイプ

もあります。

 

直径18~22mmの幅広い止まり木に

対応できるだけではなく、

表面のざらつきが足元の健康を

促進してくれる効果も期待できるんです。

 

止まり木にかぶせるだけで使用できるため

面倒な手間がかからないのも嬉しいですね。

止血剤があると便利


いくら気を付けて爪切りを行っていても、

不意にオカメインコが動いてしまったり

血管が伸びてしまっていたりすると、

すぐに出血してしまうことがあります。

 

そのため、オカメインコの

爪切りを行う際は

止血剤をあらかじめ用意しておくと

良いでしょう。

 

片栗粉や小麦粉でも代用できるのですが

止血までに時間がかかってしまうため、

動物専用の止血剤を用意しておくのも

1つの手です。

上記のクイックストップであれば、

出血箇所に少しだけ押し当てることで

本当にすぐに出血を止めることが可能。

 

全国の動物病院などでも使用されている

信頼のおける商品なので、

万が一のために常備しておくと

いざという時にすぐに対処が出来ますよ。

 

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いかがでしたでしょうか?

 

オカメインコに限らず、

小動物の爪切りは自宅で行うのは

怖いという方も多いかもしれませんね。

 

けれどもコツを覚えてしまえば、

爪切りもオカメインコとの

良いコミュニケーションになりますので

ぜひ今回の記事を参考にして

チャレンジしてみてくださいね。

 

以上『オカメインコの爪切りのやり方や頻度、暴れる時の対処方法やおすすめグッズも!』の記事でした。

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